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ギターを弾きながら

ぼくをあなたは外に誘った

可能性なんてなかったのに

あなたはギターを弾きながら

ぼくを見上げて微笑んでいた


たぶんディープロンググッバイ

ふ ....
仕事もテストも駆け引きも

さいきん連戦連敗だ

もう少し若ければ

人生を投げ出してしまいそうなくらい


生きてきた自信かごう慢か

叶わないことに慣れてしまったってことか
 ....
内堀通りを青山通りまで

皇居は暗くて見えないけれど

そんなに高くはない高層ビルの明かりが

なんだかとても優しい夜


自分を傷つけたら追いかけないで済む

だから自分を傷つ ....
泣きたいくらい疲れている

目を真っ赤にして踏んばっている

生きていることがぶれそうになる

無味乾燥の風がふいている


ひとは超能力者じゃないから

ぼくのまもってやりたい ....
かっグぅんくる

かっグぅんくる

かっと指上げ右手首だらあん

グぅんと下腹しぼれば肩は脱力

くるっと正面で前腕がまわる

かっグぅんくる

かっグぅんくる


ロン ....
命の意味は宗教的

命の意味は種の保存

命の意味は空間的

命の意味は

命の意味はたくさんあるけれど

命の定義はひとつしかない

決めつけたら駄目

決めつけたら駄目 ....
あたりを探してしまう

記憶からはじまるここではない世界

懐かしがることも

未来を夢想することも

むなしくならないように

あの音楽を聞いている

恋や授業や催しに

 ....
ベイベー

まどろむ沿線が歪んでも

引き裂かれて流す涙とか

カモンベイベー

そんなもん毎晩愛苦して


どっかに突破したい

脳だけじゃ我慢ができない

こっから突 ....
悲しみよついてこい

肩を組もう

酒を酌もう

涙を汲もう

いのちを捧げるなら

断崖に立て

退路を断て

今すぐ発て

悲しみよついてこい


東京の林に ....
公園で

夜のベンチで

おとこがきもちを冷ましている

仕事や人間やじぶんも含めたまわりや未来

おとこがきもちを冷ましている

夜のベンチで

公園で


何度みつめ ....
秋なのに夏のような暑さだ

この日の朝は

異国で迎える朝に似ていた


この次元にいる哀しみ

過去のこと

環境のこと

身体のこと

だからこそ感じる歓び


 ....
この哀しみは

量子や光子いっぽ手前の

自然物の哀しみです

この場合

自然物には合成物もふくみます

この次元にからめとられた

あらゆる存在の哀しみだからです

観 ....
このまえ番組でAloeがまるで

あいつから年末やっちゃうつもりだからと言われて

それにかり出されるひとたちがかわいそうだから

かり出されるひとたちの存在をだれが見ても合憲にしたいとい ....
少しばかり荒野だ

もうひとの消えた暴動のあと

キャンプのテントで鼻唄など歌う

凄惨は朝から静謐にくりかえされる

みんな見捨てて

間違っちゃいない

粛々と俺も含めてう ....
クラゲが優美だ

イルカが跳ね上がっている

イグアナがのっしのっし歩いていく

森の木々のあいだから空が見える

人間が笑っている

大きな波がループをつくる

飢餓のキャン ....
村上春樹は朝仕事して昼間運動して夜は読書するんだとか

面白くないやつだ

こんなやつと比べられたくないから夜更かししてやるんだ


加齢臭はカズオの勝ちっぽいよな

女のほうが男の ....
紅葉まえの木々からも虫の音が

鈴の音が

降ってくる

星の音が

大マゼラン星雲から降ってくる


もうひとりの自分よ

観測しておいてくれよ

俺に期待してくれよ
 ....
いつもの公園で待ってるから

ガラクタみたいな行進曲

ツギハギだらけの人生だ

くるまに轢かれてもラチられても

なんともならなくたって

なんとかなったって

悪意しかない ....
努力が足りないのか

家庭が悪いのか

行政が悪いのか

国がやるべきことをやっていないのか

貧困問題もそうだが

秘密保護法問題にしても

じぶんには関係のない話だと

 ....
強い光は孤独だろう

強い光はまわりを焼き尽くす

強い光は頑張ってる


ひとは思い通りにはならない

だけどひととしか生きていけない

無人島で生きるのも味気ない


 ....
いのちやたましい

こころとかからだ

ニュートンもアインシュタインも

森敦もサルマーンルシュディーも

この宇宙の法則性や人生のからくりを

知りたくて知りたくてたまらなかった ....
