貴女
ひだかたけし

しずかうねるように 花、流れ
みちをたどりゆけば 炎、燃え

永久の瞬間、与え去っていくもの
永久の光景、開き消えていくもの

黒い円のなかに 黒い星の輝きに

  *

貴女は小学生の時、
西門で待っていると
僕にこっそりそう言った。


自由詩 貴女 Copyright ひだかたけし 2023-05-27 18:31:50
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