満開の 白い花弁を ぱらぱらと 校庭パスタ 降りかける朝

閑散の 夜桜の道 街灯が 照らす花びら 真白く静か
寂しさを埋めることばを持たずして
        初めて「こどく」の意味や知るらむ
来ぬひとを 待って待って待ちぼうけ
         デートの邪魔などしたくないのに
母子家庭
外食帰り
春の夜
空を貫いてく流れ星
飛ぶ鳥を“俺のものだ”とをのこ言う
          鳥はもはや還る気もなし
やけどしてビリリ痛いと泣く声を
聴いてた優しさが雨になる




夢の中眠気を退けて数えてる
冬籠りしてたい歌星人




ビールとかビターチョコってほろ苦い
B(ビ)という ....
たくさんの言いたいことを飲み込んで
             ひどくなる咳に血を見る 溢れ出る血を花束にして
バイバイと書き加える手は震えずに
         そして《あした》の扉をひらく


    あたし わたし たわし ワタシ 一人称は結局わたし

      ※わたし五段活用
ライターの
薄い炎を
雨の中
ともれともれと
念じて熾す




喉笛に
指を突っ込み錠剤を
吐いて
すがった
 ....
嬉しさを愛の形に当て嵌めて今日も誰かを恋しに出かける


脳内で育った角があと一秒、あと一秒で頭皮を破る


須賀敦子だけを読んでる春の朝、親類なんてひとりもいない


マグノリア大 ....
闇夜にも
重ね重ねて
ぼくたちは
ブーゲンビリア
菜の花の夢


























 ....
去ってしまうばかりな気持ちで肌寒い 忘れないでね忘れないから  
 K-POPアイドル見分けつかなくて今日もぼっちでおべんと食べる
 
缶切りできみのこころを開けてゆく 指を切りつつざくざく進む その鳥の
行方を追った涙目が
世界のなにかをみつめる濃いよる


胸を刺す
忘れられない羽音が
ちょっと陽気に聴こえていた朝



ただ歌を
歌った深夜のカラオケの ....
むつかしい
愛についてを詠むきみと
忘れな草を眺めて欠伸


来て春は
まったくずれた笑ってた
踵を踏まれたスニーカーの愛


そうしてか、
意味なくしたか、
忘れ物ボック ....
ひとつだけ残った恋をつまみ食い 小骨がのどに刺さって痛い 因幡の白兎

大都市東京に生まれ育ち馬車馬となって働き身体の不調も少しでてきて、このちっぽけな人生をふりかえり最近つとに感じるのは私ひとりだけが事象詩を追い求めていたという悲しい気づき。あまりにも ....
 



「くれない」という歌を聴くてのひらのアゲハ蝶々に息を吹きかけ





青空よ その空にある綿菓子を食べれる秘密を教えください





なわとびで空を飛べて ....
あの愛は純愛だけど誰ひとり許すわけない絶望の道  


受け止める方がいいのか悲しみは忘れてしまう方がいいのか



あの夜の記憶が僕をいまだってアスカを好きな大人でいさせる




教育はされていたよね最初から「私いち ....
『好きだ』って
言っても
気付かない馬鹿の
口をひとまず
口でおさえた



そしてまあ
要はめしべとカブトムシ
要はおしべとクワガタムシで



 ....
手つなぎで
夜中のコンビニ
来ているね
ああ二人はもう
そういう仲なんだよね
窓辺にも
カフェにも街にも
ミモザあり
今日は国際女性デイ
くらべないきのうよりきょうしあわせかあいまいなあれでいいあれがいい



すみきったきみのほほえみとじこめたいのりつづける春のシーラカンス




くだんのことタテになっ ....
ふと壁に十年前のやりとりを、動画のようにスクリーンする。 特別なことのふりする春のあれ
ありふれてるけど見つけられない

蜜の朝なんども焦げた夢のあと
あなたのいない あかるい寝床

ねむる時あたしはかつて鬼だった
ことをすこし 誇りに思う ....
収集し朝トレインでドレインはおのれを忘れ吐いてノンレム 愛かもな?そうでもないかも?そうかもな 熊は転がる明るい方へ

卵焼きやぶけてみたり泣いてたり 憎んでみたり抱かれてみたり

言葉より速い体が出掛けてて 気持はここで歌を聞いてる

 ....
猫もまだ眠れずにいる午前二時タロットカードを一枚めくる
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
桜道キャサリン3*25/4/13 7:19
こどくリつ3*25/4/12 17:37
待ちぼうけ1*25/4/12 17:06
かっとばせキヨハラくんTAT225/4/10 20:31
飛ぶ鳥リつ5*25/4/10 9:29
うた佐和1*25/4/3 20:54
せきの花束リつ4*25/3/31 17:47
《あした》2*25/3/30 19:02
夜とタバコと雨TAT1*25/3/30 7:54
迷子の朝に由比良 倖3*25/3/29 16:42
牛飼いの花TAT325/3/29 0:52
3月、年度末うめバア125/3/27 21:19
K-POPアイドル見分けつかなくて今日もぼっちでおべんと食べ ...おやすみ125/3/26 13:03
こころのかんづめ福岡朔2*25/3/26 12:52
キザ秋葉竹025/3/25 21:01
泥つきはるな125/3/25 9:14
恋の小骨福岡朔525/3/22 13:43
因幡の白兎足立らどみ325/3/22 10:19
むかし夢秋葉竹225/3/14 7:36
絶愛125/3/13 20:53
ファミリー125/3/13 15:28
ブルーハーツ⇔炙りなタウンTAT2*25/3/8 19:40
コンビニうめバア125/3/8 18:56
International Wemwn’s Day225/3/8 18:54
ともだちは春のにおい阿ト理恵1*25/3/5 12:04
炎すらここで耐えろと安っぽい繋ぎ文句でビールを注ぐTAT225/3/3 12:26
春のあれはるな325/2/28 11:12
収集詩足立らどみ325/2/26 8:35
熊は転がる明るい方へはるな525/2/19 15:39
猫もまだ眠れずにいる午前二時タロットカードを一枚めくるおやすみ225/2/8 6:28

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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