あ から を までの過程をたどる
日本語というのは あ から を までの流れのなかで
ことばが組みあわされ、いろんなおもいを伝えるわけで
さいごに ん で輪を閉じる
ん。っていったらしりとりで ....
バス停で、バスを待った
ついでにあなたも待ってみた
落ち椿がアスファルトに色をつける季節
中途半端な寒さをからかうために
あたしの背筋はピンと伸びる
ゆっくりとバスがきた
あな ....
「自分よりも苦しんでいるひとたちがいる」だって?
「自分よりも自分に頑張っているひとたちがいる」の間違いだろ?
「頑張っているひとたちに申し訳ない」だって?
まずは自分に頭を下げるんだ
....
夜が、二足歩行で
足早に通り過ぎていく音を
淡い錯覚にくるまりながら、聴いていた
抱きしめあう行為は どこか
呼吸と似ていて、ときどき
わたしたちは声を漏らす
ともすれば ....
感情を謳い続け、やがては海に落ちると言うなら
私は溺れながらも謳いましょう
幸せを、狂喜を、
吐き出す気泡の全ては私だ
徐々に意識が遠のいていく感覚は芸術だ
絶望が苦痛に変わる肯定は ....
はやい
から
きれて
とんでる
けしきが
ちかくの
草むら
なんて
もう
線だ
恐ろしいくらい
長い
線だ
空気が
固い
いま
どれだけ
もう
壁みたいで
い ....
おやつを我慢しては 花火を買った
刹那の輝き 一瞬の煌めき
向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる
緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ....
「ヘンリーってのは
どこの国のサッカー選手だい?」
ねえ、母さん
ヘンリーはアイルランドの選手だ
ヘンリーはアイルランドのカレッジのチームで
今日もベンチを温めている
ヘンリ ....
規則的に点滅繰り返す蛍光灯
「本日の放送は以上をもって全て終了しました」
冷めかけの珈琲 書きかけの日記帳
あとに残るは破られたカレンダーと砂嵐だけ
どうしてだろう
僕だけが ま ....
僕は何度も星の詩を書いたけれどまだ書き切れていないんだ
僕に羽があったなら君の元へと飛んでいくのに
けどそんなの無理だから夢の中で君と一度だけ見たプラネタリウムを見て涙を流していたんだ
....
カドワキにはじけ飛ぶ、ひなまつりにあるこだま桜が色タエに、クラゲナス愛にむせぶ大便の消しかすが一人、湯葉を光線に、三つあみに、くわせてはくわせては助けてくれと有楽町線に乗り換える。大便の人身事故、より ....
決まりきったルールの路線を
ひたすらわき目も振らず進む君
甘えだの依存だの自立だの
君の頭はグレーに染められてる
自由ってなんだと思う
君には答えられないだろう
....
リゲイン10本で 240時間 闘える
◆詩集は目につかない?
あたしなんざこの年になるまでほとんど詩なんぞ読んだことはなかったわけですが、その理由の最たるものは、「詩集は簡単には手に入らない」これにつきたように思います。
まず書 ....
"母の日"に 母に贈った『四つ葉のクローバー栽培キット』
クローバーの葉には それぞれ意味があって
たしか『希望』、『信仰』、『愛情』
そして、四つめが『幸福』とか
....
?.
眠っているとき
おまえは
ほんとうだから
なあ
なんで
眠っているときだけ
おまえは
本当なのかな
?.
....
誰だ?
地球儀を思いきりぶん回したのは
俺たちの心の中で地球儀を思いきりぶん回したのは誰だ?
おかげで俺たちは目も頭もなるとだ あっちもこっちもなるとだらけだ
なるとばっかりのラーメンなんて食 ....
この森を見つけてどれ位になるだろう 僕は今26歳だ
死者の懐かしい匂いがする 絶えず葉を擦り合わせている森の奥から漂ってくる 決して入ってはならない 暗闇に食べられてしまうから
泥まみれの骨 ....
そんな下らないことを考えているうちに、僕は病院に着いていた。
僕のことなど今はどうでもいい、彼女には先があるんだ。
自分で自分を終わらせてしまった僕なんかには、到底辿り着けないはずの先が。
....
JAROって何じゃろ?
これは切実な問題だ
すこぶる切実な問題だ
私はこのしょーもないシャレと30年間格闘してきた
JAROって何じゃろ?
答えはわかっている わかりきっている
問 ....
大学時代、めぐちゃんはよく僕を慕ってくれた。
たいした腕も知識もなかった自分だが、初心者の彼女にはギターを弾く僕の姿はとても格好よく映っていたらしい。
バンドの真似事なんかもやっていて、月に一 ....
