離婚。

それはいちばん容易い手段
私もあなたもラクになるでしょう

“妻”の座にプライドもあった
執着もあった
意地にもなってた

だけど
それでいいの?
と問われた時に
ど ....
いつの頃からかお風呂に
クジラが住みついている
巨大な体を丸めて
浴槽に収まっている
餌は何処かでとってくるようで
元気そうにくるくる回りながら
水浴びをしたりする
種類を調べよ ....
枯葉の落ちた道は
思うことも特に無く 存在する
時間の積み重なった事実に
今日も川が光っていた


僕はある歌手の公演を見た 
少し寒い日だった
友人と帰りがけに 少し
会って 感想 ....
誕生石はトパーズ

子供の頃は
冴えない石だなぁ…と思い
嫌だった

そんな私が
トパーズを見直したのは
ブルートパーズが現れたから

なんて綺麗なんだろう
トパーズも悪くないと ....
Amazonプライムの中の核戦争ドドヤーン
シアタールームに積み上げた本たちが
ドサ
何とかしてよね年上彼氏
震災が来たら一緒にシノーネ
粗大ごみ廃棄300円券をペタ
高枝切り鋏をやっとの ....
赦すこと 
と他者に言いながら、
自らは愛する相手他者を
刺し殺そうとする・した
この自己欺瞞を軽く流す愚か者。◯
 アーケードを沢山の人が歩く
 なにも考えていないときの
 脳内のような光景

 半透明な意識が血管を流れていく
 言葉がダマになってそこかしこで死んでる
 ふと 誰かの気配を感じて振 ....
嘘の蓄積
宿便のよう
いつもどこか優れない

ホラから生まれるホラー
天井の木目が顔に見えて
天井に睨まれる

良心の呵責が
眠れない夜を提供する

明日が来るたび
腹の中が黒 ....
唇と唇を重ね合って
舌と舌を絡め合って
きみの口の中の粘液を
舐め尽くしたい
きみの唾液を飲み干したい
それ以上のことは不要だ
例えきみが要求したとしても
股間をモゾモゾさせたとしても
 ....
司りに従い小路をいき続け
青々とした木の葉の一枚ふわりふらり
足許に着地し揺蕩いながら懐いてくる

苦しく狂い乱れる流浪の時を終え
止まるべくもない時の留まるに此処
ゆっくりゆくり裂け開く ....
マガモがシベリアからやってきてはにぎやかに鳴いている
人造湖に多くの渡り鳥達が群れていた
赤い大きな橋のたもとにあった古い山小屋旅館は解体されて
長い年月に蓋がされた

昨日今日、ほぼ今年最 ....
貴方に、希望も与えない

闘う大義が無いなんていうことが、あるのだろうか?

怒りは、石ころ 
いつでも足元に転がってる

蹴飛ばせ そして、踏みつけろ
理由という大義を探せ

私 ....
やたら屁は出るし
その屁はとてつもなく臭いし
腹の底には何かあるだろうな、
と思ってたんだよね。

コールタールだった

そんなに厚くはないが
しっかりとこびりついている

言葉は ....
どっかの時空の三蔵法師が
私の頭の緊箍児(きんこじ)を締め付ける
私は孫悟空じゃない
法師様よ間違えてくれるな

明らかに緊張性頭痛であるが
ストレッチなんかやる気力はないので
まっしろ ....
それは
切迫性尿失禁ですね
トイレに近づくと我慢が効かなくなり
おしっこが漏れてしまうことです
ドアノブ症候群とも言います

先生
直るんでしょうか?

原因となるような病気はないの ....
○「生きている生きている」
生きている生きている
子どもも大人も
生きている生きている
ばあちゃんもじいちゃんも
生きている生きている
病人も貧乏人も
泣いたり笑ったりしながら
暑い暑 ....
わたしは 見える
煌々とした そのなみだ
瞬く間に 朝焼けに呑まれ
そして流れていく わたしたちへの
迸る 色とりどりのなみだ

