オアシス
山崎 風雅


 周波数の違うささやきが耳に囁きかける
 いつものブルーなひととき

 ぼくは淋しがりや
 子供みたいな笑い声のなかで
 輝く笑顔の中に埋まりたい

 少しづつ近づこう
 僕好みの世界へ
 絶え間無く続く約束の道のりを
 1歩1歩歩いていこう

 この部屋のドアからは世界中にいける
 僕を優しく包んでくれる人よ
 僕はそんなあなたに向って歩くよ

 ジェットコースター
 僕の人生

 喜びも哀しみも全部道ずれで
 心地よいオアシスを目指そう

 心に清流が流れるように
 絶え間無い心の声によく耳を澄まして
 笑われながらも空を見上げて
 希望を我が胸に
 
 灼熱の季節
 心の温度も上がる

 どこに行けばいいのか
 自然の風がみちびいてくれるだろう

 思い込みから産みだされるバラバラになる心
 心地よい楽園を夢見て待ちわびる毎日

 あなたは僕を虐めるから
 でも僕はおこらないから

 幸福のベルがなることを信じてるから

 ゆっくり ゆっくり
 川の流れのように静かに時の船に揺られよう

 明日はきっといい日だ







自由詩 オアシス Copyright 山崎 風雅 2006-08-01 23:05:54
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