一冊
読み終わるまで
本を
閉じた回数は?

早く読んでも遅く読んでも
ページが進むスピードが
同じで

一度しか読めない
この一冊で
一冊しかない
この部屋で

バッドエ ....
経験の少ない若い時は、もしもあの時・・なんてことは思わなかったが、少しオトナの仲間入りをするようになって、「もしもあの時・・していたら」と、ちらっと思うことが度々あった。
その前と後とのギャップがあ ....
 
                                 
 おじさん拾ってきたよ!
            と子供が浅蜊の殻を見せたがるのだが、
                 ....
ロンドンの霧は境界をやさしく溶かしていく。「ここからがわたし」が、見えなくなる。鏡の前で問いかけても、答える者はもちろんいない。わたし自身さえ知らないのだから。

「女の子」と呼ばれている。けれど ....
飛び出せずに
炎の中にいる
爛れていく
劣等感

独りで這いつくばって
光なんて邪魔に思った
いつからか壊れてしまった
心は感覚がない

それでも心の奥が揺れると
急に苦しくなる ....
汚れてる その本性に 辿り着く

君の愛 ない時いつも 不安定

君の影 いやらしくてさ 情けない

怒る顔 心地よくしか なりゃしない

冬の朝 冷たい身体の 悲鳴かな

 ....
臆病で ここにあなたを 感じてる

 
回想よ お前の罪は 薔薇の色


恥を知れ 愛はそこにが 怖すぎて


嘘つきな 仕草の裏に 恋心


正直に 闇を言えてた 頃もあ ....
湖と 見間違えそう 君の宇宙(そら)


公園で 木漏れ日溢れ 君の色


泣いてたね 嘘の夜空は ロマンかな


愛を知り 優先したのは 恋だった


信じそう 幻影 ....
薄鼠色の空

雨を見ながら温泉に入った

背後は鬱蒼とした山々

纏い付く滑らかな湯

一人きりの湯場にはしゃぐ

足音に振り向くと

こんな平日

こんな辺鄙な所に誰 ....
経験値の高い人生のゲーマーのウィークポイントは
たいがいは経験値の言語化がとても苦手のようです。
草の根の民は言う権利があるのです。
権利の上に眠るものは保護に値されないのですから
あっ出来て ....
きみの柔らかな手のひらで
冷えた肩を包んでくれたなら
ぼくは大空を舞う鳥になる
高く 高く どこまでも
澄みきった空を目指し
青く溶けて自由になれる
やがてあたりは暗くなり
たくさん星が ....
{引用=
ああ、星野さんの『たんぽぽ』のおかげで、きわめてミクロな白い天使たち、天使たち、あの明るい青空へととても穏やかな風に吹かれながら飛び立ってゆく、飛び立ってゆく。その両の手には種子というただ ....
交差点は今日も
無音のようにうるさい
LEDビジョンが 春を売り出している

笑顔、スマホ、炭酸飲料の泡
「くまモン、そっちの角度で!」
はいはい、と首をかしげたとき
遠く、山の方から風 ....
モンスターの徘徊する
この夜陰、

ドアをそっと
静か大胆に開け 
差し入れる足首の
ほっそり真白く美しく

あいかわらず 、

お綺麗ですね 
慣れて居るから
大丈夫です
 ....
二人の影を照らす
月明かり
朝まで踊る
私はここにいるって
感じさせて

やめないで
音楽がすごく良い
秘密のビート
挿し込んで

私たちはずっと
朝まで踊る
朝まで踊る
 ....
よごれへたれて疲れたきみも
またあしたまで
あしたまでおんぶしておくからね

たくさんぶつかった日も
すりきれそうな日も
いまは一旦あずけて

ずっとぶら下がってみてるよ
 ....
人生を退会する時
「こんなサービスがあるから
まだ会員を続けませんか?」

そう言われても
それは
希望か
それとも
うっとうしいだけだろうか

メンテナンス中につき
利用できま ....
下唇噛む
血が滲む
喝采される声
私の頭の中で絡み合う
糸と糸
胸のうち溜まる
ドロリと穢れた液体のような

頭の上に伸し掛かる重石
もはや取り除くことできず
ただ私は手を動かすの ....
お前が馬鹿にするほど
人として駄目になっていくのに
気が付かないか
それとも駄目になるなんてないと
思うのか

法律がなかったら
俺はお前に何をしてるか
分からない
これを脅迫だと思 ....
今日は月曜日

朝から色々色々色々

そんなこったろうと思っていたけれど

こんな日は自分をもてなす

蒸しパンを蒸かす間

烏龍茶を淹れる

私の茶壺は

茶色のぽっ ....
あの最悪な男。
俺等はあんなんならんわ。
なあ、そうだろ?

