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おにーさん おにーさん どうしたんですか?
失恋でもなさったんですか?

世界中の不幸を背負ってるような しけた面してますねぇ
そんな顔して黄昏れてたって モテないままですよ

「 海パン ....
私達は炭酸水の泡のように

ぷつぷつとガラス瓶の底から立ち上ってゆく泡のように

生まれてすぐに吸い上げられるように駆け
天辺を転がって弾けてしまう

たまに大きなのがいたり
派手 ....
蜂の巣が近いらしい
家の裏山の方へ行くと
飛んでいる蜂と ぶつかりそうになり
私も蜂もあわててよける

洗濯棒の近くの花の中で
仕事中の蜂も時折いるけれど
そっと ぱたぱた 洗濯物をかけ ....
眠れない夜
詩が書きたくなった
誰かに伝えたいわけじゃない
誰かに存在を知って欲しくなった

S・O・S
愛だの世界だの大口叩いてはみたけれど
正体はただの寂しがりやなんです


 ....
{画像=080802125241.jpg}

梅雨明けは嘘だった
というような空模様だよ


交差点の上には
大きな曇り空があって
今日一日分の雨の塊が
固まって浮かんでいる

 ....
空っぽ だよね
歌うために

まぶしい緑の
そのはざ間から
降り注ぐ 生きる意味よ
せみの命よ

蜜を吸う
歌うために

その
けたたましい鳴き声の
中にまぎれて

誰か ....
夢を見た
走り続ける夢

人混みを駆け抜け
雨の中を走り

まだ走る
走り続ける夢


いったい私は
どこへ行きたいのか
何になりたいのか


泥に飲み込まれるような疲労 ....
いろいろ書こうと思うのだけれど
どうにもうまく繋がらなくて
言葉は千切れた

そこにはもしかしたら
小さな小さな
だんまりの世界なぞがあって
そこではもしかしたら
だーれもしゃべらない ....
                080731


とりが鳴くからかーえろ
とりが鳴く
カエルが鳴く
蛙飛び込む水の音
ヒキガエルのことだよと
昨日見たのを思いだし
カラスの勘三 ....
細い金属質の陽射しが
容赦なく肩に、腕に、
きりきりと刺さって
サンダルの真下に濃い影が宿る

忘れかけた思い出は
向日葵の未成熟な種子に包まれ
あの夏
深く青かった空は
年 ....
アナタハ ダレデスカ

身寄りも帰る場所もなく来る日も河川敷を掘じくる佐久間少年ですか
地球の汚染大気に蝕まれ余命いくばくもないメイツ星人ですか
ふたりきり
河川敷の工場跡で
下水道に住む ....
てゆーか旅と言ったら死体を探す意味で
凪いだ東京湾の沈んでいるヘドロとか
晴海の奥の草地に放棄されている冷蔵庫の中身に十字架を切る
みたいな
永遠に浮かぶことのない人たちみたく
あ ....
(1)

掛け声と干物の臭いに押し流されるようにして
昼下がりの賑やかさに身を委ねてみる
所狭しと商品の並んだ店先を覗けば
一見かと値踏みする手練の客あしらいに
思わず半歩後ろへ下がりつつ ....
{画像=080726153050.jpg}
手帳をいっぱい持っている。
このリングノートも扉のところに3つの住所が書いてある。
入っているカバン毎に、
引き出しから入れた雑多な順番に出て来るメ ....
南の低いところに

朱い月がまんまるく

すこし離れて花火の明滅


幼な子に花火について語る

それは物足りないリレーのようだ

ベランダから花火を見つめている

わたしの ....
舞えよ振袖 振袖よ舞え
舞わねば紅蓮に焼きまする

三畳の座敷牢で狂女は歌い踊る。
小女が運んできた膳は手つかず。
ただひたすらに歌い踊る。
母の嘆きも父の憤りも知らず。
寝食も知らず。 ....
海の匂いって何にも似ていなくて特別
波の音って何にも似ていなくて特別

そんな特別な海に
会いに行くだけで
何か一仕事終えたなって気がする

海に行くって
コンサート会場に行くようなも ....
もし良かったら
私をあなたの友だちにして下さい

一緒に
たくさん、思い出を作りましょう

もしあなたが
悔しくてどうしようもない時は
思いっきり力をこめて
ペダルを踏んで下さい ....
(1)

