心は六本木に
番田 


詩を書いたことがある
少ないのかも知れない まわりに そんな人は
寒い冬の明け方
仕事で 遠くに 出かけていく人を見た
僕には たぶん できそうもない
そうも言ってはいられない経済状況なのだが


部屋で 失業して 文学の勉強をしていた
すきま風が指先に冷たかった
日本文学が残すべきものとは 例えば 何だろう
それはそれで どうでも良いのだけれど
今月で金が底をつく



野菜をスーパーで買いあさり
味噌汁を作った



自由詩 心は六本木に Copyright 番田  2012-11-25 02:09:47
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