眠りこけていた君を
ふとみると
蛹になっていた

ジャコウアゲハの蛹に似て肌色の
妙になまめかしい蛹だ

蛹の下部の
やがて尾になるであろう部分だけが
ぴぴんと動くが
だからといっ ....
ある年の秋
青空に爆炎のあがる映像を見た直後
私は外に出て夜空をみました
九月の半ばでした
ひくい空に
みずがめ座がじんわりと広がっていました

みずがめ座の星サダルスードは
大地に幸 ....
 チカチカ
 星が瞬く
 
 難しいのは人間関係
 やっかいだ

 ほんの一言で事態は一変するのだもの

 チカチカ
 星が瞬く


 こんな小さな星の一角で
 小競り合 ....
丸みを帯びた光は
瞼を下ろすたび
その裏に
微かな影を描く

碧さを含んだ風が
誘いかけても
膝を抱えたままの両腕を
微動だにしないで


 閉じたままでは
 何も見えない
 ....
ぼくは詩を書きたい

今の季節を感じられるのは
今の自分があるからである

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏に出会いました
 
もう夏
長袖はいらない

歩いているだけ ....
大きなあくび一つで

僕はまだ見ぬ未来に

真実の輪を一つ問いかけた

散らかった部屋の中で

君への気持ちも散らかっていて

どこに行ったか分からなくなったよ

万華鏡を覗く ....
あの手紙のことを
今でも思い出すことがある
何か幼いカケヒキみたいな
少しだけずるい言葉を選んでしまったことを
今でも後悔している
あなたが答えを出すまえに逃げた
ノックをしたくせに
こどもびいるを私は飲んだことがない
どんな味がするんだろう

予想もつかないよ
一度飲んでみようかな

私はもう大人だから
普通のビールも飲めるけど…

誰かに贈ろうか
父の日にで ....
   
{引用=  あのひとの記憶がしずむ海は、いつしか防砂林で見えなくなった
  越えられない高さに、すこし安心した}   





砂が、降って
深く深く沈んで 底まで
皮膚 ....
息を吸って
息を吐く
そんな簡単なことが
あなたは
出来ない

笑いあう
謝る
手を振る
おじぎする

そんな
簡単なこと

(わしの仲間は
(戦争で
(みんな死んだ
 ....
抱き合うことで
すくわれるたましいの
とおく
海を泣いて

あなたが翔けていく
わたしもはしる
とおく
たましいの

秘密の場所
わたしは
自由だった
わたしとして

ほ ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=73125&from=listdoc.php%3Fstart%3D30%26cat%3D5
 気にはなっていたのですが、文 ....
そのときあたしたちはデニーズにいて

いっとくけど詩には結構本気のほうだとおもってた


「智恵子抄をよめばなにもかもわかるのかもしれない」
とおにいちゃんがいいはじめた
最近好きな女子 ....
知らなかったの

海がこんな色だなんて

こんな青と碧だなんて

いままでホントに知らなかった

だからあなたの言葉も
聞き逃してしまったの

もいちど言って?

すきって言って?

あたしをすきっ ....
インテル、入ってる?























他人のセックスをみて興奮してる奴は変態

だからアダルトビデオを観てオナニーをす ....
散る散る  ちるらん
花びらの
風に任せた行く先は
夏の匂いの西方か

揺り揺る  ゆるらん
水面に降りて
さざめく海に恋がるるか

思えば君に逢うた日の
宵は海辺に砂嵐
さらさ ....
今朝
気象情報を見ていると
季節はずれの台風が
接近中ということだった

今回やってくる台風は
アザラシ台風
という名前が付いていた


中心気圧は850hPa
半径5メートル圏 ....
る る る る る る る る
る る る る る る る る
る る る る る る る る
               
る る る る る る る る
る る る る る る るるる ....
赤ちゃんが乗っています
世間でステッカーがはやりはじめると
和泉町3丁目にある零細ステッカー会社の社長はへそまがりだから
赤ちゃんだけ特別扱いするのはおかしい と言い出し
次のような亜種をどん ....
手が
どうしようもなく震えてしまうので
病院へ行った
先生は左耳で一通り話を聞いたあと
(背中が汚れていますね
と、わかりきったことを言う

一列に並んで
背中を洗っていた僕の後ろには ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)

 今から15年も前の話である。
 私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
「おー、よしよし。いいこだねー。
 ムニムニとしておってからに。」

「ぷきゅーう。ぷきゅぷきゅーう♪」


パタパタ…。

もたもた。


ばったばった。

ドッタバッタ。 ....
 




