いまさらに
好きな空気を身にまとい
こっちをみている内気な感じで
生ビール
その喉ごしの良さよりも
君と語らう空間が良い
チョコレート
よりも甘めのやさしさで
....
愛してる
愛してるって
ただ五文字
なのに全然
伝わんないね
あの夏に
君とセックスした夜を
僕は一生
食んで生きるよ
おお夕陽
さあ来い朝陽
蜃 ....
雨の日のコンビニ前の空間で濡れた黄色が点滅してる
瓶入りの雨を透き通らせてまた、世界の果ての夜明けを見たい
生きるには哀愁よりも血が大事。廃墟の底のプールサイドで
音楽の ....
なんという
失くした夢を
かきむしる
元に戻らぬ
アホ三昧
たなごころ広げてみれば初紅葉
乱れそめにし われなくなくに
青空に黒い蜘蛛の巣張るように樹々の梢が伸ばす指先
のりしろをたつぷり残してかたしろを山に谷折り秋風にのせ
いみなんてずっと前からのこってない「かくこと」だけがここにあるだけ
転がって火のつく指に背に頬になんどもつめたい口づけをする
七七の拍子で揺れる夢だから 五七五はきみにあげるね
....
真夜中の田舎は特に暗くなる外を見ていて寂しくなった
旅先の田舎の空は星ばかり感動的な時間過ごせた
大都会忘れるためにど田舎へ携帯電話使わない日々
都会にも田舎にもある良い悪いその中間 ....
バーボンの
甘ったるさがなんとなく
あなたの唇、想い出させる
一粒の
グラスを伝う水滴の
中に映った永遠をみた
ただ綺麗
だから「綺麗………」と云ってみ ....
星の名を知らないままで抱き合った
覚悟もないのに 恋をしたから
よろこびをうすっぺらいその胸に抱き
悲しみに痩せた背中を預ける
彼岸花毒々しさがあり恐い秋の一番最初に咲いた
缶コーヒー新商品と聞き買った缶特有の臭みは残る
畑には猿や猪多く来るその対策に追われる日々
自転車の籠には花がいっぱいで香りのお姉さんと ....
てのひらを
眺めていても悲しみは
届かないから、詩を書くのです
あの夜に
流した涙のゆくえなど
誰も知らない、詩を書くのです
その涙
もしも世界に救われて
さ ....
(短歌八首)
この腕を
走る青めの血の線が
あたしを冷たい女と告げる
最近は
みずから命を絶とうとは
どんな夜でも想わないのに
その刃 ....
金属が鳴って男が事故死する。百合が香って猫が死ぬ。だから?
広島で紅葉饅頭有名で種類増えても普通が一番
国内で似た饅頭によく出逢う形を変えるぐらいしかない
あるメーカー国内のお土産作るだから似たり寄ったりなのか
留守電の機械的な声嫌になる温か ....
あせらずに慌てずめくれ青春に書き記された1ページ1ページ
頑張れと言った先からこぼれては回収しては無限回言う
雨の日の花火のような恋だった
あなたのことを 忘れたかった
自転車を綺麗に磨き見違える自転車競技楽しむ息子
自動車の形は似たり寄ったりで内装ばかり大幅に変化
駅からは自転車に乗り自宅へと田畑の色でストレス軽減
過疎の町免許返納悩む日々交通手段 ....
生きるって
恋することだと想うんよ
離れたのちいま、つなぐ手熱く
その雨の
音をじょうずに不幸がり
傘を買いに、ゆく約束をする
指切りを
なにの ....
心には
道があるだろ
本当は
嘘を付くなよ
見えてるんだろ
人間に似せた偽物逃げた店 現に見世物小屋も兼任
カラフルが殻からあふれ空へ降る 空だったから身体に触れた
日の丸を八月九日の白を赤い月日を丸い目で見る
星、滲む
つまり涙が出る公園
パンダのシーソー、月に吠えそう
こころ切り
切って尖らせ切っ先を
視線に変えて世界を射たい
絶望の
あとにそれでも諦めず
血を流し ....
渚にて真剣にみてこなかったしわ寄せの波繰り返し来る
「愛してる」
街は魔法の夢みたい
ピンクの文字が流れてみえる
ペンギンが
空をみあげて夢をみる
姿みたいに街角に立つ
天使という
名前の雨が降る夜は
....
鍵穴が合わない夕べ地階にて癌検診の通知受取る
裏階段上るだれかのかげをいまひとりじめする身勝手ばかり
....
ガーン細胞(あくしゅ)
隊長が悪いせいとし沖の底ガーン細胞(あくしゅ)が今、開眼す
狸作(たぬさく)か
デコイしょうする
一部分
バウムテストの
木をみて思う
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