本質に触れた時
手の振るえが止まらなかった
先生に触れた時
涙をこらえるのに必死だった
今このために生きてきたのだと
それは天啓だった
窮屈
かなり窮屈も相まって
そこに神を見い出した
全知全能だったね
さすがに
窮屈
こんな良い子の僕も
悪くなってみせるさ なチキン野郎
こんな日にゃ
あんな良 ....
私は私にとって謎 、
それだからこそ
私たちは面白くも哀しい
(哀しくも面白い)
私は私たちであり 私たちは私だから
目の前にある光
それに向かって手をかざす
ハサミのように切ってみる
チカチカ キラキラ ピカピカと
刻んだひかりが
紙吹雪のように瞳に注いでくる
眩しいなぁ 綺麗だ ....
{引用=dot dot dot dot dot
歩いてる dot
たくさんの dot
ゆめのなかの都市に
浅いゆめと蒼い Silver
集まる dot すれ違う dot
喧騒 ....
{ルビ波食=はしょく}とバナナの{ルビ皮=ピール}に
{ルビ折=お}り{ルビ畳=たた}まれ
{ルビ箇条=かじょう}にかすれきった。
{ルビ黙=だま}らせる{ルビ値打=ねう}ちもいまや
{ルビ問 ....
僕のこの文章を
読んでる君は僕で
それを君が分かったなら
僕は君だから
この一粒一粒の字が
僕だと思う君が僕
一つ空いて君はここに来たね
と僕は言うんだ と、読んだ君が僕で
少し長 ....
ねえ、教えて
どうしたらいいの?
そんなの俺にもわからねぇよ
言われた通りやればいいんだろ
それでいいの?
そうだよ。
お前が良いと思うならな。
最近、頭のなかで何度もリフレインする世界という概念。
疲れているから人生から逃げているだけのところもある
と知っているのでじぶん対策のおまじないとしての言葉、
「世界が世界を世界した」と呟くと不 ....
またね
ということばが
いつからか嫌いになった
そうは言っても使うのだけど
なんとなく
さよならより
なんとなく
ざんこくな
気がして
また が
こなかったときに
か ....
あいしろのぬくみをひいて
はなめきたつ
なまみのゆらぎ
ゆきむくろのかろけさに
しつかふるえるなまえ
ほとりほとりひたいにきゆ
このふかしみのめぐりよ
まいとせのおもい
しろの ....
読んでほしいと渡されたのは『霧のむこうのふしぎな町』で、
なくしたものと出会える日々が少女をとおして綴られている。
小径をはずれて森の奥へと風にとばされきえいる雨傘、
少女がおいかけ迷いこんだら ....
真っ白な部屋は
窓もなく
静かで
このまま
じっとしていたら
気が変になるだろう
だけど
それも良いじゃないかと
諦めてしまえば
自分自身も
色を無くして
部屋に同化して ....
じじじと字が痺れ
もじもじと文字は明らみ
たんたんと単語に輝き
私たちに語りかける
何かご用ですか?
ああ
資本主義への依存
などという言葉が降りてきた
けどよー
働かないと飯くえねーじゃん
キコキコと
錆びたママチャリは
軽く悲鳴をあげながら、重い雲の下を走る
襲いくる粉雪を押しのけ押しのけ、よたよたと走る
今日はどうしても、
この有権者を会場へ連れて行くのだ
....
町は静かだった
選挙カーは一台も来ることなく
SNSが賑やかだった
そしてその日を迎えた
悪霊退治に行くみたいな気持ち
いつもより風景がスローモーション
いつでもマイノリティ
願いを ....
アベニューに面した年代物の古いビル群の一角じゃ投身自殺が相次いでいるらしい、拾ったニュースペーパーに書いてあった記事の中で読み物と呼べるのはそれくらいだった、人間一人丸めて捨てられそうな巨大なゴミ ....
雪降る
神戸ポートアイランド
退院する夫を迎えに
土曜は
車が少ない
フロントガラスに
吸いこまれてくる
雪の花
淡く霞む
道も景色も
うんと広々
車線変 ....
珍しくこんなに雪が降るのは
天の気持ちが崩れて
凍える悲しさのなかに沈んでいるからなのでしょう
だから私たちもその悲しさを共有して
天の気持ちを推し量って
その雪が積もるなかに
ともに ....
凍結の雪降り頻り
街の明かりもう灯らず
瓦礫の山積み重なる
一握りの子供達だけ振り返らず
列を成し進みいく
露わになった魂を曝し
今宵もまた
無数の恒星の眼が見開かれ輝き出て ....
やり口に不具合があるところ
個人が人力でカバーし
事なきを得ている
そして
「ね、うまくいっているでしょ」
これは堪えた
あのエリック・クラプトンのみが知り得た
中毒からの脱出を ....
きっと雪が降るよ
池上の屋根にも
そらから
長栄山の森にも
空から
たえまなしに
宙から
きっと雪が降るよ
それから
学校にゆく道に
積もり積もり
一日 ....
距離を置いて見ると、停滞は、閉じ込められた珊瑚礁の内部で発する火花を象徴しているように、感じられる。
困難な技巧は、郊外で唇の一生涯を、夢想的には描かない。
暴露的な腐食が、私たちの遠くに ....
「あの祠壊したんか」と老人
いやまだ壊してはないけど
作り替える話が出てて
計画の邪魔になってるとか何とか
「あの祠は壊してはいかん」
ずっと古いままでは
今の時代に対応できないかもし ....
ちいさな船内を おちていくもの
あるくもの こちらをみるもの
わすれないように、またな
千景は目を伏せて答える
初めて口にした親指の晦い階段を下りるとき
今しがた沈んだパイプ椅子ごと ....
雪降る夜は
チックタック、チックタック
振り子運動しつつ
均衡保とうとしても
内から湧き出る光帯の圧倒と
外から押し寄せ来る喪失の狭間
押し潰されそうな虚脱感に
なかなかこいつは厄介な ....
くっだらねぇ、ことばっか、
云ってんじゃ、
ねぇよ。
どーしたら、わかってもらえるのかな?
オレは、オレの、
描きたいことを描いてるだけなんだと。
べっつに、
ガラの ....
天使を観測した
薄羽のささらぎの きみ
眠ってしまったこの街の
ただ一つのちいさな ちいさな
踏み潰してしまいそうなほどの憂鬱
顛末を観測したわたし
咲きひらいた花弁が 関節を ....
血液検査で数値が改善
テストの成績がよかったみたいな喜び
年取ったのだとしみじみ
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