時の翳りには
カラスウリが成っているかのような
うら寂しさが満ちている

翳りを丁寧に扱おう
こんにちは時さん
顔色が悪いですね

愛の色に満たされたいですか
僕にはそう思えますがね
時が
どんどん充実していく
みんなの感情をほどく

人の身は安楽になって
自己主張していたのが嘘のよう

世界の構造は回復していって
緊張感もほどけていって

愛と愛とが
出会い ....
煙突から、まっすぐ煙が立っていた。
冬の午後。工場の裏手で、ふたり立ち止まる。

「今日は素直だな。」

「何が。」

「煙だよ。曲がらない。迷わない。出たら、出っぱなしだ。」

「 ....
地の
じりじりぐらぐら
痙攣し揺らぎ震え
宙の
オレンジ橙から朱に染まり
ぐるぐる廻りもう円盤状
雨の連弾 透明飛礫となり降り頻る
瞬間、純白の光帯と化し流れに流れ
自らの
終いへの ....
あるところに
じっかのあきやうるおとこあり
ちちははすでにしにたえて
たずねくるひともなきあきやなり
そのたたずまい
みるからにふるくおおきくおそろし
なにびともちかよることなし
あると ....
玲瓏なる雲がたなびく
岸辺
ゲノムを運び終えた生き物たちが
崩れた山のように
積み重なって倒れている

おびただしい数の
生き物たちの目や口や鼻
動物達に混じって
人体も横たわってい ....
小さなコーンを
ここから壁に書けば

あそこにもビールがあって
しかめっ面はいつもいて
こちらの方の亀さんは
どうもなんだか良い扱いで

どうも
なんだか良い扱いで
小さなコーンを ....
どの魂がいいだろう
魂だけならどれも綺麗
穢れてしまわないように
小瓶に入れて大切にする

人間という入れ物は
足りないものを意識する

世界に魂を灯しましょう



{引用= ....


 すっかり忘却れてしまつたのだ
 さびしんぼうの病める夜が
 体育の如くひざをかかへてゐた。
 翌朝
 鏡の中の眼球は、腐つた苺のやうに赤かつた。




 忘却の ....
ラファエル・カンポ

聖母子



月経がとまって、お母さんがなくしちゃったのは、
女性ホルモンだけじゃないんだ。彼女は自分の長男もなくしちゃったんだ。
それって、ぼくのことで、ぼくっ ....
私の住む家は賃貸

先日
リビング横の柱に
鉛筆で書かれた
数字と線を見つけた

よく見れば
身長を測った印

一三九センチから
始まっている

──中一で一四八センチか ....
x軸も

y軸も

z軸も

貫く意識は四次元か?


なんてね

語呂がわるいな
震える肩を抱いて
そっと口づけした夜

安ホテルの部屋には
狭いベッドと
ちっぽけなテレビ

その暗い画面には
抱き合う二人の
影が映って

このまま二人
遠い世界に
行って ....
 

天使の瞳に、惹き込まれた
違うか
惹き込まれたから、天使にみえたのか

いいなぁ、って
みんな
必要とされていて
安全な未来が欲しいよね
なにかの許しを
得たいよねぇ
 ....
北風が強い今朝早く
暗い内から身を起こし
意識うねりするすると
ながれきらめく光のなか
包まれて居るこの自分に
静観する最中ふと気付く

