すべてのおすすめ
  朝焼けがまだ
  始まらないので
  本当は昨日
  あなたに届くはずだった
  手紙のことを思った


  夜明け色の
  手紙を贈って欲しい
  君と一緒に
  指差して、 ....
あなたがあまりにも大きく樹をゆらしたので
花びらが落ちているのだった
色とりどりのかみふぶきに混じって
潔白な白がくるりまっているのだ
地上ではパレード
美しくなった出会いと別れへの ....
何故だ? 私の ふがいなさは 死を 越えた
何故かと言えば
チョコレートの 変わりに
ガムを 一枚 もらっては
「さぁ、ちょこも、がむも英語で書いてみろ。お前は、勝てないのだ。原産国は全て、外 ....
言いたいことは
なにもなかった
ことばがそんなにえらいのかい
ことばでそんなにいえるのかい
ことば

犬がにゃあと鳴いた
猫がわんと鳴いた
蝉がさめざめと鳴き
象の鼓膜もやぶれた
 ....
 ガチれ バトれ 潰して壊せ
 始めましては苦手でございましょ
 押忍VS押忍の雄バトル所望でしょ
 滅すVS滅すの雌バトル所望でしょ

 話は早い 試合は居合い 即・発・斬
 どっちが強 ....
女は いらない 男共々 土に 埋まり 花を 咲かせるのだ
貧女が 老女が 私を 癒す事はない

新しい 時代の 先駆けと なるのが 女なのは 分かるので
花を 咲かす 土地から 土地へと 埋も ....
ぼくは詩人

幸せは時代によって
人によって大きく異なるもの

今日もまた

朝の散歩をしていると
無人販売所に出会いました

百葉箱みたいなものに
たくさんの野菜が入れてあって ....
  黄昏が近づいて
  風向きがふっとかわるとき
  隣り合って座るわたしたちの間には
  暖かな風のように沈黙が訪れる


  丘から見下ろす街並みは
  最後の夕日に照らされて
  ....
小鳥たちが行く先も告げずに
飛び立っていく

行く先を告げたとしても
僕は小鳥たちの言葉を知らない


空!


机の引き出しを開ければ
今日もガラクタでいっぱい

 ....
10センチメートルに
来てはくれない



ので
美しいオーツーと
悲しいシーオーツーが
かすか、乱れ
誰かの名として震えては
10センチメートルの位置で消 ....
 手のひらになじんだ約束は 紅茶が来る前に冷めてしまった
 切り刻まれた家族写真 バス停のベンチの下に散らばって
 あつめても元に戻らない 砂塵舞う風に消えた


  ....
線路の下に作っている道路工事が原因で線路が陥没し
山の手線が止まって大混雑だとワイドショーが言うので
西武新宿線に乗って高田馬場駅まで様子を見にいった
新宿などのターミナル駅と違って高田馬場はJ ....
ベイビー
俺の右腕の曲線は
夜中の海より気持ちいい
そうくっつくな
急かすなよ
さっきハンバーガーショップでマスタード抜きって言っただろ
あれはまずいな

俺達は追われる身
なんてこ ....
ぼくは詩人

当然に気がつくきっかけは
ほんの些細な偶然である

今日もまた

朝の散歩をしていると
お地蔵さんに出会いました

顔はやさしく笑っている
出会った人にそっと
話 ....
風が、終わり
雨が、終わったときに
はら、と
静かなる宙を濡らす、桜の
一枚
また、一枚、の
美しい震えの方法を
耳打ちされたおんなが
ふと、拭えば
桜で濡れた指先


 ....
四つの脚をたて
温度の低い床に
椅子が停泊している
いつまでも出航しないのは
その方法を忘れてしまったから
ではなく
航行すべき海が
椅子の内に広がっているからだ
水が溢れ出さ ....
明るい朝の日差しのなかで。
痙攣する手が手渡そうとする綿毛のたんぽぽ。
飛び立ってゆく綿毛、綿毛、
白いこどもたち。


白いのは綿毛ではなく世界ではなく私の視界でありより正しく言うならば ....
ただ一度
抱き締められた
その腕は

遠い日の
引き潮のように
わたしを
つれていってしまいました

ここにいる
わたしは
こい を
しているのですか

こい を
してい ....
道端で拾ったのは
意外にも{ルビ真実=ほんとうのこと}で
家に持って帰って
テーブルの上に
置いておいたら
そこから
あっけなく
家庭が崩壊した
 広い世界を旅することは
 小さな生まれた街を知ることだ

