さいしょにたべたのだれ?
さいごにたべたのなに?
ぼくをぼくあつかいする、ひとびとはてなれてる。
すとろべりーはすきじゃないといったらおこられる。うそはよくないと。
だからぼくはおれん ....
こうやっていつも春は来る

嫌いになったわけじゃない 彼女はどこへいったのだろう
途絶えた連絡は 繋ごうとしないから 切れていく
忘れたふりしていていいよ 笑っているなら それで

 ....
{引用=みずうみを およぐ
底から数センチ上、
ひとたまりも なく
ひとは 笑うかもしれない
ぼくは無力 だと
ぼくも 知っていたから
あきれることも なく
ただ 光を 見つめる ....
白い庭,近くにある,すぐそこの,犬と,たべる実,無音と罵声,いつもより饒舌なきみ,少女の顔をして,次から次へと映像をみてゆく,退屈な冗談とたまにあるビビッド,こえてゆく壁と脳みそと値段,なくなった .... だいじ、大事だよ、ちいさなこと全部、響くよ、心になくならない傷が増えて、増えてね、似通っていく、将来のきみ、ぼくの行く末。 悲しい旋律が好きなんだ。希望じゃ救われないんだ。
絶望の淵に立っているのも希望と呼べるだろうか。
流星が沼に落っこちた。後追いはしなかった。

スケートリンクの下で今日も一戦交える。
見 ....
君が眠っている頃に、僕は泣いてる。声を殺して。
ここはあたたかだから、心配はいらないよ。
ひとりだからわかるよ。ありがとう。だから夜は好きだ。
明日になったら平気だよ。もう大丈夫。きっと笑え ....
群青にどっぷり、ひたひたになるまで
冷やされて、ゼリー状になるまで
僕ら懲りずに傷つける
あきらめる 和解 そしてまた、
みえなくなって、また、ちか、っと、みえそうで、まばたき、みえない、ぱち、ちか、ぱち、ぱち、しずか、うるさい、しずか、しずか、だまる、とめる、しずか、しーん、せいじゃく、ちんもく、あれだれもいない、 .... あたたかな日曜日
きょう、きょうですよ
今日は水曜日

やわらかな時間
曲がりくねって ねり歩く
徒歩十分は
時に徒歩一時間にもなる
みちしるべはどこにもなく
太陽はどこかにおっ ....
なにがあってもきみしかいない
いま、ぼくの生涯がつくられている
かたちを変えてゆく
まだあたらしいいきもの
きみはその、ひとりで
ひとりきりなのに
てのひらふたつもっていた
それ ....
ボクの脳みそ スパークして 飛び散る
ボクの脳みそ シャッフルして 彼方へ

まぶたの裏でパチパチしているのはなんだ
soda?
気分悪くなった?
それならそうとクスリ飲みなよ
 ....
手のひらをひろげてもなにも返ってこない。
わるいことばかりおこる気がするけれど
そんなことはない。
どうしてこんなことばかりおぼえてしまうんだろう、
どうしてたいせつなことをわすれてし ....
僕は時刻表を忘れたけど
家に取りに戻ってる時間がなかったので
そのまま歩いたら
案の定バスは行ってしまって
遠い彼方へ行ってしまったので
僕はそこで足を止めたんです。

たんぽぽ ....
「苦しくなるのをやめにしないかい?」
「、そうだな」
「ところでこんな話があるんだ」
「なに?」
「忘れてないだろ、ほら、あれだよ」
「楽しい話?」
「そうさ、今日だってあったろ? ....
ひとつずつ蹴り飛ばしていく
あした、あした
いつか穴に落ちる
なんだ、もう日が暮れる

五十音のなかで
朝が“あ”でよかった
夜が“よ”でよかった
昼がまんなかでよかった
い ....
たべた?
たべたよ
なんだ、そうなんだ
そう?
そうだよ

{引用=
(( ―ツ、ツツ――… ))


おかえり、人間社会!
殴られても笑ってろ!
ひざまずいてみろ! ....
はれわたるそら
とじているぼく
いまだけは しんとして
とりのなきごえをきいていたい

たいよう どこからきたんだい
ぼくのことをしっているのかい
てらすかおは おだやかにめをほ ....
「さあさあ皆さん、そろそろ冬眠ですよ」

その声をきいて、ぼくたちは数センチ浮いた。
つまり都会っ子の「なつやすみですよ」と同じ意味をもつ言葉なのだ。
家に帰ったときの「おかえりなさい ....
わすれものをとりにきました。
でも、ありませんでした。
ぼくはわすれたものがなかったことにして、そっとこころにしまいました。