きらきらと 耳をうつ
さよならのうたを うたうのかい
 ....
あなたのことを祈ると
泣かずにはいられないのです


わたし、こんなに涙脆いものではなかった
小さい頃に
父から「泣くな!」と叱られて以来
泣いたことなんてなかった

あなたを想えば ....
修羅のこころは
今日いちにちで消え失せました

たくさん傷つけてしまいましたね
ごめんなさい

私が“仏”となったときは
あなた方を祝福できるでしょう

一ヶ月前は餓鬼だったのです
 ....
せっかく地球に生まれたのだから
歩くことが目的のはずだった
世界は広く
散々 than than
どんどん自分が小さくなり
動作もぎこちなく
それで
歩き方を忘れた
匍匐前進するには体 ....
お花のかたちの穴が空いた
躰 心 かわいいね かわいそう

埃の積もった秒針 潰れたウジ虫
誰も知らない アーティスト

好きなものばかり 食い散らかして
破裂して死ぬ みんな
骨と皮 ....
寄る辺なき一本の傘をしっかりと差し
冬空の透きとほる青をわたりゆく者の魂
都会の地にたおやかな会釈の影をおとした
忙しく行き交う人々の誰一人として足を留めることなく
影は寄る辺なき余韻を残しな ....
テレビに映るにこやかな笑顔
介護の大変さなど微塵も見せず
嬉しそうに成功した親の介護を語るゲスト

母と私はため息をついた
(介護ってそんなに生易しいものじゃない)

祖母を介護していた ....
「こんばんは、」


鏡越しに降る もしくは水面越しに降る 積もる

記憶は曖昧 瞳のシャッター 脳内現像と再生 にて

私を移ろい 彩る全てに於いて 堕落しないこのぬくもりは
 ....
全て言葉にした途端真理だった
私が病み始めたのだろうか

懐中電灯の灯りは
最深部の闇の中でもがいている

ここはどこだ?
しんだような眠りから目がさめる

正しい言葉はもういらない ....
 ○豆腐

しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
 「いらっしゃい」 
 「どうも」
 「いつもの ....
解ってる
解ってる
解ってる
解ってる

非道いひと
嘘ばかりついては“ちょろい”と嘲笑う

それなのに
どうしても憎めない
愛しさが込み上げてくる

解らない
解らない
 ....
 古い白い花の蔭に
 恋の嘆きをみていたむかし
 チョコレートの銀紙を
 折り畳みながら過ごした夜

 なつかしい想い出は
 楽しく稚い愛の物語
 その震えも忘れてはいないけれど
 ....
窓から手を離すと人形に戻ってしまう   

どれほど孤独を気取っても
想えばオレはこれっぽっちも
ひとりっきりじゃあ
なかったなぁ

獣のようなガラスの気持ちを
持ってたわけでも
なかったなぁ

ただ、
甘え ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
本能りつ2*24/11/25 11:41
水平線たもつ424/11/25 7:17
冬の入口番田 124/11/25 1:55
ブルートパーズ─永久の青─りつ5*24/11/25 0:10
震災の前松岡宮424/11/24 22:08
五行歌、GetAngry戦慄(改訂)ひだかたけし6*24/11/24 20:56
アーケード(2024.10.30)草野春心224/11/24 20:06
天井に睨まれ6*24/11/24 18:56
絡め合いたい花形新次124/11/24 18:24
小路より大路へ、そして(改訂)ひだかたけし424/11/24 17:50
初冬の夕刻山人17*24/11/24 15:09
怒りの石ころ鏡文志7*24/11/24 14:35
コールタールりつ5*24/11/24 12:32
鎮痛剤【きょうのソネット】佐々宝砂424/11/24 12:17
ドアノブ症候群イオン3*24/11/24 12:07
独り言11.24zenyam...2*24/11/24 10:30
とおくとおくのお星さまみぎめ ひだ...224/11/24 1:10
祈りりつ1*24/11/24 0:54
私が“仏”になる時6*24/11/23 19:25
than6+*24/11/23 19:01
花瓶印あかり524/11/23 18:33
光の翅と還りゆく詩の人と*ひだかたけし8*24/11/23 17:52
リアル栗栖真理亜13*24/11/23 15:21
藤の間 垣間見るゆるこ3*24/11/23 14:53
時空の変質(懐中電灯の灯り)[group]陽向(2躯-...6*24/11/23 14:42
光、往路、 湯 煙6*24/11/23 12:42
愛という呪縛りつ2*24/11/23 12:23
北窓リリー9*24/11/23 12:02
消灯ダニケ224/11/23 11:08
獣のうた秋葉竹124/11/23 10:40

Home 戻る 最新へ 次へ
18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.65sec.