 暖かな心の街灯が灯る街で
 もう何千回も行ったり来たりした表通り
 
 名物のたこ焼き焼いてるおばさんは日本人じゃないけど ....
      がっこうのりかしつにはウーパールーパーがいます
      ちいさいときはすごくかわいかったけどいまはぜんぜんかわいくありません

{引用=

       
         ....
ぼくは詩人

言葉の数が少なくても
通じ合える気持ちが大切

今日もまた

朝の散歩をしていると
桜の木に出会いました

その木の枝には一枚の紙が
結ばれていました
ほどいて見 ....
なんだかんだ言って モンダイは 系 っていう概念なのよ
と 女はピーナッツバターを塗ったポテトチップスを頬張りながら言った
爪の間に 黄土色のピーナッツバターが入り込んでいることや
足元のカーペ ....
陽子は、すっと敷居をまたぎ

玄関を通りぬけ門をくぐり

香気ある光の朝にあいさつをした


罪とはいつか
姿なく大地に影をおとすような
色なく野原に咲きほこるような
清々しい朝日 ....
カーテンのすきまから、
むかいの住宅の屋根のうえ、
うすくもり空を見上げる。
幾本もの電線が斜めに走っている。

窓を開けると、
わずかに残されたうすい青から、
凍えた風が吹きこむ。
 ....
「原子力みたいな女だな。」

その人は言った。

「使い方を間違えたら被爆するな。」

その人は言った。

「あら、そう。」

私は言った。

その人と話す事といえ ....
朝 極彩色の 太陽が 昇る時
私は メロドラマの 見すぎで
ゴッホのような 眼帯をしていた
そうじゃないと
ペ・ヨンジュンが 幻覚のように見えるのよ

祖母が 教えてくれたので
ポスト ....
朝、太陽が昇り
街にあるべき色彩を与えていく
私の知らない事を教えて、と
幼子らの歌声が溢れ
都市の通奏低音、―メルヒェン
オルガンとしての幹線道路に
天使の、不在が灯る
桜が散る  ....
新幹線のドアの出口を
今日もニュースは流れてゆく
私たちの住む国は
800兆円の借金をしている、と

そう
そうかも
私たちの豊かさは
何を犠牲にしたのだろう
労働があって対価がある ....
ぼくは詩人

素朴なものほど
そこに真実が
あるのかも知れない

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会いました

春に野に咲くたくさんの花々を
両手で抱えていました
 ....
るかさんの自由詩おすすめリスト(1777)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明星- 嘉野千尋自由詩17*06-5-7
パレード- フユナ自由詩22*06-5-6
東京の女「とんでもございません、白石かずこ様は凄い詩人なので ...- 奥津 強自由詩106-5-6
ことばのあとは- ZUZU自由詩206-5-6
挨拶- 影山影司自由詩206-5-6
貧女- 奥津 強自由詩2*06-5-5
ぽえむ君−花橘−- ぽえむ君自由詩9*06-5-5
そのときあなたは夕暮れの街- 嘉野千尋自由詩13*06-5-4
未知- たもつ自由詩906-5-2
光わずらい- A道化自由詩706-5-2
斜線の雨- カンチェ ...自由詩506-4-29
高田馬場_2006.04.24- 馬野ミキ自由詩806-4-25
バーガー- ふるる自由詩7*06-4-23
ぽえむ君−地蔵−- ぽえむ君自由詩7*06-4-22
喪春- A道化自由詩1006-4-21
その、平穏- たもつ自由詩2306-4-18
震顫- 佐々宝砂自由詩1406-4-15
引き潮- とうどう ...自由詩36*06-4-14
ほんとうのこと- 大覚アキ ...自由詩606-4-14
簡単な街- 山崎 風 ...自由詩5*06-4-12
ピアニカ- ふるる自由詩10*06-4-10
ぽえむ君−桜花−- ぽえむ君自由詩7*06-4-10
ピーナッツバター系- 大覚アキ ...自由詩406-4-10
用事- こしごえ自由詩10*06-4-10
斜線ノ空- 光冨郁也自由詩8*06-4-8
(友情+α)×午前2時÷明日=y- むらさき自由詩2*06-4-7
極彩色の_夜- 奥津 強自由詩206-4-6
AM6:20ノ設計- 六崎杏介自由詩206-4-4
流れるニュースを私は見上げて- umineko自由詩7*06-4-4
ぽえむ君−素朴−- ぽえむ君自由詩4*06-4-4

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