あの娘
レーザー光線で
頭 撃ち抜かれ
ブッ倒れて
落ちてく感じの
あの イメージ
クセになる
イマジネーター
出力全開
飛ばしてくれよ
シャーマン
一皮剥けば
みんな
シャ ....
まったく の まっしろ で あわてて

まっさら は まっぴら だ いつでも

まったり と まってて ね たのむよ

まっさき に まっすぐ に いくから
真っ黒焦げの夜の真ん中に立ち尽くして
おれは一本の棒みたいになって
真っ直ぐに電波を受信する

世界のどこかにある高い塔のてっぺんで
一匹の猿がヘブライ語で愛を囁いていて
それが24時間発 ....
夏の終わりの淀川の河川敷の芝生は
生臭いほどの濃い緑に染まっていて
月曜日だというのに
真っ昼間からビールを飲みながら
バーベキューなんかやっているロクデナシどもが
ロケット花火を打ち上げて ....
汗染みだらけの帽子を目深に被って
叩きつけるような陽射しの中
スーツ姿のサラリーマンの流れに逆らうように
足早に歩くあなたを見かけました
頬には汗が幾筋も流れ
まるで涙のように見えました
 ....
右翼の街宣車が
絶叫しながら走り去っていく
大阪市役所前
午後三時
数十台の絶叫が織り成す
類稀なるドップラー効果の競演
気温は摂氏三十四度
その猛烈な熱を
効率よく吸収する
黒塗り ....
あいつらの
最後のライブのDVDを
いまだに観ることができない

封も切らないまま
CDといっしょに
ラックに並んでいる

もう
とっくに終わってるってことは
知ってるけど

 ....
書けなくなったら
書くのを止めるまでのことさ

なんてこと
言ってみたいな

言葉の神様
どうか
私を
見捨てないでください
くちびる
ギュッと噛んで
血の味を
たしかめるように
ギュッと噛んで
そして
また
歩き始める
あてのない旅路
袋の中に
詰まっているのが
何なのか
誰も知らない

先週
新装開店したばかりのコンビニから
スキップしながら
はだかのこどもが
転がり出てくる
あとからあとから
何人も
はだ ....
立て続けにもう一発ッ!

●その2『キスは、ダ・メ・よ』

こんな話するのもはずかしーんだけど・・・話しちゃおっかな。

うちの夫婦は結婚して7年目(註:これを書いたときは7年目だったけど ....
注:この原稿は全てオネェ言葉で統一するという試みにチャレンジしてみました!
  なぜか? 理由はありませーん(笑)。


あのね。
本当の恐怖ってゆーのは、すんごくさりげない日常に潜んでいる ....
いつもと同じ駅までの道を
いつもと違う時間に
いつもと違う服を着て
いつもと違う靴を履き
いつもと違う速度で歩く

短い影
アスファルトにくっきりと
轟くような蝉の声ふいに
ぴたりと ....
七色の涎垂らす馬鹿げた糸車。七色の糸が涎のように垂れて車は廻るのだが。
そこには意図は無い。
返せ。涎。七色の。七色に。七色が。七色は。七色と。七色も。七色で。垂れている。
まだやっぱり意図は無 ....
おれの
いちばん
キライなもの
パープルジェリー
だけどそれしか
冷蔵庫に入ってないから
毎日食べてる
パープルジェリー
甘くて
甘すぎて
喉が渇いて仕方がない
パープルジェリー ....
プラネタリウムの暗闇に
目が慣れるまでの
ほんのわずかな時間
きみのからだの
いちばん柔らかなところに
そっと指を這わせてみたい
こっちを見るな北極星
少しだけ目を閉じていろ


 ....
おれが髪を伸ばしているのは
イギーみたいに
髪振り乱して腰振りながら
叫ぶように歌いたいからとか
でっかいバイクで
風に髪をたなびかせて
ぶっ飛ばしたいからとか
そんな理由じゃなくて
 ....
野蛮でありたい