王様とわたしではないがわたしはここに所属してだいたいたぶん三年ほどになる。正確にはわからない。はじめ友だちのみきすけさんに教えていただいた。(現在ハンドルネーム。ダイポールアンテナさん。)ずっとこころ ....
すやすやと
安らかな寝息を立てる
ちいさなちいさな背中
このちいさな背中に
どれだけの重荷を
背負わせてしまったんだろう
たくさんの痛みに耐えて ....
ふと、立ち止まる。
目の前には人だかりと大型のトラック。いつもの暴走トラックが煙を吐きながら街道に突っ込んでいた。とうとう事故を起こしてしまったようだ。
だから、自分達は去年からずっと言い続け ....
よじ登るんだ
向こうに行くんだ
自由になるんだ
あいつがカメラを
構えてるすきに
焚き火をじっと見ていた
三日月が荒れた海の上に濡れて
俺達は二十人ぐらいで
世界の果てで
最後の夜で
世界の果てで
焚き火を囲んで
女たちはずっと歌って
男たち ....
はなの
ゆびきりまで
ひとさじ
みつのように
あびているあめや
ひかり
よるのやみ
かぜ
たおりにくる
ゆびさき
闇は町を飲み下していく
水性の夜空と
夜行性の水が交わる
境目を覗き見るように
島の火から水平に引いた補助線は
離陸していく
それが星だと気づくと
線は頭上を越えていく指先だった
....
実は今日、既に曲は完成していた。
聞かせてあげる事も出来たのだが今朝見た天気予報によると明日は雪。なんとなく、初めての曲は雪の中でデビューさせたい気がしたのだ。
もし積もったら去年のよ ....
先日、横浜詩人会が主催するイベントに行ってきた。JR関内駅から歩いて数分、横浜スタジアムの近くにあるZAIMという古いビルの中のミニシアターで行なわれたものだ。第一部は横浜詩人会会員によるポエトリー ....
ワタナベさんのおすすめリスト
(936)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あをの過程
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mizu K
未詩・独白
21+*
07-7-10
14.06発
-
茜井こと ...
自由詩
1*
07-7-10
寛解期症候群
-
悠詩
自由詩
5*
07-7-10
リスク、
-
望月 ゆ ...
自由詩
61*
07-7-9
not_any
-
完食
自由詩
2
07-7-9
線
-
水町綜助
自由詩
27*
07-7-9
また夏が来る
-
北大路京 ...
自由詩
28*
07-7-8
HENRY
-
Tsu-Yo
自由詩
10*
07-7-8
熱帯夜
-
雨宮優希
自由詩
8*
07-7-8
一度きりのプラネタリウム
-
円谷一
自由詩
7*
07-7-8
トリコモナスかえせ
-
もしゅ
未詩・独白
2
07-7-8
輝けライフ
-
山崎 風 ...
自由詩
4
07-7-5
じゃぱにーず_びじねすまん
-
北大路京 ...
未詩・独白
12*
07-7-5
ア○ゾンでパルプ詩集を売ろう!!
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リーフレ ...
散文(批評 ...
15*
07-7-4
四つ葉のクローバー栽培キット
-
北大路京 ...
携帯写真+ ...
14*
07-7-4
きず
-
水在らあ ...
自由詩
34*
07-7-4
林檎の皮を剥く速さで
-
新守山ダ ...
自由詩
4
07-7-3
26歳の森
-
円谷一
散文(批評 ...
6*
07-7-1
_小説『Is_it_no_use_crying_over_s ...
-
宏
散文(批評 ...
3*
07-6-30
しょーもないこと
-
新守山ダ ...
自由詩
11
07-6-27
小説『Is_it_no_use_crying_over_sp ...
-
宏
散文(批評 ...
2*
07-6-26
説明とわたし。_
-
すぬかん ...
散文(批評 ...
2*
07-6-26
ちいさな背中_と_無力な両手
-
宮本 心
自由詩
25*
07-6-25
小説『Is_it_no_use_crying_over_sp ...
-
宏
散文(批評 ...
2*
07-6-23
石と石亀と石亀の意志
-
weed & s ...
携帯写真+ ...
10*
07-6-23
最果て
-
水在らあ ...
自由詩
25+*
07-6-23
_
-
花平すり
自由詩
8
07-6-22
夜島へ
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氷水蒸流
自由詩
8
07-6-22
_小説『Is_it_no_use_crying_over_s ...
-
宏
散文(批評 ...
2*
07-6-21
失語から生きる
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
18*
07-6-20
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