おとしものをひろいました。
もちぬしをさがしましたが、みつ ....
しってた
この空気 この色
のど飴がとけてる
いつのまにか
ぼくら季節をまたいだね
あした、またあしたと
進んでいくはずなのに 後ろ歩き 逆回り
ただトランプをきるだけの簡単なお ....
わかったようなこと いえないけど
きみを救う手立ては いくらでもあった気がするんだよ
ぼくはなんにも しらないけど
きみを救う手立ては まだのこっている気がするんだよ
きみの闇を覗いた ....
物語を読み終わったあと
夢うつつに思いを馳せる
形のないものをふちどる
魔法みたいなことができる
まぶたの裏では鮮明に
雨が降り 夜が来て
風が吹き 夕暮れを迎える
知らないことを知 ....
{引用=あしたは
なにを
たべようか

きめかねて
いるから
きみがきめて
いいよ}
海へ
いきたいと
いったら
つれていって
くれたかな

月が
みたいと
いったら
雲を
かきわけて
みせて
くれたの?

そこまで
しないよ
そこまで
しない ....
きみは、完璧すぎた。
だからきみは死をはかった。
きみは、完璧すぎた。
いらないものなどなかったし、ほしいものだってなかった。
きみは、完璧すぎた。
穴を掘り穴を掘り穴を掘りつづけて ....
どうして真夏に雪が降ったらいけないのかわからないけどいけないらしいんだ。
そんなことを考えてたらぼくってそれに似ているかも、なんて思った。
いけないのはぼく。異常なのはぼく。わがままなのもぼく ....
かなしくなって夜明け
まぶしくなって朝
いらないいらないいらないよ
もう二度と目覚めなくていいよ

本当のこと言ってるのに
聞き返さないでよ
通じない言葉同士で
会話しよう

 ....
どっからどこまでがぼくで
どっからどこまでがわたしで
どっからどこまでがじぶんなんだろう

どっからどこまでがきみで
どっからどこまでがあなたで
どっからどこまでがあのひとなんだろう
 ....
静かの中に身を投じる。
こんがらがっていた糸が、まっすぐになってゆく。
なにもむずかしいことを考えることはない。
自然と一本の線になるのだ。
頭を空にする。ひとつの空間にする。
ここ ....
ゆうと(418)
タイトル カテゴリ Point 日付
さいしょでさいごの晩餐で自由詩111/3/2 20:33
Endless Goodbye自由詩211/2/25 17:54
mizu.umi自由詩311/2/21 1:40
Ennui/Film自由詩2*11/2/15 17:41
あそぶかねほしさ自由詩0*11/1/27 18:58
Sad Chord自由詩111/1/19 1:44
たまにある日/或る夜自由詩111/1/17 18:55
リキッド・アクアリウム自由詩111/1/17 18:54
ちかぢか電球きれるだろう自由詩1*11/1/17 18:52
週末中日自由詩1*10/12/22 18:01
血潮自由詩110/11/26 0:31
ただしい宇宙のつくりかた自由詩2*10/11/21 0:04
まっしろな未来自由詩1*10/11/20 1:58
せせらぎ自由詩3*10/11/16 19:10
カ ラ フ ル自由詩1*10/11/14 2:16
なだらかな日自由詩210/11/11 15:17
ifif自由詩1*10/11/8 17:46
自由詩110/11/8 17:44
おうちへかえろう自由詩210/11/7 0:27
自由詩1*10/11/1 1:38
ぽつぽつ自由詩3*10/10/25 20:37
2×2=自由詩0*10/10/12 17:39
こまやかなぼくら自由詩4+*10/10/4 17:42
献立自由詩1*10/9/29 2:45
圏外アンダーグラウンド自由詩1*10/9/22 3:00
自由詩0*10/9/22 2:57
真夏の雪自由詩1*10/9/3 17:15
瞳孔自由詩1*10/8/21 2:57
きまぐれ/ゆうぐれ自由詩4*10/8/13 19:40
解放自由詩2*10/8/12 18:17

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