すべてのおすすめ
夕映えに長く伸びた影の 
手足のしなやかに動くのを 
美しいと見惚れた 

サッカーボールが弾むたびに 
視線が鋭く光るのも 
伸びかけの髪をかきあげて 
おどけて笑う口元も 
 ....
人目をはばかりながら夜は 
汗ばんだ首筋に歯をたてる 
梳いた黒髪をかきあげて 
受け入れてしまった恥辱 

かつて少女の頃に見た 
甘美な夢とはほど遠い 
なんの形も示さないのに  ....
女はいつも災いをもたらす 
憂いを含んだ微笑みで 
鏡に向かい髪を梳く 
後ろ姿に見惚れてはいけない 

鏡の中の女と 
視線を合わせてはいけない 

男はいつも災いをもたらす ....
A子(主婦39歳)は嘆いていた
価格破壊の世の中を


街を見渡せば
いたるところに100円ショップ
 (なのにレジでは105円取られるのよね)
超ディスカウントショップも蔓延し ....
満たされぬくらいでちょうどいい恋を笑えるほどの余裕もなくて


降りそそぐ陽射しの下で抱かれたい滴り落ちる果汁のように


日没を待ち侘びながら夕化粧君の前ではオンナでいよう


短 ....
Rin.さんの落合朱美さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
放課後- 落合朱美自由詩2906-9-2
熱帯夜- 落合朱美自由詩1906-8-17
シンメトリー・パンドラ- 落合朱美自由詩25*06-8-3
いちきゅっぱ症候群- 落合朱美自由詩20*06-7-27
夏至線- 落合朱美短歌20*06-6-8

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する