ぼく粉々になっちゃえよ
そしたら全部やり直せるのに
ぼく粉々になっちゃえよ
そしたらなかったことになるのに
ぼく粉々になっちゃえよ
そしたら最初からなかったことになるのに
ぼく粉々にな ....
りんご
みんなりんご
みんなりんごにみえるよって
いったら
あんたどうかしてるよって
いわれたの

ばかじゃない
ほんとにそう
おもったの?
ほんとにそう
みえるわけないじゃ ....
気に入らないから、
きみの死だけを考えているよ。
死ぬことについて。
死ぬことについて。
死んでほしいことについて。

いっしょに遺書をかこうか。
きみが死んでもいいように。

 ....
{引用=(きみはやさしいね)
(いつだってそうね)
(そう、ぼくら共犯者さ)
(頼りなくてごめんね)
(信じれなくてごめんね)
(でも、ぼくら共犯者さ)
(やめちゃいないよ)
(いち ....
ぼくらがまだ人間になるまえのはなしだ。
うそつきばかりがいるから、みんなだまされるし、だますこともへいきで、
みうしなってしまったのだろう。
とむらう、とむらう。
なぜぼくらは人間にうまれ ....
かわいそうね
かわいそうね
きみはもういないのね
ぼくは天才だから

かわいそうね
かわいそうね
きみをみているとかなしくなる
ぼくは天才だから

高い山にのぼってね
そこか ....
張り巡らされた白
落ち着きのない床
僕に迫るトイレ
階段から落下

きのうみたよ
ここでみたよ
ガムでくっついた足跡を

蚊に刺されたの
それはあかいの
それはかゆいの
掻 ....
ピアノたんたかたん
ぼくはひけないしうたえない
楽譜もよめないまま
ここまできちゃったのです

のぼりつめたの?
おちぶれたの?
ここがどこだかわかってる?ふりをして
とおくをみつ ....
みんなきらいだよ、きらいだよ、きらいだよ。
それをいうための、
それをいうために、
ぼくというしかばね。
コントロールされている。

「どす黒い感情を葬る場所をしらないか。」

し ....
・ていねいな朝
順番になくしていく
てのひらはきれい
からっぽの花瓶に
冷たい水を注ぐ

・テーブルクロス
ひろがっていく
すみずみまで行き渡るように
白く清らかである
始めよ ....
なくしたもの
ここじゃないどこかで
落としてきたもの
きっと大事だったもの

ああ
いつになったら
涙はかたちになるかなぁ

アップルジュース 飲みたいね
アップルジュース お ....
灯ったら
と思ったら
なんでかな
すぐ消えた

ここでお別れ
夕方五時の鐘
最後にひとつ
一番星をプレゼント
たいしたことなくてごめんね
できることがすくなくても
いつも
 ....
あたらしくなったすべて
ここで
はじまっていく
いまは
いまだから
とりあえず
わすれよう
めのまえに
ひろがる
こうけいが
すべてなら
どうだい

むかっていくあした
 ....
雨の日の地下室で
僕らはコーヒーを飲んだ
君はホットで 僕はアイス
隣の二人の会話が大きい
いまならおどろかないから
ひみつの話をしよう

たわいないひとことに
僕がもうひとこ ....
苦しくなったね
言葉がでなくて
誰のせいでもなく
死んでゆくのだ

{引用=--- ラ、ララ ララララーララ ---}
なんで おしゃれ するの
きみは かわいく ないのにね
 ....
{引用=見えないどこかで
血をわかちあって
自ら肢体を埋葬する様が
今日の君を物語っていた

冷たい肌に触れる
うすい膜に包まれている
心髄は?
心髄は?
無重力の彼方

枯 ....
どうしようもなく悲しい世界になってしまったなあ、
つらいことばかりが浮き彫りになっていく。
ニュースキャスターは落ち着いた口調で教えてくれる、
世界の終わりに合図はない。サイレンは鳴らないよ ....
かなり笑って消えたがる 揺さぶられる白い朝
あんなに狭い空はもう どこか彼方へいってしまった

