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ぼくは詩を書きたい

はかなく終える命だからこそ
人は支え喜び愛しみあう

今日もまた

朝の散歩をしていると
命の詩に出会いました

清らな川のせせらぎに
流れる時を浮かべつつ ....
思い出せない人
どうやって

思い出せない人
思い出せる?

思い出せない人
目を伏せたまま

思い出せない人
わたしに話した


つねって
振り回せば?
からっぽの体で ....
宛てたい心があります

傍目には
いまさらでしょうが
いいえ
いまだからこそ

伝えたいことは簡単なのに
前置きが長すぎて
床に散る便箋は増えるばかり
傍目には
綺麗な足元か ....
黒色の雪がヒラヒラ舞い落ちる

それに合わせてリズムをとるぼく

ブランコにのりながら遠くまで飛ばした

靴は雲の中に突き刺さり落ちてこないよ

ぼんやり光っている電灯に夜蝶が ....
彼氏は火星の開拓団に参加した

ミリーはグレイのキャミソールを着て

カーキー色のキュロットスカートを穿き

金色の髪の毛をポニーテールに束ねて

ラジオの音楽番組に耳を傾けている
 ....
私とあなたの間には 
数十億光年の距離があり 
互いの影はいつまでも交わることなく 
仮想の白い空間を歩き続ける 

( {ルビ孵化=ふか}を知らない孤独の闇に{ルビ包=くる}まれて 
( ....
ぼくは詩を書きたい

いつもの空の空では
自分の疑問には答えてくれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
いつもの空に出会いました

幼い頃よりも
空が小さく見えるのは
ど ....
初夏の雫を集めた、里芋の
透明な葉脈の裏側で
夏風の子が
小さな産声をあげる
まだ、うまく飛べない

棚田の{ルビ畦=あぜ}に沿って
緩やかな曲線を描くと
早苗に浮かぶ蛙が
水かきを ....
いつまでも気付かなければ良かった
と思うことがある
熱帯夜の寝苦しさに目をふと覚ますと
わたしの知らないおとこのひとが
わたしの横で寝ていて
二つ並んだお揃いの枕と
ふたりで寝るには狭いベ ....
性欲の対象にするということは
そんなにおぞましいことでしょうか
あなたをいとおしむ気持ちが
口淫へと私を導き
ただあなたの精神が天の高みへと
達することだけを
祈っておりました。
そ ....
  (誰かが泣く夜の 月は足跡だらけ)


夕立の30分後の車の下の
猫 濡れねずみで
のの字にくるまり
もうすぐ月のやって来る夜


あの子の心根から
零れ落ちましたよ リン と ....
光る
ざわめく
お前を
連れ出す


打たれる
二人で
稲妻
はぜる


当たるぜ
俺たち
そんな
ひどい


あたった
ためしが
ないのよ
宝くじ
 ....
ぼくは詩を書きたい

雨に打たれるも
風に吹かれるも
晴れた心には関係がない

今日もまた

朝の散歩をしていると
心の傘に出会いました

雨降る道の咲く花に
打たれて忍ぶ意地 ....
ひとりごとを呟きながら
誰もいない部屋に戻り
今日会った人のことを思い
誰かの気持ちを推し量って
どうでもいい話を熱心に聞いて
そんな日々を繰り返して

グラスに浮かべた氷が ....
* 逢う魔が時 *

逢う魔が時に
夜が浸透してゆく

何も起こしてはならぬ
何も触れてはならぬ
何も感じてはならぬ

まなざし以外は
重ねてはならぬ

流されてはならぬ
逢 ....
ぼくは詩を書きたい

下を向いていたら
いつまで経っても
上がわからない

今日もまた

朝の散歩をしていると
空の翼に出会いました

空に翼が羽ばたいている
ゆっくりゆりっく ....
   {ルビ異花=ことはな}の{ルビ雲夜=くもよ}にしんわりんと咲き


翼よ
きみはなぜ
はたたくのか
熱く青くはためくからだ
その空間を根幹となし
風の性霊を動力とするためか
花 ....
 そこにはきっと

 平熱の

 生ぬるい憂鬱が

 溜っている

 ながぐつを持ち合わせていないので

 軽やかに跳躍し

 やりすごした
はじめて海を知ったのは
函館山の東側、岩だらけの海岸でした
あちらこちらに見える対岸の
私との間は早波で仕切られ
たくさんの潜水艦が行き来しているのだと
おじいちゃんに教わりました

次 ....
ぼくは詩人

彷徨うほど不安は生まれ
不安は彷徨を生む

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜と光に出会いました

あてもなく夜を彷徨う

時と直線が交差するその道は
ぼく ....
海手のマリンパークは まぶしく映え
      満天の星座とも融合する
 ジュピターの空につつまれています

          にもかかわらず
いまや 赤い季節の満ち潮には乗れず
    ....
夏ひらく夢は

空に爆ぜる大輪の花

ほんのり蛍の揺らめき

風孕むびいどろの澄んだ音色

今を鳴ききる蝉の声

儚く琥珀色に透ける抜け殻

明けていく毎日の残像
ぼくは詩を書きたい

命を感じることは
未来を想う感情への芽生えである

今日もまた

朝の散歩をしていると
散歩の気持ちに出会いました

朝の光に包まれて
行くべき道が心地よく ....
あなたが、水かさを増す

「では、また 」
と 言って
あなたが身を反らして
木立から、わたしから
離れていった
その刹那から

あなたが、視界でいっぱいになる

あなたが、
 ....
豊かなだけの想像力なんか俺はいらない
そう思いながら自転車専用の真っ赤な道を歩いていたら
後ろから
すけぼーで
いかついリーゼントのお姉さんが
ざっ
と通り過ぎた
首筋には漢字で ....
ぼくは詩人

何を感じて何を想い
何を感じようとして
何を想おうとする

今日もまた

夜の散歩をしていると
鈴の音に出会いました

今日のこの夜の道で
いったい何を聴くのだろ ....
ぼくは詩人

時代とともに文化は育ち
文化とともに時代は移る

今日もまた

夜の散歩をしていると
文化の哲学に出会いました

過去に消滅した文化は
現在を創造する文化に
押し ....
一. 

潮風が
子らの顔を
歓迎す

優しい匂いは
どこか懐かしく
私の心を
浮き立たす

楽しい思い出は
何年たっても
色あせぬ

わたしも
むかし
子供だった
 ....
ひとたびの雷鳴を合図に
夏は堰を切って
日向にまばゆく流れ込む

其処ここの屋根は銀灰色に眩しく反射して
昨日まで主役だった紫陽花は
向日葵の待ちわびていた陽射しに
少しずつ紫を忘れる
 ....
雨の祭典で
太鼓が鳴り
気が薄らぐ
植物が喜ぶ

スコールが降り
光の祭典で
電気が走る
風が吹いて

大粒の雨、雨、雨、
ずぶ濡れの女子高生
音の祭典
子供が怖れ騒ぐ雨
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