善も悪もなかった
昼も夜もなかった
生も死もなかった
有も無もなかった
今も昔もなかった
あの頃に還ろう
街の灯も 音のない雪。


歩幅をかえることのない
繰り返しの日々に
息を潜め

あからさまな
白い息に
暖くもりをもとめる夜


夜の戸の音は控えめで、
永くな ....
縁起の良い夢も
楽しい夢も
起きた途端に分からなくなる
蒸発するように
見た夢が思い出せなくて
面白かったと思いが数分続いても
続きが見たくても
思い出せないし

普段は夢を見てたの ....
誰が何をどんなふうに語るのか
緊張が先走って
何も耳に入ってこない
厳しい意見の怒り声
相槌を打つので精一杯
どうまとめていくのか
まるで考えが浮かばない
怒り声がずっと付き纏う
時計 ....
それは死なない
風が死なないように
それは生まれる
風が生まれるように

それは今もわたしを生かしている
生かすべきでないものを
強いどころか
あまりに強い

光よりも先につくられ ....
そうやってわができていくんだね

とじられてると
勘違いして

ブラウン管の向こうから
なら
あおぞらのむかいがわ
7等星のレンズから
おうとつを簡易変換したくないほどには
さみし ....
昨夜は
三日月と土星が
キスしていたな

ふと
想った

豊かな
心を持ちたいな


ひとはさるだったけど
けんめいに生きてひとになった

それは
意志だっただろ ....
その辺に落っこちている恋じゃ嫌なの

いつだって“とっておき”が欲しい
これが必然とでも言うような
運命の出逢い
出逢うべくして出逢い
触れ合えば稲妻が迸り
このひとに出逢うために産まれ ....
きみ、
ゆるふわの、
お饅頭さん、
見ているだけで、
ほんのりと甘そうな、
おさげ頭のお饅頭さん、
その笑顔のとてもカワイイ、
まるで白いまんまるの生地に、
切れ目が入っているかのよう ....
遠くでジャズが鳴り響いてるわ

わたしは花

硬くてしなやかな金属の塊

あなたのために

二人のために

100万人の誰かのために

永遠を見つめ続ける花

季節は巡 ....
地下駐車場を上がると
青空の下
広大な うずまく雲

──紛れもなく 雪雲だ

冷えた頭と
落ち着かない心臓

ただ
そう認識したと
ひとりごちる

突然の別れと
止ま ....
妹と
柩に入れる花束を
買いに行く

花束ができるあいだ
ふと
呼ばれた

すぐ横にあった
スイトピーたち

ピンクに
シアンの縁取り
鮮やかな染めブルー
淡い色たち
 ....
息が詰まりそうな
毎日に
こんなはずじゃなかったと
恨みごとを言っても
何も変わらないのだから

鳥のさえずりを聞きながら
太陽に向かって
歩いて行こう
まだ光が僕らを照らすうちに
 ....
だから

みんな光なんじゃないかと

今思った
並立する僕らの惑星は
パラレルみたいで

僕の中の君と

君の中の僕を通じて

通信する

反射みたいに


こんな詩を思いついた
喫茶店の中で
ずっと待っていた

雨が降っていた
雷がとどろいていた

私は一粒涙をこぼし
耐えられずに席を立った

家に帰ってからも
上の空のまま

やあ永遠よ
幸せを約束 ....
キシキシと
きしむ軒先

やがて夜は
もっともっと
深まっていく

誤解も
行き違いも

みんな眠りが溶かす

耐えられないことは
今日は起こらなかった

だから明日は
 ....
今日、
ガーベラの枯れ果てた枝を切る
スプレー菊もキキョウも
次々と容赦なく切る、切る、切る、

照り映えるトーキョー冬の青の許 、
春よ来い 早く来いと乞う如く
枝葉のパリパリと掌のな ....
他人の看板を背負って

街を闊歩する人々

ブランドのバッグに

胸のワンポイントの英字

背中に蛇のようなロゴ

看板代にいくら貰ってるのかな?

