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昨日はきみを傷つけたので 
布団にしがみついて
うつ伏せたまま 
闇のなかに沈み 
眠った 


夜が明けて 
目覚めると 
窓枠の外に広がる 
朝焼けの空 
ふわりと浮かぶ 
 ....
街行く人たちの背中に
「半額」シールを貼っても
きっと
ほとんどの人は
誰にも買われやしない
 
買われるのは
外見が良い人
ばっかなんだろう
 
 
クラス全員の腰に
ライダ ....
春はすぐそこまで
来てるはずなのに
冬と談合してるんだな
雪でも降りそうな空だ

ジャスミンティーは
飲み飽きたから
ほうじ茶を飲んでる
眠気ぬぐえなくて困るな

近頃デジャヴはも ....
まっすぐ伸びた茎に
まだ開ききらない
若いガーベラ

その素直に親しみ
その芯を持て余した

ガーベラ
まぶたの間に
顕れた苦しみ
黒目を大写しにする
苦い海水のような涙
喉に ....
何も変わらない街並み
古びた家々の塀を猫が歩く
穏やかな陽射しが満ち
平穏の昼下がり

縁台から君の好く吸う
煙草の匂いがした
だけど
君はもういない

坂道を駆け ....
判断基準は自分で
作り上げるもの。
他人の意見は参考にしかならない。
あなたを満足させるのはあなた。
何をしている時が幸せ?
誰と居る時が幸せ?
これはあなた自身が
一番よく知っているは ....
  雲

あんまり空が
低いので
私は泣いて みたのです

いいえ私は泣きません
ひとつも涙は零れません
とけてゆかない成分だから。


  ひとり

あなたをきずつけぬよう ....
さようなら
その言葉だけは使いたくなかった
もう二度と会えなくなる気がしたから

赤城颪に背中を押されて
僕らは学び舎からと飛び立つ

ごめんね
泣かないって約束したけど  ....
日曜日の朝は陽が昇るまで
貴方とベッドの中
寒い朝も貴方の温もりに包まれとけてゆく

朝はマーマレード
挽きたてのコーヒーの香に
広げた新聞の上から覗く貴方の笑顔
お腹を壊してしまった
深い夜の谷底で
誰もが一人きり

カーテン越しに光を放つ
あれは確か電灯だ
冷気が身を纏っても
焼け付く陽光が注いでも
その場所から逃げられず

私だけではな ....
  始まりも終わりも
  甘く溶かしてゆく
  アルコールランプほどの温度
  喜びの果てで悲しみの底で
  君はいつまでも恋のまま



  歴史は退屈なだけ
  予言も信 ....
澄んだ青空

光る木漏れ日

隣に、たんぽぽ

とっても

いい気分



募る気持ち

会いたい気持ち

隣に

あなたがいたらなぁ

とっても

切ない気分
おまえの乳房の形をたどって
月が闇に向かって死んでゆくぜ
ほら
見上げなよ
あんなにも
雲と星屑に讃えられて

死んで
このふしだらな世界からいなくなっちまうなら
 ....
朝のファンファーレとともに
花が撒かれ
食事が始まる
プールには水が張ってある

王冠かぶって
朝風呂に入る
毛皮を着て
外出だ

ベンツのs500に乗り
今日の予定を聞かされる ....
閉め切った部屋は
つんとした匂い
 
年に一度の大掃除
何故か三月のこの季節
 
お気に入りのぬいぐるみは
部屋の一番目立つところ
 
読み終わった雑誌は
一つにまとめる
 
 ....
星も見えない
どこまでも暗い夜
ごうごうと唸る夜の咆哮と
草原を吹き渡る風の音だけが響く

僕はひとりきりの部屋で
夜が明けるのを
時が訪れるのを
ただじっと待っている
わずかに僕を ....
毎日 毎日
少しずつ
お出かけしにいくのに
気にしなかった
最初はたくさん居たんだろうね
今じゃ 残り少ない
 
