初めて手を繋いだとき
緊張して
汗ばんでいたのは
僕だけじゃなかったんだね
思い返すと
二人とも
恥ずかしいくらい
純粋だった
並んで歩いていても
いつも僕が
車道側に立っ ....
運玉義留
こども達のまぶいが
偉い人達に抜かれてしまうんだ
盗り返してくれないか、ギルー
彼等の明日
明日そのものが報酬になる
「脂喰坊主と九人の友達」より
日射しが強まり、ポタポタと雪が溶けて
ゆき、ようやく春がやってきた。
窓に打ち付けられた板を父が外したら、
部屋も目隠しを外したように、暖かい光が
入った。
土は肥料の臭いを纏い、
沢の ....
言葉は不思議だ!
音で出しては消えて、
意味を残す
点、線で面を生み
カタチで伝え残す
それがどうして
悲しいとか
喜んだりと
こころを映し出す
....
草の生えたところに生えた木
まさに望遠鏡であった
花図鑑を聴きながら
また、あの子の木漏れ日があたる公園にて
過去はない もうない あったところで なんもない
ロマンだっ ....
息子への詩
私から巣立った息子へ
母のこの思いを受け取れる日があるならば
君にたった一つ渡したい
そのたった一つをいつか君が
私の事を思い出して懐かしむ時に
心が温まるような
....
納得してないんだ
いつまでも
静止画が見つめてくる
殴られる恐怖がね
ないような話
記憶も体感もなんだか的外れだ
あってるかも分からんのに
喧嘩売って どうしようもない
....
マヤ・チャウドリー
マイ・レズビアン・デート、バイ・シャロン・ストーン
わたしのポケットには石が入っていて
海の波が、わたしの足首にかぶりつくと
わたしは溺死するかもしれないわ ....
ありがとう
心の中で唱えても
言葉にしないと伝わらないよ
自分に問いかける
助けてもらった
解かっているのに
言葉にならない
己の弱さが身 ....
ニーチェも頭捻るような
説法は 東大か? なあ、兄さん
アホ若造は
1年宗教勉強しました
かたい面して
そのまんま東に説法します
素晴らしい、説法、だった
鴉も大喜びです ....
花粉症かと思うような
くしゃみ鼻水
やがて頭痛と吐き気
熱はない
すべてを放り出して
気づけば14時間も寝た
頭痛の余韻が萎えさせる
それでも働かなくちゃ
仕事に集中してたら
....
進化なんて
しなくてもいいとか
ホンキで想っている
進化は
利便を呼ぶけれど
同時に
悲しみもつれてくるから
緑の山が
緑の山でありつづけられるのは
あるとき進化がと ....
いつもきみがそばにいる
振り返っても
両手を差し出しても
鏡を覗いても
分からないけれど
気配と洗った髪の匂いがする
僕の周りの空気が
温かく澄んでいる
それはきみがそばにいる証拠 ....
人生は、「意味が最初から用意されていない時間」。目的や正解が先に置かれていない、生まれた瞬間「これが答えだ」という台本は渡されず、ただ時間だけが与えられる。その時間の中で、何かを欲しがり、何かを恐れ、 ....
下から上へ
親指のサーフィン
枯れたシナプス
あわててキリンジを飲む
週に一度、服用と言われていたのに
あなたは何を処方された?
家路を急ぐ街をわき目に
....
東方より
高い悲鳴
サイレン
部屋に満ちる光が
筋を作る
窓外
道路を
車が走り去る
ページの古びた
赤い辞書が置かれている
何度も繰り返し
鳥が鳴く
静寂 ....
1. ab
抱きしめたもの
全部ひっくるめて
冷蔵便で送るよ
君にとってはもう
いらないものばかり
かもしれない
2. sakutaro
ああ、私がこの胸に抱きしめ ....
時計が時を刻む
朝にも夜にも
愛が聞こえてくる
灯を点けよう
やって来る夜よ
想う時間よ
月と星の明かりの気配がする
夜の静寂
私たちは遠いね
電話をかけて来て?
二千三十年宇宙平和機構は
民間宇宙旅行サービスを開始した
オープンセレモニーに
紛争当事国などのリーダーを招待した
ホスラエル・ホマスに小錦兵などなどなど
地球から1 ....
高速道路を
一四頭の豚が歩いていた
それを報じるキャスターの表情はのっぺらぼうで
例えば豚の心情などに一切触れることがない
「まっすぐな道でさみしい」
カーティスだったらこう言うよ
....
脱ぎ捨てられたパジャマは
丘にあがった溺死体
夜に見つけてもらったら
生き返る
胸の釦をとめたら
ふくらむ中身
ズボンのゴムは
伸びたり縮んだりを繰り返しているうち
一足早く老いて ....
曇った朝を溶かすのは
誰かの涙で出来た青い空と
重く沈むことに疲れた太陽
感情を動かされて
両手を高く上げる
小さき存在
されど存在
今は確かに
{引用=
楽曲は下記 ....
この国では、芸術は意味を与えないことを目的としているらしい。目的という言葉が正しいかどうかは分からない。ただ、意味が生じかけると、誰かがそれに気づく前に、自然と処理されてしまう。処理という言い方が一番 ....
ぐちゃぐちゃしながら
しらないうちに
ちょうわなし
うつくしきわおん
かさねひびかせ
そこぬけびっくら
あうんあうん
うごめきたえず
きょだいなしずかさ
きづけばまたもや
ずんず ....
僕はずっと眺めてるんだ、君を。
他の何より君が好きだと言いたくて。
そうすると君は必ず目を逸らすんだ。
「君を好きじゃない」って見透かされたくなくて。
だから、車窓を眺めて君の眼球は左 ....
小春日、
冬がときおり気紛れに被ることのある仮面、
とてもおおきな、
あしなが蜘蛛は、
その翌日、
いち早く訪れた、をよそおって、
まるで春そのもののように壁に張りついている、
けれども ....
節分の豆まき用の
落花生
結局
「鬼は外 福は内」は
やらずに寝た
今夜
ウィスキーのアテに
落花生
パキッと割ると
左右に分かれて
一個ずつ
なんだか
悪 ....
浅瀬に住めない深海魚
空を飛ぼうとするにわとり
軒下を這うヤモリと
猫のあくび
金魚鉢
ブラウン管のノスタルジック
心って、
本当はきっと海でできているんだ
凪のように穏やかで温かな日もあれば
荒波ですべてを飲み込んでしまう日もある
陽の光の声にきらめいてみたり
曇る空の色に染まってみたりする ....
学校帰り、町に一つしかない音が出る横断歩道を、
わざわざ渡って帰ろうとしたら、横断旗が誰かに
盗られて無くなっていたのでがっかりした。
通学路は神社の山を横に見て、帰る道には線路が近い。
金 ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.52sec.