すべてのおすすめ
コンセントタップに
ウィルキンソンのジンジャーエールを
注ぎ込む くらい
サイケデリックで素敵な
素敵な素敵な素敵な素敵な
夢を見ていた

コントラストをハイにして
ピンヒールで地軸を ....
わたしは眠る
何処に

毎夜訪れる生贄の儀式
わたしは焼かれて
再生させられているのかもしれない
夢を往復するために
いや
目覚めこそ幻覚
わたしは起きている感触 ....
きっと世界は
音と手を取り合って結ばれている
僕の中で
聞こえてくるのは静けさ

初めて世界に触れたとき
教えてくれたのは無数の音の生まれ変わり
そのときから
僕は独りを知った
 ....
 
横断幕を掲げて狐の団体が行進する
サクラマの山を下って
ミソグスの河を越えて
ブヒタナの街で尻尾を振って立ち上がる

嘖嘖 即即 黙黙

僕はヨシコと昼食の約束があるので
空に向 ....
おはよう
君の声が聞こえただけで
こんなに朝は踊るよ
眩しいのは
陽射しが口笛吹いているから
朝露垂れて木琴を叩く

こんにちは
君の笑顔と弾んだ君の声
僕はおかげで嬉しくなって ....
僕のしがない手を
君への花向けだと思って受け取ってくれ

僕の干からびた足は
君への愛着だと思ってくれ

僕の垢だらけの耳は
君への差し入れだと思ってくれ

僕の乾いた眼球は
 ....
いまにも蝉の初啼きがするかと思う
前線にさ迷い続ける梅雨の朝
四号公園にひとかげがちらつく
ベビーカーのわだち
飼い犬のあしあとを造って

婦人同士のこえが流れて消える
あるいは買い物の ....
「恋」

七年目の恋に
激しく身悶えするような
情熱を注いで

イケメン男子は
初夏に早々と
もてないブサイク男は
落ち葉を揺らしながらも

たった一人の女しか  ....
「疼き」

わたしは女吸血鬼
逞しくばしっと叩くような男が好き
やるかやられるか
そのスリルがわたしを余計興奮させるのよ
でもね最近
草食系とか言って
わたしを見ただけ ....
灰色の向こうから垂れた糸が
わたしのさらけ出した肉体をなぞってくれる
何千もの指が触れていくように
ひとつひとつわたしの感情に絡まって
蜘蛛に食べられてもいい
今はわたしなんか身動き一つ ....
 
電話が鳴った
君は「暇だから・・・」
と言った
白い雲が
空の端から
反対側の端に流れていったのだけ
覚えている

電話が鳴った
君はいつになく無口で
雨音が聞こえていた
 ....
忘れてしまった
君の声は
天使の羽根になって

触れたはずの
君の髪は
星空をすうと流れて

あの頃の時間は
ガラスの破片となって
静かに波の音だけが聞こ ....
{引用=
この詩を読むと、やっぱり
あんまりいい気持ちにならんひとがおるかもしれん。
・・うーん、デリケートな問題というのもあるし、
考察も足りないし、やっぱヘタだから。

けど、詩として ....
わたしは
あなたの音楽でいたい
あなたのくちびるがそっと開いて
嬉しそうに口ずさむ
空に向かって呼ぶように

わたしは
あなたの水でいたい
奇跡の泉にはなれないが
乾いた心を潤し ....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue


