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君がうらやましい
立派な職人に作ってもらい
君がうらやましい
大勢に人との合作で
君がうらやましい
チーズがとろりと全身に
君がうらやましい
たまごを練りこん ....
雨上がり
青葉あざやか。
ある人から
認められていないということを
認める私が
在る
どうしようもなく
在る
青葉
代々
受け継がれて来て
今
こうして在ることの
ふしぎ
....
短気は損気
急がば回れ
情けは人のためならず
雨上がり
青葉あざやか
・
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
五行歌には、本来、タイトルは付けません。ですが ....
夜の風が永遠のように
幾つもの古墳を吹き荒ぶころ
いままで傷つけて来たからだを
ゆっくり休めて
それらが作られた時代を
問うてみるのもいいかもしれない
音もなく
声も ....
星は堕ちた
泥濘のなかへ
月は嘲笑った
雲間に紛れて
冷たく光る涙は雨となって地上を濡らし
湿った風が哀しみを運ぶ
曇った煙を燻らせて
ざわめく影が暗く啼く頃
湿り気帯びた生暖 ....
薄暗い森林の山道、
根っこの浮き出た
凸凹の急斜面を
ひたすらに登りいく
人、人 また、人
登山服姿の後ろ背の
視える夜陰の寝床で
ひとり横たわり
耐える病魔は誰のもの
森林を縫 ....
紫陽花の花びら
雨に打たれて踊る
彩は梅雨色
カタツムリが
紫陽花の葉を這う
通り道に
印をつけながら
指揮をしている
その景色を見ても
色を感じられないのは
気分
気分が景色を ....
この頃
テレビをつければ
全ての人が
中学生に見える
あなたは17年前です
幻聴みたいな本当がそう云う
間違ってりゃしまへんかね?
なのだが
どうも信じたくなる美しさだ
....
す 好きなネタに目移り
し 白い銀シャリの香に包まれ
や 薬缶のお湯に緑の粉茶
おすしやさんは食の総合芸術
おいしくいただきます
お魚さんのいのちを感謝で
味わいま ....
梅雨時の雨あがりに、まだ濡れている、
いくつもの、
綿毛となったタンポポが、
まるで細密な白いガラス細工のように硬質化している、
それぞれに、
きわめてミクロな水晶の玉の粒を、
無数に煌め ....
西門に向かい
震えながら
遠去かっていく声、
知らなかった貴女の素顔露わになる
瞬間 、最早もう掴み切れずに
既に素顔の消えて
想いの残響だけ
この心を温めて呉れて
また次 ....
深まる闇に誰も気付かず
忍び寄る足音にも誰も耳を傾けようともしない
偽善の仮面を被った悪魔は聖職者の身形で白々しく
神の言葉を説いて回る
まるで我こそが真の聖職者なりと虚栄心を募らせながら
....
「ごめんや」
虚ろな眼差しで
そっと握る祖母の手は
ほっこりと温かくて
懐かしい香りがした
独裁者が命を絶ち狂った世界が終わりを告げて
世の中に平和が訪れると信じていたのに
違う形の独裁者が再び現れて横暴を振るう
もし本当に世界が変わるなら
意味もなく人を傷付けたり
ひとつのモ ....
パパが夜帰ってきて
自分へのごほうびと笑いながら
ビール飲んでる横で
麦茶飲んでた幼い私
なんかだんだんわかってきたよ
ほんとうは
生き ....
わたしが眠るのは 夜を越えるため
青い目をした狼が 林の奥で睨んでる
黒ざめた毛皮は 荒々しくなびき
木の根のように 重苦しくたたずむ
生きていれば 喰われるので
わたしは目を瞑る
死 ....
瞑目意識の光り輝く視界の最中に
薄っすらと次第に鮮明に
真青な海原の拡がりいく
時流の一瞬一瞬の
波打ち撓み間の広やか
過去も現在も同じ一間に
揺蕩う意識の陶然と静やか
拡がる真青な ....
街をゆく人たちを
みながら僕は道端のオブジェに腰をおろす
楽しげに笑う学生たち
せかせかと歩く働く人たち
スラリと日傘をさす女性たち
なんだか訳のわからない人
あ、それは僕だ ....
○「独居老人」
散歩してたら
また捕まって
話を聞くこと一時間
老いても舌だけは健在だ
○「梅雨」
落ちた梅が雨に打たれっぱなしだ
雨も二三日ぐらいならいいが
長く続くと
洗濯物 ....
境とは細い線のようなものではなく
どこまでもどこまでも続く長い道のりのどこかにあるまぼろし
どこかで今までの着物を焼き捨てて
河岸を変えなけりゃ
この旅行きは終わりやしないが
そもそもど ....
胸の膨らみ
秘匿されながら
初々しく微笑んで居た
出会い頭の
貴女と云う人の 、
崩れぬ死顔よ 永遠に
冷たい肌で引き裂いた滲んだ鉄錆の味が苦く口に残った
まるで罪を罵るかのように
あゝ、どんなに振り返っても君はいない
君の醒めた横顔が瞼の裏に映る
見込み違いの幻が僕を責め立てる
どう ....
慰めさえ効かないぐらい哀しいときは泣いたらいいの
我慢するときほど悲しいことったらないわ
ただそばにいて寄り添ってくれるだけでいい
背中撫でて頭撫でて何も言わないままで
時間すら忘れてひと ....
雨露な濡れた葉を止まり木に羽を休める揚羽蝶
何を考えているのか
何をしたいのか
騒ぐ風が大きな羽をユラユラと揺らしても
不安定な足場の上でか細い脚を踏ん張らせ必死に耐えている
仲間が近くを通 ....
今朝、電車の中で
いい詩が思い浮かんだんだけど
帰る頃には
すっかり忘れてるな
何だったかな
昨日見た夢は
好きなコと喋ってる夢
二人で ....
とほい
自らが自らに
とほくとほくなり
いく折 、
ひとり人の抱え持つ
夜ごと寄り添う安らぎの
深く刻み込まれた
星々からの記憶の許、
いよいよ不断に
別れ離たれいく
....
コメが高いなら
コメを食わなければ良い
アワでもヒエでも
食えるもんなら何でも
文句言わずに食え
どうせ碌でもない
働きしかしねえんだからさ
自称詩人に食わせるコメなんて
端からないだ ....
午後5時のオレンジ色の道
カラスが飛んでいる
ビル風に吹かれながら
しみついた地元へ
帰ってゆく
街並み
過ぎていく
街並み
よそ行きの顔で
街並みが整えられても
排他的な ....
ボクの詩を
読んでくれたあなたに
少しでもなぐさめになるなら
これほどのよろこびはない
ボクの詩を
読んでくれた貴女に
少しでも生きる力が湧くなら
これほどのしあわせはない
ボ ....
○「爪」
爪は
まだ生きろ!とばかりに
切っても
切っても
伸びてくる
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