すべてのおすすめ
夫婦でも
親子でも
友達でも
「ありがとう」の一言が
大事だ
「あたりまえ」だと思わないで
「有難とう」と言おう
切り刻まれた欲望をあとに
街のしたたる灯りの下で
男はコートの汚れをはらう
生まれ育ったこの街で
いま夜の表面に佇みながらも
男は限りない遠さの奥に囚われている
通り過ぎる日々に受 ....
薄氷のような海霧の中で
忘れられた義務の一つが時報と
ともに更新された
失くした片方のことは
もう形式上だけの話
足元の草の色や
目を閉じると浮かぶ顔の
色も
ヘッドライトが点くと消え ....
ふくよかな大気あり

清新な波動あり

まじめな車たち

街道の電飾

町には外灯がなかった

ライトを消せば黒

闇ではなくて黒

そこにもふくよかな大気

清新な波 ....
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ....
    腕ぐみで 冥想の真似をして
   過ぎた心情を つまんでみても 
 もはや 始まらないが どうしても
のどにつまるのは 青い年に生まれた  
      つぶやきの苦さ ばかり

 ....
オートバイに乗るライダー
パソコンで物書くライター
なんか似てない?

似てるけど
なんか対照的だよね

そう?
ほらこの雑誌
オートバイでの旅を書く
ライダーライターなんて連載あ ....
今ある幸せを大切にしよう

いろいろあっても

今ある幸せを大切しよう

いろいろあるからこそ

今ある幸せを大切しよう
野に咲く草花のように
誰にも見られなくても
ほかに残せるものがないから
生きている証しに
今日も一片の詩を
書いてみた
その少女の心にとって
世界はちいさな鳥籠のようなものだった
清潔な場でなくてはならなかったし
少女も清らかな心を懐いて
完全無欠な美しい絶対の四季の森の湖面に
常にさやかな漣をつくる風のよう ....
意図は回りを濡らしてしまう
意味へと上手く収まり切れず

ことばは未満の盃
発しては 少しだけ 欺かれ

揺るがないものを前に
自らの揺らぎに幻惑されるのか

受けとめては傾ける 刹 ....
優しいだけの人も
冷たいだけの人もいないって
わかってる

だけど
どっちかだけの人でいてほしかったよ
あなたの言葉が
表面をすべっていった

向いている方向が
違うまま歩く夜
 ....
いち・に・さん・死
いち・に・さん・死

秒針の先っぽで
生命が削られてゆく

刻々と

ジタバタ焦って
躁なんだ

空は見えます
雲も見えます
でも
波は無い
海が無い ....
 消息

闇が待ちわびるのは

ひとすじの
てらされたところから
闇は食べられてしまうけれど
光の中で
いきながらえる
そんな闇があるらしい


 孤食

さみしさと
 ....
天気が良くて

女房殿の機嫌が良ければ

我が家ももう春だ
死は
終わりじゃない
死は
乗り越えるもの

人間よ
愛のために
死を乗り越えて進め!

人間よ
正義のために
死を乗り越えて進め!

人間よ
真理のために
死を乗り越え ....
週の真ん中の水曜日

日曜日、月曜日、火曜日と過ごし
水曜日は何だか気分がいい

忙しさもなく
焦ることもなく
落ち着いて過ごす

ゆったり気分でティータイム
自然に笑顔が増えてい ....
 遠く南アルプスを望む高原で私は風に吹かれている。
 風は私に留まり、そして通り過ぎる。
 風は私の人生を肯定する。
 私の生きている意味さえも。

 風を信用していない私は少し戸惑う。 ....
あなたを思い浮かべてみました

幾つになっても忘れられないもので

流れ離れ遠くなるばかりの

あなたを思い浮かべてみました



二度と戻らないと思える今でも

明日もきっと ....
今はもう、溢れて
零れるだけのボトルは、意味を見失い
積み重ねられた日記帳は
終焉の時まで
ただ、埃をかぶるだけ

西の窓にさす夕焼けが淡く滲みだし
新月の海を羅針盤無しで航海する、無謀 ....


