すべてのおすすめ
さよならが見えているとき
さよならに向けて、どう進んで行けば良いのか
大人と呼ばれる歳をとおにまわった今も、なお解らない
もうすぐさよなら
なのに、さよならの仕方までも解らない
....
蝉時雨騒がしく
肌には触れぬが耳障り
気紛れな通り雨は
降っては止み
降っては止み
風は通り過ぎるも
雨雲は歩む道を迷っている
今宵の空は騒がしく忙しく不安定 ....
明るすぎて
眩しすぎて
真っ白にしかみえない
きみのまわりには
いろんな景色があって
きみを囲んでる
だけど僕には
きみだけしかみえない
まわりはただ白く眩しく
きみの輪 ....
荒れる風音 家で雨宿りなんかできやしなかったんだ
傘も差さず外へ出れば、そこは気持ちの良い風の吹く
愛しかった天気があった
だんだんと濡れる服、鼓動は激しく
大きな水溜り、バシ ....
秋の兆しが見える頃
無花果が実るこの頃
人は食や運動、色んなものに活発に動く
けれど、僕はいまだ夏から出れていないようだ
季節に取り残される
時間は明日を齎せてくれ ....
答えればいい
君は君を壊せば世界と自分がおさらばだとか
思っているかもしれないが
世界は君を含めてるから
君が目をひらいてるから世界は
ふたつは寸分違わずおなじもので重なっているわけ ....
見上げた空に向かって形を作った口元からこぼれだした旋律
風に運ばれていく
どこまでも
どこまでも
あの場所で連れて行かれた旋律はは
時を越えても風と共に戯れてるよ
....
虹色のガラスの破片が
眼に突き刺さる
痛いよ
痛い
満開の花に
宇宙が包み込まれる
花は形を変えながら
宇宙を挑発する
眼を突き刺すガラスの破片は
きれいだよ ....
光を削り描いた花が
手のひらにふたつ影を落とす
鳥の花 音の花
ついばみにくるくちびるの花
砂の花 砂の花
影を持ち去る波の花
手のひらを知らない
問いの残り香
....
なんでも見通す
なんでも見通す
ママの秘密
あの子の秘め事
隠れてるものは全部、全部
だから神様は嫌い
なんでも見通す悪魔が嫌い
自分の秘密
世界の秘密
隠し事 ....
恋という伝染病は、
特効薬もないまま、
つらつら、と。
移ってます。
時に、苦しんだり。
時に、何もかも忘れたり。
恋という、伝染病。
移してくれませんか。
....
青色のがいい
赤色のがいい
取替えっこしよう
取替えっこしよう
死んだら同じ
どの色乗っても
死んだら同じ
輪っかの色は関係ない
神様の識別はその日の気分
....
魂の色は 七色だから、
君が 今 何色でも、これから何色になっても、
それで、いいんだ。
君よ、
囚われずに、変わっていけ。
風に乗り空を駆ける、あの雲のように。
君が 今 ....
白と黒の記憶の片隅
その中でも君は微笑む
唇も目も其処に在る様に
手を伸ばしたら壊れてしまいそう
優しい中に鋭利に尖った凶器
知らず知らずに君の優しさに溺れて
心の奥底まで ....
正直に言うよ
耳ざわりのいいコトバを
拡大再生産するだけのプログラムなら
僕はいらない
周波数を左にいくぶん揺すぶって
日本中から寄せられた
ラジオネームを連呼するだけの
放送局を聴いて ....
ウィルスに乾杯。
ついでに、ブルースウィルスにも乾杯。
{ルビ尾骶骨=びていこつ}に乾杯。
1/2 砂漠にも乾杯。
世の中は満ち溢れていて、
満ち足りていて、
夕 ....
{ルビ梶谷=かじたに}さんは、隣りのゆうこりんが大好きらしい。
大好きだから、チャンスがあれば付き合いたいらしい。 羨ましがられたいらしい。
梶谷さんは、独身らしい。 {ルビ四十路=よそじ}手 ....
「 涙 」
雨が降って
水が地上に生まれ落ちる。
そして
....
五百円玉は機嫌が悪かった
カチャリと投げ込まれた
小銭入れの中には
たくさんの硬貨がいた
その中でも五百円玉は
一番格が上なので
一番大切にされなければならない
五百円玉は小銭入れの中を ....
あなたの肩をソテーして
あなたの細い指は噛み砕きましょう
あなたの足は そうね 豚と一緒にあぶり焼き
あなたの瞳は 飲み込むわ
あなたの舌は 愛した後に切り刻んで
あなたの心臓は あたしが大 ....
越えて、いた。
つまらなく思えて、
そしたら分かった。
大きいと感じてて、
まだまだ下だと。
意外と、知らなかったみたい。
たくさん言葉があること、
気付いていないみたい。
....
あまりにの空の青さに私は目を細めた
心の中の染みは少しずつ広がり
手を足を体を統一した
痛みは無く虚しさが取り巻く
悲しみは友の笑顔と混じり気がつけば
私は今まで何をみてい ....
1. 午後に
だれもいない海岸
南国のプライヴェート・ビーチ
抜けるような青い空
まばゆい陽射しが降りかかる
ウェーブのかかった豊かな黒髪を
赤い大輪の花かざりでたばねた
ハシバミ色 ....
私はここにいたんですよ
時にはそっと問題を解くけれど
街灯が点いたり消えたりするから
羽のように笑っています
千切れた場所を見せびらかして
添い寝に意味なんてないのに
ベッドはやたら飾 ....
宇宙刑事 になりたかった
ジャッキー・チェン になりたかった
藤子不二雄 になりたかった
諸葛孔明 になりたかった
内村光良 になりたかった
スピルバーグ になりたかった ....
お日様が ポカポカ
お昼寝中の猫を
包みます
風はまた
冷たくなりましたが
君への想いは
ポカポカです
ところで俺はだてに墓標を背負ってるわけじゃない
今日も墓標に風で飛ばされた紙切れがうまく引っかかった
細かい字で何か書いてある
読んでみた
{引用=
「君に宛てて」(恋愛詩の習作)
や ....
あぁ そうか
君と僕は やっぱり全部同じじゃないから
どんなに近い気持ちでも
言葉にしなきゃ 本当の本当には 伝わらない
それが大事な思いで あればある程
口にしにくくて 口にしてほしい ....
あなたが星が好きなこと
よく知ってるわ(^-^)
でもねあたしは
残念ながら
見に行けないのよ(ρ_;)
だからってそんな
あっさりとひきさがって
…(-"-;)
星じゃなく ....
あなたの気持ちは
いま
どこにあるのですか
…気持ちは
追えば
逃げてしまうと…
そう
いつか
誰かが
言っていたけど
怖いの
あなたは
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37