夜想55〇私にとっての音楽
ひだかたけし

石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる

荒れ狂い 悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝す、この瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?

あなたがいてもいなくても私は生きれなかった
只 この荒れ狂う魂 あなた受け止めてくれるシェルターという幻想
あなたが居ても居なくても十五年間の家庭生活、子供二人授かり

堕天使と堕天使の間、
おれはあなたに天使を見いだし
肉欲のなかに愛を感じながら
足りない足りないとあらゆる壁に穴を開けた

  *

石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる

荒れ狂い 進化の途上、
悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝すこの瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?

吐き出せ!原初の言葉
汚辱の純粋なこの瞬間、
吐き出せ!始まりの声

たましいのしずかさ ふっと夜陰に おとずれ
私が魂の均衡、司る







自由詩 夜想55〇私にとっての音楽 Copyright ひだかたけし 2023-05-25 20:13:40
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