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天空の
青い湖面から
堕ちて来た、
あの破裂する
黒い円の中の街、
これはその頂き



なぜ逢えなかったのだろう
あなたに
なぜ言えなかったのだろう
好きだと



 ....
夕暮れ
時 やわらぎ
広大な大地
ぽつんと独り
取り残され
失うもの
もはや
何ひとつ無く
ひたすら自由に

懐いていたもの解き放つ
抱いていたもの解き放つ

)わたしはあな ....
心に雛菊を抱き
淡い光のなか遊ぶ
静けさと均衡保ち

その時を待っている、

記憶のさらに奥から
現れ出る瞬間の光景
肉体から離れ出た魂
というリアル、
意味は枯れていき
永遠の ....
路面に まぼろ 降る雨の、
激しく執拗に叩き付け
灰の雲、次々巨大に
意志持ち流れ動いて
輪を広げる窪みの水溜まり
いくつも、いくつにも 
忙しく遠去かり近づき

急ぎ歩く人、また人
 ....
広がる夜闇に
明かり灯り
立ち上がる
白い人影
荒れ狂う魂
シラケる魂
そっと触れ

この永遠の刹那、
切り裂いた瞬間

酷い死の未明に
己へと覚醒させ

到来する初めの言 ....
ゆっくり立ち上がりながら

色彩の溶解、広がる波紋
静かさ 脈打ち
輪郭 保たれ

合一する、

ゆっくり燃え尽きながら

聖なる宇宙に、

荒ぶる風吹き。
熱いよ、肉体
熱 私を支え
ロック鼓動、
意識クリア
残された時にて覚醒しろ

努めて
意味という言語、
越え抉り
今宵月明かり鮮やか
躍る魂

ジャイアントコーン
噛み砕き ....
青い青い空が広がった
完璧な圧倒的な青だ

コンビニの旗がはためいて
涼風が吹き抜け躍動する

歩き始めたばかりの幼子、
風によろけて道に倒れ泣いている

溢れる涙は銀に輝く陽光の糧 ....
哀しみの刻印、
誰の声?
夢見がちに
辿る旋律、
病んだ苦痛の
肉の彼方の故郷

覚醒しながら
意識保ちながら

垂直の次元に
泳ぎ出す
溢れ出る力、
制御し

刻印され ....
静かさの内懐に入り
高さの緊張、
感じ取る
燃える太陽の 
中に生きて

物質へ感覚へ
傾き過ぎた
この社会で
平衡を真ん中を
取り戻す

ミッキーマウス、
相変わらず笑って ....
圧倒的な晴天に
階段を
上る
ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る

すると、

涼やかな風に舞い
純白透明な綿毛
無数、数知れず
飛び交って来る

階段の頂き ....
灯り消え
夜闇に
鎮まる
街、家々

わたしは
独り寝の床、
整え
眠薬服し
蒲団被る


人は毎夜、
深い眠りに
恒星たちの
うた、聴く
という

やがて ....
幾つもの電線、
黒々絡み走る
その先に
曇天、
もっさり灰色雲
重なり
どんより動かず、
青の色彩
いよいよ濃くした
紫陽花、眼前に微か揺れる

梅雨入りの気配、
濃密に漂い出 ....
内部から
いきなり
つぎつぎ
現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ
上方に伸びる大三角形

熱 帯びながら、燃えながら

直観に捉えられ
交わり結び
 ....
潮騒の岩場に遊んだ日はいつの時か
孤独の壁に気付き響かせたのはいつの日か

病んだこの肉体引き摺り夜闇に紛れ込む
透明な呪いの声に旋律にリズムに耳澄まし


ビート、原初から
打ち鳴ら ....
大きな大きな渦を巻き
光の大洋を進みます
光は掴めないもの
だから、
どこまでも何処までも
進みます

熱、保たれ 熱、燃やし
明日の暁に自殺する誰か居ても
熱、保たれ 熱、燃やし
 ....
雨垂れ 一滴、また一滴
落ちて 落ちつづけ
あなたはグツグツおでん作って
わたしを待っていた

なんて空漠とした空間、
生活感の一切感じられない部屋で
あなたとわたし、
横並び お皿の ....
しずかうねるように 花、流れ
みちをたどりゆけば 炎、燃え

永久の瞬間、与え去っていくもの
永久の光景、開き消えていくもの

黒い円のなかに 黒い星の輝きに

  *

貴女は小 ....
いたるところに花は咲き
いたるところで花は萎み
街行く人の方向はあちこち
空は相変わらず青く青く
俺は歩道橋で破裂する
突き抜け逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴く

