あなたが大好きなお菓子を並べたら
僕は満足するだろうか
それとも悲しくなるだろうか

明かりが燈る午後6時
試行錯誤したのちの
過ちと化した告白は
届かないまま消える
誰もいない公 ....
虫の死骸
冷房で焼け死んだ
カーテンの裏
君の横顔と少し似ている
僕の背中に映し出された
影は光と対等だ
好きな気持ちに
理由がないのはそのせいだ
いつの日か
かえらなくなったこころを抱いて
僕は今 ここにいる

あの日とは違う あの人に
僕はいつも打ちのめされて
崩壊した空想の
破片を拾って怪我をして
傷から吹き出る赤い血が ....
蒸し暑い朝
目が覚めた
何もする気が起きなくて
ぐうたらぐうたらしているうちに
ちくたくちくたくと時計は進み
お腹が減ったなあと
冷蔵庫を開けても
何もなくて
ばたんと閉める

カ ....
おちつく
羊水のなか
ぼくは息を忘れて
ひとり

つめたいなみだも
あついあせも
あめのなか走ったことも
だれにもさとられない
だれもはいることのできない
ぼくだけのばしょ
 ....
おさないあいのことば
かんたんにだまされた
おさないあいのやくそく
かんたんにやぶれた、よ

きみはいつだってそう
かんたんにだまして
おなじように、
ぼくはいつだってそう
かんたん ....
さよならは、さびしいことだ。
だけど、かなしいことじゃない。
お別れは、さびしいことだ。
だけど、かなしいことじゃない。

かなしいことなんかじゃないから、
ぼくは上を向いて、空を見るので ....
燃え上がる恋を吹き消した
君の冷たい言葉
君の冷たい態度
それでも再び燃え上がる恋
片想いでもいいよ
つまさきを
ぼくのよわみにつけこんで
かなしそうにわらうの
きみは
あいをしっているんだろう
それなのに
ないしょってくちをふさぐ

ぼくは
あいしているよとうそをつく
きみは
 ....
ちりばめられた星
かみさまの忘れ物
引き裂かれた恋は
運命という紛い物

きらきらひかる
宝石みたいな

きらきらひかる
思い出になった


さようなら
あいしてる
同 ....
君がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
明日は晴れだと告げている

僕がくるくる回す
星のオルゴール
星座が今日も輝いて
今は夏だと告げている

君がくるくる回す
 ....
世界の終わりを見ていたかった
がたりと崩れるその音を
僕は見ていたかった
かなしみが舞う様を


希望に見えた気がしたんだ
青くさんざめく世界に立っている
青くさんざめく世界で歌っている

君に届け 君に届け
君って誰だっけ
なんて思いながら

青くさんざめく世界に立っている
青くさんざめく世界で歌っている ....
君がこぼした言葉の数の、
その全部が知りたい
君がこぼした言葉の数の、
その真相が知りたい

君がこぼした言葉の数に、
僕は入っていたのかな
君がこぼした言葉の数に、
僕は入っていない ....
べたつく夜の
触れたくない君の
肌に透き通る
3つめの目を見た

けだるい夜の
触れられたくない僕の
心をすり抜ける
君の吐息を聞いた

壊れそうな僕たちの
指先に伝わる体温の
 ....
雨がふる
傘をさす
そうすることによって
かなしみは埋もれる

コンクリートににじむ
蒼くなる影
雨粒を食べる
奇快な虫たち

かすみゆく視界
君に会っても
気づかないだろう
 ....
6月の雨だけは、好きになれないと君は言う


灰色の世界
色とりどりの傘が舞う
弾く雨音
きらめくメロディだけが欠けている

人混みの中を駆けていく
足音がやけに響いて
不協和音を ....
それはしずかな夜だった
雲が姿かたち変える
星がぱちくりとまたたく
君はきっと見ていない

どうして宇宙が透けて見えるの

夜はふしぎだ
魔力があるにちがいない
うっそうとした森によ ....
ふとした瞬間に青い空
僕は心臓を砕かれた
あれほど危険と言われていたのに
ふとした隙間に青い空
僕は心臓を砕かれた

無心になりたい
真空に
舞い散る光に
目をつむって
無心になり ....
だまってみあげて
ぼくのこと
あざわらうんだろう
わかってるんだ
どこかでわらわれているって
しってるよ

かみさま
そらがわれる
しゅんかんに
あいませんか
いちばんたかい
 ....
そらがなりやまないね
びがびかびかびか
きみがきたのかな
まどをあけたくなった

あめがつよくなったね
ばんばんばんばん
たたきつけるように
ノックするみたいに

まどをあけて
 ....
きらいじゃないんだ、ほんとうは
ふたをあけてみればそう
まるでうそをついているみたい
ことばだけじゃ、いつだって
しんじることはできないから

かみなりさま、どうか
きげんをわるくしない ....
あまえるなら もっとじょうずに
I want you
I want you

すなおになってよ もっとさあ
I want you
I want you

おとなになんかなんないで
か ....
あなたがどうしているのか 気になる
夜が来ました 待っていました
あなたがどうしているのか 気になる
ちょっとだけ 少しだけ ほんとうは とっても
あなたがどうしているのか 気になる
とけない魔法 いつまでも
まぼろしのプールをおよぐ
ゆめの中 しあわせなのは
まぎれもなく君がいるから
寂しさが飛び散る!
君に当たれば本望です
だから今夜は寝ない!
星空を眺めている君に
流れ星が降ってくるまで
あいつと君がくっつくまで!

騒音は嫌い
だから大音量にして
逃げる!
夢の中で醒めた
生憎の雨だ
生き生きしている草花を見て
僕は死んでいる
そう確信した

真夜中に開かれた
パーティーで僕は
100人目だったらしく
腐ったケーキを渡された

不毛 ....
僕の世界を書き綴る
世界ノート 世界ノート
答えはなんにも書いてない
正解not 正解not
それでも僕は書き続ける
僕のノート 世界ノート
ゆうと(418)
タイトル カテゴリ Point 日付
不変世界自由詩3*07/7/30 10:12
シルエット自由詩4*07/7/27 19:23
リアルのない世界の中心自由詩2*07/7/27 10:07
(夏休み)自由詩5*07/7/24 18:17
ふやけたからだ自由詩4*07/7/22 20:28
ラブレター自由詩1*07/7/22 0:17
夕空自由詩9*07/7/12 17:55
恋のろうそく自由詩7*07/7/11 19:38
はくちょうとみずうみ自由詩2*07/7/8 21:16
天の川自由詩2*07/7/7 23:32
星のオルゴール自由詩5*07/7/7 21:09
WORLD'S END SUPERNOVA自由詩1*07/7/6 15:36
青くさんざめく世界自由詩2*07/7/3 18:28
君がこぼした言葉の数の、自由詩2*07/6/30 23:32
36.5℃自由詩2*07/6/25 21:12
霧に包まれた君の姿自由詩4*07/6/24 19:30
6月の雨自由詩3*07/6/22 19:34
宇宙のぜつぼう自由詩6*07/6/21 19:43
青い空自由詩4*07/6/15 18:37
いかずち[group]自由詩2*07/6/3 13:53
いなずま[group]自由詩4*07/6/2 20:49
かみなり[group]自由詩6*07/6/1 23:07
Sweet Child自由詩3*07/5/12 18:37
窓の外は夜自由詩1*07/5/9 23:37
とけない魔法自由詩3*07/5/4 20:47
隕石自由詩5*07/5/4 14:08
幽体離脱自由詩3*07/5/3 20:44
世界ノート自由詩15*07/5/2 18:47

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