やり口に不具合があるところ
個人が人力でカバーし
事なきを得ている
そして
「ね、うまくいっているでしょ」
これは堪えた
あのエリック・クラプトンのみが知り得た
中毒からの脱出を ....
きっと雪が降るよ
池上の屋根にも
そらから
長栄山の森にも
空から
たえまなしに
宙から
きっと雪が降るよ
それから
学校にゆく道に
積もり積もり
一日 ....
距離を置いて見ると、停滞は、閉じ込められた珊瑚礁の内部で発する火花を象徴しているように、感じられる。
困難な技巧は、郊外で唇の一生涯を、夢想的には描かない。
暴露的な腐食が、私たちの遠くに ....
「あの祠壊したんか」と老人
いやまだ壊してはないけど
作り替える話が出てて
計画の邪魔になってるとか何とか
「あの祠は壊してはいかん」
ずっと古いままでは
今の時代に対応できないかもし ....
ちいさな船内を おちていくもの
あるくもの こちらをみるもの
わすれないように、またな
千景は目を伏せて答える
初めて口にした親指の晦い階段を下りるとき
今しがた沈んだパイプ椅子ごと ....
雪降る夜は
チックタック、チックタック
振り子運動しつつ
均衡保とうとしても
内から湧き出る光帯の圧倒と
外から押し寄せ来る喪失の狭間
押し潰されそうな虚脱感に
なかなかこいつは厄介な ....
くっだらねぇ、ことばっか、
云ってんじゃ、
ねぇよ。
どーしたら、わかってもらえるのかな?
オレは、オレの、
描きたいことを描いてるだけなんだと。
べっつに、
ガラの ....
天使を観測した
薄羽のささらぎの きみ
眠ってしまったこの街の
ただ一つのちいさな ちいさな
踏み潰してしまいそうなほどの憂鬱
顛末を観測したわたし
咲きひらいた花弁が 関節を ....
血液検査で数値が改善
テストの成績がよかったみたいな喜び
年取ったのだとしみじみ
締め切った窓の隙間で
カタカタと揺れる風が
どこから来たのか
考えているうちに目を閉じた
明日は晴れるだろうか
予定が無くても
早めに起きてみようか
夜の位置を確かめながら
寝 ....
{引用=
みぞれと呼ぶには、儚い白い粒子
海峡を冬景色にかえる
流木の積もった雪をはらう
歩き始めた息子の手は、
疑いを知らぬ 温もりで
もう一人の赤子は、腕のなかで ....
そしてまた、人類は
あいも変わらず
愚かだ、な
イラン
アメリカ
ロシア
ウクライナ
弾道ミサイル
核開発
いつまでも
どこまでも
愚かな表情で
いきってるな
....
陽のあたる
名前も知らない神社のわき道
側溝を覆い隠す熊笹の
枯れて葉の縁が白くなる隈取りに
春へうつろう植物の
地力を感じてたのしくなる
ぽつねんと浮かび
ふいに消 ....
天才にもなれず
凡人にもなれない
頭でっかちの私
宙ぶらりんこ
情熱だけは今だに熱く
言葉だけは不平不満
こんな私に誰がしたの?
収まるところへ収まれば
....
多分、明日の――二〇二六年二月八日の――選挙戦に、国粋主義は勝利して終うだろう。
その帰結は世界的潮流であり、われわれの宿命である。
であるが故、諸氏ならば諸氏、諸君であるならば諸君であっても ....
くれないダンス
雨の日の悲しみの匂いが
僕となんの関係もないのかもしれなくて
だから僕は悲しみと捉えるのだが
あれ フランス料理
僕がつぶやいてる話さ
高層マンションに女医と ....
ギブミーチョコレート
関係性の完成形
それが世の中だというけれど
僕は受け止められなくて
待ってと告げた
もらう代わりに
君が
僕を
独り占めにするのは
更には尻に敷くのは
....
満月の最中
とこしえに
春の飛沫は風模様
集まりも仕方がないから
叫ぶ喜びにどうも似ていた
陽炎が傘をまつりあげ
混沌を半年ともなく杯をあげる
誰のものでもない 自分の ....
幸せになんて、
なれるわけないだろう?
幸せっていうのは
ただ、
そこにあるもんだよ。
幸せに、なりたいッ!
だなんて想っているところに
幸せなんて
やって来てくれ ....
あるディスカウント店では
三ヶ月を興味期限としており
売れ残っている商品は
お客が興味を示さなくなったとして
値下げを検討するそうだ
人間社会でも
三ヶ月を興味期限としている節がある
....
あなたの話を聞きに来た
十円ハゲを年中消せないまま
走り続けた、あなたの話を
人だかり
拍手があなたを招く
わたしは 後ずさる
マイクをとり口をひらく ....
恋をしたんだ いや、恋に落ちたんだ
それも違う 恋に襲われたんだ
優しい天使に 襲われたんだ
そんな言い訳なら 少しは伝わるでしょうか
あの時、私が抱いた恋は
トゲの無い薔薇でした ....
混沌と秩序の
入れ替わり立ち替わり
際立ち 波打つ鼓動、
絶えず脳髄に太っとい響
もう 自らの意識の深い泉へと
耳を傾け 、ひたすらに
混沌の際から 死を覗き見て
意識の視界 ....
○「ああ!お母さん!」
久しぶりに出会えた うれしさに
思わず 顔がほころびます
お母さん!
大分痩せたみたいね
またおうちで一緒に
ご飯を食べましょうね
お母さん!
家でポチも待 ....
初めて手を繋いだとき
緊張して
汗ばんでいたのは
僕だけじゃなかったんだね
思い返すと
二人とも
恥ずかしいくらい
純粋だった
並んで歩いていても
いつも僕が
車道側に立っ ....
運玉義留
こども達のまぶいが
偉い人達に抜かれてしまうんだ
盗り返してくれないか、ギルー
彼等の明日
明日そのものが報酬になる
「脂喰坊主と九人の友達」より
日射しが強まり、ポタポタと雪が溶けて
ゆき、ようやく春がやってきた。
窓に打ち付けられた板を父が外したら、
部屋も目隠しを外したように、暖かい光が
入った。
土は肥料の臭いを纏い、
沢の ....
言葉は不思議だ!
音で出しては消えて、
意味を残す
点、線で面を生み
カタチで伝え残す
それがどうして
悲しいとか
喜んだりと
こころを映し出す
....
草の生えたところに生えた木
まさに望遠鏡であった
花図鑑を聴きながら
また、あの子の木漏れ日があたる公園にて
過去はない もうない あったところで なんもない
ロマンだっ ....
息子への詩
私から巣立った息子へ
母のこの思いを受け取れる日があるならば
君にたった一つ渡したい
そのたった一つをいつか君が
私の事を思い出して懐かしむ時に
心が温まるような
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.54sec.