粗野ではなく
無骨でもなく

無銘の日本刀のように
ただ
光り輝く
野蛮でありたい
おれは
けものに
なりたいんだ

夜明け前の
海の匂いのする湿った空気に満ちた
まだ真っ暗な湾岸線を
イタリア生まれのスポーツカーよりも
もの凄いスピードで駆け抜ける

そんな
 ....
わたしの おうちはすごいの
ロボットがいるの
ひとつじゃないよ みっつもいるの

パパのロボットと
ママのロボットと
わたしのロボットがいるの

パパのロボットには パパがのって ....
 *


ロックは死んだ とか
文学は死んだ とか
ジャズは死んだ とか
詩は死んだ とか
絵画は死んだ とか
アートは死んだ とか
アイツは死んだ とか


 * *

 ....
二重螺旋の軌跡を描いて
絡み合う二匹の大蛇の夢を観た

ピンクの大蛇と濃紺の大蛇
とっ捕まえて食ってみたら
ピンクの方はストロベリー味
濃紺のやつはブルーベリー味

すると神様が
ビ ....
太陽浴びてスプラッシュ
みずみずしいライトグレー
滲むオーシャンブルー

なんと美しいのだろうか
この稀有な命の姿
まさに奇蹟

海染めてスプラッター
ほとばしるフレッシュピンク
 ....
なんとなく

なにもかも

なんでもいいような

なんかそんなきもちに

なるときってあるよね

ない?

ないの?

ないのか

なぁんだ

なに?

なんで ....
炎は水平に走る
午後の郵便物は垂直に落ちていく
右の翼が少し小さい奇形の鳩は斜め四十五度に飛んでいく

それを
観測者は地球上の任意の点Aに立って
ずっと観測し続けている

月をほんの ....
ミルク色の夜が来て
駅からの長い道を
きみが帰ってくる

嘘という嘘を
ありったけ全部
腹の中にぶち込み
今日という一日の残滓を
身体中から滴らせながら
帰還兵のように疲れきって
 ....
8×8=64

64本も キメたら どこまで飛べるだろう

8×8=64

発破みたいに ブッ飛ばして

8×8=64

64歳まで 生きてるかな おれ

8×8=64

 ....
サイレン高らかに
救急車が交差点を横滑りしながら
すっ飛んでいく

コンビニの棚には
毎日のように見たこともないお菓子が
現れては消え
三日前に買い逃した新製品のガムは
たぶんもう二度 ....
パラフィンを溶かすセロハン
精液の寒気ハンバーガーサーキットshort-circuit反対者解剖学ショーは油がそれ
を捜すどんなカラー爆発マニアックの午後の昨日の機能停止の気が狂った協会が
剥き ....
今夜
おれは冷めたグリーンカレーを
丁寧に温めなおして
ひとり寂しく食べたよ

白い腕輪のことを考えながら
クーラーの効いた部屋で
ビールを飲みながら
グリーンカレーを食べたよ

 ....
大覚アキラ(759)
タイトル カテゴリ Point 日付
ヴァンプ自由詩005/8/25 1:31
あいたい自由詩005/8/24 2:50
テレヴィジョン自由詩305/8/23 17:51
水色の花[group]自由詩505/8/22 19:35
晩夏[group]自由詩1205/8/18 15:11
SPRECHCHOR[group]自由詩205/8/18 14:46
LAST DANCE自由詩405/8/18 3:51
no title自由詩605/8/16 13:36
復讐自由詩305/8/14 3:48
はだかのこども自由詩405/8/12 14:30
日常に潜む恐怖・その2散文(批評 ...1*05/8/12 13:28
日常に潜む恐怖・その1散文(批評 ...3*05/8/12 13:17
午後[group]自由詩205/8/12 12:31
七色の糸車自由詩105/8/11 16:09
パープルジェリー自由詩005/8/11 11:12
プラネタリウム自由詩305/8/10 10:07
SPAGHETTI HAIR自由詩105/8/10 0:53
野蛮の血自由詩105/8/9 14:49
スピード自由詩405/8/9 1:51
ロボットのおうち自由詩3*05/8/8 19:45
re*birth自由詩1705/8/8 12:05
コマーシャル自由詩105/8/6 19:45
イルカ狩り自由詩105/8/4 12:03
なんていうか自由詩505/8/3 16:03
実験自由詩305/8/3 15:56
ミルク色自由詩205/8/2 22:04
8×8=64自由詩305/8/1 17:51
サイレン自由詩205/8/1 2:07
シルバーフィッシュエクソシズムNo.7 (remix ver ...自由詩3*05/8/1 1:15
ピーナッツバター自由詩605/7/31 3:05

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 
0.07sec.