緑のバラを、想った

深緑の森や林の木々のなか
目立たない色で
保護色で
きっと
生命を長引かせるために
子々孫々繁栄させるために
種として生き延びるための
色として
生き ....
これこれ、ここをこうして、治らない

工夫して、工夫くふくふ、もうダメだ

傲慢か自虐か二択、分裂病

探します。だれを、アナタを大混乱

僕落ちて倫理の立つ瀬のないものを
 九月末にカメムシ防除の消毒をしてもらうのだが、あいかわらず彼らはその予防線を突破し室内に入り込むのである。しかし、彼ら自体の悪臭と薬物の作用でほとんどの単体は家屋に侵入後絶命、若しくは瀕死の状態で仰 .... 冷蔵庫のフリーザーのところにある
あの白いプラスチックでできた
板チョコレートをくり抜いたような形をした容器に
お茶を入れて凍らせて
それをふつうの氷のようにコップに入れて
そこに冷たい ....
磨かれた廊下に深海魚たちがゆらり
ゆらゆらとゆっくり泳ぐ
深い眠りに就いているのか
夢をみているのかわからない
天気予報では明日は雷雨
深海魚には予報も関係なくて
廊下をゆらゆらと泳いでる ....
小さな引き出しがたくさんあり
ひとつひとつ開けてみると
よく知ってるものが入っている
探しているものはそのどれでもない
どこへしまったのだっけ
そもそもしまったのかどうかも怪しい
引き出し ....
白銀の輝き無数
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
不規則に円周辿り巡り
打ち叩きながら息し生き

この夜を前に佇む静かさに

意識視界の深き処に
自らの在るを創造ス ....
あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。  ....
この街の住人は
みな個性の固まりを持っていて
手のひらをこじ開ければ
様々な結晶が握られている

世間では狂気に満ちた街だという
ただ 
それを人に見られるのが恥ずかしいのか
面倒なの ....
冬の気配を感じて


こないだ香った

金木犀を懐かしむ


何か答えた気もするけど


香りとともに消えて




それで





それから


 ....
急激に季節が変わった
狂ったように暴食した
食べ過ぎ警報発令
ゲップ ゲップ
胃酸が大量に滲出
食道を遡上しようとする
油断できない
ゲップ ゲップ
喉元に上がってきたものを
慌てて ....
外に夜忍び寄り
内に明かり灯り
光帯び細途伸びて

 涼やかな風、
  すーっと一筋
 開かれた硝子戸から

瞬きすること
二度、三度
見開かれた眼に
ゆるりゆっくり
時の留ま ....
柔らかな陽射しの中庭で
ぽつりとベンチに座っていた
ぼんやりとした記憶の狭間に
きみの面影が通り過ぎてゆく

あれから何回秋を繰返しただろう
水溜まりに突っ伏して夜明けを待ったあの日
ぼ ....
(番外編41―14―4)快楽の大樹

なにほどの快楽か大樹揺れやまず
        (大西泰世)
日本型ボードレールみたいだ.
``
一人暮らしの老婦人ばかりを狙うと聞いて
ただの悪者ちゃうんかと

若者に老人の悲哀はわからない
どうれ、教えて進ぜよう

教えなくていいんですよ
だから希望の未来へ向けて

遠く未来 ....
友情を讃えて寂寥を
人差し指で薄く引く

青空は地中にもあるんだってさ
波の月、海中の星

先輩、今日は快調ですね
田井中さ、今日は、快調じゃなくて
今日も、快調なんだよ
想像してみ ....
  桜ばながおおいに散り、
  けものたちの背に 描かれた
  わたしは するどい雨になって
  丸ノ内のビルを降っていく
  記憶の 蓋に添えられた 女の髪の束
  俳句のような
  矩形
  プリヴィズの夕日は歪む
  ためらいがちに衣服をぬぐ
  口づけは言葉の数をこえて重なる
朗読するマリオネット、解毒的なソナチネ、雨の路面に刻まれた幾つかの足跡は、澱み、歪んで薄汚いエフェクトになる、ジャムのパンクは衛兵を連想させる、銃を肩にかけてしゃきっと立ってるあいつらさ、雨はもう .... 鳥になれ
輝く太陽をめざして
大空に羽ばたけ
自由な翼で何処までも
青い空に染まりながら
悲しみの地平をあとにして
やすらぎの風を受けて
成層圏の彼方まで飛んでゆけ
さあ 鳥になれ
 ....
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、

それ以上を何を語れると云うの ....
電車に乗るとすぐにブランドバッグから化粧品を取り出し
のっぺらぼうに顔を描いていく妖怪
にんげんのふりをしているけど
もうぼくは騙されないぞ
顔を書き終えると座席に座り
派手なワンピースから ....
 

