貴女の輝きが
侵食し穴を穿ち
破壊する 私を

暗がりのなか輝くもの

円の延々と生まれ来る
それぞれの後光を帯び
薔薇色のなかのアクセント

私は努め在り私は死につつ在り

 ....
宇佐の古墳に眠る人が
来るというので仕出しを取って待っていたのに
なかなか来ないから気になって
語尾がうさになってしまった
困ったうさ……
とか言ってるうちにその人が
すごいニコニコしなが ....
ひらひらはらはら
余韻響かせ舞い立ち
形態から色彩の逃れ出る

うっすら薄い絹糸のループ
形態失い漂う色彩達の輪舞

夢の奥に横たう
もう一つの現実

色彩 新たな形態求め場を求め ....
僕らの明日はどっかにつながってるんだ
さよならなんて言うもんか って
鳴きつづけてぱたりと絵本が倒れるように
 
 
 
さよならとくじらが言った(ように見えた)
さよならと機関車も ....
あのラーマが販売を終了する
ラーマとは、インド神話最大の英雄の一人で
タイの現国王もラーマ10世なのだが、
販売を終了するのはマーガリンの名前だ

ボクたちは、あたりまえのように
毎朝パン ....
つらいことは
つらいですよ でも
人生はゲームだ
と思えば
気が楽になる私



私は
私を
生きている
これは
他人の人生ではないのだ
 


      なにも浮かばぬ朝もある
 
 
  
 
別れは皮膚のあたりが
ひりひりする
トマトのゼリー状のところ
わたしが育てた何か

剥離するその先に
夕立だけの街
手を動かせば
いつも触れるものはあり
その形状も
その名 ....
ほら、見てごらん
指先が少し光っているよ

表情のない肖像画が呟いた

ベランダに出て
夜空に透かしてみたけれど
少しも光っちゃいない

ん… 指が石化している
でもキーボードを打 ....
 Adoは天才

 Vaundyも天才



 歌える人はうらやましい

 表現できる人はうらやましい、けど



 一切合切天才みたいな人でも

 案外存外心配事とか ....
 雑然とした卓に
 ちょっと戯れに挿した
 寒椿の 紅い沈まり

 眠れないのです

 時は重たいものですね
 全て寝静まっているのに
 音があるのです

 秒針が刻む
 藍 ....
お下がりの大きな自転車は
不躾な轍を踏んでいた
5時のサイレンが鳴る頃には
納屋の隅の方から
古い天気予報が発掘された
曇りと雨の日には
ばってんが付けられていたけど
晴れの日は見たこと ....
終わりに向かいて
放つ火、 

それ、 
この世界この現の在り開き示され

その人この人、
それぞれが掴み取った世界現実と。
漂いに雨の降り
彷徨いに晴れ上がり
あなたの瞳に広がる砂漠
水を求め深井戸へ降り行けば

底から溢れ流れ出る思惟の力動線、

直観を掴み取り世界の在り生成するを
体験させ意識化させる認 ....
いたるところ花は咲き誇り
いたるところ花は萎み枯れ
街行く人の方向はあちこち
ばらばらとはらはらと
葉は枯れ落ち育ち茂り
空は変わらず青く青く
俺は境界線で破裂する
思惟のふちから
言葉が崩落してゆくとき
僕は君の夜を抱き
君は僕の夜を抱く

その暗い球体の中に
守るべきすべてが
あるかのように

たとえばそこに
紅い薔薇
暗さの中では
も ....
色づくからすうり
いつのまにか冬

たねを取り出して綿に包み
マッチ箱に入れて待って
ほら黒いたねが黄金色に

祖母から教えてもらったあの秘密は
どこへいった
もう1回試してみたいな ....
はたせなかったやくそくが
はたされないまま
はてまで
つくられたみち
はたして
はたされないものを
はたすことが
やくそくだったのかも
わからないまま
はてまで