約束を破った搭乗券は 僕の尻尾を掴む
本当ならここにいてはいけない いていいはずがない
伏 ....
{引用=きみはぼくのこども
ぼくはきみのこども
こどもあつかいしてね
こどもあつかいしてね
ばかってわらってね
えらいってほめてね
おとなになんなきゃいけないなら
こどもあつかいして ....
{引用=粉々になっていく夜。
くだかれていくね、
散り散りになる朝。
そうして舞う昼、
さらさらという音。
照らされる夕暮れ。
消えるひとつの灯り。}
{引用=電気が流れた
ついでに光も
目に見えるものは
心を放っている

地球から出て少しした頃に
出会ったあの娘は今
スキップをしながら
街を歩いている

悲しみは消えないし
 ....
{引用=酔ってしまいそうなころ
大人になれない僕を思う
いつしか離れたことにも慣れて
きっと君も忘れるだろう

風吹き草木も眠る夜
踏み出した一歩先で
逃げ出してしまう影
もうひと ....
{引用=雨が降っているなかで、きみとのやりとり浮
き上がる。水色の紐であやとり、つないでい
る細い声。たしかにきこえた澄んだ心の内側
で響く、エナジー。明日には見失うなら今す
べてを捨てて ....
きみがあるいて渡る歩道は
せまくて車は通れなかった
体温をうしなった右手は冷たく
あたたかい血をわけあたえたかった

今日はもうかえさないよ
やさしい瞳で言った
深海のような濃い色で ....
椅子が揺れてる
じつに不安定な
音に沈む
いつの間にここにきたの
ぼくの居場所なのに不思議だね
他人行儀に笑ってる

夢をなくしたの
誰がこわしたの
うらまないで うらまないで
 ....
隠し持ったナイフを、見せびらかす夜。
似合わない僕は、おぼつかない歌を。
君のためのうそを、全部失くしたころに。
ただよう、淡いシャンプーの香り。
(もうすぐ飛ぶ、飛べるだろう。ね)
ほ ....
きみは まさか、
さかなじゃないかと思ったんだ
背骨が あばらが
見たことのあるような
かたちをしていたから

コンタクトレンズをはずした
いつもと違う世界だといった
きみが見てい ....
ぼくをなんて呼ぶ
ぼくをなんて呼ぶ
かなしいと呼ぶ
うれしいと呼ぶ

ぼくを嫌いになってくれていいよ、なんて
ぜったいに言わない
思ってもないこと言うなんてダサい
大事なところでう ....
だれもわるくない
だれもわるくないから
すこし胸を撫で下ろす
それはつらいことでもあるけど
やさしくありたいと願う
泣かなくていいんだよ
泣いてもいいんだよ
それはあかるいことでもあ ....
携帯電話 充電器持って
逃げ惑ってる 逃げ惑ってる
アンテナの立たないところで ひとり立つよろこびを
踏みしめて 踏みにじって 街の雑踏に消える

樹海は一体どんなところ
樹海は一 ....
ゆうと(418)
タイトル カテゴリ Point 日付
新装開店準備三昧自由詩011/11/22 9:30
ビッグ・アップル自由詩2*11/11/21 3:29
過去の遺書自由詩111/11/9 19:25
両手自由詩211/10/20 18:53
つちにうまる/TOMURAI自由詩111/8/12 20:40
kiri自由詩211/8/9 19:33
THE CLOSET自由詩111/8/9 19:30
リハーサル自由詩411/8/9 19:26
ink自由詩011/8/2 16:35
ていねいな朝/テーブルクロス自由詩211/8/2 16:32
アップルジュース自由詩511/8/2 16:30
エクリチュールの星自由詩311/6/24 17:32
シロツメクサ自由詩311/6/24 17:08
コンクリートと靴の音自由詩211/5/22 23:20
プラスチックのダイヤモンド自由詩111/5/22 23:18
ただの青さ自由詩3*11/5/6 20:40
NEWS自由詩111/4/27 13:45
カイト自由詩011/4/18 0:47
ゆめのなかのこども自由詩111/3/31 23:16
a_ca_ri_.自由詩211/3/31 23:15
あのこはひかりをもっている自由詩0+11/3/23 14:59
ビールのにおい自由詩211/3/23 14:58
あやとり自由詩511/3/21 16:21
TomorroW LighT自由詩1*11/3/21 16:19
ゆぐむ自由詩0*11/3/19 20:56
満月をたべる自由詩211/3/19 20:53
ミルクセーキ自由詩1*11/3/19 20:50
星のなまえ自由詩111/3/18 20:14
わるくない自由詩1*11/3/13 23:19
青の他人自由詩0*11/3/8 19:23

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