{引用=
しらないことを
反芻して、
反芻して、
のみこむ
ひさしぶりに
読んだ日記が
このあいだと
同じだった
変わらないのは
止まった時計
時差がまったく
ないのです
....
向こう側で
蛍光灯が
ついたり、消えたりを
くりかえしている
向こう側で
テレビが
ついたり、消えたりを
くりかえしている
向こう側で
あなたが
ついた ....
どこにでもある扉を開けると、そこは一面の花畑で、僕はここで死にたいと思った。
{引用=
近づいたら
遠ざかる
きみの性格
よくわかる
かげぼうし
踏んづけて
石蹴りしながら
帰ったよ
おいしそうな
においがしてる
焼き魚かな
カレーもいいな
....
{引用=
ああ
いま
きこえるのは
銃声
の
ような
きみの声
地球が回る (slowly,slowly)
梅雨空の下 (slowly,slowly)
足取り重く ( ....
{引用=
真夜中のはなし
ぼくは窓辺で涼んでいたら
ぼくのピックが
(ポケットからこぼれ出て)
となりで眠っている女の胸を裂いた
そうして
闇がひろがっていくのを
ぼくはただ見ていた
....
{引用=
ゆびきりすると
あいまいな
きいろがいなくなる
、むらさきも
ぼくたちは
みえないもので
つながってる
あいたいときに
あえないのは
きっとそのせい
、だか ....
{引用=
いつからか
きみは
かえらなくなった
そのことに
気づいたのは
つい最近だった
雨がまた
降り出したよ
ぼくはまた
歩き出さなきゃ
}
{引用=
手に入らなかったもの
これ
あれ
それ
きみ
うつくしかったのだ
ほんとうは
すばらしかったのだ
世界は
そういうものだと思っていた
雨が降 ....
{引用=
あまいあまい
ねむりのあさい
ゆめをみていたの
そう、きみのゆめ
コーヒーに
ミルクをたくさんいれて
おさとうをとかしたみたいに
なんだか
ねぼけている
はくちゅうむ ....
{引用=
ぼくの
居場所は
宇宙のすみっこ
秘密基地
だから
宝物が
いっぱい
奪ったり
しないなら
遊びにきても
いいよ
さびしくて
泣きたいなら
ここにきて ....
{引用=
うすいあおでゆびをきった
やましいこころ、あばいて
なみだめで、まだよくみえないころ
きみはこれからどこへいく
ぼくとこれからどこへいく?
ライトブルー、ライト
あ ....
{引用=
雨宿りをしている間に
ぼくらは近づいて
それと同じくらい
ぼくらは遠ざかった
}
{引用=
約束は
守るよ
だから
約束は
できないよ
そういって
なんだか
かなしそうに
笑う
きみが
よく
見えなかった
、
傘のせいで
}
{引用=
器用な
きみでさえ
泣いている
恋は
単純で
むずかしいのと
きみは言う
不器用な
ぼくは
そんなきみを
好きになりそうで
ああ
だめだ
と
からっぽの
....
人はどこへゆくのだろう
このまま このまま
みえないところまでゆくの、
こころが
ふらふら
さまよって
今日も
きみのもとへはゆけない
死にたいって思うことは
悪いことじゃあないよ
ほんとに、ほんとにさ
つらいときはしょうがないんだ
そういうときは
誰かそばにいてくれるといいんだけど
なかなか、うまくいかないもので
....
なにもどうもしてないさ
それがほんとうのぼくというのなら
なみだでぬれてはいないかい
ニュースがあふれている、いま
新聞、テレビ、それとインターネットも
いま、踏んだコンクリ ....
{引用=
「落ちるほどの恋」
きみが、きみが
目の前から消えない
つなわたりみたいに
ふらふらしてる
落ちてしまったら
きっと元には戻れない
「溺れるほどの恋」 ....
何をしても
ぼくの未熟さは消せない
むずかしいね、はずかしいね って言いながら
ぼくたちは日々をくりかえすのです
あのこのことを好きな理由は
いつの間にかなくなっていた
だ ....
あのこの
スカートの
プリーツを
風が
ほどいていく
その
光景を
いつまでも
忘れられない
あのころの
ぼくたちは
輝いていて
まるで
かみさまに
....
なにもきかない
なにもきかないで
ぼくの目だけ見て
・
遮断機がおりる
ぼくの前で
引き裂かれる
地図の裏側は
ただ白いだけじゃなかった
・
....
あめがふる
あめがふる
ぱらぱらと
かさにのる
あまつぶが
こぼれて
みずたまりが
できる
どんよりとしたそらに
うかぶぼくのかおはうつろ
あかいかさだけが
げんじつみを ....
頑張ってない
そんなぼくだって
ほら、
頑張り方がわからない
そんなきみだって
ほら、
生きてる
手だって動くし
感情だって揺れてる
頑張っていない人なんかい ....
プール
プールに浮いている罠
ぼくは見抜けない
きみに囚われた
風
なびく
たゆたう
におい
プール
プールに沈む眼が
ぼくを見ている
空 見透かして
....
影を追う
背に
張り付いている
孤独
夜になると
向き合って
数え切れないほど
泣きました
水たまりに
光る
希望
そこには
自分の姿が
ちゃんと
映ってい ....
うまくいかないことばかりだ
それでも地球は回っている
めまぐるしい日々
ぼくらはすこしだけ息を止めて
飛んだ
かみさま、
かみさまはつくるもの
だれかがつくったかみさまなんかを
あいつらはしんじきっている
ぼくはみえないかみさまなんかをしんじるより
いまめのまえにいるきみをしんじたい
....
言葉を発しても誰も反応してくれない寂しさ。
跳ね返ってくる孤独。
つまらないつまらないつまらないつまらないってそればかりで虚しくなった。
からっぽになっていく。
心が、すかすかになっていく ....
ぼくたちはおぼれていく
息ができなくて、
そんなときに浮かぶ顔はいったい、
だれなんだろう
きみは、
さびしくなったらだれを思い出すんだろう
携帯電話の送信ボタンを押せ ....
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