えっ!お金を払ってるん ....
どれだけ見栄を張っても、オナラブー
どれだけ格好つけても、オナラブー

偉大な文豪小説家
或る日、五月の雨の中
得意のペン先尖らせて
魅惑の名文閃いたと、ポンと膝打ち肩慣らし
お決まりの ....
  文体

文体を整えるのは、
言葉を使った
脳への負荷によって、
徐々に自由の頭が
見え始める!

冴え冴えとした心で、
言葉を使用してみる、
思い悩んでいた過去を、
全部使っ ....
少しずつ光が氷を解くとき
日は滝の苔を照らし
雫が次々に湧いて輝き出す
福寿草が開き始め
タラノキが芽吹き始めたら
厳しい冬も終わり
早春の風が吹き始める

長い冬の曇り空が
晴れや ....
デスクトップ画面の画像は
毎日ランダムで変わる
風景が多い中
ある日猿の画像だった
目が合った気がしたが
Excelを立ち上げ作業をした

ひと仕事終えてExcelを閉じると
やはり猿 ....
書き止めておいた、メモの切れっぱしが見つかった。
(ガルシア=マルケス『族長の秋』鼓 直訳)

これは詩になるな
(ウィル・ワーシントン『プレニチュード』井上一夫訳)

まだ、詩を作ってい ....
人はみな、誰かによりつく
ひとりがこわいんだろ

わかっている
わかっている
僕は
誰の声ももう

あと一押しで
こわれてしまうなら
君はどこにいく

雪に吹かれていた
傘も ....
撤収は予定どおり、午後五時に開始された。予定どおり、というのは、時計が五時を指していたという意味であり、撤収という行為が本当に始まったかどうかについては、確認する術がなかった。知り合いの集団は、知り合 .... 心中に

沈んでる

真理を

静かに掬い出し

詩に編む

真剣な行い
私の手の甲に
手を重ねてよ
あなたを乱暴には扱えない私だから
心配なのかな

以前私は息と心が荒れており
獰猛な野犬のようでした
あなたを噛み殺しかねなかった
この牙で
誤って

 ....
空が青い。
青く青く青く、切立つ峯のように
純粋に青く切立つので
私は追い立てられる
その青さに彩りに
私は締め出される
生に
追いやられる
ここで何も選べないでいることに
その間
 ....
ふわん ふわん
つい手を伸ばしたら
雪をつかまえた
すぐに
手のなかでほどけて
水になった

死んだら雪になって会いに行く
そんな人を
うっかり
水にしてしまった

半ズボンを ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あの頃に帰りたい水宮うみ126/1/24 18:27
雪男月乃 猫1126/1/24 18:12
夢は蒸発する伊藤透雪2*26/1/24 14:12
ファシリテーターになれない926/1/24 13:22
意味のある波一般詩人-726/1/24 13:15
wc826/1/24 11:21
三日月に祈りを秋葉竹326/1/24 11:01
完璧な恋りつ8*26/1/24 7:43
お饅頭さん本田憲嵩1026/1/24 1:47
造花洗貝新9*26/1/24 1:39
雪雲花野誉11*26/1/23 23:31
花束ができるあいだ11*26/1/23 23:04
口笛花形新次026/1/23 22:05
memoうし026/1/23 21:53
026/1/23 21:44
喫茶店杉原詠二(黒...4*26/1/23 21:30
今日の終わり1*26/1/23 21:06
ア・オひだかたけし626/1/23 20:42
看板背負って多賀良ヒカル026/1/23 18:27
おならうた鏡ミラー文志6*26/1/23 17:27
文体杉原詠二(黒...2*26/1/23 16:21
春待ち伊藤透雪4*26/1/23 14:32
デスクトップの猿526/1/23 12:34
SENTIMENTAL FOOL。田中宏輔21226/1/23 6:03
いつか海をdouche5*26/1/23 3:52
舞台後期126/1/22 20:25
多賀良ヒカル026/1/22 18:26
杉原詠二(黒...2*26/1/22 16:10
イカロスの薔薇園真礼美226/1/22 15:59
さとうそらの珊瑚8*26/1/22 13:39

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