明日と言う日の訪れを恐れるときがある
気を紛らわすことさえままならず
早々に床についたとしても
考えるのは埒のあかないことばかりで
苦し紛れの寝返りを打てば
人の気も知らず目覚 ....
夏という季節は
ひとつの国のようなものだ
無慈悲な王が支配する灼熱の国だ

蝉の声が轟きはじめると
おまえたちはまるで
夏という国に力ずくで連れて来られた
哀れな奴隷のようになる

 ....
きょう手紙が届いた
とおい山のホテルの便せんと封筒
差出人はぼく
自分から発ち自分へ帰ってゆく旅人の
孤独な手紙だ

恵那山トンネルという
中央自動車道の長いトンネルを抜けた
恵那山の ....
彼とは反対方向の電車に乗って別れた。

最寄り駅で降りると残酷なほど朝だった。
光がいつもより白く見える。
わたしは歩道橋の階段を上りながら、彼のひとことひとことを思い出した。
夜の言葉 ....
{画像=080717222808.jpg}
ぼくは所在なく佇む
夜が好きだ
そんなとき
梅雨の終わりの
雨が降っているのもいい

屋根を打つ雨の音
軒を伝う流れの音
樋を落ちる水の音 ....
排他的な女の子は空を所持している。
その底のほうには、白くてきれいな宇宙船や、手垢できたない算数の教科書、軍隊の格好をしたキューピー人形や、プラスチックのマニキュアの瓶が、ざくざくとはめ ....
ドイツへ行って
ビールをのもう
赤い自動車に乗って
ブティックへ行こう
表に出れば牛乳車が
ガタガタ
砂糖壺の中の
小人が踊る
占いの絵に見入り
ブルブルビユン
ペラペラシュパー
 ....
                 080722




森君が笑うので
今日はよい天気です
森君は歯が綺麗で
笑顔が可愛いので
クラスの人気者です
森君は苦しくても辛くても
 ....
残像にある
夏の陽差しが萌える
ニッコウキスゲの
ように咲いている笑顔に
揺らめく胸のときめきは
信濃銀河鉄道の
レンガ色に敷かれたアーチ橋へと
遥かに架かる
真っ赤に錆びついた
レ ....
銀河鉄道に

此処はきっと
銀河鉄道に
呑み込まれてしまったのよ


銀河鉄道に


「此処に夏が訪れる事はありません」

僕が此処に引っ越してきたのは、この一言に惹かれたから ....
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ



机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
麦茶が恋しくなる季節
氷砂糖がよく売れる季節
行きつけのラーメン屋に並んで
冷やし中華を注文する

クールビズは涼しくもなんともない
おしぼりで顔の汗を拭き取る
お盆の時期には稼働を調整 ....
西日 茜さんの自由詩おすすめリスト(826)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幸せの青い鳥- 北大路京 ...自由詩19+*08-8-4
私達は炭酸水の泡のように- 小禽自由詩4*08-8-4
誰でもよかった- 砂木自由詩26*08-8-3
眠れない夜- 1486 106自由詩21*08-8-3
8月1日- beebee自由詩808-8-2
そらせみ- umineko自由詩9*08-8-2
夢で- 舞狐自由詩9*08-8-1
夏の回転式。- プル式自由詩11*08-8-1
ビヨンド- あおば自由詩3*08-7-31
遥かな夏のスケッチ- 銀猫自由詩22*08-7-31
ムルチ(怪獣詩集:帰ってきたウルトラマン)- 角田寿星自由詩1508-7-31
ポエコ- モリマサ ...自由詩2108-7-31
消費されるひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*08-7-30
ぼくのリングノート- beebee自由詩1908-7-26
花火について- 吉岡ペペ ...自由詩308-7-26
振袖舞え舞え- 佐々宝砂自由詩508-7-25
- ふるる自由詩10*08-7-25
私は自転車- とよっこ自由詩208-7-24
遠ざかるひと- 恋月 ぴ ...自由詩38*08-7-23
奴隷- 大覚アキ ...自由詩408-7-23
山の手紙- yo-yo自由詩4*08-7-23
横断歩道- 雨傘自由詩208-7-23
七月の雨の光- beebee自由詩1608-7-23
そしてシグナルタワー、女子- しもつき ...自由詩5508-7-22
ビールを呑もう- 生田 稔自由詩608-7-22
迷い森- あおば自由詩9*08-7-22
キティのデザインハンカチ- りゅうの ...自由詩6*08-7-21
銀河鉄道に- セルフレ ...自由詩6*08-7-21
環情線- Rin K自由詩37*08-7-20
冷やし中華はじめました- 1486 106自由詩2*08-7-19

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