あたしは起きると夜になっていて、
サメザイはいつも、
「おはよう。」
とは言わず、
「こんばんは。」
と言う。
それは皮肉ではないのだけれど、
あたしには ....
鼻先に突き出してやると
給食の匂いに
ひょいと頭だけを出す
小さくあくびをして
そこでは伸びも出来ないだろう
机の中の猫
小学生の夏、4年目の
算数の教科書を探そうと思ったら
手を ....
たとえば、ほんとうに大切なものができたときにヒトは強くなれるように
たとえば、無名のバンドがたった一枚のアルバムで世界への切符を手にするように
何でもいいんだけど、そんなふうに何かが劇的に変わる瞬 ....
・
わたしの住む町にはトンネルがある
トンネルはぽっかり口を開いて
雨の日にも晴れの日にもただ
怠惰そうに横たわっている
トンネルってなんだか産道みたいだ
トンネルを通り抜けるとい ....
じっとりと雨に濡れた夜の草の匂いが外からする
窓は閉め切っているのに 雨も降っていないし 夜でもないのに 外に草むらがないのにだ
裸足で大都会を歩いて抜けて郊外に出ると風に新幹線に乗って ....
入道雲がいくらでも湧いて出てくる日に
大家さんから自転車をいただく
パンクくらいなら自分で直しちゃう人だ
これでパトロールが楽になるね 大家さんは微笑んで
ぼくは感謝のことばもない
さっ ....
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html
洗脳とは、誤った情報を与えられている状態である。
洗脳するとは、誤った情報を与え続けることである。
....
何年ぶりだったろう
母のうでの中で眠っていた
幼いころに 暑がっては
アトピーの背中で いら立つわたしを
そうっと うちわで仰いで寝かせつける
記憶が 優しかった
起きたときに
とても
....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=122465
詩人は詩を書き始めるにあたって、一つの静寂、一つの待機状態に身を置く。詩人が詩の発端をつかもうとすると ....
自分自身を
紹介する
コラージュを
作れと言われて
こんなもんを
作ってしもうた
好きなものも
欲しいものも
行きたいところも
貼ってない
なんか
みんなとは
違ってるけど
まあ ....
太陽から地球まで
宇宙天気は穏やかな状態が続いています
太陽風は次第に速度を下げ320km/秒の低速
磁場強度も2〜3nTと弱めです
昨日上昇していた太陽風の密度は
最大で10個/c ....
{引用=po・et・ic ―― a. 詩の、詩的な、詩趣に富んだ、詩に適する、詩人の(ような)
stig・ma ―― n. (pl. 〜s, stig・ma・ta )〔古〕(奴隷や囚人に押した)焼 ....
現代短歌は現代短歌で良いと思う。
けれど、現代の短歌は難しい。
昔の短歌は、だれが読んでもわかるものばかりだった。
いまの短歌は学のある人が、学のある人にしかわからないものを作っている ....
? 片口鰯、かく語りき
司会の片口鰯が
自分の頭をかじりながら
話をまとめようとするので
なかなかうまくいかなななないのだが
烏賊はいかんせん
自分の足をかじ ....
遠い山の稜線が
水墨画のように
かすんで
ゆるゆると
時間だけが
澱のようにたまっていく
さがしているものは
光りにはじける 青
とろりと熟した 赤
なげだされたキャンバ ....
知ってることが全てじゃない
あるいは歪んでみているのかも
まっすぐ歩くつもりが
それてしまうように
傲慢さに気をつけよう
限界なんて最初からない
作るのは自分だ
....
雨上がり
庭を覗いてみました
雨の雫で輝く葉
青いな
そう思った自分も
実のところ
充分に青かったのです
世界の中心はマントルだという事実に
ぼくはすこしだけ救われたような気がする
目をこすって目ヤニを落とすと
朔ちゃんとの思いでもひとつずつ
オノマトペでも表せない音で
それはあたり前の日常のよ ....
あんなあんな、先生。
教えて欲しいねんけどな。
夜が怖いのって なんで?
(一説には、夜は敵に襲われる危険性が高いという
古い遺伝子レベルの刷り込みだそうです)
さよならが辛い ....
わたしは生まれて初めて牛をかっこいいと思った
君は赤い牛が真ん中でにらみをきかせた黒いTシャツを着ていた
いいだろ マイケル・ジョーダンがいるシカゴ・ブルズのだぜ
得意そうにTシャツを広げると ....
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の
最後の楽園へ
マンションに包囲されながら
奇跡のように生き残った
ちいさな田園のそばへ
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の ....
