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ぼくは詩人

幻は時に
現実までをも映しだす

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜の月に出会いました

目の前の道をまっすぐに歩けば
右斜め上には煌々とした満月

歩む後 ....
空白の空間に立つ彼の前には、
「{ルビ0=ゼロ}」の文字が浮かんでいた。 

「0」に足を踏み入れ{ルビ潜=くぐ}り抜けると、 
そこは社会に出て間もない頃の職場で 
七年前の彼が先輩達に囲 ....
水の中に
カエルが一匹
鳴いている
失わないと分らない

寂しさがつのる
悲しさが零れる
夜を泣き明かし
元には戻らない

友達を失った悲哀
救えなかった自分
彼は助けを求めた ....
すべてをわかった瞬間
羽根が風を駆け上がるように
あの空に溶けてしまうかと思った
それほど あなたの存在は鮮やかで
哀しいほどに遠かった

あなたが見つけた道と
わたしが求めた道は
違 ....
バスに小川が乗ってきた
どこにも流れることのできない小川は
だらしなく床に広がった
立っている人は足を濡らした
座っている人は足を濡らさないように
座席の上に膝を抱えた
大学病院
 ....
缶コーヒーを手の中で温めた
缶コーヒーを手の中で温めた

沸騰する前に プルトップをカシャッと開けて
ぬるい 缶コーヒーの液体を飲む
公園のベンチで飲む

頭の悪そうな子供らが駆けながら ....
ぼくは詩を書きたい

大切なのは
苦労して得たものではなく
苦労していることである

今日もまた

朝の散歩をしていると
小石の道に出会いました

まだできて間もないのだろう
 ....
好きな人に
好きって
「告白できる」日が
人生のうち何日あるだろう?

死ぬ間際に考えてみるといい。
それはほんの何日かだよ。
両手の指ほどもないはずだよ。

それは幸せな日だよ。
 ....
材料
200mlくらいの牛乳と100gのポッテリバター
間をとって150gの小麦粉と
砂糖は80g 控えめでいいんじゃない
苺 かわいいだけじゃだめね
卵は2個 どっちかっつーとMがいい
 ....
( 窓の外から聞こえる
( 鳥の{ルビ囀=さえず}りと共に目覚める朝 
( 全ては「無」へと消える  


毎晩 
枕は「夢」をのせている 

閉じた瞳 
繰り返す寝息 
空っ ....
ぼくは詩人

天に星
地に風
そして時は続く

今日もまた

夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました

 夏の夜の涼しき風を背に受けて
 前に広がる銀色の星

今日はい ....
ワンツーワンツーシスターパンチ
ワンツーワンツーブラザーパンチ
ワンツーワンツーみんなでパンチ

太陽の黒点から前線まで伝令が飛ぶ
繰り出されるパンチは音よりも速く
偏西風からゴロゴロと雷 ....
オーイェー!行くぞー!
皆盛り上がっているかい?
ファイヤーエンジン全開で
水をぶっ掛ける

メイクも取れて
スッピンだ!
ベイビ、夢を見せてくれ
ロックで乾杯

灼熱地獄で歌い
 ....
中学のころ
数式が嫌いだったので
教科書の中の
一番大嫌いなページをエンピツの先で突いて
そこから世界がどんなにみっともないか
のぞいてやろうと思った
穴から見えた緑の黒板は
やっぱり
 ....
雨があらいながしてくれる

空をかけめぐる

あんな想い

こんな想い

みんな

きみの足元へと

流れおち

小川となって

いつか

あの人の

小川とめ ....
ぼくは詩を書きたい

あるべき姿は
あるべき所に立ってこそ
あるべき姿になる

今日もまた

朝の散歩をしていると
風鈴に出会いました

林の中に風鈴が落ちていたので
そっと持 ....
願いをかけた
あの瞬間は排斥

磨耗した言葉が
軋んで悲鳴をあげているわ


オジョウサン
ソレ
コトバノムダヅカイ


くるり廻って転回な展開
はっぴー七夕でい

こそ ....
ぼくは詩人

人にはそれぞれの夢があり
それは人と同じものはない

今日もまた

夜の散歩をしていると
微かな色に出会いました

見つけたのは夜の色
陽の光が届かない空間の色
 ....
宝探しをしようか
長い影の伸びる帰り道
長い髪を夏風に遊ばせて君は
少し目を細める微笑みで
子供みたいな提案をした
その話の続きはなく
会話はぷつりと途切れて
また君は楽しそうに風の中を ....
服を買って着替える
着替えている途中にそば屋があったので
天ぷらそばを注文する
持ってきたのは昔の恋人だった
昔のように優しくしてくれた
着替えをしながら自分はそばだけを食べ
天ぷらは ....
ぼくは詩を書きたい

