頭もたげる眠り草
脈動する脳髄に
何時しか宿る想念の
絶えず木霊し告知する
墳墓を共にひっくり返せと


  ☆


五月雨の
ふるふるふるへる

撹乱の 宇宙乳房よ

 ....
すみれ日記2022・4・23   蒼風薫

わたしだけのためのノート。 かおる

一年の未来ぶあつし初暦   小川軽舟


先生ごぶさたしています。
ずいぶんいろいろのことが起きました ....
学校の帰りに、駅のホームで電車が来るのを待っていると、女子学生が二人、しゃべりながら階段を下りてきた。ぼくが腰かけてたベンチに、一つ空けて並んで坐った。「こんど、太宰治が立命に講演しに来るねんて」「そ .... ごめんねと謝ってなおさびしくて

朝の歌久しぶりでも何度でも

協奏曲奏でるならば夜にして

左手と右手で違うことを言い

花の名を問いたくないとうつむいて

雨の露手のひらにのせ ....
第一章 名辞以前の世界──芸術が始まる場所

 中原中也が『芸術論覚え書』で語る「芸術」とは、"名辞以前の世界を生きる行為"のことである。例えば、すでに命名された「手」ではなく ....
変更されたシフト、そんなゆーうつな曇り空のしたでの、とてもぎこちのない板ばさみ、汚れたアスファルトに高圧洗浄機をかけて、どろみずをワイパーでひたすらに掻きだしてゆく、そんな気楽かつとても気のりのしない .... 列を成す
車の息にむせ返り
雲は咳き込み五月雨を吐く
下を向いて歩いていた
下を向く瞬間が多い人は
ずっと下を向く気がした

ので急いで顔を上げた
怖くても広がった
景色の隅に幻覚
気にしたら駄目だ

いなくなってほしい人の中に
あい ....
この痛みは
この苦しみは
いつ終わるのだろうか

どんな心に沁みる音楽も
僕の為だけにあるわけではなかった

もうどんな言葉も
僕の心を救うには無意味であった
僕は世界でただ一人、一 ....
日々目まぐるしい日常
新しいトピックまた登場
SNSは川の流れより早い
今放った言葉も濁流にのまれてゆく

なんでもバズったものが
リアルを追い越してるから
もはや何が本当かわからない
 ....
うっとりと
しずか
しずみこむ
たましい
たたみ
しんしんしん

 光の柱廊の
  伸びる伸びる
   猛スピードで
    奥へ奥へと
    逆流する時間の
   未来未知 ....
節分

鬼さんこちら 手の鳴る方へ
遠ざかるのは
誰の声 時の足音


ご飯

一人分の 米を研ぐ
冬の大三角
溢れそうな乳白の光

こーひーぶれいく
ですね
覚え書き
 

詩人もいつまでも
子供ではいられない
からといつても
ふさぎ込んでいる

わたしは成長が止まり
ともに過ごしたときは
あつたのかすらの忘却の作品

暑い夏にあの ....
道の駅五月の鯛に鱗あり

冷素麺ふたりで食ぶはいと旨し

親友の手術を祈る五月尽
自信がないとこを見せるな
女にモテないとの文を見た
女にモテなくてもいいやと
心を新たにした
体を鍛えろとも

してみると昭和の
男は泣かないとか
若者よ、体を鍛えておけと
変わらん ....
時代を追いかけ
時代から遠ざかり
時代に取り残される

言われた通りにしていたら
ものわかりのいいバカになりました

数の数え方と色の見分け方
下手の横好きは生きる術でした

知っ ....
歌をうたってる
僕がいる
歌が聞こえる
だれかの

どこかのだれか
いまごろ
僕を歌う
だれかのために

気まぐれな
歌をうたう
いつの間にか
はじまってる

どこかのだ ....
夏の陽に
背中を焼かれながら
ふとあなたを思い出す
あの日最後手を振ったのも
こんな暑い日だった
あなたに似合う自分になれるよう
今日も生きてみるよ
昨晩見た夢は
わたしのあたまのなかに
かろうじて残ってはいるが
触れることはできそうもない
かたちないもの
見たといっても
まぶたはとじられていた
不思議なことだ

朝はかたちあるも ....
お花畑が好きな
あなたに出会うまでは

あちら側なんて
存在しないと思っていた

お花畑が好きな
あなたに出会ってからは

あちら側を
薄っすら信じるのも悪くないと思っている
 ....
君が見下されたら
そこで既に君と奴に差がついている
勿論君が上だ

奴が下を見て
君の水面に反射した姿だとは
気付かずに
指差して笑っている

そんな奴に君は何も負けてはいない
(君のようにわたしはなれない)

星の流れるさみしいよるには
悲しみも流して、染ませるから
雨のはげしく叩くよるには
聴こえない子守唄を うたおう
花火の終わった白けた
夜空のした
醜 ....
二年くらい前、ある詩人に、萩原朔太郎は好きですか、と尋ねられた。嫌な質問だった。というのも、この手の質問では、たいていの場合、好きか、嫌いか、といった二者択一的な返答が期待されており、それが、詩人の好 .... どうせなら
僕らのこの世界が
なんの悩みもなく
あまりに平穏で美しい日々なら良いのに
またそのくらいのことは
神にならできるはずだ
人々はお互いを心ゆくまで尊重しあうんだ
戦争も犯罪も起 ....
 
  猫の尻を追いかけてる犬と僕

世の中には一分と待てない人間がいて、あの日の僕がそうだった。

お金の引き出しや振り込みに関して言えば人はクレイジーだ。

  今日引き落とされなけ ....
シャッターのおりた憂楽街
眠りに落ちた改札口
プラットフォームの底
沈んだレールから
明日が聴こえますように
1

まちぜんたいが排水路ばかりで道らしい道が無かった。


2

排水路にはワニっぽい気持ち悪い生き物がウヨウヨ泳いでいてコイツらは排水路に落ちた人を喰いちぎってしまう。僅かな土地すべ ....
喉元にナイフ押し当て憂国忌

三島忌にアメリカ兵を斬首する

懐に爆弾隠し憂国忌

初時雨髪の雫を口で吸う

朝冷えに少女の肩を抱き寄せる

憂国忌バーガーショップに立て籠もる
 ....
赦すこと 
と他者に言いながら、
自らは愛する相手他者を
刺し殺そうとする・した
この自己欺瞞を軽く流す愚か者。◯
 
「自爆営業」はパワハラに該当する場合もあると明記する
なんて電子レンジに生きた子猫を入れないの類。世知辛い
というより、SNSの成果、さらに追い打ちをかけて
共通認識を壊していくのだ。 ....
森田拓也さんのおすすめリスト(486)
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