すべてのおすすめ
              2002/02/05
だめだ!だめだ、だめた!
絶対にダメだ!
どんなに懇願しようが許さねえ
たとえ明日地球が無くなるとしても
娘はやれねえ。

だめだ! ....
午後の教室
一番後ろの席で
眠りとの間に揺れていると
ずっと遠くの方に喧騒が消えていく
穏やかに舞う埃が
知らない間に袖に張り付いて
一緒になって光合成していた
金曜の午後

ノート ....
おれはニューヨークへいきたい
夜に恋したい
摩天楼に踏み潰されて
よそ者になってみたい
田舎者の悲哀に浸りたい
もっと昔、絵に描いたような昔の
大都会に憧れている
おれはべたな男だ

 ....
深夜の質問サイトに
こんな書き込み
「生きたエビをもらったのですが
色が真っ黒です
もっと赤く、新鮮な
色でないとだめですよね
古いものをもらったのでしょうか」
ツッコミどころが満載だ
 ....
今オバァちゃんが食べ残した
お頭付きの鯛が天に昇っていきます
片身が無いので泳ぐ事も侭ならず
さりとて
昇っていくには
残った片身が重過ぎて
潤んだ瞳を
ますます潤ませ
静かに ....
牛乳瓶は蓋を開けたまま
空を見つめてる
その丸い口で
空を飲み込もうとでも思ってるのだろうか
白い雲を自分からこぼれた牛乳だと
勘違いをしているのだろうか
狭いガラス瓶の中に閉じ込められた ....
盲目の愛


それに憧れをもつ人は多い
二人いつまでも色褪せることのない永遠の契り
ロマンチックなのかもしれない
愛の理想だと思う人もいるのかもしれない

でも
私は嫌い
私は恐ろ ....
見捨てられてしまった夢は
どこにも行く当てもないまま
下を向いて歩いていた
夢は希望を失ってしまったのだ
このまま消え果てゆく
そう思った
本来ならば夢は夢なのに
夢は夢をもてなくなった ....
やってみたいことはたくさんある けれど、
やっておきたかったことも、たくさんあった

高く、空に流れていった最後の校歌と
旅立ちの、握りしめたら少しだけ痛い
金釦のような歌
それらをいいわ ....
春の初めのこの風と
自転車に乗って一緒に走る
どこまでも行けそうだ
上り坂は大変だけど
風が背中を押してくれる
温かく見守ってくれる
下り坂は楽だから
ぼくの背中に風を背負ってあげる
 ....
起立、気をつけ、礼を繰り返して
僕らの夢は近づいてゆくのだけど
それだけ涙を流す量は
増えてゆくもので
僕はまた今日も机に突っ伏する。

*

「おはよう」の一言が懐かしく響く。

 ....
天道おおいにすたれ
邪説がおこったので
すめらみことをひっさげ
攘夷しようとした

げになかよしは恐ろしや
にくしみくるしみをちりぢりにし
呉越同舟のこころにならい
巧言令色できみとか ....
空っぽで闊歩する町は前傾姿勢
感情は垂直に遮断
カモフラージュするカメレオン
舌を出して円周率のハエを狙う
呑み込む時の舌の巻き方は螺旋
自傷行為ジンバブエ
おこがましい俺のコンドーム
 ....
回る理由もわからないまま母体は回り
僕を孕み生み、落とした
知らないよこんなところは

なんだ、 この鉤裂きは


ある朝目を覚ました
父親が死んだ

ひとしきり遊んで帰った
 ....
誰もいなくなった教室に
少年が忘れ物を取りに戻ってきた
いつもの教室は
いつもとは違う匂いがした
別に急いで帰らなくてもいいのだが
教室の中の空気を乱すのを恐れた
駆け足で自分の机に向かい ....
?.

この絵、あんたにそっくりね
そういっておまえが笑った絵は
リオハのお城みたいなワイン美術館にあって
おまえが指差して笑った絵は
赤ん坊のバッカスが
ワインをラッパ ....
私の中にいる悪魔が
名前を欲しがります
自分のことを呼んで貰いたいのでしょう
私はとても奇麗な名前を
悪魔につけてやりました