煌めく光の重なり合い
生動止むことなく続き
 ....
愛に

ねこと政治家は信じちゃならねえ

だけども
お人好しで平和ボケた民族は
またしても
ふわあっと
ふわわわわあぁぁぁっと
夢見心地で はい一票

街頭に立ち
寒空の下
にんじんマ ....
毎日の汚れ
毎夜の穢れ
月夜の気だるさ
悉く泥だらけの
自分をスッキリ
洗ってしまいたい

まとわりつくことごとを
投げ入れて洗える洗濯機が
あればいいな

美しいあれこれに
 ....
カーティスは言う
何も訊かなくていいんだよ

私たちは既に
答えとしてここに

宇宙が瞼を開いたときの
たった一つのつぶやきへの

それでも雨粒のように
質問は降り注ぐだろう

 ....
君との最後の日

どうか終わらないで
君との最後の日
世界中に爆弾が降っても
今目の前のことだけ
切り取ってプレスしてくれよ

君に笑顔はなかった
そして爆音の嵐に
吸い込まれて
 ....
よもぎが「ハーブの女王」とよばれている、と小耳にはさんだ
わたしにとってよもぎといえばよもぎ餅
口のなかでふわっと清涼に香り
みどりの色も美しい
古くからはもぐさとしてお灸になったり
浴槽に ....
○「命の音」
明け方
寒さで目が覚めた
そっと手首に指を当ててみる
うごいている
うごいている
力強くはないが
うごいている
リズムよくではないが
うごいている
50まで数えて
 ....
入道雲レストラン滝あの世森森森椅子90歳
レストラン入道雲愛愛、愛愛愛愛、引き返す、鳥、烏
上下左左左から左左右驚嘆、たん、タン、祭、トイレットペーパー
ここに題名、ここに題名だ! ここに、題名 ....
ふくふくしてるね
すずめ達、
冬の細雨に濡れながら
アスファルトの上
一時も休むことなく
何か餌を啄んで
生まれ生き抜く姿、

ふくふくふっくら
何故か可愛らしくて

ふくふくと ....
朝 仕事場に着く
ユニホームに着替え
掃除道具を用意する
仕事場は介護付き有料老人ホームで
掃除や洗濯をする

居室はみな個室で 沢山あるので
次から次へと掃除していく
入居者はみな様 ....
詩を編むために

言の寺へこもる

字は寺の中で

悔い改める

告白する

懺悔に

誤りを謝り

潔白にはならないけど

純白に近づけるかもしれないから
生まれた命は
誰に言われなくても 生きようとする


卵の中では せっせとカラダを作り
 外の世界に出会う日に備え
土に落ちた種は 根を伸ばし小さな芽を出して
 太陽に愛される夢を見 ....
○「年寄りは一寸先は闇である」

今朝はマイナス8度まで下がった
寝ていて明け方の冷え込みで熟睡できなかった
そういう朝に自治会の次期会長が
総会の打ち合わせに来られた
ずいぶん前向きだな ....
瞳が映した

耳で踊った

舌で弾けた

吸い込む香

ふれた―


美しきもの

やさしいもの

揺さぶるもの

ふるわせるもの


溢れているのに

う ....
勢いを増してゆく
この先のT字路まで
坂道を下る
摩擦で火だるまになる
T字路にベビーカーが差し掛かる

ストップ!
ストップ!
誰か
止めて!

坂の上から
号令が聞こえる
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
時の翳り杉原詠二(黒...2*26/2/13 17:23
時の価値2*26/2/13 17:00
拡散後期426/2/13 15:40
振戦の夜明けひだかたけし326/2/13 15:19
じっかのあきやうるおとこばんざわ く...326/2/13 14:00
岸辺の記憶たち126/2/13 13:22
ベストラン弥生ド陽&#...1*26/2/13 13:17
魂使い626/2/13 12:19
脂喰坊主と十人の詩人AB(なかほ...426/2/13 11:30
LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳 しょの2田中宏輔21226/2/13 9:25
賃貸花野誉12*26/2/12 20:43
memoうし126/2/12 20:37
安ホテルの詩  曲ありバージョン花形新次126/2/12 20:34
天使の瞳秋葉竹126/2/12 20:33
光の報知/意識の所作ひだかたけし626/2/12 20:02
愛しき人へ多賀良ヒカル326/2/12 17:30
ね こ(そんなこともあったっけ?)yaka23*26/2/12 16:17
洗ってしまいたい伊藤透雪5*26/2/12 15:14
カーティスやまうちあつ...326/2/12 14:18
君との最後の日7*26/2/12 12:46
ハーブの国の女王さまそらの珊瑚8*26/2/12 12:38
独り言2.12zenyam...2*26/2/12 9:28
_弥生ド陽&#...026/2/11 20:58
灯る心音ひだかたけし626/2/11 20:36
攻略対象さち626/2/11 17:54
詩を編む多賀良ヒカル126/2/11 17:06
生きることさち226/2/11 16:12
独り言2.11zenyam...3*26/2/11 15:02
溢れこぼれていくsachi326/2/11 14:36
坂道を下る626/2/11 12:28

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