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ささやかに
くりひろげられる祝宴
ノートブックの
きれはしの中の



外側の
銀世界
にはほど遠い
ところどころに煙った雪



落ちてく
地下茎すらとどかないどこか
 ....
縦に
横に
斜めに
そして滅茶苦茶に


発つ人
切りつける遮断機
渡す鉄橋、区切る線路
正確な手すり、錯綜する枯れ枝
途切れ続ける白線、刺さり続ける鉄塔
罅割れ ....
いつでも思い出せるということと
いつまでも忘れないでいることの違いを
知らなかったのです

それは
アルバムに貼り付けてしまい込むことと
手帳に入れて持ち運ぶことのような
違いなのでしょ ....
隣りの家は工事中。
古い一軒家を
賃貸アパートに
建て替えるらしい。

毎日
朝から
トンテン カンテン、
ゴォー ブルルルル。


5時。


公園から
チャイムと ....
   甘くない珈琲を
   手の中で
   大事そうにしていた
   猫舌だと言って
   大事そうにずっと
   両手の中で



   十二月に降る雪のように
   ま ....
高い 山の 頂きには
何もない
だが
あなたの  心の 
死に場所だけは
誰にも 触る事が
出来なかった

今 ここで
歌おう
自殺の 歌 生まれ変わり
死ぬ 寸前の 宗教の歌
 ....
あ、


あ、鳩の
光、銀杏の
光、それらの



ぱた、ぱた、


一時的な昼下がりが
水銀の微粒子の鳩として
アスファルトの日向へ、群がり
アスファルト ....
世界が眠る だぁれもいない
刹那の時刻に ポツネンと
舗道の敷石 そっと外したら
空と海が キスしてたよ

僕は 君を傷つけて
君は僕を忘れかけた
そうしたくてやったんじゃないって
隅 ....
{引用=  空をイチョウが渡っていった
  最初は一枚
  次には乱舞

  真上を通った瞬間に
  くるくるイチョウの形が見えた

  落ちてきながら
  落ちてはこずに

   ....
世の中は

宮崎 勤の部屋の

ように雑然としていて

綾波 レイの部屋の

ように殺伐としている
見えないところに
化石が出来た

柔らかかった
良い匂いがした

叩いても
撥ね返される
または
粉々に
割れる

水をかければ
ふやけたりせず
溶けて流れてしまう

 ....
静かな 音色が 私の
腕を 釣る
首まで もっていかれ
死は 釣られ
音色は 小川を 走る
十字星 にも 似ている

まだ
まだ 終ってはいない
私の 足が 主のいない
夜道を 歩 ....
クリスマスも近い
十二月の寒空の下
市役所前の歩道に立って
反戦詩を朗読する青年がいる

見よ
言葉は
こんなにも
無力だ
ことばは
切り離されてゆく
発したとたんに
ことばは
わたしから
切り離されてゆく
あなたから
切り離されてゆく

繋がらない
わたしと
ことばの
あいだで




 ....
憎しみも悲しみも
その手の平で握り締めて
手を繋いでみてよ
その重みに君が泣くなら
僕は君の罪を食べる事が出来る
兆し
まだ何のためか
なんであるか
わからないまま
僕は
昼間泳いでいる

つかんだ波
はなさないために
好きでいられるように
とつとつと
祈る

笑うひと
奪う波
死に ....
あの日の電話の奥では結局どこにも繋がっていないと
夢を語るような視線で伝え合っている
その不確かな存在証明に、わずかな呼吸で集中すると
世界は真っ直ぐに夕暮れ落ちて
確かめようとする背中も
 ....
ガマの穂が天に向かい綿に覆われて立っている
安らかな秋
まるで別世界のことのように
自分のことを思う
帰りたいと願う
時間を戻してくれと願う
叶わない願い
わたしの歩く道から
ガマの穂 ....
しんけんにいきるってなんだろう
しんけんにいきると
どこからかちぇんばろのおとといっしょに
てんしがむかえにきてくれるのかな
ばかにすんなよ
なめるんじゃねえぞ
てめえ
夏みかんのドロップをひとつ頬張る
尖った円みはじゅわりと溶ける