数年後

あの最悪な野郎。
俺等はあんなんならんわ。
なあ、そうだよな?

十年後

あのろくでもないやつ。
俺 ....
撮影の許可とる「あ・うん」夏釣場

青葡萄膨らみを増す三房なり

梅雨入りや今朝の雨音閑かなる

培ひし友情絶つや青嵐
怒り心頭、それぞれに
それぞれのたましい
誰ものたましい
えごいすと
怒り心頭、戦い絶えず

自らの魂の為に
他者の魂
傷つけるを厭わず
他者の魂と
競うことだけ好み
勝ち負けだ ....
『ジイドの日記』を読んでいて、ぼくがもっとも驚かされたのは、友人であるフランシス・ジャムについて、ジイドがかなり批判的に述べていることだった。ジャムがいかに不親切で思い上がった人間か、ジイドは幾度 ....  
 

細かい風が吹いて
開け放った窓から
レースのカーテンをすり抜けて来る

異次元へゆけるかどうかは
内緒の話だけれど
そうだね

みあげる満月が
異世界なのなら
星の ....
伸びやかに ひびかせてみて
小さな耳を 掻き抱いて
月の端から生えた 竜の顎が
頸木に巻かれて うなだれる

ここは 空にいちばん 近いところ
星さえ望めば 奪えそう
宇宙には 葛藤があ ....
にんげんじゃないと
はじめから言っていたのに
その声のトーンは
どこか戦っていた

背中のチャックは
都市のざわめきにまぎれながら
幾度となく
重力を裏切った

宙に浮かぶ輪郭は
 ....
まだ泳ぎ方も知らなかった
プールの青
透明で冷たい
頭から飛び込んだんだ

息を止めたまま沈んでいく
足をばたつかせるけど
やり方はそれで合ってたのか?
全然わからない

今このま ....
横から見た姿が
千葉のかたち
けして犬ではなく
赤い皮膚を着せられている

ぼくの足は
館山を歩き
鼻先で野田を指し
おしりで鴨川の波を撫でる

だれかの手のなかで
ゆるやかに笑 ....
よくよく考えたら
気づいた

詩では
気持ちいい表現が好き
気持ちいい一文が好き
歌では
気持ちいい歌詞が好き
気持ちいいメロディが好き
絵では
気持ちいい陰影が好き
気持ちいい ....
森田拓也さんのおすすめリスト(729)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一冊で終わり- sonano自由詩325-6-12
もしもあの時・・とおもうとき- けいこ散文(批評 ...4*25-6-12
貝殻ぶるうす- 洗貝新自由詩8*25-6-12
HELLO_KITTY- 無名猫自由詩225-6-11
音のない叫び- 自由詩7*25-6-11
恋俳句_3- 林 理仁俳句4*25-6-11
恋俳句_2- 林 理仁俳句3*25-6-11
恋俳句_- 林 理仁俳句3*25-6-11
きのくにの湯- 花野誉自由詩7*25-6-10
経験値の言語化- 足立らど ...散文(批評 ...1*25-6-10
彼方へ- レタス自由詩7*25-6-10
綿毛- 本田憲嵩自由詩825-6-9
くまモン- 無名猫自由詩1*25-6-9
あくまノ警告(改訂)- ひだかた ...自由詩4*25-6-9
Dance- 自由詩9*25-6-9
はんがー- 唐草フウ自由詩9*25-6-9
退会- sonano自由詩2*25-6-9
言葉の死- 栗栖真理 ...自由詩3*25-6-9
愚痴、言い聞かせる事- sonano自由詩4*25-6-9
六年目の茶壺(ちゃふう)- 花野誉自由詩9+*25-6-9
- 林 理仁自由詩3*25-6-9
- けいこ俳句5*25-6-9
詩想、Five_Years- ひだかた ...自由詩525-6-9
_TWIN_TALES。- 田中宏輔自由詩13*25-6-9
晴れて満月- 秋葉竹自由詩225-6-9
月下、口ずさんで- みぎめ  ...自由詩125-6-9
ふなっしー- 無名猫自由詩325-6-9
プールの青- 自由詩8*25-6-8
チーバくん- 無名猫自由詩525-6-8
気持ちよさ- sonano散文(批評 ...3*25-6-8

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