生きるなら
だれかを信じてみたいかな
あの雲のうえハレルヤハレルヤ


賑やかな
自然の声がイエスと云う
緑の森に緑の風吹く


笑顔だけ
忘れることなく生きて来 ....
すこしだけ
助けてほしいと君をみた
僕の電波は受信できない


真っ白な
背中の線が好きだって
「なにそれ?」じゃない、なぜだか好きだ



恋なんて
遊びでできるとう ....
 

夢ふたつ
困ったものです
選べない

ひらかれた世界は
ありがたいと想う
たとえば自由だし
たとえば平和だし
たとえばしあわせだし
たとえばこのままでいいと
想えるし ....
 

みあげると
秋月だった

あさの5時
空が白みはじめるころ
うすい水色の空に
うすく白い秋月が消え入りそうに
笑っていた

窓を開けると肌寒く
鳥の鳴き声が
遠 ....
 

ささやかな幸せも、ありってことで。

若いころ、
希んでいたのは
ふたつにひとつだったような気がする

輝ける光か、
堕ちる闇か、

どちらかを強く希んだということ ....
ありがとう、って
云えたらいいのかもしれないね

ずっと想いを寄せて来た
まるで
一生分の好きって想いを
ひとえに彼女に捧げて来た

ほんとうなら
暗い世界に対する
この満 ....
みあげると
竹月だった

なぜかよるの1時に目が醒めた

昼間の
ゆきかうくるまの音が
息を止める苦しさで
かき消えてしまっている夜空の下
たまに
長距離トラックの ....
孤独な笑みを絵文字で隠し、
スマホに託した改行の渦、
旅人太陽さんさんの白い街をゆく。
理学都会の海を泳ぐ。
目覚めたらメガネの君、
懐かしい匂いがする、
久しぶりだねあんずとか青 ....
もう、
笑ってもいいんだよ
って云われた、
ような

笑っていないのは
すこし弱くみえるらしいし

ずいぶんむかしのことだが
たぶん白みはじめた鳥たち囀る早朝
いちばん悲し ....
 

秋の森には、青いそよ風が吹いて
森の中のおおきな池には
なぜか、
金色の人魚が棲んでいるらしいのです

うっそうと陽光を遮る森たちの
樹々の隙間をぬうように
さやさやとした ....
 

AIに、詩など書けて
たまるものかよ

書いているのは、
ただ、
詩に似せた
それっぽい文章だろうさ。

悲しみを、
感じるこころも
ない鉄壁な白く寒い夜に 
 ....
 

くらやみは、
探さなければならないくらいの
あかるい雪夜でした。

小道をあるくと、
足あとがうっすらと残り
窓あかりの向こうには
しあわせな笑い声が聴こえるようでした。
 ....
少女がシンデレラに憧れるのは
深夜、日本家屋の階段で。

とてもちいさな階段には
昼間の寂しさがころがる音がするから

ガラスの靴をひろえなかった少女は
夢の中へいってみたい ....
ロックンロールなんて
好きじゃない
けど
ローリングストーンズのバラードは
好きだ

悲しみのアンジー、って邦題も
どうかと想うけど
そんな疑問が霧消するくらい
その歌は ....
恋歌を幾百幾千書こうとも紙には書けない彼女の空色  

ほんとうに君の云うことを聴かなくて
ごめん
その言葉が
ほんとうのやさしさであることなど
たやすく僕にはわかっていたのに

君を助けたいとか
君の力になりたいとか
みのほ ....
いまさらに
好きな空気を身にまとい
こっちをみている内気な感じで


生ビール
その喉ごしの良さよりも
君と語らう空間が良い


チョコレート
よりも甘めのやさしさで
 ....
ハハ、って
笑いながら云っちゃうけど
ガンになったことがある

けっこうまえ

五年は
経過観察
それ以降は
もしガンになったら
あらたなガンらしいよ

五年
なんじゃか ....
 

