右手を背中に廻し
左手をお尻に添える
髪は乱れていて
ちょうど良い
形の
柔らかさの
温もりの
自由に
絡まる舌や
いくつかの部位

思わずにはいられない
アフリカ西海岸と
 ....
自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段でもありうる。
                  (ニーチェ『善悪の彼岸』竹山道雄訳)

 人は、気のきいたことをいおうとすると、なんとな ....
素早い手さばきに
ピンク色 黄色 緑色 青色 白色
ささと働いた後 体の痛みを抑え
立ち寄る店は ぼやけている

緑の中厚く冴えた空に見える 飛行機
今日も同じ角度で機体を震わせて飛んでい ....
崩壊系のラジオ局が
深夜に流す曲はラブソング
愛よ愛よ 歌おう
今夜は悲しい夜じゃない
ハッピーでバッドなみんなへ
心こめて歌うよ
うるさくて愛しい
つかの間の幸せ
雑音に近い間をぬっ ....
お客さん、焼きましょうか?
それとも煮ましょうか?
、そのままで

夢を食べる人がいる
お腹がふくらんでいつも放屁ばかりしてる

愛を食べる人もいる
少し物足りないので自分を傷つけ ....
夕方に米一合の飯を炊き
三食分に分けてラップで包み冷凍する
基本は納豆玉子かけご飯
キュウリの浅漬け
ご飯のお供を数種
コンビーフやウインナーを齧り
3分間の食事は終わる
冷蔵庫の冷凍室 ....
 

ボクのほうはと言えば
「許す」ことの意味もわからず
夜のこの街で「むかし」を追いつづけている

だから忘れそうなくらいむかしの
からだ中に鳴り響いた
青い瞳のロッククイー ....
背番号10番が攻めてくる

守りを固める近づいてくるにつれて

巨漢であることがわかってくる

ディフェンダーは薙ぎ倒された

次はどう来るのか

ゴールキーパーは震えていた
夏の遠き
記憶の残照か 、

闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の
深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら
幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオドロキ ....
満たない
思いの
集積場へ

続きからはじまる
夢を折り
からだを畳んで
終わりまで
引きずる

ただ、これは
すりばち状の夢
終わりは広く
広く広く見えるが

 ....
~choriさんへ捧ぐ~



ふくろうさんが
お歌を
歌っている
この夜に
この詩集を拝読した



詩集『chori』の
詩たちは
たしかに
この世に
存在して ....
○「報道官」
アメリカや中国などでは
「報道官」という役職の人がいるようだが
日本の場合はそれぞれ担当している部署の方が
報道官もかねているようだ
例えば政府の記者会見などは官房長官などが
 ....
あの日のことはえっと
断片的にしか覚えていないんです



午前中の授業が終わって
みんなで給食の準備をしていました
マイちゃんとメイちゃんがいないことに
あたしたちは誰も気づいてませ ....
  1

深い森の奥で
いまあのひとは旅立とうとしている

黄金の光を身に纏い
短い一生を駆け抜けて
いまあのひとは旅立とうとしている

低い空に在る
赤い大きな月が
あのひとの ....
ちょとちがうラックが
きみのとこふりそらいでる
めっちゃちいさ蜘蛛がぴょんで
ゴキブリと呼ばれた!
ちがうよと指をさげたなら
別にとジャンプした
まぶしいカロリー
夜のかじかじは携帯眩し ....
淋しさとは
消えゆく炎の眩しさです と先日聞いた
ひとの言葉を思い出す

七輪で
ひとり肉片を炙っている

網のすき間から
火が時にやわらかく伸びるのを見ているが
すぐに消え ....
釣り人は絶えず空を占っている

彼は雨模様の日々の間隙を縫って車を飛ばした

渓の入口に着くと水の唸りが聞こえてくる

今日も駄目だと知りながら

狂ったように竿を振り出し続けた

 ....
自分という存在の剥奪、
自分という存在への恐怖、
自分という存在の絶望、

自分という存在が最初から 
見捨てられ遺棄されて居る
この呪われいるという強烈な実感 、

この場に根源的問 ....
雲のむこうに たゆたう鼻唄

なんだ
ずいぶん機嫌がよさそうじゃないか

安心して 踵をかえす
淡い 一本松の影を踏みながら
人魚の住む海底に
一枚の絵が落ちて来ました
それは人魚のいる瑠璃色の海と空
絵は溶けかけていましたが
人魚の心を打ちその絵を宝のように思いました

