すべてのおすすめ
永遠の新兵の手話だけが
僕らの塹壕に響いていた。
時計以外はある世界で
タバコは内臓をさらけ出してる。

クスクスと笑いあって、弾を分けあった。
訓練でしか言えない言葉。
嘘つきだか ....
人望の無い三成は
ピッケルで頭を殴られるなどして
脳を
挫傷して
しぬ

ころりと
ねこがめしのうえを
とびはねていったとき
そのめしが
毒にかわる
毒と
書いてあった

 ....
  仕事をおえ
  歩む家路の安らかさ
  大切な人とともに食べる
  白米のしぜんな旨さ



  簡単に愛してよ
  行間にひそませた
  なんやかんやはいらない

 ....
あかちゃんが
いい
においを
させている
おかあさんは
花柄のタイツを
はいている
細かいプリーツの
スカートを
はいて
花が大きい
花が大きかったね
ベッドにつっぷして
 ....
トレモロ、
ふかい積雪のなかに、
なめらかな素足が埋もれている。
雪に焼けていく皮膚が
雪を焼くという反応。
果たされなかった握手と、
連絡の途絶えたわたしたちの氷河期。


pen ....
さよならスカーレット エイ・ケイ・エイいつかの独白
クレヨンで塗りつぶした画用紙をいくら引っ掻いても
月が転がり落ちることはない
ヘッドエイク
みえないものはみえない

いつか珈琲を飲みな ....
そして瓦礫の中で何回も目を覚ます。事実だ。メタファーでもマボロシでもない。またはずれくじをひく。くりかえしだ。一日経てば、今日がまた昨日になる世界で。



ニュースはかったるい。 ....
  まがいものに
  きみは
  こころほれて



  まがいものに
  きみは
  いやいやをして



  だけど、きいて。
  しんじるということは
  う ....
濡れている、半
分の
生きていると、
半分の、死んでいる

濡れている、
床に
横たわって、死んでいる

いない、
濡れていない、
生きていない、
死んでいない、

 ....
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな海です

青森県で生まれた詩人の
寺山修司が書いた一ばん短い抒情詩

・・・

瓦礫の道に立ちつくす
ひとびとの涙が止まらな ....
蓮華が動物のように咲いている。
色を全て手放し、
油膜のように流体的な色相
鮮やかというより、
美しくて吐き気がする。

それは、
堪える必要がある吐き気である。

その ....
 
 
日記帳、
欄外の余白を縮絨し
つくられた子羊に
錆びた針を飲ませる
わすれられた浜に
とり残された
もろい足跡のように
母の筆跡は、
幾度目かの春で途切れていた


 ....
私は何も思うことなど無くした
今日も 誰もいない風の中で
一体 誰に向かって 祈るのだろう
きっと私は この手を合わせて祈るのかもしれない
白い風だけが ぼんやりと 流れている


 ....
星であふれる空
肉眼でみつめすぎた
つぶれた心は
唾液で癒して
ぬるくてあたたかい
それは探していた光

  手を伸ばせば届いた
  いまは幻にさえ触れられない
  漂う粒子は
  ....
ほいくしょのまどから
しょうがくせいがみえている

まだおひるねのじかんなのに
しょうがくせいがげこうしていく

はやくしょうがくせいになりたいよ
てをつないでかえるとちゅう ....
counting dead bodies like rams to the rhythm of the war bells.
汝見過ごすこと無かれよ
憂きものの坩堝
この平坦な砂礫をこの虎 ....
〃鼠さん
鼠さん
(ゴミ袋
憂鬱だなこの季節
白いドレスあげるから
マッチでハートに火をつけて
)森に
山に突撃しておくれ
〃ごそごそ〃
ごそ〃とゴミ袋
ティッシュ一 ....
配給された その竹槍で 何が 刺せるのですか
高射砲の弾丸も届かない
遥か 雲の上 から 無差別に 奴等は爆弾を投下したのです

あなたのヨイトマケで どれくらい深い 穴が掘れましたか
その ....
僕がまだ若い頃
居酒屋に行って
この酒を飲むたび
いつも最後には吐いた
全部吐けば楽になる
我慢してはいけないと
口に突っ込まれた白い指は
いつもやわらかだった