大きな空を渡る風
おくちを広げて入道雲
身体にそぐわぬこの感情に
溶けてく沈黙、言霊よ

「 ....
(目覚め

君に融けてしまいそうな
早朝の輝き
池の氷がざわめき出す
ほら
滑ったのはピアノの鍵盤
射し込む光の挨拶

  おはようございます】

窓辺から延びる ....
夢幻(まぼろし)のごとく
無常なるはこの世の業なれど
桃の薫りは確かな証(あかし)
移ろいゆく華の舞に
一筆の恋の文(ふみ)散るなかれ

  *

望月の宴(うたげ)  ....
ヴァージンロードを歩きたい
     ――ある難病の女性の話から


歩いてみたい
この道を
車椅子から立ち上がって

遠い道
遥か彼方にあなたがいて

本当は ....
チョコの形は?
と聞かれて
僕は
恋を想い
デザートな時を飾る

チョコの色は?
と言われても
名も知らない君は
黙ったまま
バナナ一本のその日の食事に
ホワイトな明日が見え ....
せんをかく
まるをつくる

熱気のむこうで
たちすくむ かげ
すべりおちる液体

したくてした
それから
気づかずおちた

わたしのからだを
たべてくれてありがとう

 ....
 覚えている。
 まつげ。くちびる。あごひげの、長いところ、みじかいところ。つむじ、寝ぐせ、大陸みたいな背中。せまいキッチンの、ほこりをかぶったトースター、使われたことが一度もないみたいな炊飯器。ひ ....
G線上の旋律を
独りぼっちの風が流している
聴衆は
梢たちの林
純白のドレスを着た君に似て
痩身な それでいて 気高く聡明な

巡る四季に彩られることなく
いつまでも白い壁
ひっそり ....
海と陸に幾つもの水爆が落とされて
夕日が消えてしまった

森林が砂塵に帰して
息が止まりそうになる

人間が
スピンオフエイプの化石として
砂漠に埋められた

世界は焦土に食べ ....
 「人魂」


オイラが死んだときさ
あれ
よく墓場に出るって
あれだけどさ
300Wで光っていたいもんだね



 「ファックス」

置かして
そこ
擱かして
そ ....
パピヨン。
華の世界を。求めて。飛び回る。
紅い。蜘蛛の糸。に囲まれた。夜の華。
満月から。垂らした涎。が呻く。

パピヨン。
黒い管。が伸長する。甘い蜜。
興奮と。恍惚が。摩天楼の ....
午前一時七分

   ごらん
   粉雪が降っているよ
   まるで天使の羽が舞っているように
   今は
   僕らだけの窓辺
   君と一緒に過ごしたクリスマス
   最初の告白
 ....
 
Moonlight
さっきまで聴いていた君の声
月に浚われた気がして・・・

確かめたくて
電話してみたけど
月まで電波は届かなかったみたいだね


Moonlight
いつ ....
 雪

       乱太郎 作

雪がひらひら舞い降りて
少女の耳元
静かにささやく
――ごめんね
  冷たいでしょう

手のひらの上で
溶けていった雪に
少女 ....
わたしは秋に還る

いつから此処を
ふるさとと呼ぶようになったのだろうか

紅葉した楓の葉を見て
ああ やっと きたのだね

忙しかった夏の終わり
(それはあまりに急ぎ過ぎて)
 ....
僕はよく夜になると
言葉とにらめっこします
地球の重さとどちらが軽いか
形容詞と助動詞の相性は
お笑い芸人で誰が面白いか
最後に泣くのは
決まって僕のほうです

僕が眠りに就くと
 ....
もっぷさんの自由詩おすすめリスト(1486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
機雷- ピッピ自由詩310-8-11
眠り- 乱太郎自由詩21*10-8-2
聞こえてくるのは- 乱太郎自由詩17*10-7-28
行進- 乱太郎自由詩8*10-7-23
挨拶- 乱太郎自由詩11*10-7-13
僕の手- 乱太郎自由詩15+*10-7-8
血のあがき(六)- 信天翁自由詩1+*10-7-7
- 乱太郎自由詩10*10-7-3
疼き- 乱太郎自由詩12*10-6-28
- 乱太郎自由詩9*10-6-24
電話の向こうで- 乱太郎自由詩14*10-6-18
忘却- 乱太郎自由詩10*10-6-4
ひかり- にゃんし ...自由詩210-6-2
- 乱太郎自由詩15*10-5-24
わすれんぼ- にゃんし ...自由詩210-4-25
- 乱太郎自由詩1010-4-14
春宵夢中- 乱太郎自由詩8*10-4-4
ヴァージンロードを歩きたい- 乱太郎自由詩11*10-3-25
チョコレート- 乱太郎自由詩8*10-3-20
おしょくじ2- はるな自由詩410-3-18
こいびと- はるな自由詩510-3-18
G線上のアリア- 乱太郎自由詩10*10-3-10
言うまい- 乱太郎自由詩13*10-2-23
人魂- 乱太郎自由詩8*10-2-14
パピヨン- 乱太郎自由詩6*10-2-13
アヴェ・マリア- 乱太郎自由詩15*10-2-3
Moonlight- 乱太郎自由詩1010-1-25
- 乱太郎自由詩1510-1-15
還る- 乱太郎自由詩1210-1-14
にらめっこ- 乱太郎自由詩11*10-1-4

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