(自由律)


罪が悲しみまで奪い去る



読めない空気、でも、吸える空気、生きる



夏祭りの金魚、名前までつけたけど



恐竜もみた悠久の青空、そのまま ....
おいくつぐらいだろう、
70は優に超えていて、
80には届くかどうかというような
御年齢の男性の方が、
ウォーキングというには、
少し小走りのような時もある
という歩き方で、
早朝5時台 ....
慰める
声があなたの声だから
泣いちゃダメだとこらえたいけど



空中の
揺れる金魚の尾を眺め
悲しみみたいな街に住んでる



凍らして
食べるプリンが美味しいと ....
図書館へ
向かう時間がしあわせな
ポッと咲いてる小花をみつける


嘆かない
何年まえから誓ってる
恐怖も知らない無念も知らない


ほんとうの
心の光がみえたとき
君 ....
笑うこともできないどしゃ降りの雨
もう
濡れながら歩くしか無い諦めの夜

それは孤独ではなかったか?

そしたら突然
このどしゃ降りの雨より突然

ケラケラ笑いながら
スキ ....
今日は、たまごかけご飯の日。
なぜなんだろう?

すぐにググるんではなくて
じぶんのあたまで考えることも必要
とかなんとかいい訳云うけど
ほんとはググるのさえ
めんどくさいからだ ....
さまざまなモチーフをちいさな
お花畑のように語りましょう

好きな言葉を心に詰め込むことで
いっぱいの幸せ気分になれるから

からみあった糸をほどいて
ほんとうをみつけてもいいん ....
水を飲ませてください
光を飲ませてください

掴めない希望は要らないから
明日の無い今日は要らないから

水を飲ませてください
光を飲ませてください

まっすぐ生きてなくてい ....
なにを云うつもりもないけどね

株価が五万円台に乗ったとか
東京では中古マンションも億ションだとか

なんだかあの頃のバブル時代を感じるひとも
少なくないはず

テレビでは
 ....
慰める
声があなたの声ならば
きっと もっと 泣いちゃうだろうな



水中に
揺れる金魚を追うように
悲しみみたいな失恋を追う



凍らして
食べるプリンが美味し ....
 

弱いことは悪いのだと
固く信じた春がある

疾しい心は病んでいると
騙されかけた春がある

そこにはじぶんなんて
これっぽっちもいなくて

そうやってじぶんを騙してゆく ....
忘れていたことを
突然想い出すとき
生きてることが恥ずかしくなる
ほどの恥ずかしいことばかり
脳裏に浮かび
浮かびつづける連鎖に
家路への夕暮れの道で
いきなりちいさな笑いを
笑っ ....
庭に雑草が生え
それでもかれらも懸命に生きているんだから
とかテキトーないいわけして
日々その成長を眺めていた

ふと目のなかに入ったのは
一輪の茶色の花弁を持った花だった
ちいさな ....
もっとお金があれば
幸せになれるはず

もっとお金があれば
惨めな想いもせずに済む

この身の鱗を
醜いとお想いなら
裏も表もない

嫌っていただいてけっこうよ

ただ ....
ネットって
浅瀬で楽しくしていても
いつのまにかに足を取られる

悲しみの
風が吹くなら吹けばいい
僕たちふたりは繋がっている


莫大な
罪をこの身に封じ込め
たまに泣 ....
初めてブラックコーヒーを飲んだのは
いつのことだっただろう
大人ぶりたかったのかな
カッコつけてたのかな
初めては絶対苦くて苦くて
とても美味しいとは想えなかったと想うけど

