すべてのおすすめ
ぽえむの国の
ぽえむの村に
ぽえむ君が作る
たくさんのぽえむ

いつでも作りたて
春はぽかぽか
夏はぎらぎら
秋はぽくぽく
冬はほかほか

ぽえむ君の家には
ぽえむを仕舞う場所 ....
あなたは手慰みの指先で
わたしの身体をくるくる回す
言いなりになんかならない
と思ってはみても
あなたにだけは嫌われたくなくて
股関節の痛みをこらえ
アンディオールのポーズを取る
(わた ....
入道雲の夏をして
暑い{ルビ思い出=おもいで}した後に
夕焼け空の秋をして
心も揺れる紅葉する

冷たい雪の冬をする
寒い{ルビ思い出=おもいで}する前に
赤いトンボの秋をして
心も揺 ....
僕の道を歩き続ける
僕は僕なのだから
僕の道はどこまでも続く
あの丘の向こうにも道がある

僕の道を歩くのをやめない
僕は僕以外にはなれないのだから
僕の道は果てしない
あの丘が終わり ....
会社


会社の顔を汚すなと
上司に言われた
僕に顔は

いらない





未来


40年後の
僕の顔
今のこころが作り出す





レジェ

 ....
できないことを
できないと思っていれば
いつまで経ってもできないさ

できないことを
できようと思うだけでは
それは思うだけで
これも
いつまで経ってもできないさ

できないことを ....
結び目を
ほどこうとする指先は
きみの吐息の熱さのなかで
やわらかに
能動のつもり、の
受動となる

名を呼ぶほどに
ひとみはひとみの鏡となって
きみは時折
ひとりで勝手に向こうへ ....
このひとつぶに幸いあり
このひとつぶに不幸あり


不ぞろいに置いたそのつぶを
くちびるに含んで夢を見る
あのひとのくちづけを
あのひとのかんしょくを


私の恋はいまだ熟さない
 ....
私は
どのようにして生まれたのかは
いまだにわかりません

気がつけばずっと
あなたの裏側を見ることなく
そのみずみずしい姿だけを
何十億年も見続けて
あなたもまた
私の裏側を見たこ ....
便利なものが満ち溢れ
心満ちると思えども
便利さのみが溢れ出て
欲求のみが加速する

高価なものも尊とまれ
何であるかもわからずに
高価がゆえに追い求め
評価のみがそこにある

名 ....
当て所無い片道切符の遠い駅
尿意に立ち寄ったトイレは
蟋蟀らしき秋虫の音が木霊する
あれは便所蟋蟀だろうか
所業に耐え無為と生きる便所蟋蟀
然し秋虫の類では無いような
さりとて確かめたりは ....
深くみずをたたえて、湿度を高位にくばり、
森に沈みこむ薄化粧の木霊は、
香ばしい季節の賑わいを、端正に、はおり、
浮かび上がるみどりに浸る、
眩い光沢を、透き通る声の上に配して。

流れる ....
遊ぶために生まれてきたんだ
それだけだ
それが人間だ
仲良くみんなで遊べばいい

それなのに俺はここ最近
とらわれてる
檻の中に
自分の模様に

なあ月が 
見え ....
魚の名前や花の名前に似ているけど
それとは違う言葉
直線ではなく曲線にも似ていない
それでも閉じている言葉

数え切れないそれらを
生み出しては忘れ去り
墓標をたてては
思い出と気取っ ....
ぼくは輝きたかった
理由は必要ない
何に輝きたいということも
特別に何もない

世の中に錆びたまま
埋もれてゆきたくはない
誰も知られない自分を
知られるのが怖いのかもしれない

 ....
女が日盛りの中 黒い蝶を追つてくる
蝶は女の心の反映そのままに
定めなく飛び 深い森に迷ひ込む

木下闇の黒蝶は 決して見えない
陽だまりに現れるのを待つしかないが
いつまでも待つ ....
水色のキャンパス
白い花びら、ふたつ、みつ
風の描いたような君の唄
軽く手をふるハロー、ハロー


 鉛筆画の微笑みは
 鉛色の雫でできてるの
 はじめから
 うまくのれてなかった、 ....
ふと降りた駅の
何気なく立ち寄ったデパート
入ると食品売り場

別にお腹もすいていなし
お土産にする気もない
通路をまっすぐ歩き
突き当たりそうなところで
出くわした
たった二段のエ ....
曇った空の下では
海も鈍い色をしていた
打ち寄せる波の先だけは白く
足元に届けられて

よーく目を凝らして見てごらん
水平線が弧を描いている
停留しているタンカーが遥か沖のほうで
 ....
遠く遠くから満々とやってくる波は
飽きることを知らぬ
続く続くその暗い顔をした波は
引くことを知っている

