すべてのおすすめ
ああ ああ

こんなに近いのに遠い

遠すぎるよ!

あたしは

何を

何を期待してるんだろ

遠すぎるんだって!!

叶わないんだよ

届かないんだよ

こ ....
ある朝
寝ぼうした
とりさんは
ふかふかの羽根にくるまれた
とりさんは
夢ごこち
あっちへふわふわ
こっちへふわふわ
風にとばされてしまわないか
ボクは気が気じゃないよ
夢ごこちで ....
安否された記憶をたどり
行き着いた先にはあなたの島
正午の光も 豊満な裸体も
燃えさかる海へ流される
原色のサルがなき喚く森で出遭った奇怪な蔦をもつ植物たちよ
その乱暴な肢体からは緑の湯気が ....
おでことおでこをくっつけて
君と春のうたた寝
寝息が波のように遠ざかり
いつしか君は夢の中
匂うような春はこんなふうに
小さな子供に戻って
やさしい眠りに包まれていたい
そっとそっとゆら ....
木々の緑を揺らし洗う

風の音たちが
私を遠い所へ連れ去ってゆく

ざわめきの葉葉に清純な雨が伝う

そう暴風雨は埃にまみれた
この都市を透明に塗り替えて
明日の蘇生を約束してくれる ....
ゴスロリっていうのかな
そんなフリルのたくさん付いた服
一度くらい着てみたいけど
「おばさんの癖して…」
あなたに言わてしまいそうだし
そんなの着れる歳じゃないことぐらい判っている

ふ ....
こんな夕暮れは
たまに
たまになんだけど

あなたに逢えることが嬉しくてしかたなかった頃の私が戻ってきてね

ふたりで駈け落ち気分で出かけた場所を思い出すの


嬉しくて切なくて
 ....
昔 父さんが庭の木に作ってくれたブランコに
僕たち兄弟が並んで

そうやって
毎日 そうやって暮れるまで

永遠に思えるような時間を過ごした

季節が変わるたびに
短くなっていくのだ ....
散りゆく花びら舞うように
爪の先を桜色に染めた



散った桜を惜しむように

爪の先を桜色に染めた


爪の先だけ満開な桜
{画像=080415103405.jpg}
もう眠ることが仕事になってしまったね。
丸くなって眠っている。
お気に入りの毛布とタオルケット。
近くのカーペットにはおしっこの染みもある。
首筋 ....
風が光っている
それを
瞼の裏で感じて


われに五月を


犯罪的なほどに
短いスカートをはいた
女子高生の耳元で
一編の詩を
ささやいてみたい

気が合えば
ふたりで ....
芸術の巨大な 第一波

自己表現は為される( 成就! ?

白く塗り込められた キャンバス
書き留められた 文字
録音で魂が吹き込まれ
レンズが骨まで映し出す

芸術は自然を 追尾し ....
走る犬に
舞い上がる砂
崩れ落ちる地を
超えて走りぬく

灼熱の下
疾走する犬は
帰らない

羨望と化す犬の走りに
もうどんな言葉も
とどかない

ただ生きることで
応える ....
ぽたっぽたって、
さくらが自殺してるよー
去年の知恩寺の廊下にのぼって見ている
真っ暗な庭で
夜中はきちんとほうったらかしにされたいね。
そのほうが、ずっとやすらかできれい
さくらの蕊がピ ....
{画像=080413012058.jpg}
ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
 ....
カフェベローナ
カフェベローナ
深夜の丸太町通りで
ひっそりと灯ってる
カフェベローナは、
24時間営業ですよ こんなところで
あたしたちはいつも出会ってしまって
いい加減 気付かないふ ....
天井に 暗がりで光る星のシールをはりつけたのは
たしかにシェルターのつもりなのでした

天の川みたいにね
あたし あちこちにひっぱりまわされたくないから
みんなが勝手にまわってくれたらい ....
三十年の間 
一つ屋根の下ですごした 
八十八の祖母が 
悪性腫瘍と知ってから 