悪魔は毎日自分を呼んでくれとせがみます
仕方が ....
いつも通る道のある家の玄関に置かれた
手入れを忘れられたその花壇は
いつも泥みれだった
白い花が咲いているというのに
綺麗とは思われず
むしろその花の美しさが
汚さを目立たせていた
花の ....
死の森で息を吸ったら
一瞬で肺がやられて
死んでしまうから
仮面を被って生活しています
笑った仮面、愛想を付かす仮面
泣いた仮面、蔑む仮面
表情を変える度に
仮面を取り替え ....
きみが 大の字に
野に
うつくしく
ひらいて ぼくを
招いている
神が振ったダイスが
地上に落ちる
この地の運命は決まったのだ
ある者は喜び
ある者はうなだれて涙を落とす
ダイスに従って
轟音とともに風が吹き
幾つもの稲妻の光と音が響き渡る
地は震え ....
初めて君を 見つけた日や
僕達の立ち位置が 変わった日と
同じ時に
僕は静かに目覚めて

想像だにしなかった奇跡を 迎えに行く

弁解と謝罪と期待で 胸は一杯になって
あぁもう 君の声 ....
マッチを箱から取りだし
火をつける
使いきりの炎
一回だけの炎
やがて炎は消え去り
残るのは火薬の香りと燃え尽きた棒だけ
それはまるで
命の炎のように
今を全力で生きているが
いつか ....
せかいを 吸いつくそうと
夏の日を 謳歌した
わたしが いっぴき
百科事典の ページのあいだで
つぶれて 死んでいた
その日はとても寒かった
少し前に降った雪が残る
ある日の日曜日
働きづめの自分にとって
朝から寝ていたかった
そんなことをおかまいなしに
父は車を出せと
何やら急いでいるようだった

 ....
明け方の空を見てしまった
月がだんだん白んでくる

 あぁもう少しで消えてしまう・・・

そう思いながらベッドにもぐりこんで


あぁそうか
眠れないのはキミに逢っていないから
思 ....
皆、ミンナ

居なくなって

どんどん

コトバが邪魔になって

ボクは少しだけ

キレイな涙を零した
前向きな気持ちで歩いてみても
前に進めるとは限らない

希望を捨てずに立ち向かってみても
気持ちが報われるとは限らない

ランキングに並べられた曲には
ポジティブなだけの薄っぺ ....
だいたい、

いけない事ってことって

誰を基準に決めるんだよ


すべて基準値です。

あたしが六法です。

やっぱ間違いです。

これも正解です。


結局、

 ....
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
はじめさんの自由詩おすすめリスト(1090)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ワールズエンド・スーパーノヴァ- あおば自由詩15*07-3-5
ピアニッシモ- 夕凪ここ ...自由詩11*07-3-5
マリンちゃんは巴里へ- しゃしゃ ...自由詩707-3-4
エビちゃん- シリ・カ ...自由詩7*07-3-4
天に昇れば- 川口 掌自由詩19*07-3-4
牛乳瓶- ぽえむ君自由詩8*07-3-4
盲目の愛- 三架月 ...自由詩7*07-3-4
見捨てられた夢- ぽえむ君自由詩9*07-3-3
第ニボタン- Rin K自由詩31*07-3-3
春の風を自転車に乗せて- ぽえむ君自由詩9*07-3-2
古惚けた朝- 仲本いす ...自由詩5*07-3-2
尊王攘夷のうた- 構造自由詩307-3-2
心のテリトリー- 狩心自由詩5+*07-3-2
回る理由- 水町綜助自由詩11*07-3-2
夕焼け空の紙飛行機- ぽえむ君自由詩14*07-3-2
夕焼けプリン- 水在らあ ...自由詩30*07-3-2
悪魔の名前- なかがわ ...自由詩5*07-3-2
悲しい花- ぽえむ君自由詩13*07-3-1
死の森〜ペルソナ〜- なかがわ ...自由詩5*07-3-1
そろもん(春ざれの話)- みつべえ自由詩3+*07-2-28
神のダイス- ぽえむ君自由詩7*07-2-28
迎えに行くよ<18のprose-6->- ウデラコ ...自由詩3*07-2-27
それは生まれ変わるように- OLGA自由詩307-2-27
そろもん(いい天気なので本の虫干しをしたときの話)- みつべえ自由詩1507-2-27
その日はとても寒かった- ぽえむ君自由詩13*07-2-27
眠れぬ夜はキミのせい。。。- 三架月 ...自由詩5*07-2-27
- 來稚自由詩7*07-2-27
ムーンウォーク- 1486 106自由詩11*07-2-27
アイデンティティ・アイスキャンディ- 明日葉自由詩3*07-2-27
曲がった定規- ぽえむ君自由詩49*07-2-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37