シリカゲル燻したネクタイが舞い
TOKYO の秋はもの静かに始まる
 
文化の日で
休日やというのに
大学では授業があったみたいで
文化の日の前の日に集まりたいって連絡すると
つぎの日に授業がありますので
というので
じゃあ、授業が終わってから集まろ ....
くだらねえ、キャバクラに行ってきた
くだらねえスーツを着て
くだらねえ国の管理に飼い慣らされた状態で
くだらねえ仕事の一つも出来ないことになっている俺が
くだらねえ小言をちまちま言っている
 ....
石破の目付きの悪い
あの真剣に思い詰めた眼差し
何処を何を観ているのか 、

 派閥の論理に揉みくちゃにされる理想

あゝまたこの人も押し潰されるかと。◯。
こんな冷たい雨降る夜は
夢を見ないことがある

こんな冷たい雨降る夜は
とても寂しく人恋しい

濡れたアスファルトに街灯が映り
水溜まりのありかを教えてくれる
傘をさしては手のひら擦り ....
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と  .... 冷える朝の大気の最中を
自らの熱しっかり保ち
駅階段昇り歩む人の
ひとりの影踏み締めながら
独りに次第に成りては
歌声内に鳴らし響かせ
明るむ意識にふと眼をぱちくり
駅最階上の奇跡の光景 ....
人類と金の行き先はどこでしょうか
この国を乗せた船の行く果ては?
スノーデンが語っていたことを
知っている人はどのくらいいるだろう
彼の国の言いなりにならざるを得ない
仕掛けは今も有効かもし ....
森田拓也さんのおすすめリスト(697)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夢のなかの風景- 秋葉竹自由詩124-11-2
どなたかの声- りゅうさ ...川柳1*24-11-2
越冬- 山人散文(批評 ...6+*24-11-2
アイスコーヒー。- 田中宏輔自由詩9*24-11-2
- レタス自由詩14*24-11-1
meta- 自由詩7*24-11-1
意識の己。◯ノイズリダクション- ひだかた ...自由詩4*24-11-1
点の、ゴボゴボ。- 田中宏輔自由詩11+*24-11-1
この街は- レタス自由詩5*24-10-31
めも- うし自由詩324-10-31
季節のせい- 自由詩6*24-10-31
訪れ意識に- ひだかた ...自由詩5*24-10-31
面影- レタス自由詩6*24-10-31
(531―14―4)野施行三十一(みそひと)文字- 水恋鳥魚 ...散文(批評 ...124-10-31
乱世に生きる- りゅうさ ...自由詩3*24-10-31
人は愚かさを抱いて歩いてきた- トビラ自由詩4*24-10-30
剰余、散華- 草野春心自由詩4*24-10-30
矩形- 草野春心自由詩2*24-10-30
キャンディー・バップ- ホロウ・ ...自由詩2*24-10-30
天空をめざせ- レタス自由詩6*24-10-30
金星- ひだかた ...自由詩6*24-10-30
変身- 自由詩4*24-10-30
2行端子- 足立らど ...自由詩4*24-10-30
THE_THINGS_WE_DO_FOR_LOVE。- 田中宏輔自由詩9+*24-10-30
くだらねえ、キャバクラ- 鏡文志自由詩4+*24-10-30
五行歌、眼差しに映るもの(改訂)- ひだかた ...自由詩4*24-10-29
雨の夜- レタス自由詩8*24-10-29
01.1..- ryinx自由詩8*24-10-29
Soul_Love_独り人の_、(改訂)- ひだかた ...自由詩4*24-10-29
teller- 自由詩6*24-10-29

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