外で吐けとか
ト ....
腹のあたり、鉛のようなひびきとイメージの
武器を、気づいたときには突きつけられていた、
何度か。何度も?
早くしないと死んでしまわないんだけど死んでしまう
、というルールが、思い込まれている。 ....
世界の果てに 椅子を二つ置いて
暮れつづける夕暮れと
明けつづける夜明けとのあいだで
いつまでも 話をしていよう
罵倒してもよかったんだよ
ボディソープの淡いにおいのぬけがら
輪郭だけ纏おうとしても
乾いた夜に、まぎれて消えた



皺の寄ったシーツと
その影の濃淡
なにかに傷つきた ....
{引用=それを、聞きのがして、
提燈アンコウのように、ひかり、
ただ、
春を、まっている、
鋏をいれて、ほつれをひろげる、
物語がはさまれる、
この浴槽で、犯行におよんだのだ、
強い、断 ....
{引用=
僕が中学生だった頃
ボブ・ディランを聴いていると
笑われたことがある
ビートルズでさえも
ダサかった
でも
今は
時が流れて
ボブ・ディランはとっても
かっこいいといわれ ....
救済は必要とされてなかった。
必要なのは、ダメージだ。



別に、


マックフルーリーチョコでもダークモカフラペチーノでもよかった。
磨かれたフローリング。ひと一人分のス ....
蹴り上げて時間が回っても
世界が始まるリズムしか
いつも聞こえやしないから
戦争が始まる前日は
どんな色をしていたかなんて
誰も気にも留めずに

今思うことを明日も思った ....
ずっと抱え込んでいた
薔薇の香りの生ごみを
思い切って 捨てましょうや
上空の毛細血管が 
寒いよって 痺れてて
まだまだ痛々しいけれど


見えない未来に 泣いたっていい ....
その痩せた枝に忍び寄る風は音もなく
尖端に震えている明日 けれど確かな鼓動のように
その鼻筋に流れる涙はかなしみではなく
指をのばし拭い去ればただ あたたかな頬のぬくみ


僕は地に立って ....
日差しのない日に眠りに落ちていくのは何故だろう
一体 誰なのだろう 俺は
流れていく日の中で 風の流れる
そこで 様々なことを考えている


もみ消されていくものたちの中で
俺はいっ ....
じいちゃん戦争に行った
ただの農民だったのに
軍服を着せられた
私には
じいちゃんに何があったかわからない
わかっている事と言えば
セレベス海にて戦死
享年27歳

カート・コバーン ....
るかさんの自由詩おすすめリスト(1777)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕らが戦争をするなら- 昏(ヤッ ...自由詩7*11-7-2
人望の無い三成は- 6自由詩111-6-26
かんたんに- 草野春心自由詩6*11-6-26
hitahita- イシダユ ...自由詩311-6-22
frigid_vessel- 雛鳥むく自由詩8*11-5-23
スカーレット- 船田 仰自由詩211-5-18
もう、ほんとうのことしかいわなくていいだろ?- ねことら自由詩511-4-16
まがいもの- 草野春心自由詩4*11-4-15
_- こもん自由詩211-4-5
涙の海- yo-yo自由詩8*11-3-20
レンゲ- 益子自由詩211-3-20
Ou_est_ma_agneau- 雛鳥むく自由詩1311-3-19
公園- 番田 自由詩111-3-19
君のいない国- 百瀬朝子自由詩6*11-3-15
理由- 小川 葉自由詩211-3-11
トラウム- 関口 ベ ...自由詩111-2-28
〃燃える鼠杉- アラガイ ...自由詩3*11-2-28
벚꽃_/_****'03- 小野 一 ...自由詩6*11-2-27
飲めん酒- 花形新次自由詩4*11-2-27
ウチとソト- 内島 菫自由詩111-2-25
週_末- 塔野夏子自由詩19*11-2-21
いくつかの影- ねことら自由詩411-2-19
蝶番について- mugi自由詩6*11-2-19
みんなとってもかっこいい- 真島正人自由詩10*11-2-16
わたしたちの安心と釈放- ねことら自由詩311-2-13
その晴れない空に- 中山 マ ...自由詩211-2-11
『決別のとき』- 座一自由詩611-2-11
二月の星- 石瀬琳々自由詩10*11-2-10
マス- 番田 自由詩411-2-7
戦争は終わっていない- 小川麻由 ...自由詩5*11-2-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60