バスは南進し
北の曇天にルートを決める


僕は街燈になりたくて
街燈になった


こんな砂利道に
仲間が ....
たぶん400円くらいで安売りで
「 出て来いストア 」
たぶん肌触りが気持ちいいのは最初だけで
「 出て来いストアめ! 」
たぶんごきぶり瞬殺とか一生ムリで
「 出て来いって言ってんだストア ....
 国道の真ん中で眠っている 星がものすごいスピードで流れていく
 蝶が僕の掌から蜜を吸う 黄褐色のエナジー
 リズムがコースから外れていく リズムがゆっくり遅れていく
 ずれている 僕が足を踏み ....
何故 君はいってしまうのか
大人たちよりも ずっと ずっと先に
危ないよ
あんまり先を急ぎすぎると
石ころだか何だかわからないものにつまずいて
転んでしまうよ
危ないよ

とん とん  ....
寂しがりやに 性は重く
身体に深く響く 哀しみ

 融合に胸を躍らせ
 光を崇めながら
 闇に駆けていく
 美しいあの人


空しく延びた手
受けとめる胸は
塞がれてお ....
ちがいますか
そうでしょうか
あなたは
まちがっていた
そして
わたしも
みんながこおるただしさのなかで
きえていったほしたち

おいかけて
すなあらしのなか
けいじじょう
 ....
あなたに逢う前に
私はおまじない

今度は
おぼれませんように

こころに
青いウェットスーツ
ジッパーの

代わりにくちびる
きゅっと
結んで


あ ....
今日
自分が 自分を 
産む時 である

従って
回るものは
抗癌剤のような
愛である

誰の意見も 聞かない事だ
愛が言ったので
愛が自殺した

まだまだ

まだまだ
夜行性の言葉が羽ばたいていた
子どもだけがそれをじっとみていた
凍えた空に花が貼りついた
月は存在が伝言だった



震えた縫い針の鉄橋が
銀河のデゴイチの受け入れを許可した
暖かい ....
ともだちが多いほど
幸せなことなんだって
そんなふうに信じてた
ときもあったけど

誰かを一心に
想いつづけて
生きていくほうが
もっと幸せ

そんなふうに信じてた ....
青い・・・広がる 青に
青いという表現はいらない
もう
説教の自殺はやめよう
私らは
青い世界での 薬売りに
ハルシオンを 購入する
ために
生まれてきたのだ

せつな的なものは  ....
るかさんの自由詩おすすめリスト(1777)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落ちてく- フユナ自由詩505-12-11
繊維質- A道化自由詩405-12-11
わすれな草- たりぽん ...自由詩705-12-11
朝は優しく降り積もる。- かおり自由詩1*05-12-10
十二月に降る雪のように- 嘉野千尋自由詩17*05-12-10
死に場所- 奥津 強自由詩205-12-10
明るい成り行き- A道化自由詩705-12-10
プレゼント- クリ自由詩2*05-12-10
渡り銀杏- 小池房枝自由詩2105-12-9
世の中- たかよし自由詩2*05-12-9
生きた化石- チアーヌ自由詩605-12-9
釣る- 奥津 強自由詩505-12-9
言葉- 大覚アキ ...自由詩1005-12-9
flow- 大覚アキ ...自由詩105-12-9
林檎の木の下で- りぃ自由詩105-12-8
通り道- 石川和広自由詩9*05-12-8
漂白される午後- 霜天自由詩405-12-8
安らかな秋- チアーヌ自由詩505-12-7
ちぇんばろのおとふりそそぐあさ- チアーヌ自由詩605-12-7
春を_来い- 便乗鴎自由詩405-12-7
禁欲すりっぱ- かのこ自由詩405-12-7
漂流- 如仁自由詩105-12-6
罪のない子供たちの歌- 岡部淳太 ...自由詩9*05-12-6
冬の樹- まどろむ ...自由詩6*05-12-6
ひらいた- 石川和広自由詩2*05-12-6
wing- umineko自由詩3*05-12-6
まだまだ- 奥津 強自由詩405-12-6
未完成の歌- 便乗鴎自由詩405-12-6
ねえ_もう少しで夕焼けだ- umineko自由詩4*05-12-6
青い(未完- 奥津 強自由詩1+05-12-5

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