初出 日本we ....
白と黒の、うっとりと時の踊り場で寛いでいるかのような、冬
雪は未だ、ここに居てもいいのかどうなのか、
わからないでいるように見えたりする、初冬
暗い雪の夜道を歩いてみれば、小首をかしげた四つ足獣 ....
う、うそ
あ、あほらしい
か、考えられない
そんなことを歌っていたせいで
バッハが床から生えてきて
そんなことのために
おれは楽譜を書いたのではないぞ
怒るぞ
と怒っているのだ
しら ....
これは沙石集にのっている
霊験あらたかな青い石ですよ
トイレのタンクに入れてお使いください
とてもいい匂いがしてきます
本当です
箪笥の中で眠っているといろんなことを思い出す。外では送電線がぶんぶん唸っているので余計にそうだ。そのうちまた学生服を着た鶏のような女がやってきて、箪笥ごと海に運ばれるのだろうけれど、今はまだ真夜中の最 .... 私は{ルビ開襟=かいきん}シャツを着て
路地を左に曲がり
ズボンのポケットから白いハンカチを取り出して
首筋を拭ぐった

家の山茶花の垣根から
{ルビ割烹着=かっぽうぎ}を着た妻がアイロン ....
お供えのような小さな菓子を買う

あまくてすぐに溶けてしまう

ころんとしたなまえの。

傘を開くとボンと音がして、腕に吊った菓子箱が少し跳ねる。

タカタカタカと安定したそぶりで行き ....
なるようになるは
ポジティブ思考
なるようにしかならないは
ネガティブ思考
結果は同じでも効果が違う
居心地が違う


なんとかなるは
サバイバル思考
なんともならないは
パニッ ....
 
砂になってしまった夕陽は
さらさらと少しく風に吹かれ
まあだだよ、と穏やかな逆反応
 
 

私の幸はどうでもこうでもOK
あなたの幸、あなたの幸こそ
もっともっとエデンの東のあ ....
 止まらない
 人類の負の動力源は
 一握りの
 山脈より
 大洋より
 強い者たちの
 掲げる道理なのだろうか

 連日報道される中東紛争

 はためく旗の下、
 生きねば ....
かろやかに
歓びの情
歌い上げる
それぞれが
それぞれの
異なる形態
紡ぎながら
螺旋の響の
透明な織物
創り出し

黄金の光の溢れ流れ
全てを照らし出し

かろやかに
 ....
青く凍結する冬のそら

しずか独り、浜辺に立つ

打ち寄せるイメージの波

浮かぶ波間の混沌は

思考の光に照射され

弾む言ノ葉、力動の渦

境界を溶かし、大地を洗う

 ....
リアルだね
生きてる日々
見せ続けること
痛々しくも
ういういしくも
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
貴女にひだかたけし6*23/12/20 18:27
宇佐春日線香223/12/20 18:08
もう一つの現にて(改訂)ひだかたけし5*23/12/20 16:01
sayonara.com 61-70AB(なかほ...1023/12/20 11:26
さよならラーマatsuch...18*23/12/20 10:20
※五行歌 二首「人生はゲームだ と思えば」こしごえ4*23/12/20 10:17
2023年12月20日朝 無題足立らどみ3*23/12/20 8:39
夕立たもつ423/12/20 7:04
ある肖像画レタス11+*23/12/19 23:39
Adoは天才おやすみ123/12/19 21:15
アンニュイリリー12*23/12/19 20:57
お下がりの自転車ちぇりこ。1023/12/19 19:08
詩想52ひだかたけし5*23/12/19 18:37
詩想518*23/12/19 17:29
飢餓(改訂)6*23/12/19 15:58
抱 擁塔野夏子9*23/12/19 10:26
素敵な週末wc823/12/19 9:48
言葉遊び823/12/19 9:44
冬の時計山人12*23/12/19 7:19
バッハ春日線香023/12/19 6:47
青い石123/12/19 6:47
箪笥123/12/19 6:46
幼い頃の夢レタス3*23/12/18 23:21
消え物タオル3*23/12/18 22:18
なるようになりたいイオン3*23/12/18 21:42
okaeri.com 51-60AB(なかほ...723/12/18 19:41
ソラリスのブルーリリー7*23/12/18 19:21
意識の光景13ひだかたけし423/12/18 18:04
静観の時に923/12/18 15:53
#5行詩 リアルだね足立らどみ623/12/18 11:49

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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