すべてのおすすめ
うなばらたゆたい
ゆるやかしなり
あびるたいよう
うつしだす
うちゅうの
まなざし
もうたえず
わたしのなかで
しこうするもの
おしどりふうふの
やちょうみたく
ともどもなかよく ....
この頃ずっと悪夢ばかり
取り憑いているあのファントム
良心を無視して生まれた
冷たく胸を撫でてくる
ベッドの中で目が回る
離れないあのファントム
自業自得だ
心無いメールが社内に拡散 ....
○「工夫して生きる」
足が冷えるなら
靴下をはいて寝るとか
電気がまぶしかったら
タオルをかけるとか
ちょっとした工夫で
楽になるのである
○「楽しみ」
年をとると
道端の草花に ....
どこで誰が、君が何か
わからないまま白くうめく
雛鳥のまだやわらかなくちばし
まなざし
墓地にひそむトカゲの眼の黒眼
好奇心に濡れている、ね
とりつくろったって、ダメだよ?
わかるからさ ....
まず
ガラリと変わりたい
アクセル踏んで
でこぼこ道を走りたい
とても大変なことでも
笑って
大丈夫だよって
やり遂げたい
闘いたい
訳ではない
暮らしを壊したい
....
わかい母の呼びかけに首を振り
父の実家のお座敷で小走る
ニワトリの様な女の子
おむつが外れてから
便意を我慢してしまうクセのついた子の
浣腸でひとそうどう
陽のあたる縁側 ....
だれもいないディスプレイを眺めて
だれとでも会話できるわたしはいない
時間という記憶だけが過ぎている
だれもがいる夢の中で
人為的に造り替えてきた
もはや自然はどこにもないのだ。
....
からだなんて
ただの入れものだから
だなんて
想っていたときもある
わたしは
こころ
だからと
わたしを
わたしとして
わかっているのは
それは
こころ
だから ....
見えるもの見尽くしたら
何が観える?何が観えて来る?
何が観えても観えて来ても
もう後戻りなど出来ない
後戻りなどしないと
初めに
夜陰の公団外付け階段七階の
眼下遥かに拡がり凝 ....
久しぶりにあなたの墓石に会いに行った
陽射しが淡くあなたの名前を照らしている
枯れかけでも菊の花は美しかった
ずっと自分に寄り添ってくれていた
それに気づくには時間が必要だった
墓石に掘られ ....
○「ぽつんと独り言」
せっかく生かされているんだから
一日生きたら
何か一つは
学ぼう
○「田舎の娘」
田舎の娘は
インターネットの中に
毎日目を皿のようにして ....
心を
亡くした時に
命を
忘れる時があります。
命は、
あなたの心
私の心
水不足の時の雨
雨続きのころの晴れ間
命は、
今は亡き人が生前に書いてくれた手紙
朝食のパン
命 ....
名前のない
ゆらめく魂が
夜の端で
少しだけ、
寝返りを打つ
遠くで
赤い灯がまわる
火元はもう、
地図と一緒に燃えたのに
残酷な温もりだけが、
まだ配られている
....
てっぺんに
どんよりと浮いている
泥のような雲の隠す月
壮大な
宇宙の終焉へのときの狭間で
黄金の光りを地表へ降り注ぐ
冷ややかな月
暗い海がみえる
湾岸線の道がつづく ....
しかし、タバコのカートンってのは何でこうも開封し難いんだろうね。
大人に限定されてるからか?
それともイライラさせて、タバコを早く消費させようってそんな魂胆か?
いや、じゃあ、さっき開けよう ....
気付けば此処で思考の渦を巻き
キュルキュルキュルキュル
呼吸のたび旋律鳴り響く脳髄の
置き去りにされた空の公園
漆黒の裸木の群れから
赤や青の制服纏う子供達
夢中で駆 ....
火星で原子力発電を行い
地球は電力を使い放題にした
おばあさんは火星で働いている
今使っている電気は
おばあさんたち年寄りのおかげ
私も歳をとったら火星で働かされる
地球に戻ること ....
幾日も 焦燥感に さいなまれて
ある日 ハヤの泳ぐ川の水が
ありありと 心の中に流れる
澄んだ 水の感触 腹黒さも胸の焼けたような虚しさも
済んだ
棲んでいると からだの内側 ....
僕たちのそれから
ひろい校庭の隅で三人は黙り
未来の形を小石で描いていた
消しゴムほどの 確信だけが
石灰線の先へとつづいていた
君は 遠くを見過ぎる癖があり
友は 笑って 現実を ....
私はそのうち死ぬ
病気で いつか効く薬が無くなり 死ぬ
「誰だっていつか死ぬよね 先に逝っちゃってごめんねー」
そうやって 死ぬ準備は万端だっていう素振りをする
でも 本当 ....
樹木の陰から顔覗かせる
君は誰 だっけ?
射し込む僅かな光に
眩しそうに顔顰め
ふっくら小さな白手を翳す
そっちの方が
余っ程眩しいやと
遥かな記憶の向こうから
蘇る挙措相貌の
何れ ....
大好き
どちらかというと好き
どちらかというと嫌い
大っ嫌い
どちらでもない
わからない
迫り来る選択枝から
必ずひとつ選んで
枝先に向かって
背中を押され続けてきた
やが ....
寒さで遠くまで行くのが面倒になった
テレビでは車でのがいしゅつはお控えくださいと言っている
静かに過ごすのが良さそうだ
言い訳しなくても環境が行動を決めてくれる
布団に潜って夢の続きを見る ....
花びらみたいな雪
静かに舞っている
いつも多くは語らないけど
心を通わせてくれた
夏の盆踊り大会
可憐で儚い背中、品のある足運び
指先まで整えられた美
....
○「一日一句」
せっかく生かされているんだから
何か一句
残したいな!
○「病気のもと」
食べ過ぎ
飲み過ぎ
運動不足
から
栄養不足に変わりつつある
○「解散顔」
ブス ....
屁は笑えるから好きだ
屁はした後気持ちがいいから好きだ
屁は愛とか正義とか喚かないから好きだ
本当にそうか
本当にそうなのか
嗅ぐ人が嗅いだら屁は不快なのだ
ゆったりと優雅な席で
....
時間は道にも、扉にも立っていない。
それは胸の内側に潜み、
こちらが目を閉じても、
なお問いを発し続けている。
朝は救済としてではなく、
告発として訪れる。
目を覚ました瞬間、
私は ....
祈ることはいつだって丁寧さに連結され、そして場合によってはさらにそこにけっして焦ることのない時間が上乗せされる。
たとえば某初代特撮俳優のドリップコーヒーの淹れ方。細口ケトルからお湯を一滴一滴。まる ....
いきつけ
ってほどでもないんだけど
温泉に行って
なんかけっこうひとが少なくて
ひとつの湯船にひとりわがままに
両足伸ばして外の小川をみながら
あー
って
おもわず声に出し ....
影絵は遊戯ではない。それは夜が自分の来歴を語るために用意した、沈黙の劇場である。
私は障子の前に手をかざす。すると五本の指はたちまち骨ばった枝となり、枝先には名もない鳥が止まる。鳥は鳴かない。た ....
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