すべてのおすすめ
ジャックは豆の木に登らない
代わりに木の台に座る
そうすると
(地面にいる虫たちに邪魔されない)
らしい


犬らしくないジャックは
だけど、海賊でもない
ただのジャックだった
犬 ....
説明不足のままで
鳴らしていた警報は
今はもう、空気に溶けて
宇宙へと
気化している
いるから、
 
正論をぶつけたと思っている
君の思考から
ネジをほどよく外して
考えることを
 ....
?.


眠っているとき
おまえは
ほんとうだから
なあ
なんで
眠っているときだけ
おまえは
本当なのかな







?.


 ....
 父が死んだ時 私は少しも悲しまなかった それは幼児期に虐待を受けた
 トラウマなのかもしれない
 私にとって 父親とは 暴力以外で存在
 できなかった
 全身が暴力の固まりで
 それは私に ....
身近なものに世界という名前を与える
だから私たちは世界を知っている
世界という名前を与えた私たちは
神である







おのおのが良いと思う形で祈り
 ....
遊ぶ為の毎日と
働く為の毎日と
どっちが人間として
あるべき姿か?

自分の事は何もせず
人のやる事には文句を言う
ハタから見ていて
醜い

働く事は辛いけれど
社会的認知度は高 ....
高野悦子さん

わたしの二十一歳の原点は
あなたの『二十歳の原点』だった

孤独さは ともに生きる ひとが いる今は
あの頃とは 少し違うけれど

「未熟であること」
それは 今も  ....
The world owes me nothing. I didn't ask for beauty and I wasn't expecting it. But there it .... ごみ捨て場に
ものさしが捨ててある
とても使いこなされた
古い単位のものさし
やはり捨てないことにしたよ
と父が来て
拾いながら横目で
お前のものさしはいいな
と言った
二人にはまだ ....
な ぐ り...

名栗村 そして 澤

やみ夜を 求めずとも えられる

その 名まえを 記す ことは

もはや うたの なかの 出来事

うたに 遊ぶとき それは  ....


昔、三人の男が互いに足の速さを競っていた。最年長の男はやがて体力が落ちてきて競争から脱落した。だが彼は、健康のためにいつも歩き続けることを自分に課した。凡庸な男はやがて自分の才能に見限りをつ ....
盲目の地平に金属の悲鳴を響かせ
悲しみの影に歩みを合わせ
荒い呼吸を繰り返す
やがて風の音が消え
その夜空に星が瞬くことはない



彼は夜の影
螺旋階段を登っていく
頂上の鉄柵 ....
 
過去を連れ子にして裏通りのレンタル暗室に潜り込み
かなしいを現像すればドン・ケツァルコアトルになって叫ぶ
 
旧友と連絡を取れなくなっていくのが
誰かが離れていくのが 誰かと親しくなるの ....
ホセ・アルカディオ・ブエンディアは階段を駆け上がり
手まねきをするティムにうらめしそうな視線を投げかけると
おきあがりこぼしのようなものが斜めに並んだ柄のハンカチで額を拭った

ドン・サクセフ ....
まばらなようで
まったく同じ

涙は
ひとから流れゆく



雨のぬくもりを
手探りつづける日々と

かぜの横顔について
語りあぐねてみる日々と

だれか
上 ....
ダイニングテーブルのうえには
いま
まさに呪いのかたちがある

パン
なみなみと注がれたぶどうジュース
半熟の茹で卵
干からびたベーコン
銀のナイフとフォーク

それらすべてが
 ....
人を無碍には 出来ぬ
そうだ 彼らには 希望があり
真夏の 微動だに しない
一閃の 銃声
自身よ 失え 全てを
何もかも そう 抽象的な 病
そして 酩酊に 似た 時を 
正義からの  ....
まっくらな子供部屋で
チカチカと色を変えて呼んでいる
淋しい映画を今夜は取り出す
黒いシフォンのスカートも
全部脱ぎ捨てて毛布に包まって

甘く馨った果実が
酒樽の底に沈んで眠った

 ....
一人ぼっちだ
花々の中で

麦畑を風が渡って
そこに点在するポピーは
そのひとつひとつが
恋で

黄色と赤の美しい翼を持った小鳥が
巡礼道の真ん中で風に吹 ....
その広い丘にはドアがあって
朽ちかけたドアだけが、ひとつ、あって
その横で佇んでいる、家族だった影が
心を裏返すほどにゆるしたかったものは
自分たちだけ
だった

 ドアを開けると道が広 ....
私の中で子どもの声が聞こえます
あれは 確かに子どもの頃の 私の声

    あんたは弱っちいフリしてる
    あたしがこんなにがんばってるのに
    ぶちこわしだよ!