競歩のまねして
ちゃちな市道をすりぬける
野末には瑞々しい水田がねそべっている
くろはえにすなおな いとけない稲は
衣擦れのそよぎこそないものの
....
図書館は
朝から
子どもらで
いっぱい
帰り道の
山盛りの黄色に
+3度
私は
もうすっかり
大人だけど
夏休みだね
はじまりは一本の大きな幹でした
その幹がどんなに大きくたって
みんなみんなその場所にいたから
誰かが声を発すれば
その声は確実な伝言ゲームで
紛うことなく誰かのもとに届けられました
や ....
朝霧の蒸発してゆく速さに
子供たちは
緑色の鼻先をあつめて
ただしい季節を嗅ぎわける
くったり眠っている
お父さんのバルブを
こっそりひらいて
空色を注入する
うん、うんとうな ....
手を引いて
歩く指先は、きっと
温かかったような
そんな気が
している
お母さん、と
間違えて呼んだ私の
頭を撫でては
大丈夫と
微笑んでいたから
髪を結う仕草の ....
食べるのならあげるけど
おそるおそる声をかけられた
手に持っていたのは 漬物のようなお菓子
中国の方から戴いたものだという
仕事がらみのおみやげで
自腹でせっかく持ってきてくれたものだけ ....
鬼さんこちら
手の鳴るほうへ
あたしのあとを
追いかけてきて
校庭に伸びる
わたしの分身
光を与えられない
無邪気な沈黙
朱色に染まる
雲の峰 ....
A「明日から夏休みやね…」
B「『青春18きっぷ』買ったんだ」
A「『乗り放題のトクトクきっぷ』っていうやつ?」
B「そうそう。それそれ。」
A「どっか行くの?」
B ....
21
カレンダーを見ると
夏の途中だった
日付は海で満たされていた
子供だろうか
小さな鮫が落ちて
少し跳ねた
恐くないように
拾って元に戻した
22
フライパ ....
ワタナベさんのおすすめリスト
(936)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「_とまどうペンギンどもよ今すぐ羽ばたきあたしに続け!。_」
-
PULL.
自由詩
6*
07-7-28
あいのねこ
-
夕凪ここ ...
自由詩
13
07-7-27
(エセ)唯脳論で片付けを考える
-
ツ
散文(批評 ...
1*
07-7-27
トンネル/天国/書店
-
吉田ぐん ...
自由詩
21
07-7-27
じっとりと雨に濡れた夜の草の匂い
-
円谷一
自由詩
9*
07-7-27
そして、ぼくらは途方に暮れる(Mr.チャボ、SOS!)
-
角田寿星
自由詩
8
07-7-27
Truth_hurt,_doesn't_it?
-
相良ゆう
おすすめリ ...
3*
07-7-27
夏、もろうで
-
唐草フウ
自由詩
11*
07-7-26
もりおかだいち「蜘蛛の内部にて」について
-
葉leaf
散文(批評 ...
9*
07-7-26
自己紹介
-
weed & s ...
携帯写真+ ...
5*
07-7-26
宇宙天気ニュース@現代詩フォーラム
-
小池房枝
自由詩
12*
07-7-26
The_Poetic_Stigma
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
14+*
07-7-25
現代短歌について
-
むさこ
散文(批評 ...
4+*
07-7-25
片口鰯、かく語りき
-
Guy= ...
自由詩
7*
07-7-25
夏の残像
-
渡 ひろ ...
自由詩
16*
07-7-25
一生勉強
-
山崎 風 ...
自由詩
5
07-7-25
想撮空間_「青二才」
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緋月 衣 ...
携帯写真+ ...
6*
07-7-25
世界の中心はマントルだということ
-
土田
自由詩
6
07-7-25
さよならを教えて絶望先生
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人間
自由詩
3
07-7-25
牛の魔法使い
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楠木理沙
自由詩
6*
07-7-25
中野島
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大村 浩 ...
自由詩
24*
07-7-24
その名に
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信天翁
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4
07-7-24
夏休み
-
weed & s ...
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3*
07-7-24
樹
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チグトセ
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10*
07-7-24
海の日
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佐野権太
自由詩
38*
07-7-24
人形
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山中 烏 ...
自由詩
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07-7-24
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砂木
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07-7-23
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自由詩
8*
07-7-23
青春18きっぷ
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北大路京 ...
未詩・独白
8*
07-7-23
「その海から」(21〜30)
-
たもつ
自由詩
20+*
07-7-23
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
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