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もう子供には戻れないのだから
一人目覚める部屋には今日の予感は転がってない
でもだいじょうぶ
もう子供には戻れないのだから
いつもの気だるさといつもの痛み
もう理由を探すことをや ....
広い空の見えない街角
電線に雀が止まってさえずる
地を這いつくばる俺達をどう見ているのだろう
擦り切れて勢いのなくなった魂は
春の暖かな太陽を切望している
透き通るよう ....
朝起きると同時に自動販売機に向かう
どんなに寒くともアイスの缶コーヒーを買う
朝食はろくに摂らない
とりあえず精神薬を口に放り込む
摩擦の多き日が続き
僕の思考は混乱
....
曇りがちな心と晴れ渡った空
なんかうそ臭い天気を
恨めしげに見上げ
雲一つないことを
恐いと思った
小さなウソ
大きな矛盾
俺に背負いきれるのか
試されてい ....
ままならないのが人生劇場
その中でいろんなことを学びとる
自分の足で立ってない頃には
すべての刺激は自分を責めていたっけ
叔父に殴られ
母は青ざめ
父は妾をつくり
....
疲れた身体を横たえて
ひっそり眠る午後の一時
モノクロームの夢の後
窓辺に花が覗いてた
ここは僕のオアシス
すべての道に繋がる入り口
生きてるという勲章を誇りに
明日 ....
詩人のさだめとして
生きることは
茨の道
自分の苦痛をフィルターにかけて
美しく輝くものに変えねばならない
世間の不条理
我が身にも降りかかる
ある時は
腐臭ただ ....
緑色の思い出
悠々と流れる時の中に
そっと置いていく
くすんだ深夜の幻想
俺を誘うノスタルジーを
端に置いて
崩れることのない
物語を作っていく
まだ見ぬ光 ....
太陽の雫が落ちてくる丘で
あなたからの便りを待ちました
やがて日が暮れ
梟が夜を歌い上げる頃
あなたの寝息が聞こえてきます
あなたは私を必要としてますか？
そんな問いにさえ答 ....
灼熱の太陽
歩く道はアスファルトに反射して
額から汗がにじみでる
今日も汗をハンカチで拭いながら
宇治川のほとりを歩いた
思い通りに行かない人生
クーラーの効いた部屋の中で
....
周波数の違うささやきが耳に囁きかける
いつものブルーなひととき
ぼくは淋しがりや
子供みたいな笑い声のなかで
輝く笑顔の中に埋まりたい
少しづつ近づこう
僕好みの ....
光り輝く美しい世界
のはず
傷つけあい
罵り合い
奪い合い
感覚が麻痺するような連日の悲しいニュース
笑っていられない
もう、部屋 ....
霰のように日々は流れ行く
スケルトンのように僕の心は丸裸
かみあわないコミュニケーション
明日に咲く花
記憶の泉は血に染まり
人ごみに紛れてしまえば
もう僕はアリのなかの ....
深夜の静けさ
心地よい気候
誰もいなくて気楽な部屋
カラオケで歌った歌が
頭の中でリプレイされてる
何度も何度も
永遠にはじきあう
プラスとマイナスの磁石のように ....
おやすみと言う言葉をすると
何故かかえって目が冴えてしまう
眠りにつく街
その中静けさの中で
鼓動だけが響き渡る部屋
涙は流せば流すほど
吟醸度が下がってしまう
....
もう届くはずのない
ぼくの声
もうあの笑顔は
ぼくの瞳に映らない
あれから３年
月日は季節の移ろいの中
思い出だけが膨らみ薄らぐ
希望に満ちてた
あの頃 ....
Rin.さんの山崎 風雅さんおすすめリスト
（16）
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
戻れない
-
山崎 風 ...
自由詩
4
08-5-11
せめてため息は
-
山崎 風 ...
自由詩
8
07-2-22
負け組だけど
-
山崎 風 ...
自由詩
10*
07-2-11
インディアンサマーまでまだしばらく
-
山崎 風 ...
自由詩
6*
07-1-31
あんなことあったなぁ
-
山崎 風 ...
自由詩
9
07-1-18
モノクロームの夢の後
-
山崎 風 ...
自由詩
12
07-1-14
アラーム鳴りっぱなし
-
山崎 風 ...
自由詩
8
06-12-29
果報は寝て待て
-
山崎 風 ...
自由詩
7*
06-11-27
深い愛
-
山崎 風 ...
自由詩
8
06-11-7
真剣に
-
山崎 風 ...
自由詩
3
06-8-14
オアシス
-
山崎 風 ...
自由詩
3*
06-8-1
無題
-
山崎 風 ...
自由詩
4*
06-7-27
もう夏なんだ
-
山崎 風 ...
自由詩
3*
06-7-12
一瞬
-
山崎 風 ...
自由詩
8*
06-6-2
きらめきを探して
-
山崎 風 ...
自由詩
4*
06-5-19
あれから３年
-
山崎 風 ...
自由詩
3*
06-5-11
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