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虚空を望むと広がる視野
ぎりぎりと絞られているのが嘘のように
《いま》から《いま》へと動いている

かなしみの海原が轟いている
黄昏のしじまの中で
わたしは世界を見ているのだ

浮標は ....
わたしがサミーラと知り合ったのは
見知らぬ国への好奇心と
ちょっとした向学心
辞書を引き引き書いた拙い手紙を
赤と青の縁飾りも可愛い封筒に入れて
生まれてはじめての海外文通
切手一枚でつな ....
夢よ飛べ
正しいと思ったことを
正しいと信じるがゆえに
君は今
君の夢を現実へと歩き出す

不安を抱いたとしても
君の希望があるじゃないか

夢よ翔けよ
本当と思ったことを
本当 ....
歪ませた感情
機械にねじ込んで
軽く触れれば
両耳に爆弾を食らう

透明な血は
重力に素直で
両目から止まることなく
ただ落ちる

真っ赤な爪は
モノクロの地上を動きまわり
ピ ....
夜空の星が一斉に僕に向かって

急降下してくる

星のシャワーを浴びながら

僕はひとりブリキの機関車の

おもちゃで遊んでいただけ

ひとりはなれていた

いやな ....
























それは
狙っている
のだから
時間は
ありません

ただ ....
封を切った宇宙からは、
懐かしい薫りがしました。

お久しぶりです。
と、
挨拶をして、
あなたを二匙。

ゆっくり沸かし、
ふんわり注ぎます。

 ....
わたしは 貝殻 
海に 寄せる 貝殻 。
同じことを 思っては 
眠っている 
明日は 晴れるだろう 
ついでに いえば あの人にも あえるだろう 、
雨も 上がり おひさまが
顔を 出すだろう 
か ....
どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
みんなが知っているところよりも
知らないところを歩いてゆきたい

どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
自分だけが知りたいと ....
女はいつも災いをもたらす 
憂いを含んだ微笑みで 
鏡に向かい髪を梳く 
後ろ姿に見惚れてはいけない 

鏡の中の女と 
視線を合わせてはいけない 

男はいつも災いをもたらす ....
あ、いたい、
歯が痛い、
急いで、歯医者に行かなくちゃなんだけど、
でも、そんなことより君に会いたい。

今日、今すぐ君に会わなかったら、
僕の気持ちは伝えられない。

君のこと好きな ....
草原の海に身体を沈め
その波音を聞きながら
清らな青空は
入道雲に右から左へと染められつつ
その上を鳥が大きな翼を広げ
背中で滑ってゆく

風は波音を強くし
潮の香りを濃くし
今の季 ....
雲の坂道を走る
小さなバイク
蝉時雨を横目に、ぼくは
食事の支度を
プツプツ
音を立てる落し蓋が
砂埃を笑い
山の辺の切りたつ階段を
葉っぱといっしょに転げ落ちてきた、きみを
乾いた ....
あなたはただひと掻きするのがよい
みぎもひだりも きにせずに
記号音を置いていくのがよい
まえもうしろも きにせずに

かなしみの波形のささやきには
からだを削いでみるのはどうだろう
か ....
ひたひたと打ち寄せる若い海が、
青い匂いに弄ばれて、言葉の果てで立ち尽くす、
夏に縛られながら。
波は立ち眩んで、一滴ごとに、ほころびる海の雫が
暑さに滲んでいく――。

散らばる熱が ....
夜空に、ひしゃく星


 くらやみは
   すくわれることなく
     すりぬける


あなたとわたし、
街灯りを遠くに眺めながら
水を打ったように静かな公園を歩いていると
一 ....
今日という日を大切に
誰かが決めたことを
何も考えずに過ごしてしまったら
あなたの一日は
誰かの一日になってしまうでしょう

今日という日を大切に
自分が決めたことを
何か考えて失うも ....
いちばんふしあわせで
かなしい場所を知っているかい
それは穢れも痛みもない
世界だよとあなた
岩清水のようにうつくしく笑った


透明の
ほかには
なにもない世界
てりつく光が
 ....
白いノートに綴られて
想いを馳せる言の葉に
緑の草も踊りだし
涼しい風が身を結ぶ

心は文字に改まり
文字は心と伝えあう

赤い夕陽に染められて
夢を奏でる音の葉に
青い小鳥も歌い ....
 周波数の違うささやきが耳に囁きかける
 いつものブルーなひととき

 ぼくは淋しがりや
 子供みたいな笑い声のなかで
 輝く笑顔の中に埋まりたい

 少しづつ近づこう
 僕好みの ....
僕の隣には
注いだばかりの炭酸水

弾ける泡の一つ一つが
小さな生き物のように騒いでいる

生まれては消え
その瞬間を精一杯に生きている姿には
最近味わったことのない爽快感 ....
てをつないで
ふたり
てをつないで

かわべのみちを
あるいているのだ

はしって
はしって
かたでいきして

きらきら
あせが
ひかっているのだ

ごくごく
ごくごく ....
そら
 そう
  ほら
   みて
  ここ
 そこ
むこう
 ぜんぶ
  ぼくに
   とって
    ふかく
  やさ ....
  あなた、アオウミガメの背中を
  匂ったことはあって?



少女は
さして、答えを求めるふうでもなく
空と海の継ぎめを見つめたまま
潮風にふくらんだ髪を
そっと抑える


 ....
          黒い太陽が投げつけている
     スライダーに似せたにびいろの雲影を
             つつじが丘のひだと
            八幡の森のぼんぼりに
     ....
いつからあったのか
窓の外に雲が浮いている

今までぼくは
何をしてきたのだろう
今までぼくは
何を残してきたのだろう

人と同じことをしていたら
人と同じことしか残せない
あの人 ....
虫は
しゃくとり虫は
進もうとする頭部と
残されてしまう尾部とを
しっかりと引き連れて進んでいく

木の生長よりも早く
葉脈の先にたどり着いたあとに
なお宙空に伸びようとしたが
 ....
どうしても捨てられないものがある
幼い頃母に買って貰った運動靴
靴入れの奥に今も大切にしまってある
いつかあなたもシンデレラになるのかなと
七歳の誕生日に買ってくれた運動靴
そういえばこの季 ....
さようなら
しばらくのお別だ
私の事が気になたら
星にお聞き月夜の晩に

さぁさぁ
少し早い呼吸を整えるように
ふぅっと細く糸より細く

右手をおだし
記憶の旅はこれにておしまい
 ....
わたしがうまれた宇宙は、
とても深いところにありました。

そこは何もかもが、
ゆっくり動いていて、
まるで止まっているような、
時がながれていました。
 ....
Rin.さんの自由詩おすすめリスト(1454)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青年時代- 古河 セ ...自由詩6*06-8-3
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わたしは_貝殻の_うた_。- すぬかん ...自由詩506-8-3
なるべく遠くまで- ぽえむ君自由詩7*06-8-3
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日付- iloha自由詩5*06-8-2
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ひしゃく星- まほし自由詩13*06-8-2
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笹舟- 明日殻笑 ...自由詩12*06-8-2
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オアシス- 山崎 風 ...自由詩3*06-8-1
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赤い季節(七)- 信天翁自由詩406-8-1
今までぼくは- ぽえむ君自由詩9*06-8-1
ディスタンス- yo-yo自由詩606-8-1
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星の鍵を探しに行こう- プル式自由詩5*06-8-1
「_こすもふぃりあ。_」- PULL.自由詩18*06-8-1

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