すべてのおすすめ
夢みるようなうすももいろ
澄んだ湖水のようなみずいろ
二冊のファイルの背表紙に
二色のテープを貼りつけてみた
表紙と裏表紙はスタンプや使用済みの異国の切手
舶来のステッカーなどで飾りつけたい ....
君が泣き始めてしばらくすると、雨が降ってきた。
空が君にもらい泣きしているみたいだ。

空も、君を見守ってくれている。

だから君と離れているとき、空が晴れていると安心する。
きっと君もど ....
○男は
言った言葉にこだわり
女は
言われた言葉にこだわる

○男は
行動を重視しているが
女は
言うことを重視している

○よく喋る女は
幸せそうに見えるが
よく喋る男は
 ....
ウチは夫婦とも
携帯はガラケイだ
僕は今年スマホからガラケイにかえた
掃除機もガラケイだ
先日サイクロン式から
紙パック式にかえた
女房もガラケイだ
やっぱり使い慣れたほうがいい!
書き連ねたその名が
細波となって 寄せては返す
好きだ 好きだと 漏らした声
海に降る雪 静かに跡もなく


わたしは溶岩
死火山の 抜き盗られた{ルビ腸=はらわた}
灰の伝道者だった ....
光に
射抜かれた
 夢と現の間で
光が
私を射抜いた
 夜が明け始めて


  ヅ
    ク
      ト

私は光そのものとなり
白く発光する薄いプレートとなり
浮 ....
無になりたくて参禅したんですが
無になれますでしょうか

無理です
生きているかぎりは

しかし

とらわれないことはできます

一部を全部と思い込むから
とらわれるのです

 ....
   あしたの天気予報をテレビで眺め
   ちゃぶ台のうえのビニール袋から
   隠元をとってはへたをとり
   ざるに放り投げてゆく
  
   あしたは夕方雨が降るらしい
   隠元は ....
 記憶の彼方に浮かぶ一艘の客船は時を巡る。
 大海原は凪いでいる。
 トランス状態に入る前の静けさに音楽は語る。
 安らぎはいまだ訪れはしない。

 多少の情緒不安定は正常だ。
 海は ....
       1

東日本大震災・死者・行方不明者数
            二〇十二年三月十日(石巻日々新聞) 

死者 15854名
 宮城県 9512名 岩手県 4671名 福島 ....
もうこれで、と思ったときも
ページをめくると鳥がいた
青色の羽をしていた

羽毛が抜け落ちるのを
少し気にしながら
西日の当たる部屋
ソファの上で笑ったり

片方は詩人で
片方は旅 ....
日焼け止めを塗っても肌は焼けるし
信頼していても裏切られる

空腹に注ぐコーヒー
一杯のどす黒い目覚め

止まった時間が動き出してほしいと願い
欲しい物リストに時計を追加した

君と ....
うまれたての水のつめたさで
細胞のいくつかはよみがえる
けれど
それは錯覚で
時は決してさかのぼらない
この朝は昨日に似ていても
まっさらな朝である

それでも
あなたの水は
六月 ....
死の天使は軽妙がいい
悲壮は生にこそ相応しい
諦めもある一線を越えれば解放だ
概念だけの救いなんて幽霊にも劣る


仔犬のように震えている
不安の口に手を突っ込んで
ズルリっと裏返し  ....
灰色の街に
今日もじゃぶじゃぶ降りしきる
情報洪水の雨達

駅のホームに立つ人々は
小さな液晶画面
の上に
人さし指を滑らせる

ひとり…ふたり…と
人がロボット化してゆく様を
 ....
平たい皿の上に
幻の鶏が一羽
細い足で、立っている

 こけえ
 くぅおっこ
 こけえ

青い空へ吸いこまれてゆく
あの日の、さけび

先ほどまで
醤油のたれに{ルビ塗=まみ} ....
生きていれば二十七歳
二十五歳まで生きるものよと
微笑って言ってくれる小母さんも居たけれど
十二月の空はあおくあおくあおかった

十年の月日が流れ 忘れられない
あなた以外と暮らそうなんて ....
急に暑くなってきた
今部屋の温度は33度ある
夕方なのにこの温度だ
昨夜は暑くて寝苦しかった
たまらず今日はクーラーを買いに走った
こんな日は冷たいビールを
きゅっとやれたらなあ!
主治 ....
{引用=*小樽カントリークラブ}