ひたすらしずまり
とおいちかい魂から
あらわれとどけられ

柔らかく逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴き
ながら
 ....
哀しみのうねり
貫通する力線
波打ち壊れ
時、裂け広がる

明かりが灯る
遠い遠い場所
静か浮き上がり
力動に包まれ
僕はたたずむ

此処が宇宙、
この小部屋が
渦巻く宇 ....
石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる

荒れ狂い 悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝す、この瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?
 ....
風に吹かれて
永久の風に吹かれて

しずかに
寄り添いながら
時を過ごす二人は
遥か遠くから響いて来る
白く透明な呪いの声、
耳を傾け聴き入り
燃える魂の均衡、
造り上げる

 ....
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
眩しいくらい
生命の純粋
恐ろしいほど
生命の威力

新緑の季節、進み深まり
道向こうの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ盛り上げ
五月の青空、五月の風に ....
暗がりに落ちていく
想い、重いなぁ
ざらざらした手触りの
荒れたディストーション
そのサウンドに否応なく
惹き付けられ引き込まれ

誰かが自殺する夜明け前
赤ん坊の様に眠るあなた
夢 ....
すべてから
解放され
すべてを
開放し
広大な大地に
遊ぶ

  *

気分、沈み
気分、盛り上がり
まるで大海原のうねり

(自我 佇みひたすら静観し)

天空に銀河の ....
瞳のなかに
広がる砂漠
お舟は進む
青い水平線

花の無い世界、開けて
貴女は索漠と、泣いて
浮き上がる文字の輪郭、
まるで意味を欠き
ただただ輪郭の羅列
ひたすら哀しみ、

 ....
白い巨人、大股で
光の天空、過ります
ゆっくり流れ
両手を開き
現の夢、ぽっかりと

この世界は比喩で充ち溢れ
この世の未知なる表れに
次々形象の輪郭、浮き彫りにして
輪舞奔放な言の ....
ただ委ねる
この世界に
わたし、
常に全くの
初心者
よろしく
委ね預ける
この世界

この肉体、
内なる魂と霊の
道具、器
大切にしなければ
お世話し続けなければ

混 ....
ふんわり倒れそうになる
ふわり浮き上がります

わたし、自ら在ること 充溢し
しずか、自ら均衡して 保たれ

夏休みの縁側に居るみたい
深い泉の底に揺蕩うみたい

ふんわり倒れそうに ....
ナンモナイデスさんのひだかたけしさんおすすめリスト(1896)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シーシュポスの実話- ひだかた ...自由詩2*23-6-4
おかえりなさい- ひだかた ...自由詩7*23-6-3
心に雛菊を抱きながら- ひだかた ...自由詩4*23-6-3
雨の夕- ひだかた ...自由詩5*23-6-2
夜想58- ひだかた ...自由詩3*23-6-1
途上の人- ひだかた ...自由詩323-6-1
五行歌、熱- ひだかた ...自由詩4*23-5-31
青に包まれて(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-5-31
夜想57- ひだかた ...自由詩4*23-5-30
ゾーン2- ひだかた ...自由詩223-5-30
夢の野辺- ひだかた ...自由詩4*23-5-30
マボロシ(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-5-29
ブルー- ひだかた ...自由詩423-5-29
ひとつのおおきな詩(改訂)- ひだかた ...自由詩323-5-28
貝_拾う- ひだかた ...自由詩4*23-5-28
光の旅路- ひだかた ...自由詩323-5-28
貴女2- ひだかた ...自由詩5*23-5-27
貴女- ひだかた ...自由詩323-5-27
飢餓- ひだかた ...自由詩423-5-27
夜想56__- ひだかた ...自由詩3*23-5-26
夜明け前- ひだかた ...自由詩3*23-5-26
夜想55〇私にとっての音楽- ひだかた ...自由詩3*23-5-25
最初の言葉- ひだかた ...自由詩423-5-25
生命の力動〇上昇、そして下降- ひだかた ...自由詩423-5-24
未知- ひだかた ...自由詩3*23-5-23
覚醒の遊戯- ひだかた ...自由詩423-5-23
ビート- ひだかた ...自由詩323-5-22
白い巨人(改訂)- ひだかた ...自由詩323-5-22
生きる。- ひだかた ...自由詩3*23-5-21
意識という舞台で- ひだかた ...自由詩223-5-21

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