今 ....
ホタテって
こんなに高騰していると
驚きながらでも生きてゆく


高温化
なんかが理由の不自由を
実感しながら昼夜を過ごす


このままで
いられないのが人生と
悟って ....
不可解な
水の流れをみていると
完璧なんて無い川を知る




なまたまご
握り壊してしまうより
強く君を抱きたい激愛



洗濯が
乾く早さに感謝して
テレ ....
世の中なんて意味ないくそくらえだよ、
ね、ミイちゃん



赤信号では止まるよね

この街の夜明けに吹く風はやさしく
コロコロコロコロ空き缶を転がす

ゆうべのカレーは美味 ....
ゆうたりと揺れている
バスタブの湯のなかに
ひとつの固形物を
ポチャンッ!
と入れる

おそらく
手首を切った腕を
湯のなかに入れると
こんな風に儚い美しさを
紡ぎだしてく ....
身勝手が
肩で風切って歩いている

ひとりで生きてゆけるみたいな
鉄面皮のツラぶらさげて

だれもこころを開いたりしないから
だれにもこころを開いたりしないんだ
なんて
温も ....
才能が
ないのにうたをうたってる
そのこころねが真摯と信じて


なぜだれも
わたしを好きにならないか
こころ偽り知ってるふりする


このままで
いいわけないのは知っていて
 ....
 

駅のまえのバス停で
十人のひとがバスを待っている
ひとりをのぞきスマホをみている
孤独な海の底を
覗きみるような顔で

さざなみがうちよせるかなしみのように
九人の足もとをゆっ ....
蛇口から
スーッと水が流れ落ちている
キラキラ光る糸のよう
でも
それが理由という訳じゃない


それをわたしの骨は知っている


雪の冷たさを知らなかったころ
雪は甘い ....
高い天井
大きな窓
シャンデリアが吊られた豪華な部屋

夢の中の浮遊感にたゆたい
私は目を細める

右には
ダークスーツを着た男性が
チラチラとこちらをみて
ときおり静かに ....
身にまとう肉を削ぐのは過去の骨そのしがらみを汚れと呼ぶのか ひととして恥じないように生きなさい母のやさしい声にすがった


遡る記憶の果てにあたたかい宵闇のなか手をつなぐ君


ここは街ここは七色ここは夢ここはだれかが創った海底

 ....
 



午前5時曇った東の低い空ぼんやり焼ける朱色の遊び
夜空に浮かぶ雲たちが
死者を迎えに来るまえに
相次ぐ孤独をねじ伏せて
秋の月光浴びておく

駆け込む心の川底に
溺れかけてる恋がある
メガネがないからみえないと
あかるい笑顔で ....
夢は破れてツギハギだらけ
心の川には血が流れ
そんな僕でも今夜の月なら
夜空をみあげて光を愛せる

キラキラ光る無数の星を
統べるおおきなお月さま
雲は流れて惑いつづけて
草む ....
秋葉竹(1328)
タイトル カテゴリ Point 日付
祈りの俳句225/11/2 8:33
人間喜劇自由詩425/11/1 20:33
浪漫道短歌225/11/1 9:38
道を歩く短歌325/11/1 8:11
スカーレット自由詩225/10/31 7:43
詩を書く理由なんて自由詩125/10/30 7:44
令和落陽伝自由詩425/10/29 7:35
キス自由詩125/10/28 7:51
自由詩325/10/28 6:58
浪漫のうた短歌125/10/27 23:05
ガードレール自由詩225/10/27 22:22
自由詩225/10/27 7:46
自由詩325/10/25 6:39
自由詩325/10/22 19:55
悲しみの短歌225/10/21 6:48
ブラックコーヒー自由詩425/10/20 19:34
悲しいけれど短歌025/10/20 7:38
激愛短歌125/10/17 20:34
ゆめなかにて自由詩225/10/13 19:37
宇宙の海の底自由詩325/10/13 7:40
自由詩125/10/13 6:47
真摯短歌225/10/11 15:16
自由詩325/10/11 14:10
自由詩325/10/10 7:04
夢の中自由詩425/10/9 7:35
スカーレット短歌225/10/8 19:17
詩みたいに短歌225/10/8 7:26
秋朝短歌225/10/8 7:13
秋恋自由詩525/10/7 7:31
秋月自由詩325/10/6 21:19

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