昼過ぎ、公園。
少しずつ、子供たちは増えていく
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔。
ブランコ、ジャングルジム、シーソー、滑り台
誰かが泣いてる。
夕闇、公園。
喧騒の中で子どもたちは染まっていった
 ....
笑い声をくれたひと

ぼく、ドジった。

僕にあんなにあんなに
笑い声をくれた人

僕にあんなにあんなに
笑顔をくれた人


あなた方がいなっかったら
ぼくはこんなに楽しくは無 ....
白い絵の中に
あたしひとり
どこかしらへ続く道の上を
あるいている
果てなのか
入り口なのか

雨が降ってきた
どこまでも{ルビ清=す}んだ
スコール 激しく
白い絵は白いままで
 ....
ちりぢりになった
個はなぜ
女として固まるのだろう

いちど断裂せしめられ
求心力により
私の中で女と言う星がやがて
かがやく

寂しくて
悲しい
心の奥底の詩は
男としての小 ....
何回しても
いくつになっても

慣れることなく
いつも
いつも

恋する気持ちは
初心者で

いつも
いつも

経験が
モノを言わない

それが恋
{引用=
あまいあまい
ねむりのあさい
ゆめをみていたの
そう、きみのゆめ

コーヒーに
ミルクをたくさんいれて
おさとうをとかしたみたいに
なんだか
ねぼけている
はくちゅうむ ....
 
 
台所で人形を洗っていると
まだ生きた人しか洗ったことがないのに
自分の死体を洗っている気がして
かわいそうな感じがしました
列車が到着したので
あまり混んではいなかったけれど
 ....
降りしきる雨の中
鞄を傘にして男が走っている
僕は喫茶店でアイスティーを飲みながら
ガラス越しにそれを眺めている

あの男の人のことを
辛そうだとか
悲しそうだとか
形容するのは簡単だ ....
{画像=080602022745.jpg}
波打ち際に沈む
ガラス片のように
毀(コボ)れて
流れて
静かな時間の中で
出会いを待っている

満ち足りた時間が
角を丸く取り
いく ....
松林のにおい
やわらかに透過する光
あなたのその目じりのしわが好きだった
波風がうばっていく言葉に
その想いものせて

わたしたちはあめふらし
ふいに雨音が恋しくなる
傘の下で肩を並べ ....
閉ざすとみえることがある
開くとみえることがある
両方同時にはみられない

欲張りなわたしは迷う
さあ、どうしようか
目を、口を、耳を

心は、出会う人々が勝手に開閉していく
わたし ....
電気を早く消しておくれよ、瞼に電気がチラついて走って躓いて擦り剥いてその跡が焼け付いて眠れやしない。あんまりにも雨が泣くから夕焼けが真っ赤に腫れている。グラデーションのパレットをひっくり返して迷い込ん .... 衛星から世界をのぞいたら 全部見えちまう

幼稚園のころなんて あの角を曲がった先だってどきどきだったのに

世界で一番高い山はエベレスト

一番低い温度は-273度

鍾乳洞は石灰の ....
         080601




広辞苑を投げ捨てる
コウジエン
麹黴の生えた御飯を
お酒にするのだと
強調するので
御飯はお箸で頂くのです
手づかみは余 ....
天涯孤独だからさ…
それは、あなたの口ぐせ

帰るべき家があって
待っていてくれるひともいる

それなのにどうしてそんなことを言うのだろう

こころの空白を満たそうと
終わりの無い旅 ....
片手くらいの
かわいい顔した手帖があって
女の子のような
詩がたくさん書き連ねていた
僕には
春の風を思わせる旋律が聞こえ
夏の陽気さを感じる水彩画でもあり
ちいさな言葉たちだが
海原 ....
あなたは
初めから
そっと隣で見ていてくれた


あなたの一言に
心満たされ
涙したり
笑ったり


癒しと言う言葉の持つ意味は
きっと
あなたのような方の為に
存在するの ....
ことばの森の中
今日も歩き続ける

迷い込んだ
ずっと奥深く
流れていく
ささやかな小川は
さら さら と
どこに
流れ着くのだろう

ことば
それはただの
ツールにすぎない ....
おばちゃん お花綺麗だね
小さな甥の手をつなぎ散歩をすると
道端の花にみとれて
顔を近づけては嬉しそうで
お歌を歌いながら林檎畑を歩くのは
葉っぱ一枚震えるのにも 笑みがこぼれた
 ....
小鳥が木々の間でさえずる
東からの陽光は力いっぱいカーテンを押し
木と木の間の陽だまりの陰
微弱な風に誘われ 揺れた