会えばぜんぶ吹き飛んでしまうのに

臆病者も恥ずかしがり屋になれるのに

町に吹く秋の風

銀杏のひかりはすっかり黄色いのに

虫の声が星のように瞬いているなのに


どうしてど ....
大歓喜せよ

単なる歓喜ではまるで足りない

そうだ

パッパッパッパッ、パッパッパッパッ、パッパッパッパッ、パアッーパアッー、

大歓喜せよ

浅い息

あぶら汗

目を ....
きょうは電磁晴れ

ドイツもオランダも

ギリシャもナガサキも

世界なんて波の調べ

もっと適当でいいよ

意外な感情や答えを

ばっかみたいにトレース


男も女も愛 ....
さびしいというのは

状態としてはべつに悪いことではない

それに起因して

やがて悪い状態になるかもしれないというだけのことだ

だからさびしいということを

悲観的にとらえるこ ....
きのう

セミはことしいつ鳴き止んだかを

思い出していた

わからなかった

鳴き出した日もわからない

とっくに無頓着に生きていたんだ


窓のすきから台風一過の昭和の空 ....
なんということだ

大きな寄り道をしたもんだ

もう寄り道なんかするもんか


10年前からなにも成長していない

10年前の9月17日からなにも変わっていない

そんなこと想像 ....
木が騒いでいる

風と葉擦れが波のよう

潮の香のない海のよう

虫が鳴いている

幾重に重なる星のよう

その音色が宇宙のよう


ぼくらはどこから来て

どこへ還るの ....
腕に生ぬるい風が

夏の叢に虫の音が

頭に響く星のこえ

秋の煙を幻視する


過ぎていく

一年が

三年にも十年にも

万年にも光年にも

思える

還って ....
北のミサイルとホリエモンのロケット

どちらが安全なんだろう

爆弾がはいっていないなら

ホリエモンのロケットのほうがやばそうだ


幹線どうろの青信号

過ぎようとする刹那
 ....
星丘涙さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(82)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふかい河- 吉岡ペペ ...自由詩1218-1-13
いのちを数えて- 吉岡ペペ ...自由詩717-11-15
優しい東京- 吉岡ペペ ...自由詩717-11-8
無味乾燥の風- 吉岡ペペ ...自由詩517-11-7
かっグぅんくる- 吉岡ペペ ...自由詩417-11-5
優生思想のバラード- 吉岡ペペ ...自由詩717-10-22
私を離さないで- 吉岡ペペ ...自由詩617-10-16
愛苦- 吉岡ペペ ...自由詩417-10-15
悲しみよついてこい- 吉岡ペペ ...自由詩317-10-13
おとこがきもちを冷ましている- 吉岡ペペ ...自由詩1317-10-12
Solitude- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-11
片方の道- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-11
Aloeとlily- 吉岡ペペ ...自由詩317-10-9
俺はヒーロー- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-9
地球<量子- 吉岡ペペ ...自由詩617-10-8
村上春樹と夜更かしと- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-8
大マゼラン星雲- 吉岡ペペ ...自由詩1317-10-5
いつもの公園で- 吉岡ペペ ...自由詩1217-10-2
ほんとうの問題- 吉岡ペペ ...自由詩517-10-1
強い光- 吉岡ペペ ...自由詩317-9-30
宇宙の法則、人生のからくり- 吉岡ペペ ...自由詩1117-9-26
秋の風- 吉岡ペペ ...自由詩517-9-24
大歓喜行進曲- 吉岡ペペ ...自由詩517-9-21
電磁祭り- 吉岡ペペ ...自由詩517-9-19
悪党のうた- 吉岡ペペ ...自由詩417-9-19
昭和の空- 吉岡ペペ ...自由詩517-9-18
10年前の9月17日- 吉岡ペペ ...自由詩217-9-18
台風前夜- 吉岡ペペ ...自由詩417-9-17
秋の煙- 吉岡ペペ ...自由詩317-9-10
安全と爆弾- 吉岡ペペ ...自由詩317-9-9

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