『行ってきます』
今日は何時に帰ってくるの?
『わからない』
そう ....
行かないで、お願い

そう言って小さな女の子が俺の手を引いた
夕暮れ 海に落ちてゆく日は
どうしていつもあんなに決定的に
強烈に 
美しいのか

海辺の教会から ....
心が乱れる

生活が乱れる

煮詰まってくると 部屋に物があふれる

片付けても 片付けても 減らない

自分の状況が 自分でもよくわかる

家に帰ってきても 安らぎがないと ....
言葉にはできないものがたくさんありすぎて

どうしていいかわかんなくて

そうすると 自然に涙がでてくる。

ポロポロ零れ落ちる涙は 

私の感情のひとつひとつなのかなって思う。
 ....
時に毒となり 

傷ついた心に 沁みこんでいく

ぬけない毒は 

心を支配し 体を蝕んでいく

わかっていても 

求めてしまう 弱い意思。
見つからないように
息を潜めた
生きることに意味なんかないなら
存在することに意義なんてないなら
もういいから
あっちにいって
見つからないように
息を潜めた

涙が ....
満員電車が大量の労働力を
吐き出し、東京は声を上げる
坂道で女子高生はスカートを
翻し、青春が血をたぎらせる

すれ違ったサラリーマンの一日
肩で風切るヤクザの明日
ホームレスがやっと終 ....
「種を蒔く」


種を蒔こう

花とか野菜とか植物の種を

ひとつでもたくさんでもいい



もし花なら、花束にして恋人に贈ろう

母の日には母にも贈ろう

それから大切 ....
空気がひんやりと肌に沁みて、
鼻水が垂れてきて、
吐く息の白が洗面所の一辺に滞留して、

催したのでトイレ行ってうんこして、
うんこしながら歯を磨いて、
トイレットペーパーがないので、尻の ....
誰かがまた俺を陥れようとして
羊の皮をかぶるんだ
見掛け倒しのハッタリかまして
俺に取り入ろうとするんだ
いくら繕ったって
時間をかければ必ず見抜けるんだ
案の定何も分かっちゃ ....
青い電球が砂漠に落ちたころ
水筒の中にらくだのチーズができていた
生家の窓の外にはスニーカーが干されている



チーズが波形に切られた

ぼくにも一切れ
ときみは言うが
切り取 ....
大講義室で机に突っ伏し熟睡
ようやく目覚めてもまだ教授は話をしている
大学の講義はやたらと長い

君はすこし呆れ顔で
顔に寝あとついてるわよって
解読不能な文字が並ぶ僕のノートに ....
魂は啼いている

魂は啼いている

私はその啼き声に耳を澄まし
淹れたての紅茶に舌を焼く

魂は、ふと哂い出す

魂は、ふと哂いだす

私はその哂い声に驚いて
冷 ....
昼間の大きな空を見上げて

大きく背伸びして

ゆっくり飛んでいる飛行機は

雲を描きながら遠く遠くに消えていく

だいぶあたたくなったこの時期で

僕はまた暇をもてあま ....
はじめさんの自由詩おすすめリスト(1090)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_夜明け_」_- 服部 剛自由詩11*07-3-19
かわれる- 山中 烏 ...自由詩8*07-3-19
ゆるやかに過ぎる- 水中原動 ...自由詩807-3-19
ガーベラ- ポッケ自由詩10+*07-3-19
街並み- 海月自由詩3*07-3-19
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かなしみ- こしごえ自由詩34*07-3-19
赤城颪- 1486 106自由詩9*07-3-19
朝はマーマレード- @ショコ ...自由詩207-3-19
孤独- 佐山鈴音自由詩307-3-19
恋のまま- 草野春心自由詩6*07-3-19
隣の春- 和森朱希自由詩5*07-3-19
花々- 水在らあ ...自由詩27+*07-3-19
夜明け前- ペポパン ...自由詩5*07-3-19
片付け- 倉持 雛自由詩7*07-3-19
草原にて- 未有花自由詩18*07-3-19
『おかえりと言いたい』- 春日 凌 ...自由詩3*07-3-19
ジプシー- 水在らあ ...自由詩38*07-3-19
腐りかけの自分。- 空 春色自由詩1*07-3-19
心の捌け口。- 空 春色自由詩1*07-3-19
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吐露- 深散自由詩307-3-19
91、デイ_【でい】→Day- 雨宮 之 ...自由詩4*07-3-19
「種を蒔く」- ソティロ自由詩6*07-3-19
油分- ひろっち自由詩1*07-3-19
残念だよ- maynard自由詩107-3-19
日曜日- 水町綜助自由詩10*07-3-19
追伸- ささやま ...自由詩8*07-3-19
魂の啼き声- なかがわ ...自由詩2*07-3-19
一人冒険- こめ自由詩1107-3-19

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