基本的に明日はないと思って生きてる
だから毎日いさぎよく生きてる
好きって思ったら好きって云う
キスしたいと思ったらキスする
声ききたかったら電話する
ためらっても実行する
…明日 ....
信号の点滅を見るたびに
心のどこかで
何かが点滅している
すぐ後ろに危険が立っているのか
目の前にチャンスが来てくれたのか
私にはわからない
この点滅が消えないこと ....
西へ東へ
南へ北へ
飛んで回る
笑顔を絶やさずに
皆に喜んでもらい
人が寄ってくる
頼られ、断れず
腰が痛い
仕事から帰り
床に横になる
アップルティーを入れる
平井堅を ....
現世での暮らしはいかがでしたか?
私は案内人のリベラと申します
天国までたどり着いた貴方に
確認したい事項がございます
チケットはお持ちでしょうか?
貴方はやり手の事業家と ....
朝の光が まぶしすぎて きらめいてて 眼が痛い
夢の続きを 見られなくて あくびひとつ
時計の針が 進んでない 止まっている 電池切れ
時の流れを 感じぬまま 顔を洗う
忙しい暮らしに ....
あんたの腕から
しなだれ落ちる
赤い糸を辿っていったら
どこに辿りつくんかな
いろんな女のとこ
ぐるぐる廻りながら
なかなかその先が見えてこうへん
女の人が多すぎて
....
君を何かに例えるとしたら
暑い夏のアイスクリームで
寒い冬のクリームシチュー
君を何かに例えるとしたら
仕事の前の栄養ドリンクで
仕事の後のコーヒー一杯
…茶化してなんかいない ....
毎日が楽しい
毎日が生きている
毎日を笑顔で過ごす
ジョーク言って笑わせる
めちゃめちゃな振りして
真剣で傷つく
二人で夢を実現しよう
こうして一緒にいるから
泣く事なんかない ....
貴方はとても大きくて
私は潰れてしまいそう
貴方はとても温かくて
私は燃え尽きてしまいそう
貴方はとても眩しくて
私は消えてしまいそう
それでもずっと傍に居たいよ
....
鬼の島に住む鬼は
毎日生活を送っている
朝起きると少し不機嫌で
中には朝から元気な鬼もいるが
多くの鬼は低血圧で
みんな朝ごはんはほどほどにしか食べない
ある鬼は会社に出か ....
強く握り締めると壊れてしまって
口付けを交わそうとすると首の骨を折ってしまって
優しく愛撫しようとすると
皮膚がべりっとめくれてしまって
そんな風になったあなたを
私はきっと愛 ....
ティースプーンで幸せをひとすくい
お味は如何かしら?
きらきらスプーンの上で溶けていく優しさ
粗目の砂糖に緩火の太陽
ブルーベリィの熱い紅茶
築40年の古アパートの一室
....
近付きすぎない方がいい
傷付けてしまうから
当てにしてしまうから
裏側は見せない方がいい
幻滅させてしまうから
夢を壊してしまうから
輝きすぎない方がいい
私が目立 ....
ふざけて
どっかの誰かとジャレ合ってた君が
急に心配そうな顔するから
切なくて
切ない微笑みしか浮かべることが
できなかったじゃないか
動物にだって喜怒哀楽があると思うけれど
動物も考えるのかな
人間は人間の言葉でモノを考えるけど
例えば犬は
ワンワン、クーンって
犬の言葉でモノを考えて
猫は
ニャアニャア、ミャアオって ....
皆より
上手く出来ない自分が
嫌で、ムカついて、もどかしくて、情けなくて
つい
泣いてしまうけど
きっと
きっと
皆より上手くできることが
自分にもきっとある。
ふれたいの
手も髪も、声も視線も
くちびるも、指も肩も
全部、
ホントはね、
ふれたいの
なれてないから、
....
メガネをはずした
わたしの素顔
おとこのひとにはじめて見せた
胸ボタンの間にネクタイを押し込め
腕まくりした。あなたは
同僚を叱咤激励して
そんな。あなたに恋焦がれていた
それで ....
ピアスを空けた彼の耳に見惚れていた
薄く桃色になってる耳朶
床に転がったピアッサー
都会を歩けばすぐ見かけるでしょう
どこにでもいそうなパンク少年
みずいろ絵の具をぶちまけたよう ....
■ 毎日の色んな事を大切にしたいと思う
■ 書けない事ほど恐いモノはない
■ hirari hirari 舞い降りた花びらを見て 雪みたいで綺麗だねって微笑んだ君
■ 眠りを貪り ....
あいつとの想い出を すべて塗り潰したい
記憶の改竄を 密やかに行いたい
本当の終幕を 君の手で引いて
あいつと行ったケーキ屋に突入
苺タルトを美味しく食べて
君の楽しい話に ....
薄情なのは
どうやら僕も君も彼も彼女も
みんなそうなんでしょう。
無礼なのは
どうやら僕も君も彼も彼女も
みんなそうなんでしょう。
きっとみんなわかっちゃいないんです。
愛や ....
夏の歌を口ずさむには
まだ早すぎるでしょうか
あなたと付き合いはじめてから
あっというまに三ヶ月が過ぎて
春が来て
あなたと二人で見る桜は新鮮
なのに
もう散りはじめている
だ ....
ふと動物園に行きたくなったので
ふらっと電車に乗り込んで
ふらりと向かった
「水曜日は休園日です」
がっくりしてまたガタゴト
帰りの電車に揺られる
電車の中に居る人を眺 ....
昨日食べた、アメリカンチェリーの種を庭に植えた。
どんな花が咲くのかなって想像しながら
私は毎日、水をやる。
世界には
私の知らない花が、たくさんある。
マンゴーだって、アボカドだって
....
二人はきっと
同じ気持ちで
同じ景色を
見ているんだと
気づいた夕暮れ
宵の明星が
輝いてた
二人の
目の前には
お互いの道があるから
離れなきゃ
ならないんだね
二つに ....
精一杯生きる
その中で見つかるものがある
ガメツク生きることが必要だ
ガメツク食べることが必要だ
明日などない
ヘトヘトになるまで
全力投球
人の目なんか気にしない
結果は後か ....
たくさんのさよならを
散り敷いた桜の花びらのように踏みしめて
僕は行く
何に呼ばれて
僕は行くのか
からっぽになった
僕のからだは
何色の絵の具を
入れたらいいのかな
もしこ ....
終焉の華やぎを纏い
空いっぱいに広がる桜の隙間を
北風が逃げてゆく
見上げれば天晴の青は淡く
春を深く含んでいる
息を吹き返した芝生の向こうでは
まだ親指姫の誕生しないチューリップの固 ....
「楽しいイベントの中にも
悲しい出来事が含まれている
順調に進んでいるように思えても
簡単に振り出しに戻ってしまう
悲しいイベントの中にも
楽しい出来事が含まれている
一回 ....
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