すべてのおすすめ
桜の花より梅の花
梅の花よりチューリップ
 
四季は美しいと思う
が一年中春がいい
寒さも暑さも苦手だ
 
お茶は美味しい
だがコーラには
勝てない
 
朝、雀を見た
無性にカ ....
何も描かれていないその絵本は
風の中にあった
ミルク色をしたその紙の上に
風が運んだ川のせせらぎの音を
優しくのせてゆく
絵本の中では
水は静かに海へと流れてゆく
絵本の右上から小鳥のさ ....
やまない雨は無いけれど
曇らない空も無いんだね
だから天気予報は当てにならない

明けない夜は無いけれど
暮れない昼も無いんだね
だから光が必要なんだ

悲しいなんて言わな ....
郵便屋さんご苦労さん
手紙が十枚落ちました
燃やしてあげましょ
いちまーい
ボウッ
にーまい
ボウッ
さんまーい
ボウッ
よんまーい
ボウッ
ごーまい
ボオッ
ろくまーい
 ....
恋の始まりは 単純で 突然。

気がついたら 好きになってた。

瞳で追ってた。

探してた。

何気なくしてもらったことがうれしかったり。

名前で呼ばれてうれしかったり。 ....
先生は
花瓶に一輪の花を持ってきて
作文を書けと言う

こんなやつでも先生になれるのか
僕が代わって授業をしてやろうかと思った

考えても考えても
頭の中の言葉たちが整列してくれない
 ....
カミソリみたいな風が
叩きつけるみたいに吹いてて
シアン100%のウルトラブルーの空には
殴り書きみたいな雲が
でたらめな速さですっ飛んでいく
そんなわけで
寒くてどうしようもないので
 ....
こころは
変わってゆく身体から 
出来ているので

たとえば
川の流れから
聞こえる音と
変わらないものです

たとえば
空にあふれている光と
同じようなものです

たと ....
キエテクレ
 アナタはあそこで死んだんだ
キエテクレ
 アナタはあそこで消えたんだ

誰もいないあの場所で・・・。

癒えた傷から出る苦痛
浮き上がる消えたはずの血痕
 ....
約束の指輪は捨てました
繋いだ手は離れていった
渡す言葉もいえぬままに・・・。

意識も想いも遠すぎた
存在だけは確認できる
この小さな機械だけが

唯一の繋がりだったんだ ....
包み紙を、外す
 
独特の
ぱりぱりって音
 
もう
聞き飽きてる
 
 
口直しにカルキ水
 
まだ、甘ったるい
口内がだるい
 
 
包み紙を、捨てる
 
隣で
 ....
 


 一


日々を連写して
間違い探しをする

遠浅の青に
いつもの魚が溺れている
鱗がまた一枚なくなったこと
それを除けば
昨日と今日の境界線はゆるい

魚は、な ....
細い細い手すりなので
あまり寄りかかると
折れてしまう折れて

そこにおんな一人立ち
ぐううと力込めて見せる
見せて笑う

おとこおろおろし叫ぶ
危ない危ないあ ぶ な い

お ....
音を立ててブナの木は水を吸い上げる。
地下の滝は光を求めて上昇する。
森は暗く木々はみどり。
凡庸な言葉が指をすりぬける。

緻密な理論はブナの木に関わりがない。
ブナはただ立っ ....
きみの半身を 盗みだして
逃げる途中 このさきの
春の右肩あがりで
ころんだ 拍子に
結ばれたんだったね
真っ暗な 寒さの 
果てに
今 そっと 雫が 
流れる
まるで 今日の 
自分の 心の汗が
ほとばしる 感情を 
裏切るように
禊のように やがて 
大粒となり
傘も コートも 
 ....
僕はアリクイ
三度の蟻より
泥水が大好きで
いっつもうわっつらの
ぬるいとこだけ舐めてんだ

僕はアリクイ
本当は
冷たくて濃い泥水のほうが好きだけど
決して深いところまでは
首を ....
角のない消しゴムは
捨てられる寸前だった
角があろうとなかろうと
同じ材質なのに
四つの角があるとないだけで
大きな差をつくっていた
丸みの部分にはすれたえんぴつが
くっついていて
手 ....
寂しさを積み上げた山は
秋の匂いがした

木の実を拾い動物達と話す

寂しさを暖かさが溶かしていく

山がすっかり溶けると
みんな消えていた

残ったのは

痛いくらいにしんと ....
おんなのこは
とてもいじわるなので
けたけたとわらいます

たたみのうえ
すっぱだかで
けたけたとわらいます

でんきにぶつかるむしが
そんなにおもしろいのときくと
わたしはじ ....
私のことを少し話そうか。
私はね、アリなのだよ。
黒くてね、節足で、勤勉だけが取り柄のね。
そりゃ甘いものには目がないさ。
生活は甘くないからね。
均衡を保ちたくなるのさ。

私のことを ....
また今年も
お彼岸に会いに行けなかった

「仕事が忙しいから」
「行くのに新幹線使っても半日もかかるから」

毎年同じ理由で行けなかったじゃ済まされない

小さな頃優しかった父も
「 ....
たましい…だなんて
古臭いことばを
ミルクパン
で。どろどろに溶かしたら
ハートの型に流し込む

いつから
だった
かな

球体関節人形の
股間から
生まれてきた。わたし
だ ....
あらゆる意味で
生成流転の日常がいい

今日 新しかったものが
明日 古びてしまう

永遠と思われたものが
もろくも崩れ去る

野性の獣のごとき
機敏な世界

日々が日輪と共に ....
言葉は架空

言葉は凶器

言葉は空回り


言葉は記号

記号は強調

記号はロック

ロックは愛

誤解と曖昧をふんだんに、あと卵をひとつ

愛とはレンコンのはさ ....
猫とジャレる 君がスキ

猫もスキ 猫で遊ぶ君がスキ

猫の手スキ 肉球がスキ プニプニ感 スキ

君がスキ 猫の真似をする 君がスキ

君がスキ 猫よりスキ
 ....
明け方のビル群は
墓標のように見える

おれはタクシーを拾って
車のまばらな御堂筋を
一直線に南下しながら
疲れた頭の片隅では
死ぬまでに稼げる金を
ぼんやりと計算している

アス ....
いちばん古い棟へとつづく渡り廊下は
いつもひっそりとしている
ことに雨の日には
この渡り廊下だけが離れて
雨降る宙の中に 浮かんでいるような気になる
  《ここで語り合ったこと
  《ここ ....
階段の踊り場のあたりで
父が釣りをしていた
家の中とはいえ
釣りをする父の姿が
再び見られるとは思ってなかったので
嬉しかった
子供のころ一度行ったきりだった
工場地帯の隅っこに広がる
 ....
吸い込んだ煙に
肺を犯され


君の存在の
重さや
大きさ

そんなものを
痛感していた






ただ
どこか頭は冷静で

指先の震えだけが
止まらなかった ....
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