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キラキラ輝くパステル色の金米糖

小さな羽を羽ばたかせ

あなたの妖精がはこんでくる


甘い砂糖菓子ひと粒

そっと口に含めば

夢の世界の扉がひらく


噛まないで
 ....
「愛してください」と言えないから「ちゅーりっぷ、ください」と言った


「あなたが好きです」と言えないから「白いちゅーりっぷが好きです」と言った


たった一つ、あなたから貰った
白いち ....
蝶もサナギがら産まれでる時

勇気と幾ばくかの痛みはともなうのではないだろうか



かたい殻の中で内から突きあげてくる衝動に身悶えながら

必死に闇の中で蠢く

満身の力をこめて ....
あなたから逃れるように
発車間際の列車に飛び乗れば
涙が後から飛び散って行く
誰かここから連れ出して
あなたのいないところへ

愛を確かめるたび悲しくなるの
あなたのやさしさ愛さえも
 ....
冬の町に灯がともり
羽を休める


男たちは どこからか集まり
酒に身を許す


女たちは 寄り添い
夢を奏でるように


触れあうことさえ
視線を重ねることさえ

 ....
神が振ったダイスが
地上に落ちる
この地の運命は決まったのだ
ある者は喜び
ある者はうなだれて涙を落とす
ダイスに従って
轟音とともに風が吹き
幾つもの稲妻の光と音が響き渡る
地は震え ....
前向きな気持ちで歩いてみても
前に進めるとは限らない

希望を捨てずに立ち向かってみても
気持ちが報われるとは限らない

ランキングに並べられた曲には
ポジティブなだけの薄っぺ ....
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
確かにこの街にいた
お口を使って生きていた
わたしのねえちゃん

お口を使うお仕事

テレアポ
アナウンサー

明日の天気をお知らせします
晴れのち曇り
北風強く
ひゅうひゅう ....
さっきからわけもなく
ティースプーンで
カップの中をかき混ぜてしまう
テーブルをはさんで
向き合うアナタの輪郭がぼやける

沈黙が岩のように押さえつけるから
うつむくしかなくて
あざ笑 ....
あなたの声が聴きたい
かつて私を魅了した神秘的なあの{ルビ詩=うた}を
あなたの声を聴かせて
そしてまた私を夢の世界へ{ルビ誘=いざな}って

あなたの声は
私の梢を揺らす一陣の風
あな ....
地の底の歌を聴き

暗がりの言葉をまさぐり

ざわめく井戸端をなぎたおし

しどけなく横たわる

絹のストールをひき裂き

ヒリヒリといら立つ

昨日を脱ぎすて

ゆがんだ ....
ああ
また
自分の吐いた
言の葉が
イビツなかたちで
とんでいった

やっぱり
そうだ
着地点をまちがえて
グシャッとつぶれ
ピシャッとわたしにはねかえる

てんてんと
ま ....
無意識の深淵にひそむ邪鬼たちは
まどろむ私を
五次元の奈落へと
密かに誘う

封印を解かれた
亡者の魂は
生ある息吹をもとめて
閉ざされた扉から
怒涛となってあふれ出る

彼らの ....
素に戻ると
大勢の人の前に立たされた
わたしが
いる
深々と頭を下げて
何を謝っているのだろう

  トナカイのそりに乗り
  飽きることなく
  眺めた
  白夜の物語

あ ....
まくら元のケータイ
今夜こそ「MY SWEET DARIN」
聴きなれた着メロの乾いた電子音
鳴り響いてくれるかと待ちながら
いつしか浅い眠りに落ちていく

やるせないTELEPHONE  ....
憂鬱の影に抱かれた夜は
書物の森へ逃げこもう

迷路のような小道をぬけ
めぐる
めぐる
虚構のトラップ

そっと頬に触れたのは
アリスが捨てた三月うさぎ
逃避の小部屋のカギを開け
 ....
なかなか歩かなかった
かいちゃんが
とうとう歩き始めた

まだよちよちだけど
少しずつ歩く距離ものびて

もう少し歩くのが上手になったら
まあたらしいくつをはいて
お外をいっしょに散 ....
ゆるゆると満ちてくる赤
だんだんせり上がってくるリズム
貝がらの渦のような目眩
たゆたう蝶がまき散らす
媚薬のきらめき