ある日人魚が海から顔を出すと
岸辺で絵 ....
静かに剥げ落ちていく現実はリアルとはまた違う、思想が現実に根差していることはリアリズムではない、それはただ現実的というだけのものだ、短絡的に周囲の価値観に日和るだけのものはイズムではない、十円玉を .... 冷え冷え立ち上がる声の壁 、

彼女が俺を凍り付かせ
爬虫類の紅い眼差し、
フラスコの薄い内側から
ギロッ ギロッ と移動し 

冷え冷え波打つ声響き渡り 、

孤独と結婚し私の内懐 ....
こういう時も
書くしかない
いのちの衝動を
熱く
鉛筆をにぎり



みんみんぜみが
一所懸命に
愛の歌を
歌っているのを
ただ聞いている私



どの道
最後を ....
待ち合わせのカフェで読みかけの文庫本を読む。
雨の日の本の紙は水分を含んでかすかにしっとりしていた。
まるで息をしているかのように。

そうこうしているうち、まつげちゃんが現れた。
久しぶり ....
 
  
セックス
世界が変わるとき
一人と一人の世界が終わり
あたらしい世界が生まれる

ラポール
貴方を認めるとき
乱暴もネグレクトも精に成り
深きゆえ また我を忘れる

 ....
夏の日に
僕等は少しだけ詩的になる
降り注ぐ太陽は殺意とともに肌をじりじりと焼いて
そんな苦役さえも受け入れて
僕等は夏を楽しむのだが

夏の日に
僕等は少しだけ何かを予感する
この喧 ....
フラスコの洗浄
柔らかな
ガラスと午後の触感
他には何も無い音と
別の日
満員電車で吊革に掴まっていると
かなかなかな
隣にいる男の人が
ヒグラシの鳴き真似を始めた
夏が終わ ....
「冷やし中華はじめました」、それは夏を大まかに括っていた、水色の一枚の暦のように、町中華の古びたガラス製の開き戸に貼られていた、その水色の張り紙を、店主のおっさんの手がゆっくりとひき剥がしてゆく、ぽっ ....  

海が集めてくれた流木を
彫り、刻み、磨いて、
鴎を作る

なにも詰め込んではいけない
空洞は
空洞のままがいい

心を壊す意味を知らないで
語りつづけた弱気な希いは
 ....
感じてはいけない痛みに気付いて
ああ
もう死ぬのか、と悟る

あなたは寂しいですか?
私が
あなたを忘れたら

一度でいいから
良い子だね、って誉められたかった
親の代まで腐ってい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
おしりrabbit...424/8/30 1:50
聖なる館─A Porno Theater Frequente ...田中宏輔10*24/8/29 23:21
毎日の風景よん4*24/8/29 23:16
夜中にこんばんは3*24/8/29 23:13
詩を食う人アラガイs8+*24/8/29 23:05
食卓レタス8*24/8/29 22:08
ロックンロールが鳴り止まない秋葉竹124/8/29 21:03
ゴールキーパー324/8/29 18:42
この沸騰の夏日に(新訂)ひだかたけし424/8/29 18:12
すりばち状の夢はるな224/8/29 16:27
※五行歌 三首「choriさんとの思い出など」こしごえ3*24/8/29 9:40
独り言8.29ホカチャン2*24/8/29 8:56
目撃証言涙(ルイ)224/8/29 5:08
ゆめなかの夢秋葉竹224/8/29 2:57
らいこう31れつら0*24/8/29 0:57
「淋しさとは」形代 律424/8/28 23:29
【渓流】 雨の日の釣り師のためにレタス5*24/8/28 20:39
詩想、「汝自身を認識せよ」?  (改訂)ひだかたけし324/8/28 20:06
帰る印あかり324/8/28 19:12
瑠璃色の鱗324/8/28 19:00
腹を決めろよ、もしもその先に行きたいのならばホロウ・シカ...2*24/8/28 18:27
SOUL・ LOVEひだかたけし224/8/28 18:16
※五行歌 六首「いのちと共に在るだけ」こしごえ5*24/8/28 16:44
まにまにダイアリー④まつげちゃんとデジャブ[group]そらの珊瑚4*24/8/28 16:15
シジンとヤッたら終われる足立らどみ524/8/28 12:57
夏の日に岡部淳太郎724/8/28 12:42
終わっていくたもつ524/8/28 7:03
「冷やし中華 終わりました」本田憲嵩924/8/27 21:45
鴎とエゴサ秋葉竹324/8/27 21:17
翼の名前ゆめ124/8/27 20:42

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