夏の終わりに
交わした約束は
通り雨が流していく

この手に確かにあった
 ....
チーズになった
わたしとあなた
とろとろ
都会を
とろとろ
地球を
とろとろ
つつみこんでいく

やがて
おなかを空かした
とても大きな
ピンク色した怪獣 ....
生きることを考えていたら
世の中が窮屈になった

あれもこれもしなければならないし
この先が重くなってしまう

そもそも生きるという一つのテーマだけを
考えていたら身体がもたない
これ ....
コンパクトに映るわたしに
わたしは誰と尋ねても
何処まで行っても、あなたはあなた
としか答えてくれない
(何だかつまんないなあ
こうやって電車のなかでも鏡を覗き
アイラインなんか直してみる ....
秋の日差しに照らされた
小さい花をただ見つめ
薄くて淡いその姿
はかない生を手で撫でる

やさしい土を踏み歩き
草の匂いか風が吹く
今だけ香るその世界
心とともに響きあう

空を流 ....
どこへおいきやすの。
ほらあんた、
あんたですがな。
どこへおいきやすのか、
ちゃんとゆうてみなはれ。
ゆえへんのか、
ゆえへんのはどのくちや、
このくち ....
まだ青き紅葉の枝に止まり来る
秋はまだかと茶色い蜻蛉
夏らしい暑さも過ぎた昼下がり
石に腰かけ秋が流れる

その風に誘われたのかまた空へ
どこへ行くのか茶色い蜻蛉
吸われゆく雲の形は秋の ....
幾枚かの{ルビ花弁=はなびら}が舞い落ちる 
淡い光のあふれるいつかの場所で 
あの日の君は
椅子に腰かけ本を読みながら待っている 

いたずらに 
渡した紙切れの恋文に 
羽ばたく鳥の ....
小さな幸せ
たとえばいつもの道に
花が咲いている
その花の名前はわからないけれど

小さな幸せ
たとえば道を聞かれ
教えてあげたら
「ありがとう」と言われた
その人の名前はわからない ....
一。


わたしの壁にはきいろいしみがある。

しみはわたしが産まれる前からあったしみで、
わたしの父がこの家に婿に来る前から、
ずっとそこにあったしみな ....
あなたの空に穴が開いたら
地面の土で埋めてあげよう

希望に満ちたあなたの夢は
くじけることを未だ知らない
世界はあなたが想うほど
優しくはない
冷たく感じることの方が
たくさんあるの ....
Rin.さんの自由詩おすすめリスト(1454)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メイド・イン・ぽえむ君- ぽえむ君自由詩10*06-9-19
ラヴなステーショナリー_その2- 恋月 ぴ ...自由詩21*06-9-18
紅葉する- ぽえむ君自由詩9*06-9-17
僕の道- ぽえむ君自由詩7*06-9-16
顔_その3- 恋月 ぴ ...自由詩14*06-9-16
誰でもできるものさ- ぽえむ君自由詩9*06-9-15
ももいろ玩具- 千波 一 ...自由詩12*06-9-15
葡萄の夜- 石瀬琳々自由詩17*06-9-15
あなたという星は- ぽえむ君自由詩10*06-9-15
秋にものを想う- ぽえむ君自由詩6*06-9-14
ふぐり- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-9-13
森の経験- 前田ふむ ...自由詩19*06-9-13
ゼブラ- 水在らあ ...自由詩37*06-9-13
大人になって、僕は- たりぽん ...自由詩18*06-9-12
雨の降る夜にぼくは輝いた- ぽえむ君自由詩8*06-9-12
黒き蝶- 杉菜 晃自由詩6*06-9-12
秋空のシルエット- 佐野権太自由詩20*06-9-12
たった二段のエスカレーター- ぽえむ君自由詩6*06-9-11
海を連れて帰る- LEO自由詩15*06-9-11
波は知っている_______- さくらほ自由詩14*06-9-11
ふたりの愛は果てしなく- 壺内モモ ...自由詩7*06-9-11
生きることを考えたら- ぽえむ君自由詩6*06-9-10
わたし- 恋月 ぴ ...自由詩14*06-9-10
ひたすら秋をしみじみと- ぽえむ君自由詩7*06-9-9
「_おいない。_」- PULL.自由詩14*06-9-8
茶色い蜻蛉- ぽえむ君自由詩10*06-9-8
花吹雪の中で_〜出逢いの日〜- 服部 剛自由詩13*06-9-7
小さな幸せ- ぽえむ君自由詩6*06-9-6
「_きいろいし、み。_」- PULL.自由詩11*06-9-6
あなたの空に穴が開いたら- ぽえむ君自由詩7*06-9-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49