夕ぐれのさんぽなんだかさみしくてえのころぐさを掴んで離す

夕ぐれのさんぽなんだかおかしくてスキップ三度だけしてみてる

夕ぐれのさんぽ マンゴーの香る手 懺悔「ひとりで食べてしまった」

 ....
ありうべき嘘だと思う創作を巡る血潮にこころ赤裸々 朧夜の想いうらはらくっきりと願える{ルビ朝=あした}の爽快な空


泣き腫らしそれでも明日の靴をいま磨いています頑張っています


青空を覚えぬ五つの日になぜか四季はそれぞれに掴んでいた{ ....
かの冬が懐かしいかもまだわたし母なる海で旅をしていた


雪が降る音と覚えた海原の夜の遠くの母の心音


二月から待たれていると知りながら躊躇っていた三月生まれ


三月のまだ浅い日 ....
一日中分厚い雲に覆われる先が見えない仕事の悩み

虫の声夏から秋に変わってく切り離された夏の居場所ない

公園のベンチに座りただ休む窮屈そうな身体をほぐす

コスモスが太陽見つめ揺れている ....
明日の朝ウキウキな夏希望者はここにズバッと並んでください 春みそか初めて電話で聴く姉はデジャヴのような懐かしい声


姉ひとり妹ひとりの生活を東京のなかで思い描く夜


両国の回向院まで手を繋ぐ姉と妹みずいろの初夏


港町夕焼け市場の小母 ....
原宿を歩くわたしを占うと「甘えたりないあなたは長女」


午前二時はじめて電話で聴く声にデジャヴのような姉の面影


目覚めるとデータがすべて消えているケータイ」という夢に戦く
子供の頃蛍日記をつけていた十何年見かけていない

秋となり風は色濃くなっていく徐々に寒さが強く濃くなる

家を出た周りにスイカ畑ある時々貰う極上の味

夢で観た宇宙プカプカ浮かぶ僕数え切れ ....
蜜を吸う
つつじヶ辻の
横顔の
ひとつふたつと
数えながらも

夢一夜
二夜に三夜に
手を合わす
角の向こうの
お稲荷さんの

忘れつつ
つつ歩きつつ
津々浦ら
月の ....
潮騒が聴こえるホテルに宿泊し窓から望む荒れ気味の海

嘘つかれ嫌な気持ちが入り混じる夢の中での出来事だけど

子供の頃無数の蛍家族と見た今その場所は家立ち並ぶ

ゴミ一つない公園は美しい綺 ....
月の砂漠のベンチにも誰かが座った体温がある

明るい雨が降る砂漠一輪の誰かの薔薇になりたかった

ダイヤルが周波数を捕まえて指に伝わるピアノ・ソナタ

近くまで来たからちょっと寄ってみたア ....
子供の頃体験した嫌なこと大人の今に影響及ぼす

あの夏の雨の記憶は湿りがち何をやっても駄目だった日々

蝉の声小さくなって夏終る夏のボリューム下がる一方

美しい言葉に宿る魂は良い変化へと ....
今日もまた打ち捨てられたあの部屋であなたと行ういけない遊び

なすがまま私はあなたのお人形何をされても動いちゃダメよ

窓ガラス映るふたりのシルエット誰にも言えない秘密の儀式

しっとりと ....
朝のカフェ
ハニーカフェオレ
安定剤
紫煙燻らす
あてもないまま
しなやかな
気高い猫の
そのように
君は誘惑
してくるよ
























 ....
亡くなったひとを悪くは云うなというお子さまランチ食べ飽きている


父さんは私のこして行ったじゃない一人で先に行ったじゃない


生者との人付き合いができなくて切符ください百年後への

 ....
獰猛な二頭の虹が空に吼えすかさず雲を呼んだ青空
公務員が供述的に詩を書くと頭蓋が赤光せざるを得ない
陰茎をラーメンに漬けて書いた詩をラーメン好きが読むはずはない
Tehu君の意識高い系ツイートを ....
素数

夕暮れ

紙芝居読めば子供に戻れそう純粋だった幼稚園時代

色褪せて見える真夏の終わり頃濃い二人の影重ねて遊ぶ

やったことない手品やり楽しんだ君は驚きながら種を聞く

羽があり何処でも飛んで行ける ....
道化師の
カードが来たら
ヨーソロと
大きく笑え










 ....
{引用=言葉など信じられない風景はうそを吐けないたとえば樹海} 夏休み毎日日記書いていた面倒だけど宿題だから

休日は都会で過ごすより田舎窮屈そうな高い建物

哀しみを月の光が消していく身軽になれば幸せ気分

嘘をつく君の仕草ですぐ分かる互いに隠し事は ....
三人兄弟

間に挟まれ妹は

兄弟にいない

妹は邪険にされ

空気中の塵となる
春は来た

枯れた草花

眠るな春に

色とりどりの

香を手繰り寄せ
父の骨減り続けてゆく骨骨骨胸のロケット重たいままに

ころおん
こるろおん
くるうくるう
くるうおん
届かぬと

噛み砕いた

濡れ手紙

雨音塞いだ

渡せぬ思い切り
朝顔の淡い花々可愛らしい早朝に咲き昼間は萎む

夏の朝涼しい風に癒やされる昼間の暑さ乗り越えていく

会話なくデートの時間進み出す出逢って二度目で緊張消えず

おやすみの言葉が今日の嫌なこ ....
ドラマ ひるがえしてティッシュペーパー 肝心の心臓が鳴ってればいいよ。

ごめんなさいあたしのあなたもしあなたが死んでもあなたがいるのがこわい

そのほかに人生がある 上手じゃないさよならのあ ....
長袖が 汗ばむ腕を 遠く振り 花も葉も散る 春という駅
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
夕ぐれのさんぽ/即興ゴルコンダ(仮)時間外こうだたけみ0*17/6/11 18:17
『うそ』もっぷ1*17/6/7 21:20
雑詠七首2*17/6/6 15:29
「アネモネ」 七首117/6/6 15:17
窮屈夏川ゆう017/6/6 5:22
明朝水城歩117/6/2 2:52
「しずくいろの初夏」 一〇首[group]もっぷ217/6/1 22:49
「未明通過」 三首[group]217/5/31 4:16
夏川ゆう017/5/30 5:21
つつじヶ辻AB(なかほ...117/5/25 8:04
公園夏川ゆう017/5/23 5:19
風と旅するそらの珊瑚717/5/17 8:25
夏川ゆう117/5/16 13:06
禁じられた遊びⅡ[group]未有花8*17/5/16 10:21
或る朝天竺葵017/5/16 7:44
五月の歌TAT017/5/15 0:14
「0513」 五首もっぷ317/5/13 12:32
短歌書いたンゴ山犬切117/5/12 21:46
平成29年5月12日(金)みじんこ017/5/12 0:15
満喫夏川ゆう017/5/9 5:27
ピエロ⇄クラウンTAT017/5/8 3:11
(一篇のための走り書き)もっぷ117/5/6 9:01
仕草夏川ゆう017/5/2 5:29
兄弟は三人勇姫017/4/30 16:19
春の香017/4/27 17:21
骨歌もっぷ117/4/26 20:30
ラブレター勇姫017/4/26 6:01
魔法夏川ゆう017/4/25 5:30
ドラマ初谷むい217/4/24 22:27
四季の始発駅Neutra...017/4/24 17:36

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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