ふわん ふわん
つい手を伸ばしたら
雪をつかまえた
すぐに
手のなかでほどけて
水になった
死んだら雪になって会いに行く
そんな人を
うっかり
水にしてしまった
半ズボンを ....
私の声に応えてくれるもの――
神と呼んでも天使と呼んでも、
快さをもたらしてくれる永遠存在、
つまり、変わらない法則が、
私の生の条件である。
夢の中で見た光景、
人同士が呼び合った、 ....
雪の中を走っている
肺の中まで凍りそうな空気を吸い
自然と出た涙が目の周りに凍りついている
ゴールがどこなのか
真っ白で見えない
正しい方向へ向かっているのか
真っ白でわからない
....
何処かに何か置き忘れて
解らぬままに此処迄来て
赤い旗の
ぱたぱたぱたぱた振られる日々
鉄路回収作業の
いよいよ終わりに近付き
近付けば近付くほどに
寝ても覚めても
最 ....
絵か音楽が良かった
私が踊っている文字の上に
私がいる隙間がなくて
所在無いから
絵か音楽が良かった
曖昧を探して
自分も薄まり濃くなるから
誰か、とすがるように
おたよりを
電 ....
朝昼夜 一緒にいようよ
愛し合えば、それで成功
なにも悪い ことなどないの
だけど貴方 何故に、抵抗
夏秋冬 共に過ごそう
そして二人 掴む栄光
ゴールはもう、見えてるのに
夢の中で ....
起きたらいつも暮れ
たたずめば
側道や新幹線の高架下
結晶が
交差点まで
しんしんと
稜線も
いつかの国境線だったように
揺れる椅子が揺れている
外の気温と比較して店内は暑すぎる。
間違って頼んだホットのカフェ・オレも、
吐き出さずに飲み込んだ大げさな言葉たちも。
それが冷めるまで僕は彼女達を眺めた。
フレアミニの膝上スカート、 ....
暗い深海から聞こえる鳴き声
大きな羽ばたきで泡立つ中に
声は海原を渡り遥か遠くへ
唸る声、高い声、ひたすらに
長く、甘く、響き渡る
恋歌か子守歌か、
ゆっくりと波に揺られ聞こえてく ....
首がやたら凝って
ぐるりと回す
絶好調の日など
そういえば
そんなにない
夜中は必ず目覚める
本は読みづらい
夏に痛めた腰は不完全
不調が普通
なにかしら
携えながら ....
長い円錐形の羽をひろげて
悲しみの所在は
マトリョーシカ
水平線にまどろむ月明かり
ちらちらと
クリスマスツリーみたいに
遠くのビルの窓が見える
今朝は
真冬の都会に
白い傘を差 ....
人は壊れうるもの――
心も体も――
個人には選択することしか出来ない
祈りは現実的な力として
証明されない
己の心に向かって祈ること
たとえそれだけしかできなくても
己の選択にそれは ....
夢を二度みたと想う
たおやかなおんなのひとが
じっとこちらをみている雪降る街角
無意識に
触れたくなってしまい
ダメだからと自制を試みることになる
その後その風景は消え
....
嫌だ嫌だ
世の中の大義なんて大体戦争のための嘘だ
選ばれたら
強行採決を繰り返し
企業は武器の製造を始めるだろう
国を二分する政策とは
そういうことだろう
無邪気な笑みが
不気味な ....
『HEY HO!』
HEY HO 夕焼け、満月、風切る私
犬が鳴くのと同じように、歌を歌う
HEY HO 朝露、宿木、愛の雨
鳥が囀るのと同じように、歌を歌う
HEY HO 秋風 ....
明日は
明日の風が吹く
と先送りしていたことが
目の前に迫って来ていることに
唖然として身動きが取れない
いつかなんて
やって来ることはなかった
俺にはビンセントの才能も
テオのような ....
べったり平和の文字
塗り込めれ続く
この戦場に
一つ明かり灯る
ホッとし
家路辿るも
辿り着くべき
家のもう無く
尚も明かり灯る
誰かの為に何かの為に
とっくに ....
死ねないから生きているだけの私が
美容液を買っている
死ねないから生きているだけの私が
引越し先を考えている
死ねないから生きているだけの私が
新しく保険に加入して
死ねないか ....
ちょっと前までは
超早の電波だったけど
G4,G5などと
若くて、最新の電波にとって変わり
儂はすみっこへと追い払われた
やがて、君たちも
同じ運命を辿るかもし ....
零の生
割れ目から、ポンと弾けし我生まれ キョトンととぼけし、玉子のような生
十の生
胸に描き、ロマン抱きし夢破れ 内に籠りし、野獣のような生
二十の生
退屈と暇を持て余し ....
いまはもう
ただ気楽に生きたいものだと
最後の希いなんて
そんなものかなぁ
すこしだけ
光り輝いていた日々があったか
甘くて苦くて美味しくて
ずっといっしょにいたいひとも ....
歌、豊かさが揺蕩う。
うたゆたかさがたゆたう
死んでたし、白馬を爆破した天使。
しんでたしはくばをばくはしたてんし
ダイバー狼狽えた、狼狽だ。
だいばうろたえたろうばいだ
....
膝を曲げて
地に根を張るように
ゆっくりと沈む
膝が爪先より前に出ないように
尻を後ろに突き出すと
太腿が熱を帯びる
できるだけ底で静止する
自分の重さを実感しながら
わずかに ....
私の見てきた夢
フルーツのように甘い
それは静かに熟してる
甘い夢の中で
あなたに触れたい
熱が冷めそうで冷めない
微妙な距離
もし苦しめないなら
私の前に立って
その目で見 ....
風が吹く ついにこころも飛びゆいて
シル シル シュルル
乙女は鳴りね 肌を撫でつけ
輪郭線が溶けていく
あなた というかはこの たちこめる社会の
その一部になってみたいの
シル ....
限界を知らない愛は慎ましやかからの報復を受けるものだと知った時、彼は凶弾に倒れた
ロックンロールが生んだスーパースターは、大人になれない大人ばかり
それは、尊敬に値するのだろうか?
それでも、と ....
その少年の頬に
温もりを感じるなら
まだ希望は残されている
触れなければ
決して知ることのない
真実もある
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隣町の ユニクロで
スウェットを僕は買った いつも狙っていた
本屋の前にある いつものユニクロで
スウェットを でも その 場所の
好立地のしたたかさ
昔はユニクロは
そんなに ....
それからまた{ルビ電話=でんわ}をした
「{ルビ新=あら}たな{ルビ文字=もんじ}は{ルビ哀=あわ}れだ」
{ルビ首=くび}を{ルビ捻=ひね}るかたまり
のように たたずむ
プラムの{ルビ木= ....
教えてくれ。
この林檎が纏う紅(くれない)、それは僕の瞳を焼く。
君の瞳にも、同じ炎が宿っているのか。
あるいはーー君は澄んだ宇宙(そら)を見ているのか。
かもしれない。結局同じでしょ。
....
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