君と初めて会うまでの間
君について一つの仮説を立ててみる
君は今日
僕と会ってから
死のうと思っているだろうと

君は急に僕に会おうと言って
けれど僕はなぜか以前から
君 ....
深い海の底に
ずっとずっと

堕ちて

眠って



逝きたい 逝きたい



でも
本当は

歩きたい

掴みたい

においたい

笑いたい



 ....
塩味のチョコレート
食べた事ありますか?

本当はそのチョコは
大好きな人のために作ったもの

「友達でいよう」
優しい言葉で突き放すから
涙隠すのが大変だったよ

放課後の学習室 ....
キーを差込みカチカチッと回す
深くまでまわす


詰まったような音とけたたましいブルルンとが混ざって震えだす



動き始めるんだ



俺はまだ、コイツを自由には扱えない
 ....
ねえ
あなた一度だって
私の名前を
呼んでくれなかった

ねえ
あなた一度だって
私の名前を
叫んでくれなかった

少し肌寒い夜に
あなたの中にくるまってると  ....
夕暮れの街へ帰る人は嬉しそう
オレンジ空の向こうで待っている あの人に
逢いに行くのだそうです
この世界は因果関係で成り立っているのかもしれない。

私が正しい・・・君が正しい・・・あの人が正しい・・・

立場が違えば考えも変わるし答えも変わる。

正義が悪になり・・・悪が正義になる ....
どんな 道端に咲いてる花も お花屋さんに 並べられてる花も

人の心を 和ませてくれる

時には どんなに輝く 宝石よりも。

公園に咲く花の 花びらを一枚ずつ 数えて願い事を

した ....
ピンキーリングは幸運になれるのよ

そう言ってきみは嬉しそうに小指を揺らす
何か考え事をするときはいつもリングを触る癖
気づいてる?
こっそり何か隠しているときは
左手のリングを右手で ....
問1

生きる事 □ 死ぬ事
四角に入る記号はどれ?… >, =, <

問2

一番大切なものはどれ?

愛・夢・金・平和・金・命・自分・他人

問3

愛とは何か
10 ....
悪夢と呼ばれた少女




眠れない日が始まって
眠ることに怯えだして
眠らないことを意識し始めた


「カラン」

 ....
 すべり落ちてくる嘘の流星
 隙をみせたら舐め尽くされる
 枕元まで行進する藁をも掴む世代
 神経は擦り減り
 悪魔がゲームしている
 深い闇が行き場を遮る
 常に圧力のかかる後頭部
 ....
旅立ちの日に約束した事覚えてる?
どんな時も二人で乗り越えていこう
なのに何故一人で抱え込んでいるの?

君が運べないほどの荷物を
僕が持てるはずはないけど
二人で片方ずつ分け合えば
負 ....
君の表面を覆う僕


目に入れても痛くないし怖くないだろ?


まるで一緒になったきぶんだね


でも知ってる?


僕に汚れとかがあったら


君は痛くて涙を流すんだ
 ....
あの太陽を挑発するように
空に向かって主張する
大きな大きなくらげ雲
這い上がる排煙は
この世の隅々にまである希望を巻き込んで
絶望色に空を染める

その触手に刺された先に  ....
小さな小さなガラス玉
空に向かって眺めたら
白い雲が動いてる
自由に鳥が飛んでいる

小さな小さなガラス玉
海に向かって眺めたら
白い波が動いてる
自由に魚が泳いでる

小さな小さ ....
夜は海
街も時間も
何もかも飲み込んでしまう
私の体も海の底
静かに息をしている
夜空の星たちは海に沈んだ金貨
海賊たちに盗まれぬよう
あんなに高いところにある
ああ もうすぐ夜明けだ ....
競うみたいにして あたしたち
みんなが欲しいものを欲しがる

脅されてるみたいに あたしたち
誰かのまねをして安心する

そうやって色を確実に消していって
どんどん透明になっていく
 ....
ほらご覧坊や、あれが人間よ
はしたない行為に身を委ね
年がら年中鳴き声がうるさい
勝手な快楽で
勝手な繁殖を
やつらを喰う物が現れたら
食べる物には困らないわね