    今 ....
別れの朝
ミルクコーヒーと
クロワッサンに
味はなくて

バスを待っている
海から海へ帰るバスを

外に出て
港のベンチは石造りで
日をためて暖かくて
漁師たちの船が出て ....
半ば くらい世界を 見たよ... と

おもい あがった 少年

トマは 12歳

素もぐりで もぐっては

金の さかなや 銀の 貝を すなどった

伸び あがった  ....
あたたかい雨を
窓から眺めてて

ああ
私は孤独なんだ、と
唐突に気付く

もう
お前なんて
どうでもいいやって
そんなふうに言われるの
こわくて

 ・ ・

大粒の雨 ....
来年のことを知らない。
明日のことを知らない。
次の瞬間のことを知らない。
先のことは何も知らない。

だから不安?
だから期待?

状況は誰もが同じ。
あなたは不安? 期待?

 ....
おじいちゃん

炒めるつもりも まるでなく
ただただ あなたが 刻みつくした
玉ねぎ一家から 飛び散った
汁の残霧が わたしの目にも ちょっとだけ しみます

でも、わたしは あなたが  ....
茉莉花はこのごろ 勉強してる
子どものころからの 夢を 叶えようと

茉莉花にとっては 今までに流した 涙 ぜんぶ すくいあつめて 
シューパロ湖ひとつ つくるくらい たいへんなこと

で ....
北国にも短くて長い夏がやってきた
こんなところでそだったから、素子はあつさに弱い
ぎんら ぎんら の お陽さまは こころを もえたたえてくれる
でも 素子のけあなは すくなすぎる 
お陽さまが ....
ただ静かに穏やかに

普通に生きていたかった

幼い頃の僕は甘えん坊で

思いやりに溢れていた


それを無理矢理に

ねじ曲げたのは誰だ?

人をわざわざ怒らせて

恐 ....
ちいさなころの わたしは いじめられっこ
クラス中の男の子が 「ばいきん」ってよぶ
先生まで ばいきんあつかい

先生も いじめっこ
わたしのかいた 詩も 
わたしのかいた 小説も
私の ....
るかさんの自由詩おすすめリスト(1777)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ジャックは豆の木に登らない- 小原あき自由詩14*07-7-4
終演- 山中 烏 ...自由詩1407-7-4
きず- 水在らあ ...自由詩34*07-7-4
- 円谷一自由詩7*07-7-4
世界と名前とカミナリ- 嘉村奈緒自由詩12*07-7-2
金持ちとプロレタリアート- ペポパン ...自由詩9*07-7-2
わたしの原点- 池中茉莉 ...自由詩4*07-7-2
愛して- 水在らあ ...自由詩19*07-7-1
ものさし- 小川 葉自由詩1107-6-29
誘われし澤の奥で- モーヌ。自由詩17*07-6-29
神話- 葉leaf自由詩18*07-6-28
地平線- 結城 森 ...自由詩3*07-6-28
祝え!ドンケツ記念日- 人間自由詩4+07-6-27
外資系証券会社直通エレベーター付近に見る光景- 不老産兄 ...自由詩207-6-27
空と子どもと- 千波 一 ...自由詩17*07-6-26
アメリカン・ブレックファースト- 大覚アキ ...自由詩707-6-26
私を_正義の中で_埋葬せよ- 奥津 強自由詩107-6-26
淋しい映画- かのこ自由詩607-6-25
小さい- 水在らあ ...自由詩37*07-6-25
停留所家族- 霜天自由詩707-6-24
子どもの私が叫んでいる- 池中茉莉 ...自由詩5*07-6-23
君を乗せて- 水在らあ ...自由詩16*07-6-23
海の児のうた- モーヌ。自由詩16*07-6-22
ソリティア- umineko自由詩10*07-6-22
目隠し- 美琴自由詩307-6-15
足音- 池中茉莉 ...自由詩9*07-6-6
荒波- 池中茉莉 ...自由詩6*07-6-6
ちゃんぷ- 池中茉莉 ...自由詩4+*07-6-5
変革- 森川仁自由詩507-6-5
逃走- 池中茉莉 ...自由詩9*07-6-5

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