のけぞる


雪 降りまして
全天 ががが
震えます
ががが

滑らかに
雪 行くときの
滑りゆく雪
卑屈な川

雪 舞い
目頭が
あ ききき
痛む

 ....
愛する人の死は
見えなかった物を見せてくれる。

私は後
何十年も生きてゆかねばならぬのだ。
時には一人になって
考え行動しなければならないのだ。

一人暮らしという名の孤独
一人が ....
いつだって
箱の底に
残っている
ひとつ

とろける、喉に絡みつく、朝焼けの甘やかな、桃色
足掻くように過ごす、ふつうのひとができることをわたしはできない、晴れる昼、淡い水色
-雨の日は ....
記憶外れの季節に 人生を四季で表すのならば
今 物覚えの幼さに悪さに切なさに 晩秋とでも
とどめを刺すかのように老いて置こう
それでも時々 灼熱の向日葵でありたいとも願う

どうであれ流 ....
冷たい空気で
頬が凍張る
そんな言い訳ができる
今夜に感謝したくなる
だからもう少し
一人で歩いてみる
お月様は隠れているけれど
空の高い奥まったところに
小さな星が輝いているのが
 ....
まだ無名の星に
光が差しはじめた頃
静寂な空気の語りと
無重力の宇宙の波動は
無音を破ろうとして
互いに感覚の符号を送り続け
やがて瑠璃色となった惑星に
言葉を招き入れた
人間たちは歓 ....
毛虫の襟巻をした男が蝸牛の殻に腰をかけている
鼻にツンとくる冷気
上着の内ポケットを弄って
煙草――かと思えば
むかし別れた恋人の
薬指の骨ひとつ
飴色の思い出を
こころなしやさしく
 ....
春の桜のように
ほほえみあふれる人生を

夏の向日葵のように
元気で明るい人生を

秋のコスモスのように
謙虚な人生を

冬の椿のように
優美な人生を
宿ったのは冬
泣くばかりの少女
なぜと問う大人もなく
並木道 交差点 路地裏 あてもなく
公園で妖精の赤子を睨む ちいさな背中
融けた かつての白い結晶 雪うさぎ 南天の実
その くれない ....
糖蜜工場が爆発したことによって
甘い蜜たちが
静かに街を流れ出しました
その粘度たるや
もう人の手にはおえない類のものです
アスファルトの上の蜜はそのまま冷えて固いかさぶたとなり
土の上の ....
星丘涙さんの自由詩おすすめリスト(1229)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ありがとう- zenyama太 ...自由詩117-2-6
街の灯り- 葉leaf自由詩417-2-6
戻ってくるものは僅かだから- noman自由詩217-2-6
山口の夜- 吉岡ペペ ...自由詩717-2-5
あっちむいてホイ- 末松 努自由詩10*17-2-5
卒寿のかげ- 信天翁自由詩317-2-5
ライダーライター- イオン自由詩2*17-2-5
今ある幸せ- zenyama太 ...自由詩2*17-2-5
一日一詩- zenyama太 ...自由詩417-2-5
いたる- もっぷ自由詩1117-2-5
返盃- ただのみ ...自由詩16*17-2-5
重ならない影- 朧月自由詩517-2-4
躁なんだ- まいこプ ...自由詩6*17-2-4
(食べる)トライアングル- そらの珊 ...自由詩7*17-2-4
立春- zenyama太 ...自由詩117-2-4
死を乗り越えて- zenyama太 ...自由詩2*17-2-4
水曜日- 夏川ゆう自由詩117-2-4
風に吹かれて- ヒヤシン ...自由詩6*17-2-4
昨日_今日_きっと明日も- 讃岐どん ...自由詩2*17-2-4
逆再生- 小林螢太自由詩14*17-2-4
- オイタル自由詩617-2-3
寂しい夜- 梓ゆい自由詩217-2-3
パンドラ- 田中修子自由詩12*17-2-3
記憶外れの季節- 朝焼彩茜 ...自由詩9*17-2-2
スターライト- 坂本瞳子自由詩1*17-2-1
黙らぬはずの沈黙- 末松 努自由詩10*17-2-1
吟遊詩人- ただのみ ...自由詩9*17-2-1
花の人生- zenyama太 ...自由詩117-2-1
あかい靴- もっぷ自由詩317-2-1
糖蜜の街- そらの珊 ...自由詩21*17-2-1

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