言葉にならない物がいる
黙ってみても 叫んでみても
それは言葉にはならない
ただただ、そのもどかしさを
言葉にするだけで
それが切なさってやつで
夏の火照りが色気だけを残す
そんな頃 ....
理想像の関係を
写し取ろうと
粘土をこねた
私の人形
好みの造形をして
嫌なことをしない
私たちの人形
閉ざした全て
驚きも
悲しみもない
平坦な目を合わせる
私たち ....
暗闇にともしび
あたたくきんのひかり投げかけて
道行く迷子を微笑む
100均のガチャをせがむ子供のように
宿命は背負いきれない覚悟がたりない呼ばないで手放して
わたしは傀儡じゃない
気 ....
薄暗がりの岩窟に
女がいた
美しさは普遍の 時を超越し
時代の制約する 美の価値など問題にせず、
活きた存在であるがため
心をうつ
わたしの存在など
気づき ....
色んな可能性がある。世界にオメガドライブが生じて、全ての存在が抹消される可能性もあった。だが、ゲームの中でオメガドライブは打ち倒されたので、オメガドライブが発明されて、登場する可能性はもはやない。だが ....
冬に一歩ずつ近づいて
通りの桜並木の葉も
完全に散って
僕と君との思い出は
遠い過去のものになろうとしている
大丈夫かな?
大丈夫だよな?
繰り返し呟いていた
確かなものは何一 ....
百万回も再生されている
五円硬貨で金運アップという動画を見て
玄関に五円硬貨を置いてみたら
翌日にはちょと得したことがあったので
これは効果ありかと思った
その翌日には動画のお薦めに
....
ととととま~とら~~
なななすがまままら~
にんにんにににんじん
たまたまねぎぎぎ~あ
きゃきゃきゃべ~つつ
れたれたれたりんすんすん
きゅっきゅっきゅぎゅりー ....
君が一瞬見せた
微笑みの意味を
10年経った今
どうしても確かめたくて
君の去った
集合住宅をたずねる
あのとき
君の静かな
やさしさに
気づくことが出来たなら・・・
あの ....
生きているだけで罪なのか
生きていくことは過酷だ
尊さ忘れて今日も怠惰に
罪を積み重ねている
生きている音が聞こえるか
生きていることを忘れていないか
光の速さの一生を
どんな音 ....
俺の地平が畝っている
どこまでも起伏のない地平ながらも
無軌道に畝っている
どこまでも透明
に限り無く近い青の地平
立ち止まって下を見ると
どこまで墜ちるかわからない暗闇
薄く青みが ....
雪の下にはふきのとう
春に焦がれてじっと待つ
雪の布団は冷たかろう
雪の布団は重たかろう
雪の下にはふきのとう
もうすぐ春ぞとじっと待つ
雪の布団は冷たかろう
雪の布団は重た ....
ブラックマントをかぶって
夜を歩け
懐中電灯は
影を追い払うためではなく
確かめるために
夜は
いつも危険ではない
星は
それを知っている
星が輝いて
空で賑やかに ....
あなたと夜更かしして
テレビを見ていると
深夜のTVショー
という番組が始まり
あなたが出演していた
体当たり企画、と称して
あなたは様々なことに挑戦していく
百人分のカレー ....
書きたい
書けない
どうしても書きたい
書けない
本当は書かなくてもいい
だから書けない
でも書きたい
書かなければならない
表現というものが好きだから
書きたいのだ
しか ....
わたしのおもいは
わたしにしか分からない
他の人にとってはおかしなことでも
わたしにとっては正しいこと
言葉で説明しても分かってもらえない
だって
矛盾していることが美しいと思うから
....
君が居ないと食事が不味い
今の私はバンジージャンプで
命綱が切れて死んだ
あの時と同じ気分だ~ あ あ あ
ジメンに叩き付けられた俺は
神経細胞全土で大震災ガス爆発
麻薬のビブ ....
二人の男が外套の襟を立て
いずれも少し背中を丸めながら
ホームに立っていた
少し離れて並ぶ
1月の
東急池上線 大崎広小路駅
今日は風が、とても冷たい
「野口五郎とかな」
「布施明 ....
○「考え過ぎない」
適度に考えるのは
よいが
考え過ぎると
心の毒になる
考えない訓練
忘れる訓練
気にしない訓練
ゆっくりする訓練
リラックスする訓練┅
こういう訓練を受けて ....
○「老いの哲学」
断捨離は
物だけではなく
考え方にも必要である
体力気力脳力が年々衰えていく中では
シンプルな生き方をするしかない
あれもしなければ
これもしなければ
と思っても
....
花が咲けば君は笑う
四月
爆弾の雨が降る
そのうららかな崩落に
ヤツデはしおらしく
君は鳩のまま
お昼寝をしていられると
そう思っていたんだね
ミルクティーのなか溶ける角砂糖
幻想が ....
名前のない鳥が
薄曇りの空へ
飛んでいった
羽音をたてなかったのは、
よく通る声で鳴かなかったのは
そこにいることを
知られないため
太陽に向かわなかったのは
影を教えないため
....
この世に生まれ落ちて
死に向かって歩く旅路
いくつもの景色を横切り
巡る季節を通り過ぎ
何人もの倒れた人を追い越して
時には誰かと一緒に歩き
それぞれの道に別れて歩いてゆく
景色 ....
何処までも
澄んだ声が響く
この夕暮れ
西の地平にまた
いつともなく
浮き立ち耀き出す
エメラルドグリーン
そうして薄っすらと
自らのシルエットを晒し
富士の山がたたずんで
明 ....
蛇口からあたたかいお湯が
無限みたいに注ぎます
キュッと締めれば
あたりまえの奇跡ができあがり
ばばあはそこに
枯れたからだをゆっくり浸す
ありがたいありがたい
ばばあのいうことに
....
子や 子や
小さき子や
死の国から生の国へやってきて
年端もいかぬ子や
生の国に慣れぬからと
あわてて死の国へ帰ってしまわないでおくれ
あちらへ帰るのは
こちらで見るべきものを
見てか ....
でも
また君の
大きさも小ささも
あのあたりだからここらへん
しばらくしたら
あちら側のこちら側
しかし
どうにも左だから
そう思うと右で
でも
右だと左なるし
戻るから進ん ....
腕時計をちらちらと見る
プラットフォームで
君を乗せた特急列車を
今か今かと首を長く待つ
ドアが開いた
が
君の姿がない
その時
後ろから肩を叩く音 ....
光る園の草の横を
滞りなく流れる用水路の
水の流れの上に乗りながら
葉っぱは短い旅をして
やがて一級河川に出た
あまりに眩しい光が
園を染める
風が断続的に吹き
強まったり弱まった ....
ひとりの夜
眠いのに眠れない
君がいる夜は
よく眠れたのに
君の寝息が
まだ枕の隅に残っている気がして
手を伸ばしてみるけど
空いたスペースは冷ややか
スマホのブルーライトも
タップ ....
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