街を歩いて目に映る 
すべての人が
やがては空に吸い上げられる 
幻の雫に見える 

曇り空の果 ....
自ずから成る
耕作の係数に支配された土

この土地に極楽鳥は野営し
その雫で濡れた重たい巣をいとなみ

静かに沈んでゆく ぬくもり

作物を繰り返し保っている
土力の茶色に緑は 
 ....
へのへのもへじみたいだねと問いかけたら
「へへののもへじ」が正しいんだと
あのひとは言った

―へのへの

叱られて家に帰れなかった
夕焼け空に
ロウセキで描いた
へのへのもへじ
 ....
{画像=080410233222.jpg}
急に立ち止って後ろ足を張って立っている。
それは猫足のような立ち方ですが、
猫が秘めているような力強さはなくて、
掴まり立ちをした娘のようなんです。 ....
いつもの歩道
サクラ色

盛りを過ぎた花びらが
はらりはらりと舞散って

私の行く手を
ピンクに染める


舞散る花びらつかまえて

根性だけは筋金入りよ

なんて囁いてみ ....
シーラカンスという名前は
ギリシア語で「中空の背骨」という意味で
原始的なそのつくりは弱々しく
外見のゴツゴツした印象からは想像できない

けれど普通の魚と比べて多いヒレは
しっかりと ....
{画像=080407223859.jpg}
遠い日に想い出すことはなに?
近い日に想い出すことはなに?
振り返りながら君は笑って言う。
なんだろ、何かあったっけ。

真に孤独である意味はな ....
 人はみな苦しみの旅路を楽に行きたがる

 美しさの罠
 心地よい誘惑

 誰も彼もが主人公の物語などありはしなないのに
 皆そればかりを求めて
 
 行き場を失う視線は
 自分をプ ....
哀しみ色した
シャボン玉

はるか天をめざして
舞い上がり

曇り空にふわふわ浮いて
はじけては
哀しみ色の雨になる



蛙がうたう
悲しみのうた

かえるが知らせる
 ....
揚々昇り立つ煙り 山より下るは
吐く息の ちぎれるも 薄れ
野に流るる かぎろい 四季の はじまり

卯月

甘い 春の来


*

そろり そろりと やって来たのは 糖蜜の ....
また、この季節がきたよ
ながかったねぇ
ぼくたち
 
華やいで
きみ 
咲いているよ 

あの花は 
すべてを忘れろっていうように 
咲いて、風に流れているんだ 

 ....
タイムマシンを買いました
十年先が懐かしい

タイムマシンを買いました
最新型を買う為に

タイムマシンを買いました
月賦が死語になる前に

タイムマシンを買いました
CD-Rが読 ....
{画像=080406010521.jpg}
激しい自己嫌悪に疲れた
物憂い晩春の夕暮れ、
壁に凭れながら、
眠りたいと思った時、
もしかするとこの眠りたいというのは
死にたいということなの ....
西日 茜さんの自由詩おすすめリスト(826)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
very_far_love- cass自由詩1*08-4-20
夢のとりさん- ここ自由詩708-4-20
あなたの得た浮力、わたしの透明さとの交感- 逆島夢子自由詩5*08-4-18
春は夢の中- 未有花自由詩12*08-4-18
暴風雨- アハウ自由詩15*08-4-18
ふりふりなひと- 恋月 ぴ ...自由詩31*08-4-17
想い思う夕暮れ- 舞狐自由詩7+*08-4-17
春と月と_やわらかな旅立ち- もも う ...自由詩15*08-4-17
さくら- 舞狐自由詩3*08-4-15
何時も眠っているジェニーに- beebee自由詩10*08-4-15
われに五月を- 大覚アキ ...自由詩1108-4-14
人間をめざす- アハウ自由詩608-4-13
走る犬- Etuj ...自由詩108-4-13
nice_night_for_walk- 藤坂萌子自由詩308-4-13
人生なんて- beebee自由詩1108-4-13
カフェベローナ嬢- 藤坂萌子自由詩6*08-4-13
スカイセブン405- 藤坂萌子自由詩408-4-12
涙の波紋_- 服部 剛自由詩508-4-12
砂糖キビ畑にて- アハウ自由詩8*08-4-12
もへじなひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*08-4-11
掴まり立ちするジェニーに- beebee自由詩308-4-10
ひとりごと- 舞狐自由詩4*08-4-9
「シーラカンスは胎生なんだ」- ベンジャ ...自由詩7*08-4-9
絶望を避けながら- beebee自由詩908-4-7
絶望の歌- 山崎 風 ...自由詩408-4-7
こんな日は- 舞狐自由詩3*08-4-7
卯月- ひより自由詩9*08-4-7
ひより- わら自由詩26*08-4-7
タイムマシンを買いました- 吉岡孝次自由詩408-4-6
晩_春- beebee自由詩908-4-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28