飛翔の者
その素早い軌跡をガラス戸に焼きつけ
さえずりは空に昇り  ....
閉店間際のショッピングモールで、
世界で一番安く靴下が手に入ると友人は言っていたけれど、
生憎、今日は雨降りだから
せっかくの靴下が濡れてしまうね。

それはそうと今日、仕事帰りに駅で外人に ....
はじめて自転車で転んだとき
きれいな模様の種をひろった
部屋のすみに小さな鉢を置いてまいた

はじめて喧嘩をしたとき
種から芽がでてきた

塾通いを始めてから
すくすくと成長して葉が繁 ....
 
知らないことが多すぎるけど
それは知りたい事じゃない

空が青いときは
 夜の暗さを忘れるように
  星空を見上げるときは
   雲の形を忘れるように
    二人はずれていく、す ....
ピンクのクレヨンで太陽を描いた
みさちゃんが先生に怒られてるのをみて泣いた

だってみさちゃんはピンクで太陽を描きたくて
それを怒るのは可愛そうだと思ったし
ぼくが赤のクレヨンで描いた太陽よ ....
腐った落葉の下から
湿った地面の
つぶやきがもれている
庭石の下では
キリギリスがあたりをうかがい
とかげやかえる達は
アジサイの葉陰で
会議を開く
庭に埋まった
ねこの死骸を
ど ....
一。

 傘を閉じるとひたひたと雨がついてきた。玄関を上がり廊下を渡りそのままひたひたと、家に居ついてしまった、雨は客間ではなく居間に居座りとくとくと、淹れた紅茶を ....
やっぱりね、私たち
違う生き物だったのよ
全てを分かち合うなんて
そんなの綺麗事だと
今更判ったわ

同じ言葉で括られてしまった
その内側の悲しみは
誰にも理解させたくない
口を閉ざ ....
幸せを
かたちづくろうと
試行錯誤する

あるものは
小さなもみじの葉をイメージし

あるものは
太陽を創造しようとした

そしてあるものは
たおやかな流線型をつくりだし
巨大 ....
 ここに今、一つの時間という概念が存在する
 過去に行くためにまずは言葉に変換する
 するとどうだろう
 言葉は半自由を得る

 次に
 未来へ行くために空想のエキスを啜る
 すると ....
ドラマで

そんなセリフがあったのだろう

次男が

階段ごしに質問してきた

気のきいた答えでも言えれば

良かったのだが

ぼくは

じぶんの頭のうえに手をかざして
 ....
西日 茜さんのおすすめリスト(978)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕景描写- 戒途自由詩108-6-3
笑い声をくれた人- panta自由詩108-6-3
白い絵- 唐草フウ自由詩7*08-6-2
夜のささやき- まきび自由詩408-6-2
初心者- 舞狐自由詩8*08-6-2
薄目- ゆうと自由詩1*08-6-2
笹舟- たもつ自由詩16*08-6-2
ガラス越し- 1486 106自由詩3*08-6-2
硝子の欠片- beebee自由詩7*08-6-2
あめふらし- ku-mi自由詩18*08-6-2
コントロール- ここ自由詩508-6-2
reverse/imitation- aidanico自由詩408-6-2
短角牛の小さな世界- 短角牛自由詩208-6-2
強い- あおば自由詩7*08-6-2
支えられるひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*08-6-1
ちいさな手帖- 乱太郎自由詩25*08-6-1
恋文- 舞狐自由詩10*08-6-1
アリス- こゆり自由詩16*08-6-1
シャウト- 砂木自由詩11*08-6-1
小鳥- アハウ自由詩308-6-1
駅ロータリー周辺に降る雨は止まずに- プテラノ ...自由詩508-6-1
きれいな毒の種- ここ自由詩608-6-1
ある断層について- たりぽん ...自由詩12*08-6-1
「模索する太陽_(みさちゃんとぼくの色)」- ベンジャ ...自由詩16+*08-5-31
梅雨の記憶- ばんざわ ...自由詩5*08-5-31
「_ひたひた。_」- PULL.自由詩7*08-5-31
歪み- AKiHiCo自由詩508-5-31
かたちから〜テーマは『幸せ』〜_- シュガー ...自由詩3*08-5-31
詩の足首を掴んで- doon自由詩2+*08-5-31
じぶんて何処にあるの- 吉岡ペペ ...自由詩408-5-31

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