空は灰 まだらに吠え
泥めく海 見渡すかぎりの獣
分厚い風を羽織り
霧雨でぬれた頬
それでもゴルフ
おそらく
たぶん
見るからに
上手くはない老 ....
雨。
浮かれた願いを流してしまって
蝉の声も聞えない
しんとしたスコールが窓を叩く

耳の中の狂騒。
蝸牛がのろのろとフローリングを這い
残る鈍く光る涙の跡

蝉の声が死んだ時
私 ....
今日も
生きている
生きている
僕もあの人この人も
僕の知らない多くの人たちも
生きている
生きている
何かをを思い
何かを考え
生きている
生きている
ほんとによく生きている
 ....
自由の匂いがする
日暮れの風
孤独の味がする
街の夜気

ひとり日と夜
時が流れる



日に光るジンロックの
背徳性
灰色の地に落ちる
北向きの窓

かつての日 ....
今朝サンドイッチを食べていたときまでは
確かに僕は僕のものでしかなかったろう
いまこの個体は他人の手で弄られ
僕の不確かさを探している
血小板よりも小さくなった未来は
ぼんやりとした瞼の ....
変わらないでいるのは難しい
漂うだけでも流されて
今 此処ではなくなる

floating in the air
鳥も飛行機も僕も
飛んでいるんではなく
ただ空中を漂う

I flo ....
東京の駅は地方のひとなら知らないような駅でもでかい、栄えてる

そんな駅へと向かう道

彼女に遠くを見つめさせながら歩いてる

さっきまでなんかいも見つめられてたこと感じてた

もうさ ....
雨に囲まれた待合室に坐っている
だいぶ長いこといる気もするし
そうでない気もする
入ってくる人もいる
出てゆく人もいる
以前もここで
待っていたことがあるような気もするし
ないような気も ....
明石家さんまがこの世からいなくなったらどうしよう

さんまが5時間映りっぱなしのYouTubeがあるじゃないか

才能も金も人徳も見栄えもない俺だけど

YouTubeを流しっぱなしにして ....
ラジオ

シンデレラ

後逸
繋がりのない低音の言葉ばかりだが
それでも今日は落ち着いて聞いていられる
これはあなたの心の交響詩なのだから
いくつもの楽器が奏でるように
あなたの感情はいくつもの思い出の多重奏
おい
 ....
青い裂果 
   光の手中に墜ち


さえずる鳥 ついばむ鳥
文字へと変ずるか 黒く蟻を纏って


大気に溶けだす肉体は祈り
小さな動物の頭蓋のよう
未満の種子 生を宿すこともなく ....
星丘涙さんの自由詩おすすめリスト(1234)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぜつぼう- もっぷ自由詩217-7-9
もらい泣き- 水宮うみ自由詩2*17-7-9
男と女- ホカチャ ...自由詩117-7-9
ガラケイ- ホカチャ ...自由詩117-7-9
忘我のプラトニック- ただのみ ...自由詩12*17-7-8
明けの光- ひだかた ...自由詩3*17-7-8
- ホカチャ ...自由詩117-7-8
隠元- 石田とわ自由詩9*17-7-8
邪心- ヒヤシン ...自由詩5*17-7-8
透明な統計表- 前田ふむ ...自由詩4*17-7-6
空の教会- やまうち ...自由詩8*17-7-6
カランコロン- 不思議な ...自由詩417-7-6
今日の水に寄せて- そらの珊 ...自由詩18*17-7-6
絵ソラシドう?- ただのみ ...自由詩3*17-7-5
大雨警報- 服部 剛自由詩317-7-5
鶏ノ夜- 服部 剛自由詩217-7-5
七月、七月。- もっぷ自由詩317-7-5
がまん- ホカチャ ...自由詩217-7-3
海辺のカソカ- ただのみ ...自由詩7*17-7-1
- 日々野い ...自由詩1017-7-1
生きている- ホカチャ ...自由詩3*17-6-29
螺旋の日と夜- シホ.N自由詩717-6-28
探し物- 乱太郎自由詩10*17-6-27
To_float_in_life- えこ自由詩117-6-26
東京の駅- 吉岡ペペ ...自由詩417-6-25
雨に囲まれた待合室- 塔野夏子自由詩10*17-6-25
さんまとともに- 吉岡ペペ ...自由詩217-6-25
平成29年6月25日(日)- みじんこ自由詩217-6-25
交響詩- 乱太郎自由詩11*17-6-24
青い裂果- ただのみ ...自由詩16*17-6-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42