人生で大切なのは
勝利と敗北を知ることではなく
克服と挫折を味わうことである

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩の魂に出会いました

詩の魂は
言葉 ....
リルケはトルストイの家を訪ねた。
彼の家は、家庭紛争の最中であった。

( 伯爵は、握った杖を叩きつけ・・・ 

眉を{ルビ顰=しか}めて玄関へと歩いて来るトルストイ。 
リルケの肩に手を ....
冬の風が
冷たく街を冷やしていく
人けのない夜の風俗街

ぽん引きたちは
厚いコートの襟を立て
北風から身を守りながら
ポケットに突っ込んだ手で
何をつかもうとしているのだろう ....
ぼくは詩人

何かに囚われたくないと思っても
囚われなくてはただの孤立である

今日もまた

夜の散歩をしていると
星に出会いました

空の瞬く星々を眺めていると
銀河の渦が頭の ....
僕は急いで君の所に向かうから

君はずっとそこでまっててくれないか?

街の電灯がピトピト光り出した

それは僕の出したSOSだよ

僕は駆け抜けて急いでいる

君はのんびり暖かい ....
怠惰な月に{ルビ塗=まみ}れて
果実のような遊星たちと
悪戯に耽ろう
どうせ軌道からはとうの昔に逸れて
だから輪郭も幾重にもぶれてぶれてぶれて
いるから

薔薇星雲を千切ってばら撒いて
 ....
この世界の片隅で
いつ訪れるか分からない
新しい夜明けを待っている
壊してほしい
汚してほしい
砕いてほしい
それで
変わるなら
変われるなら
それでも構わないと
そう思った
ど ....
ぼくは詩人

情景は心情を揺り動かし
心情は情景を響かせる

今日もまた

夜の散歩をしていると
草の響きに出会いました

どこからなのだろうか
見えない暗闇の道で
その音の源 ....
磨かれたノルマンの尖塔の硝子が、
ケルトのひかりを運び、
古都は、厚き信仰の素性を醸し出す。
北をめざした奥まった海流は、
度重なる落城のかなしみを刻んだ、
鉛の雨をもたらして、
午前の湿 ....
今朝のおまえの目が
あんまり緑だから
どうしたって聞くと
やっぱり風邪だ

普段体調がいい時は
緑に茶色が散っている
水の底に見たブナ林のような
おまえの目

それが濃い緑に張 ....
Rin.さんの自由詩おすすめリスト(1454)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぽえむ君−幻夜−- ぽえむ君自由詩5*06-7-1
「_0_」_- 服部 剛自由詩6*06-7-1
ナベちゃん- ペポパン ...自由詩3*06-7-1
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ハワイアンブレンド- しいこ。自由詩3*06-7-1
ぽえむ君−石道−- ぽえむ君自由詩4*06-7-1
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おいしい人のおいしいケーキ_〜ショートケーキ〜- アサリナ自由詩10*06-7-1
「永遠」_- 服部 剛自由詩5*06-6-30
ぽえむ君−夏夜−- ぽえむ君自由詩4*06-6-30
*音速パンチ*- かおる自由詩7*06-6-30
泣き笑い喚く- ペポパン ...自由詩4*06-6-30
のぞき穴- でこ自由詩706-6-30
想い川- 七尾きよ ...自由詩5*06-6-30
ぽえむ君−風鈴−- ぽえむ君自由詩5*06-6-30
七夕でい- 藤原有絵自由詩5*06-6-30
ぽえむ君−夢色−- ぽえむ君自由詩1*06-6-29
君と夏風- 美味自由詩10*06-6-29
着替え- たもつ自由詩10*06-6-28
ぽえむ君−詩魂−- ぽえむ君自由詩5*06-6-28
「街路樹を往く人」- 服部 剛自由詩6*06-6-28
_街- 沢村 俊 ...自由詩406-6-27
ぽえむ君−渦巻−- ぽえむ君自由詩4*06-6-27
君の大好きなメロンパン- こめ自由詩1406-6-27
天体乱遊- 塔野夏子自由詩10*06-6-27
この世界の片隅で- ジム・プ ...自由詩1*06-6-27
ぽえむ君−草響−- ぽえむ君自由詩5*06-6-26
アイルランド—ダブリンの旅情- 前田ふむ ...自由詩9*06-6-26
目を閉じて- 水在らあ ...自由詩24*06-6-26

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