べつにたにんには話すわけではないが
夢がないとひとは
生きられないのは知っている
べつにたにんに話してもいいとも想う
たにんにはほとんど意味などないことも
知ったうえでだ

 ....
清流が育む
ツガニという蟹を
エアコンの効いた部屋で
テレビでみていると

その画面に映っている
日高村に
行ってみたいと想う

河原で作っている
ツガニ汁を
食べて ....
 

ほんとうのほんとうに
天国を信じてないひとなんて
いるんだろうか?

うちは
短命な家系で
父は私がもの心つくまえに
母も五十台前半で
姉も十年以上まえに亡くなっている

 ....
 

転がってる
空き缶を拾う
近くのゴミ箱を探す
そんなものはない

一面田んぼの砂利道に
人影ひとつない道をゆく

あふれる想いも夢もない
汗かきながら
ただ歩くだけ
 ....
ただ秋になって嬉しかったのは
光りの眩しさをただ
心を突き刺す艶かしさだと
勘違いしたこと

触れることもできない
罪だったのかもしれないね

それでも
そのあとの悲 ....
  (俳句八句)


風鈴もカタカタと鳴る風強し


ひとり寝の布団の朝に泣くな蝉


初盆の生々しさにわが身抱く


スイレンの花に牡蠣殻落とす罪


夕涼みし ....
 

僕らはみんな生きている
少し笑って生きている
少し走って生きている
少しうつむき生きている

僕らはみんな生きている
生物として生きている
動物として生きている
人間として生 ....
 

やぁ、君は、ズルいねぇ。

ズルくなくっちゃ、
生きて来れなかったから?


ちょっと酸っぱいリンゴジュースを
朝コップ一杯飲むことにしているね
甘すぎるのは、嫌いだから ....
 
  

夜になると
ひとりだからよかったと想う

トラックがゆきすぎる音が
けっこう近くで聴こえるようで
夜だから
静寂に穴をあけるように
サ──────ッ
って
アス ....
青空に黒い蜘蛛の巣張るように樹々の梢が伸ばす指先 部屋の窓からみえる月光が
とても綺麗なだけだというとしたら
君が大人になれてない
しるしかもね

ほら、今だって
魚の掴み取り
したがったり
心地よいクッションに
寝そべって ....
ひとはひとりで生きてゆくのだと
だれに、いつ、どこで
教わったのかは
すっかり忘れてしまったが、

今は、ひとりでないときは
ないし、

今は、ひとりがあたりまえだと
知 ....
秋葉竹(1024)
タイトル カテゴリ Point 日付
生きるって生まれてそして死んでゆくただそれだけのことじゃない ...短歌324/10/19 16:36
乱れ髪短歌124/10/17 8:21
しあわせ自由詩224/10/16 8:27
秋月自由詩324/10/13 7:34
ささやかな自由詩324/10/10 15:24
空色自由詩224/10/9 8:21
竹月自由詩324/10/8 1:25
この夏を終えて自由詩324/10/7 19:37
メロディー自由詩224/10/6 7:09
最果て、待つ人魚自由詩424/10/3 21:50
惚れそう自由詩224/9/28 20:45
雪夜自由詩424/9/28 12:59
深夜自由詩124/9/27 8:25
悲しみのエンジェル自由詩524/9/24 21:33
短歌124/9/23 0:57
新生自由詩224/9/21 18:27
恋する恋人短歌124/9/20 19:02
となりで笑っていたかった自由詩224/9/18 21:44
『終末』のうた自由詩424/9/18 19:07
テレビとスマホ自由詩324/9/18 7:58
白兎自由詩224/9/16 11:06
自由詩524/9/14 8:49
鈴のね自由詩424/9/12 19:16
驚いた、アジサイ忌って、ホントにあるんだ俳句224/9/10 20:41
僕らのうた自由詩224/9/10 20:08
ズルいひと自由詩124/9/10 8:24
夜が好きなうた自由詩424/9/10 2:33
ブルー短歌324/9/8 5:22
落ちるうた自由詩824/9/7 20:52
それが真っ白な大嘘なのだとしても自由詩224/9/6 0:46

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