悪い事をしない
という強い意識が
過剰な懲罰欲求に繋がる。
、お前をしばく。
零れ落ちるのは涙だろうか
それとも赤い砂
ひっくり返した砂時計から
まるで煌めく砂糖のように
細かい粒子
さらさら流れ落ちる
ほんの少しだけ締め付ける痛みに
胸をおさえて
ガラス越 ....
硫黄の雨で洗い流される時
裸の王様は全身に火傷を負い
熱射で焼き爛れた大地に醜く肥えた体を横たえる
息絶え絶えに妄言を繰り返しながら
庶民の生き血を吸いながら大地を分断し
人々に混乱をも ....
誰かが好きだと囁いた
私も好きだと返した
だけど見渡しても誰の姿もみえず
虚しく木魂が響くだけ
Response
待ち侘びるたび体の隙間を通り抜ける
Believe
魂を震わせな ....
犬の名前を並べる、
タロー、ルル、ブンタ、シロ
そのことを悔い、
喉元にキムチの色を塗りつけて、
俺たちは、見つめあった
北の城壁が高く聳えていた
たぶん、高さは、
喉の渇きで測った ....
つまらないから
つまらないと言ったまでだ
お前だよ、お前、この包茎野郎!
(天才物理学者 武井戸康明 談)
アソコにも美人不美人がある
pornhubを見てみれば分かる
色といい形とい ....
今日の投稿で1年経ちます
明日から2年目の1日目
三日坊主にならず
365日続けられた
毎日詩を書くということ
また次の1年
続くように
楽しんで書いていきます
読んでくだ ....
君はだれ?
どこから来て、どこへ行くの?
あっちから来て、あっちへ行くの
風の風来坊
君はだれ?
どこから来て、どこへ行くの?
上から下りて、下へ行 ....
とっても有名な蠅なのよ、あたいは。
教科書に載ってるのよ、それも理科じゃなくって
国語なのよ、こ・く・ご!
尾崎一雄っていう、オジンの額の皺に挟まれた
とっても有名な蠅なのよ
....
今日2年ぶりに会った人がいた
2年前一緒に弁当を食べたのを
覚えてくれていて
嬉しかった
人から覚えてもらっていたというのは
予想より嬉しい
勿論自分も覚えている
もう一度食べに ....
東京へ行くなら
電車、おぼえないとね
やっとついた
借り暮らしの
街中の
扉をあけては
指を鳴らしていく
新人らしく
土砂降りに打たれながら
みんな ohayo!
たくさんある ....
不安を
見つめる
痛みと共に
生きていく
目をそらすのではなく
そう
思う
心音は
今ここで
未来への種を
つないでいる
痛く痛い
痛みを
ノドの深奥の言葉にして
ひねり出 ....
悲しみを孕む
十三夜の月の満欠け
喧噪に街猫が 見る
自らの影の先に
山里を住みかの やせたクロネコは、子猫の蒼い目をうしなわず
それでいて寂しさをたたえ
まなざしは 紛うことなく ....
○「夢」
夢見たいものは
100年後の日本
○「考える」
頭だけでなく
体全体を使って考えよう
○「盗撮」
盗撮で捕まるのは
雄だけだ
○「幸せ」
幸せは
目立つが
....
結局のところ
比べるのは
いつも自分だ
昨日の自分より
今日の自分が好きとは
到底言いがたい日々
後ろ向きに歩くのも
また良し
まともなことばはなく
実直さも感じられず
目立つことばかり考えて
逃げ道ばかり探している
詩に対する姿勢は常に不真面目で
紙の無駄というよりスペースの無駄
苦労して書いた他人の詩に対し ....
手を振って笑う子ども
影も笑ってる
黒く伸びた分身
静かに埋もれ重なり合う
赤や緑や黄色の光と
頬にあたる風はやけに冷たく当たる
鋭い牙に優しい光混ぜ誰も気にもせず
行き交う街に
また ....
私の瞳に映る翠の波
歌うようにうねり爽やかな風を起こす
私は眠りから醒めて大切な時間を探すの
輝きと幸福とが包み込んだ笑い声
それは私にとってのたからもの
いつまでも微睡んで微笑みを浮かべて ....
あなたに会えて良かったよ
翼があっても地面を踏みしめる
あなたの信念は優しい弓矢
悪者だけを突っつくの
だめな仕組みを貫くの
本当はどんな人なのかな
天使に見えても
家で転がって ....
詩を書くときに「詩の不在」に目を奪われすぎてしまっているのではなかろうか。あなたの読みはとても澄んでいて深いのだから、もっと「詩の余白に差し込む光」が届かないところに言葉を投げかけてはくれまい ....
この
あとに残った感情は
なんなのだろうか
手を差し伸べたい甘さ
引き留めたい恋しさ
助けてあげたい愛しさ
まだ愛していたのだろうか。
私が?
まさかと笑おうと ....
生まれてからずっとなぜか
涙が出ていた
いつも気がつくと泣いていた
私にはなぜ笑顔がないんだろう
そう思って生きていた
私が初めて笑った日
君のお父さんに出逢った日
救われた気がした ....
豊かな世界は
どんなものだろう
足りないものばかり
数えている
衣食住
満たされ目盛は
どんどん上がって
一向に辿り着けない
今の足元
掌にあるもの
心細くて
もっと何か ....
いつか灰になるのに
短文です。
3歳頃からずっとなので、
どうしようもないことは
わかってるんです。
俺がつらいんやなしに
世界がつらいのであり、
俺が苦しいのではなしに
世間が苦しいのである。
皮膚が痒い ....
正直最近Youtubeでいいねが多いコメントに
同意できない事が多い
これは異端な自分アピールではなく
いや結果的にそうなってしまうのか
でも本気で
いやそれ違うんじゃないか
何故この意見 ....
小さな裂傷に板切れを突っ込んで開き続けるような痛みと不快感が続いていた、エアコンで不自然に冷えた手足の感触を確かめながら、今日したいことと出来ることの取捨選択に精を出していると、その選択そのものに ....
憂い寄りの風に誘われ
魂の呪いを麻痺させて
太古の夜の神をたどって
余韻も朝に溶けてストップ
一時永久の遊泳もストップ
資本の蹂躙と混沌の昼間
立ち止まればタチドコロ
悪夢の襲来 ....
去り際の気化
ひとむらの瑠璃よ
得るも飢え
酒に濁って
凝視する
麝香 目の中の目
水走り
つむぐ 罪の
雨 糸断って
返すつばめ
その血の傾斜
あらかた生を溶かし終え
....
ほんのり朝日が差す狭い部屋
人が縦横無尽に眠る中で目覚め
I氏と目が合った
時折蘇る甘苦い記憶
I氏は誰もが認める男前
気さくな好男子
でも
踏み出す勇気 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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