ねえマ ....
腕があればキミを抱きしめられる。

片腕が無くなっても、もう片方の手で抱きしめられる。

その腕が無くなっても、足があればキミに寄り添っていられる。

足が無くなっても心があればキミを想っ ....
古ぼけた色
懐かしい香

記憶を焦がすのは

揺れる翠緑
透ける群青
舞い上がれ、白々たる雲

―君の後姿を追ったあの日―

ただ甘さに酔っただけ
ちょっとだけ
水面を弾いてごらん

ほら

それがセカイの
新しい流れ

あなたの作った
新しい流れ
今日ある世界が

明日になれば無くなっている

例えばそんな事を想像出来たって

なにも変えられやしないんだよ


だから生きるのは難しいねって

君は言うんだ ....
雪の結晶を ブローチにして 
蓮華の花で ティアラを作って

突然の 夕立に 行く手を阻まれても
二人で歩く 道の先が 霧に霞んで見えなくても

紅い薔薇の ブーケを抱いて
カスミソウの ....
甘言というものはいとも容易く脆く崩れ去る
大事だと言い笑顔のときには誰でも優しくなれる

一番辛いときに何も発さない貴方は
本当は卑怯だという言葉を
私は飲み込みすぎ腹は大きく膨れ
悲しみ ....
ふざけるでなく
触れ合うでなく

ただ

ふわり、と

ふたりの間に空いた距離が嬉しいのです。



笑い会うでなく
罵り合うでなく

ただ

ぽつり、と

ふたり ....
宇宙が地球を影す頃
そろそろお家に帰らなきゃ
おいしそうな夕飯の匂い
あの子の家はカレーかな
いいないいな、おいしそう

僕の家はどんな匂いかな
好きな物が出るといいな
 ....
誰にも見られたくないから
急いで家に帰った

母さんが心配そうに声をかけた
でも
無視して階段を上がって行った

ドアノブをまわした
中には私だけの世界があった
そこにあるベットに滑 ....
オレンジ色に染まる公園で
僕はひとりかくれんぼうをする

ぞうさんのすべり台の上で
数を百までかぞえても
僕を探しに来る子はだあれもいない

風が気まぐれに揺らすぶらんこの
長くのびた ....
丸くなって眠る午後
お日さまもお隠れになられ ことさらに丸くなって
気持ち おいてけぼりの ぽつり
優飛さんのおすすめリスト(1102)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一つの仮説と、オレンジのコート- なかがわ ...自由詩3+*07-2-10
深海- 三架月 ...自由詩4*07-2-10
WETLY_VALENTINE- 1486 106自由詩3*07-2-10
自動車教習- テルテル ...自由詩2*07-2-10
あなた- なかがわ ...自由詩4*07-2-10
自転車に乗って- ひより自由詩8*07-2-10
誰かが正義を叫ぶたびに・・・何かが悪になっていく・・・- レオ自由詩307-2-10
- renchu自由詩607-2-10
ピンキーリング- 蒼依自由詩207-2-9
ペーパーテスト- 1486 106自由詩7*07-2-9
Insomnia_Horror- 流希-Яuki ...自由詩107-2-9
春まだか- 山崎 風 ...自由詩7*07-2-9
トランク- 1486 106自由詩10*07-2-9
コンタクトレンズ- テルテル ...自由詩3*07-2-9
くらげ雲- なかがわ ...自由詩7*07-2-8
小さな小さなガラス玉- ぽえむ君自由詩11*07-2-8
夜は海- 未有花自由詩22*07-2-8
芽吹き- 蒼依自由詩507-2-8
人間園- なかがわ ...自由詩6*07-2-7
なにもなくなってもそばにいるから・・・- レオ自由詩3*07-2-7
*柚子飴*- ちと自由詩9*07-2-7
きっかけ- 鼈甲自由詩4*07-2-6
『生きる事象』- BM自由詩2*07-2-6
6月の午後- まりも自由詩6*07-2-6
言葉と心と- 茉莉香自由詩407-2-6
心から思うこと- 綿花自由詩307-2-6
宇宙の宿す、影の頃- なかがわ ...自由詩5*07-2-6
春待ち- 緋月 衣 ...自由詩10*07-2-5
夕焼けかくれんぼ- 未有花自由詩18*07-2-5
一枚の葉の下で- ひより自由詩6*07-2-5

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