目をとじて
心臓 打つ音よりも早く
先端 行きついたら
突き ....
カタクて アオクて ニガイ時期

紺色のヨロイを脱ぎすてると

だんだんと萌え出るやわらかい息吹き

開け放たれた扉から

しなやかに たおやかに ゆっくりと

きざはし登る

 ....
あの頃は誰もが夢を見てた
遠い未来に憧れて
恋に恋していた
だけど今ひとりきり
支えてくれる人もないまま
ただ後ろを振り返らないように
前を向いて歩くだけ
やさしさにかえりたい
素直な ....
持っているの?
あなたに尋ねられて
思わず
持っているよ。そんなものと
答えてしまった
だけどね
ほんとはね
バッグのなかを
さんざ探しても見つからなかった
どこかで買えるのかな
 ....
朝から雨が降り続くからといって
今日の月は見えないわけではない
たとえ満天の星空だとしても
今日はもともと見えないのだから

それぞれがいつものように朝を迎え
いつものようにいつものような ....
夜に開いた
隙間を
埋めるように
雨の旋律が
耳に届いて
孤独にいる者の
遊び相手と成りはしないだろうか
滴の奏でる音が
たった一人の為の
優しさとなって
降り注いで
あなたは雨 ....
揺れる灯火を包んで
続く日々に身を揉まれて、君はどこか
溢れる言葉は加速するけど
消える日々に道を失い、君はどこか

溶ける蝋のような焦燥を零し
それすら熱を持ち 心、燃える
溢れる言葉 ....
誰かが扉を叩いてる
今の私では
私からでは開けられないので
そっとその扉を開けてほしい
本当はそれではだめなのは
わかっていることなのに

誰かが扉を叩いてる
いまの私では
私からで ....
窓ガラスの向こうで夜景が飛んでいく
暗闇の中で街明かりが僕らの後ろに流れていく
鉄と鉄が擦れ合う音が耳の奥底に響く
低音、高音交じりの不快な声が耳元を走り去る
右から左に抜けて、残され ....
アウトサイダーな空間を
ひょいとのぞいたことから
サーバーを介するつながりをもつことになった

実際より10才も若く
ふるまうカノジョは
サザンが好きなかわいく淋しい女性だった

年齢 ....
この季節になれば
川幅いっぱいに押し寄せる銀鱗
浮ぶ屋形船を押し退け
向う岸まで
命をかけ
届けようとするもの
人生の在り様
私の意思
立会川の岸辺には
あなたへ
手渡そうとした手 ....
なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
この花は綺麗に咲いているのに
葉は傷ついている

なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
あの空はとても青いのに
空気は汚れている
 ....
アハウさんの自由詩おすすめリスト(1802)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フェアリー・アフェア- 渡 ひろ ...自由詩3*07-3-3
「ちゅーりっぷ、ください」- 北乃ゆき自由詩14*07-3-2
butterfly_ecstasy- 渡 ひろ ...自由詩6*07-3-2
ローレライ- 未有花自由詩12*07-3-1
- わら自由詩14*07-2-28
神のダイス- ぽえむ君自由詩7*07-2-28
ムーンウォーク- 1486 106自由詩11*07-2-27
曲がった定規- ぽえむ君自由詩49*07-2-27
五反田行進曲- 恋月 ぴ ...自由詩24*07-2-27
かくはん(確犯)- 渡 ひろ ...自由詩8*07-2-26
あなたの声が聴きたい- 未有花自由詩15*07-2-26
ストレス・フリー- 渡 ひろ ...自由詩3*07-2-26
リセット- 渡 ひろ ...自由詩5*07-2-25
絵画の向こう側- 渡 ひろ ...自由詩4*07-2-25
LoveBird- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-2-23
無表情な朝- 渡 ひろ ...自由詩4*07-2-23
書物の森のラビリンス- 渡 ひろ ...自由詩4*07-2-23
かいちゃんと春- 未有花自由詩14*07-2-22
月夜の幻影- 渡 ひろ ...自由詩5*07-2-21
卒業- 渡 ひろ ...自由詩8*07-2-21
やさしさにかえりたい- 未有花自由詩14*07-2-19
Follow_Me- 恋月 ぴ ...自由詩30*07-2-18
旧正月- ぽえむ君自由詩9*07-2-18
ノクターン- LEO自由詩42*07-2-18
創書日和「炎」- イズミナ ...自由詩6*07-2-17
誰かが扉を叩いてる- ぽえむ君自由詩10*07-2-17
終着駅- 海月自由詩5*07-2-17
メル友HOLIC- 渡 ひろ ...自由詩6*07-2-17
品川物語- 恋月 ぴ ...自由詩34*07-2-16
なぜもっと- ぽえむ君自由詩14*07-2-15

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