   膝をたたみ 目を伏せて
   思い出すのは
   折りたたまれた空に見つけた夏のかけら
   黒髪が 風を誘った雨上がり

   わたし ここで猫が飼いたいの
 ....
あの頃、君に告げられなかったことを今


 ***


ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ



ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....
今、生きている人間が必ず1度は経験する事柄があります。
全員、おしなべて、例外なく、絶対に、です。

それは、
この世に生まれる事と死ぬ事です。

人は誰でも、必ず親から生まれたから生きて ....
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
脅迫です。
書いたから読め、ということです。
2回ほどありますよ。この寡黙でおしとやかでシャイな砲丸投げ選手として活
躍しているMonkさんも。こっぱずかしいですよ。誰かのために詩を書いてそれ
 ....
消えていく記憶の
映像はやがて
色あせた
一枚の写真になって
避けられない風に
彩りをながしてしまうの


くるくると
回る
地球儀の おと


重ねた手のひらの微熱 ....
14歳の冬
生理が1ヶ月近く
止まらなかったことがあった
わたしは学校で倒れ
保健室に運ばれた
どうしたのと先生に
やさしく聞かれても
上手く話せない
自分でもわからない
母親に病院 ....
うす紫に、きれいに染め上がった、
放課後の、
(優しい文脈を結んで)
ぼくは 図書館で、
大好きなきみの名前を、
水文字で書く。

水文字。
右でもなく、
左でもなく、
遠いほうの ....
もも うさぎさんのおすすめリスト(1076)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 佐々宝砂自由詩206-5-22
サダルスードの星の下- 佐々宝砂自由詩106-5-22
チカチカ- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-22
落日、溶けゆくもの- LEO自由詩17*06-5-22
ぽえむ君−小満−- ぽえむ君自由詩6*06-5-21
ループの輪をえがきながら- こめ自由詩606-5-20
ピンポンダッシュ- 茜幸美自由詩5*06-5-19
こどもびいる- きみ自由詩1*06-5-19
不感症の夜に- 望月 ゆ ...自由詩62+*06-5-17
呼音- umineko自由詩20*06-5-14
セクスセラピィ- umineko自由詩11*06-5-13
アフロ者に告ぐ- ダーザイ ...散文(批評 ...24+*06-5-10
ポエム兄弟- モリマサ ...自由詩7*06-5-7
海のせいなのよ?- 逢坂桜携帯写真+ ...11*06-5-5
さよなら変態_第一部- 馬野ミキ自由詩906-4-25
さくら貝のうた- 銀猫自由詩15*06-4-16
台風- アザラシ ...自由詩4*06-4-5
- 槙田雪自由詩106-3-28
赤ちゃんが乗っています- haniwa自由詩80*06-3-10
汚れた背中- 佐野権太自由詩9*06-2-24
セックスボランティア(R18)- 宮前のん散文(批評 ...53+*06-1-18
幸せの図- アザラシ ...未詩・独白9*05-9-22
落下する、夏の質量- 嶋中すず自由詩4605-9-11
君に宛てて- Monk未詩・独白187+*05-8-29
死ぬ順番- 宮前のん散文(批評 ...18*05-7-21
花の墓標- 嶋中すず自由詩43*05-4-29
これは君のために書いた- Monk散文(批評 ...1705-4-21
白黒のフィラメント- 嶋中すず自由詩4305-4-18
子宮の大きさ- チアーヌ自由詩5104-11-15
水文字- 青色銀河 ...自由詩12*04-9-2

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