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また今年も
お彼岸に会いに行けなかった
「仕事が忙しいから」
「行くのに新幹線使っても半日もかかるから」
毎年同じ理由で行けなかったじゃ済まされない
小さな頃優しかった父も
「 ....
お腹を壊してしまった
深い夜の谷底で
誰もが一人きり
カーテン越しに光を放つ
あれは確か電灯だ
冷気が身を纏っても
焼け付く陽光が注いでも
その場所から逃げられず
私だけではな ....
あなたの存在を
この両の目で確かめられたとき
見えることの有り難みを
心の底から沸き上がる喜びの泉の中で
感じていたんだよ
あなたはまだ
豆粒みたいに小さくそこにいたけれど
....